アバター Avatar

ジェームスキャメロン監督のCG映画,今や誰でも知ってる「アバター」です。

下半身不随のジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。 慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。 ナヴィ族の一員になるべく努力をする彼だが,彼が属する軍はナヴィ族の土地を狙っていた,というストーリー。

アカデミーの前評でもずいぶん言われていたことですが,ストーリーが見え見え。 もうこれ以上同意できませんというくらい,見え見えでした。 ある程度セリフまで当てられたくらいです。 ですのでここではもう言うのは止めましょう。 それに長過ぎ!! この内容で2時間半は長過ぎ!

映像に関しては大抵の人が絶賛でしたが,私はDVDの2Dで見たせいか,それほど感銘は受けませんでした。 印象としては,PS3のゲームみたいといったところです。 風景などはいい仕事をしてるなと思いましたが,青いナヴィ族などはとてもホンモノには思えなかったし,鳥などはハリーポッター4作目のドラゴンの方がはるかにいいCGだったと思います。

それとアバターとシンクロするところはエヴァから,軍のロボットは攻殻機動隊から,空に浮く島はラピュタから,などパクったようなものが多かったかなと思います。

うーん,こうしてみるといいことぜんぜん書いてないけど…。 でもまあこんなモンでしょう。 アカデミーもこの映画に最優秀作品賞をあげなかったのは,まだまだハリウッドに希望があると思っていいでしょう。

自分にとってこの映画はタイタニックと同じで(たまたま同じ監督ですが),見ないより見た方がいいかな,でもお金出してまで見るのはちょっと…,というレベルです。 あー,映画館行かなくてよかった。

学問のすゝめ

福沢諭吉の有名な著書「学問のすゝめ」です。

これは明治の時代に入ってから約5年ほど立った時に彼が記した実用書と言われています。
時代は名目上,近代へと入ったものの,人の精神や意識は以前として江戸時代のまま。 このままだと西洋諸国に植民地化されてしまう,ということで記したのがこの本だということです。

誰でも一度は疑問に思ったことのある「どうして勉強(学問)をするのか?」という問いかけに実用的な視点から答えています。 学問=教養がなければ精神的自立はない。 精神的自立がなければ自己としての独立も成り立たない。 自己としての独立がなければ国家としても成り立たない。 つまり西洋に侵略されてしまう,だから学問が必要なのだと。

それに彼の有名な言葉である「天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らず」ですが,これは人は全て平等だということを言っているのではなく,実はその後にこそ彼の最も言いたい要点が秘められています。 つまり産まれたときは平等でも,大人になるにつれ貧富の差が出たり,社会的地位に差がでたりします。 色々な要素が他にもありますが大きな要素のひとつは教育にある,というのです。 つまり学問をして経済的にも社会的にも地位を向上させましょうということです。

これはあくまでもはじめの一章の要約ですが,今現在の価値観に照らし合わせても,十分またはそれ以上に頷けるところがたくさんあります。 時々福沢節で,少し極端な意見も飛び出してきますが,それはそれでいいかなと思います。 後半は,はじめの数章が好評だったために書き足されたものだということです。

この本は大人だけでなく,中学校くらいの子供からでも十分読める本です。 子供に「なんで勉強なんてしないといけないんだよ?」と聞かれたら,この本を読めというのもいいかなと思います。

お薦めの一冊!!

セントエルモスファイア St. Elmo's Fire

80年代を代表する名作のひとつ,セントエルモスファイアです。
エミリオエステベス,ロブロウ,デミムーアなどの豪華キャスティングの青春映画です。

大学を卒業から数年を経て,それぞれの生活を少しずつ確立しつつある親友同士7人。 彼らそれぞれの人間関係や生活の中でやがて自分の道を見つけていくまでを綴った青春群像劇というのがこの映画の要約です。

が,それぞれの個性と性格がこの映画を面白くしています。
それと音楽がとても映画の雰囲気にマッチしていていいですね。

久しぶりに80年代のファッションを見ました。
そういえば,ここのところ若い人たちが80年代チックなファッションの服(パステルカラー)を着てるのを時々見かけますね…。 さすがに浮いてますけど。


名探偵コナン Case Closed

最近ハマってます「名探偵コナン」!

悪の組織に飲まされた毒薬によって子供の体になってしまった高校生探偵。 小さくなっても頭脳は同じということで,ジェームスボンドばりのメカを使って事件をどんどん解決していきます。

事件の推理は「金田一少年の事件簿」の方が面白いんだけど,メカが出てきたり,たくさんのキャラクターがどんどん出てくるあたりは「コナン」の方が面白いかな〜?

劇場版の冒頭はいつも下のクリップで始まるんだけど,けっこうそれまでの筋がよくまとまってるねー。

ソウ6 Saw VI

人気ホラーシリーズの最新作,6作目です。

このシリーズがホラーまたはサスペンスと言われるのは分かるのですが,正直あんまり同意できません。
スプラッターであることは間違いないのですが,13日の金曜日やエルム街などとは違うストーリー性があると思っています。

殺人ゲームを仕掛ける殺人鬼ジグソウと、彼のターゲットにされた人々の攻防を描いた作品です。 今回は、3作目で死んだジグソウの遺品の謎が解かれる中、ジグソウの真の後継者は誰なのか?といった疑問にスポットが当てられていきます。

今回一番面白かったのは,昨年から今年にかけてアメリカでは医療保険が大きな問題になっていますが,ジグソウのターゲットは全てこの医療保険の現場からの人間です。 普段は保険料を毎月支払っていて,いざ深刻な病気になると10年20年前の病気を深刻しなかったと言って保険の適用を拒否するという医療保険業界。 (これはホントです) そこから犠牲者が連れてこられて,死のゲームに無理矢理参加させられて行く,とうのが面白い設定でしたね。

ただ,さすがに6作目ともなると,予算もそれなりに取れるからか,映画創りが大掛かりになりすぎて,少し興ざめかなと思いました。 シナリオも少しお粗末なカンジがします。 犠牲者の演技も少し白々しいのが気になりました。 1作目はすごくよかったので,初心に戻って頑張って欲しいですね〜。

これは特に見なくてもいいかも。 グロいのがやたら目立つので…。

オープンウォーター Open Water

インディーズチックな映画で,海に置き去りにされる恐怖をリアルに描いた作品です。
限定上映など,規模の小さい扱いだったのですが,最終的には続編(登場人物などがかぶることはないようです)まで出来たようで,前から観たいと思ってたんですよね。

ダイビングを楽しんでいたカップルが海面に上がってみるとボートが彼らを置き去りにして岸に戻っていた。しかもそこに無数のサメが現れというストーリー。 ストーリー的にはシンプルこの上ない設定なのですが,そもそもなぜ海に置き去りになってしまうのかというその経緯がまたリアルで怖いです。 リゾート地にありそうな,すっごくありそうな単純なミスです。

海のシーン以外は,全てデジカムか何かで街とそこの人の風景をなんとなく流して撮ったようなシーンばかりで,はっきりと海のシーンだけがメインだと分かります(いい意味で)。 海に何時間もプカプカ浮かんで,来るか来ないかも分からない助けを待つ心情が痛いほど分かります。 そこに人的判断ミスもあり,体力の衰弱も合わさってどんどん悪い方へと流されていきます。 実話に基づいた作品のようですが,ぜっっっったいにこのシチュエーションには入りたくないですねー。

まっくらな夜の海に雷が走るところは,さらに恐怖をあおります。 最後のシーンはドキッと驚きますが,多分自分でもそうするかも,と思ってしまいます。 80分ちょっとと短い映画ですが,ぜひ観て欲しいですね。 お薦め!!

Date Night (原題)

The Officeなどで有名なスティーブカレルの最新コメディ映画です。 日本ではまだ公開は決まっていないようですね。

子供も産まれてマンネリ化した結婚生活を送っているカップルが,新しい気分でデートしようと行ったレストランで,他人の予約をその人に成り済まして横取りしたことから,マフィアを巻き込んだ事件に巻き込まれてしまうというコメディ。

この映画で何よりもよかったのは,結婚したカップルの口喧嘩の典型的なパターンをキッチリ押さえているところですね。 思わず「あーあるある!!」と思いながら笑ってしまいます。 次に目新しく面白かったのは正面衝突したクルマが離れないので,向かい合ったまま2台連なったままで(片方のクルマは後ろ向きになってる)ニューヨークの街を走り回るというところです。 これは新しいですね〜。

それと奥さん役のティナフェイですが,コメディウマいですね〜。 ストリッパーのマネをして踊るところや,典型的なニューヨーカーを装おってレストランに行くところなどはかなりグーです。

ストーリー的には「あれっ? なんでこうなるのかな?」というところが最後に一部分だけありますが,ぜんぜん問題にはなりません。

日本に来るようなら,是非観て欲しいですね!!

デッドフライト Flight of the Living Dead

ゾンビものですが,かなり趣向が面白くて飛行機の中という設定です。

悪天候の中、様々な乗客を乗せてロスからパリへ向けて飛ぶジェット機。 その貨物室には防護服と銃で武装した護衛によって監視されている特別貨物があった。 だが乱気流の衝撃で特別貨物のフタが開いてしまうと、中から現れたのはひとりの女性。 だがその人物こそ、臓器を蘇らせる新種の細菌によっていわばゾンビと化した女性だった。 襲われた者は次々とゾンビ化し、機内はパニックに包まれる。 保安局員、刑事、護送中の詐欺師、スチュワーデスをはじめとする乗客乗員は、ゾンビとの壮絶な死闘を繰り広げていく,というストーリー。

か・な・り笑えます!!
ストーリーなんてどうでもいいんですが,この映画は間違いなくギャグ映画ですね!
ゾンビをやっつけ方で声を出して笑ってしまったシーンが数回あります。 傘やゴルフパターとかです。 (詳しくはDVDで見てみてくださいね) それと巻き戻してまで見てしまった爆笑シーンがあります。 老婆のゾンビにかじられた詐欺師。 「ぎゃああああ!!!! ぎゃあああああ!!!!! ぎゃああああ????? あれっ? このゾンビ,歯が無いじゃん」 老婆の入れ歯が落ちて歯茎だけではぐはぐしてたんですねー。

これ以上言うことは有りません。 もちろんショーンオブザデッドなどとは違うタイプの笑いですが,ひまーな時にはお薦め! あくまでも期待してはいけません。 期待しなければかなり笑えると思います。

崖の上のポニョ Ponyo

スタジオジブリの「ポニョ」です。 今更ですがやっとこちらでDVDで出たので見ることができました。

5歳の少年そうすけは、海辺の小さな町のがけの上の一軒家で暮らしていた。 市街地から外れた彼の家の周囲には何もさえぎるものはなく、ただただ青く美しい海と空が広がっている。 そんな中で礼儀正しくのびのびと育っていた。 仕事で留守になりがちな父親の不在を寂しく思っていたそうすけだったが、ある日、浜でさかなの子ポニョと出会うことでその寂しさも忘れ、やがて2人は強いきずなで結ばれていくというストーリー。

やっぱりジブリの手描きアニメはいいですね。 最近のCGにはない暖かさというか,いい意味での雑さみたいなものがあります。 音楽はいつもどおり久石譲。 音楽,よかったです。

裏話として,スタッフの一人に子供が産まれるという状況でこのストーリー作りが進行していたようで「5歳くらいの子供に向けたハナシを創ろう」というスタンスでこの映画は創られたそうです。 そのおかげでストーリーはシンプルなのですが「世界が崩壊」というプロットがすごく弱かったように思います。 ポニョのお父さんが「世界の破滅を止められるのは君だけだ」みたいなことを言うのですが,「あれっ? そうなの?」と思ってしまいました。

それと今回宮崎映画にしては珍しく,空を飛ぶシーンがありませんでしたね。

それと海の水の描写ですが,水がスライムみたいな重い水に見えたのが気になって仕方ありませんでした。 その変わりに魚のカタチをした波の上を走ってくるポニョのシーンがある意味,この映画の一番盛り上がるところではないかと思います。 それとお母さんのリサ,かっこいいお母さんです! よかったですねー。

見てない人はあまりいないんじゃないかと思いますがお薦め!

ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom

小説で大ヒットしたという「ブギーポップは笑わない」のアニメ版です。

後で知ったのですが,かなりの量の小説のシリーズのたった一部で,さらにスピンオフ的な位置づけのようなので,見終わった後でも全体像がなんとなーく見えたかな?という程度で,ストーリー全体を理解するのは到底ムリでした。

なのでここではあらすじは書きません。 というより書けません。

ブギーポップという死神または世界のゆがみを直す存在を軸に,いわゆる「敵」が普通の高校生や一般社会に入り込んで行く様を描く作品なワケです。 (多分この理解も正確ではないような気がします) それにそれぞれのキャラクターが特殊な能力を持ち,それゆえに身を滅ぼしたり,運命が変わっていったりするところのストーリーとしての描写は興味をぐっと惹きますね。

それと各エピソードは,それぞれの登場人物を中心に描かれているのですが,そのエピソード中に関わった人物にもそれぞれのストーリーがあり,それを重ねて見て行くことで,最後にストーリーの全体像が見えてくるという手法です。 これはなかなか上手に出来てましたね。 洋画でいうと「クラッシュ」という作品が数年前にアカデミー賞を取りましたが,同じような手法です。

小説が元々なので,小説までも読んでもいいかなと思う人はこのアニメも十分に楽しめるかも知れません。 そうでなければ「なんだこりゃ?」で終わる可能性大です。

コララインとボタンの魔女 Coraline

今年のアカデミー賞でアニメーション部門にもノミネートされていた作品です。
主役の女の子,コララインに子役の頃から演技力を発揮していたダコタファニングが適用されてます。

コララインは両親と新しい街に引っ越して来るが、二人とも仕事が忙しくてちっとも自分にかまってくれず不満に思っていた。 一人で外出すると、ワイビーという少年と黒猫など新しい近所の隣人に出会いながら,それと平行して,退屈しのぎに築150年のアパートの探検を始め、その最中にレンガで封印された小さなドアを発見する。 その向こう側には「もう一人のお母さん」と「もうひとりのお父さん」がいるのだが…というストーリー。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督だと後から知りましたが,それで納得する部分が多々ありました。 見ている最中も「ナイトメア…」に似てるなー,と思いながら見てました。 ということは,映像的にはあまり目を見張るところはないかも,と言ってもいいかも知れません。 それに盛り上がりが中盤直後にもあるので,何となく間延びしている間が否めません。

ただ主人公のコララインはキャラが立っているし,ダコタファニングもいい声の演技をしてると思います。 ただ近所の隣人たちのデザインはなんとなく「ナイトメア…」を思い出させるモノなので,やっぱり目新しさが感じられない気がします。

ハナシのネタに見てもいいかな,というところでしょうか。 特にチカラを入れてお薦めはしません。

モンスター Monster

シャリーズセロンが,そのきれいな外見を役に徹するために徹底的に改造(醜く)したことで話題の映画です。
実在する女性の連続殺人鬼アイリーンウォーノスを題材にした映画で,彼女の簡単な生い立ちなども含められています。

娼婦アイリーン(シャーリーズ・セロン)はある日、酒場でセルビー(クリスティーナ・リッチ)という少女と出会い、お互いに愛を感じる。 再会することを約束するがセルビーの身内に激しく反対され、セルビーは家を出る決意をする。 元々爆発的な性格のあるアイリーンは,ある日売春をしている時に,虐待され反動で相手を殺してしまう。 セルビーを失いたくない一心で殺人を繰り返しながら,お金を手に入れいくというストーリー。

「テルマアンドルイーズ」もこの人物をある程度モチーフにした映画らしいのですが,モンスターの方がより実際のケースに近いようです。 お金を得るために7人もの人を次々と殺し,それを正当化していくところがこの映画の中で一番「モンスター」を感じさせるところでした。 また全編を通してのシャリーズセロンの演技はまさに絶品です。

アイリーンがセルビーに愛を感じ,精神的に頼るというのは演技としては分かるのですが,セルビーがアイリーンに興味と愛を感じるのが,映画の中では感じられなかったのが唯一の弱点ですね。

もちろん普段は彼女はその美貌が売りなワケですが,今回の演技で完全に印象が変わりました。 僕の中では「演技派女優」のカテゴリーに入りましたね! ガールフレンドを演じるクリスチーナリッチーは,アイリーンのガールフレンドでただただアイリーンに付いて行くという役どころですが,演技的には「スリーピーホロウ」の女の子の延長といったところです。

途中アイリーンが新しい人生を踏み出そうと色々な仕事の面接を受けますが,教育がないこととその粗野な態度と言葉使いで次々に不採用になっていきます。 そして最後に行き着く先は,今まで通りの売春という行為。 アメリカのような社会では,学歴差別もありますし,また幼児虐待や幼児性愛なども問題も多く健在しています。 それらに対するアイリーンの怒りが彼女を次の殺人,そしてその正当化へと駆り立てて行くという図式です。 あまりにもアメリカの暗部をざっくりと抉りだしているので,この観点でこの映画を見ても面白いと思います。

あるブログでアイリーンウォーノスを調べた人がいるようなので,リンクを貼っておきます。
http://blog.livedoor.jp/maron_shinobu/archives/50686223.html

シャリーズセロンの演技も必見ですが,映画全体で見てもお薦めです!!!

アイズ The Eye

ジェシカアルバ主演のホラー映画(???)。
アジアで作られたホラー映画をハリウッドでリメイクしたものだそうです。 (またか…) ジェシカアルバは今までの健康的な魅力を全面には出さず,演技力で勝負といったカンジの映画です。

幼いころから目の不自由なバイオリニスト、シドニー(ジェシカ・アルバ)。 姉ヘレン(パーカー・ポージー)の勧めで角膜移植手術を受けた彼女は、心理療法士ポール(アレッサンドロ・ニヴォラ)のもとで視力を回復させていく。 しかし、マンションを徘徊(はいかい)する少年や突然襲い掛かる女性など、周囲の人には見えない不可解な光景を目にするようになり…というストーリー。

この映画で何よりも印象に残ったのは,盲目の人の世界などを本当によく勉強したんだなという点です。 水をコップに注ぐことひとつとっても,コップを抑える手の指をコップの中へ入れて,一杯になる前に指で水の水位を感じて止めるとかです。 それに視力の回復中の時期でも,医者のアドバイス(それまで耳や鼻で感じていた信号を目から受け取るようになったので,改めて何が触っても大丈夫なのかとかを学ばなくてはならない)がとても的を得ていると思いました。

映画のストーリーとしては,Xファイルチックなので,それほど真新しいとは思いませんが,最後のシーンのどんでん返しはなかなかよかったです。 それに最後のオーケストラのシーンでの終わり方もなかなかよかったですね〜。

ホラーというジャンルで語られることが多いようですが,ホラー映画だとはぜんぜん思いませんでした。 サスペンス+ドラマ,というカンジですね。 ぜんぜん期待していなかっただけに満足度大です。 お薦め!!

アイ・アム・レジェンド I am Legend

ウィルスミス主演のアイアムレジェンドです。 すっごい観たいとは思ってなかったのですが,いつか機会があれば観ようと思っていた映画です。

2012年(また2012!!),600億の人類が死滅してしまった地球にたった1人生き残った有能な科学者のロバート。 彼は究極の孤独と闘いながら愛犬サムとともに3年間もの間、ほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続け、人類再生の道を探ってきた。 彼は闇の中でしか生きられない凶暴な生物から逃げながら暮らしていた,というストーリー。

この闇の生き物というのは吸血鬼ウィルス(みたいなもの)に感染した人や動物で,やたらと凶暴になり相手をかみ殺そうとします。 知能は退化してしまうようで,異様に元気なゾンビみたいなものです。

愛犬サムがこのウィルスにやられてしまうところは,お涙頂戴の見え見えのシーンではあるものの,涙なしでは観られません。 その直後に彼が孤独に耐えられなくなっていくところのシーンは必見です。 前半は,特にこれといった出来事もなく,淡々と進んでいくのですが,他人との接触が一切ない世界では概してこんなものなのだろうと思います。

中盤で,他のキャラクターが出てくるのですが,それまでの孤独を埋め合わせるように,ロバートは八つ当たりをしてしまいます。 それまでは八つ当たりする相手すらいなかったので,ここも興味深いシーンです。

この映画,彼の境遇と誰もいないニューヨークになぜ残ろうとするのか,のたった2点で進んでいくと言ってもいいでしょう。 家族と避難するという自分だけの利益は放棄し,このウィルスを駆逐することに全てを燃やす(人類全体のためにがんばる)という姿勢,頑固さ,責任感,いいですね〜! それにラストは自分としては結構気に入ってます。

お薦めの一本!

X-ファイル 真実を求めて X-Files I want to believe

90年代を代表するアメリカンTVドラマ、Xファイルの最新映画です。

FBIのエージェントが不可解な失踪し、モルダー(デヴィッド・ドゥカヴニー)とスカリー(ジリアン・アンダーソン)が捜査協力を要請される。 遠視能力で手がかりを探り当てる神父ジョーが事件解明の鍵を握っていることを知った彼らは、対立しながらもおぞましい事件の核心に迫る、というストーリー。

この映画、DVDで家で見たんですが、アメリカでの興行成績はさっぱりだったようですが、私はかなり楽しめました。 (レンタルDVDでお金がほとんどかかってないからかも) うわさ通り、低予算の映画のようで、今ハリウッドで流行りのハデなCGなどはほとんどありません。 CGはお金がかなりかかるそうです。

この映画で特に気に入った点は、スカリーの役どころとジリアンアンダーソンの演技です。 スカリーはFBIを退職し、本来の職の医者に復帰しています。 その病院では死期の近い少年の治療法に関して悩んでいて、その件をまったく知らないはずの神父が不意に放った「あきらめてはいけない」という言葉が交差していきます。

さらにはじめは捜査協力を嫌がっていたモルダーも、次第に事件解明に引きずり込まれていき、逆にその「闇」から抜けられなくなっていく、というところも興味深いです。 それは単に事件解決だけを考えてのことではなく、死んでいるはずの誘拐された姉(妹だそうです,失礼!)を探したいという気持ちが止められないという現われのようです。

ただし、Xファイルファンには受け入れられないことだと思いますが、映画を見る限りではモルダーとスカリーはデキてます。 これはそれほどファンでない自分にとってもかなり「え~??? テレビ版でくっついたのかな~」と思いました。 もともとプロデューサーのクリスカーターは、二人をくっつけることはありえない、と公言していたらしいんですが、それはどうなったんだろう? 二人はべたべたしないから、このドラマはよかったのに。

それと、最後にストーリーですが、映画にするにはちょっと規模が小さすぎるかな、と。 これならドラマスペシャルとかにした方がよかったかも。

Xファイルファンにはお勧めできませんが、そこそこ見たことがあるという人にはお勧めです。

ブラックホークダウン Black Hawk Down

リドリースコット監督の「ブラックホークダウン」です。

1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めた上層部は、ついに敵対するアディード政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入した。作戦はものの1時間足らずで終了するはずだった。しかし、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター“ブラックホーク”が撃墜されてしまう。敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまう。
というストーリーです。

まず見終わった直後の感想は「これってドキュメンタリーかな?」というものです。 映画としては,各キャラクターに重きを置いておらず,起きてしまった出来事をトレースしていくという「シチュエーションムービー」的な感じです。 出演している俳優もオーランドブルーム,ユアンマグレガー,エリックバナなどと豪華ですし,そこがある意味目を引くところだと思いますが,映画の大半がドンパチしているので,演技力の入り込む余地がない気がします。 これって誰が俳優してもよかったのでは?と思います。

最後に命知らずの兵隊が一人「国に帰って何のために戦うんだって聞かれたら,オレは何も返事しないだろう。 どうせ言っても戦場に行ったことのない人には分からないから。 でもあえて言うなら,隣で戦う戦友のためだ」というのが印象的ですが,このセリフがこの映画の意味を定義するものとはとても思えません。

もちろん戦争はいやですし,避けられるなら避けるべきだと思いますが(特に他人の国に頼まれもしないのに出かけていってドンパチするヤツなんかは),戦争の悲惨さを見せつければ戦争がなくなるという幼稚な考えでこの映画を作ったとも思えません。

ということで,「この映画って何がしたかった,何が言いたかったんだろう?」と思ってしまいました。 もうちょっと時間がたって,考えてみれば何か見えてくるかもしれませんが…。

ラスベガスをぶっつぶせ 21

ケビンスペイシー出演のラスベガスもの。
ラスベガスをぶっつぶせ、というタイトルはちょっと・・・。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生ベン(ジム・スタージェス)はある日、並外れた数学的資質を教授(ケヴィン・スペイシー)に見込まれ、ブラックジャックの必勝法を編み出した天才学生チームに誘われる。チームに参加した彼は仲間たちと日夜トレーニングを重ね、卓越した頭脳とチームワークを駆使してラスベガス攻略に挑む。

どうやらこのストーリー、MITの学生のノンフィクションをモトに作られた映画のようです。 実際はもっと地味なものだったようですが。 このブラックジャック必勝法というのは、カードの数を数え、確立をはじき出し勝つというもののようです。

この必勝法、映画内ではほとんど説明がないため、そこからはあまりスリルやどきどきはあまり感じられませんが、教授(ケビンスペイシー)や主人公とのせめぎあいや、中盤でのチーム崩壊などが面白い。 特にケビンスペイシーのせりふで「オレたちはギャンブルはやらない。 ビジネスをしてるんだ」というものが、この映画を象徴しているかと思います。

この主人公、そもそもの動機はハーバード医大に行きたいが、学費が足りない。 (30万ドル) 資金を自分で捻出するか、奨学金をもらわないとならない。 だが奨学金には他の学生にはない人生経験に関してエッセイを書かなければならないが、彼にはそんな人生経験がない、という部分が伏線になってます。 (ちょっとネタバレ) このあたりが多少見え見えではあるものの、最後にうまく映画をまとめてます。

やっぱりケビンスペイシーはいいですね~。 彼がいなかったらたぶんこの映画、とてつもなく退屈になってたと思います。 逆に彼が出演しているから映画全体がぐっとしまっていると思います。

フツーにお勧め!

2012 2012

09年のビッグなCGパニック映画。
コマーシャルなどで見たことのある人がほとんどかと思います。

最近,一人でDVDを見る時間が少し増えたので,一人でしか見られないジャンルを観まくってます。 (ゾンビ映画,パニック映画など) でもこう立て続けに観てると「自分の趣味ってヘンなのか?」と少し思ってしまいます。 でもちゃんとドラマやコメディも観てますよ!

さて,ストーリーですが,リムジン運転手で小説家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、子どもたちとのキャンプを楽しんでいた。ところが、軍の研究施設を偶然発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め,というもの。

まずはじめに断っておかないと行けないのは「このテの映画(特にエメリッヒ監督映画)にはマジメなストーリーは期待してはいけない」ということです。 この映画は地球上のありとあらゆるところで起きる災害から,飛行機,クルマ,自分の足などを駆使して,逃げ回るというだけの映画です。 パニック映画のあらゆる要素,飛行機,水害,地震などが全て詰め込まれています。 それにともなうCGはオタクの領域に達するほど,細部まで作り込まれています。 10ドル近く払う価値があるかは別として,大きいスクリーンで観たかったなー。

ただし演技やキャラクターなどはぜんぜんダメです。 それにトップの科学者がヘンに人権派で,逃げる時間が15分もないのに,残っている人を少しでも救出するべきだとか言い出すのは興ざめです。 彼をもっと「大多数の人を助けるための犠牲は仕方ない」としていれば,もっと映画としてはぐっと締まったと思います。 このあたりがハリウッド映画の限界かなと。

わざわざこの映画のためだけにDVDを借りにいかないくてもいいと思いますが,何かのついでであれば観てみてください。

ポセイドン Poseidon

名作「ポセイドンアドベンチャー」のリメイクです。
豪華客船,ポセインドン号の難破とそこから脱出しようとする人たちのストーリーです。

大南原の真ん中で大勢の乗客を乗せた豪華客船ポセイドン号が、異常ともいえる大波(Rogue wave)を受けて転覆する。 客船がしだいに沈んでいく中で、人々は生き延びるために懸命に手を取り合い、力を振り絞って脱出を図ろうとするというストーリー。

この映画,ぜんぜん期待をしておらず,なおかつ見始めるまでポセインドンアドベンチャーのリメイクだということも気がつきませんでした。 僕はゾンビ映画とパニック映画がけっこう好きで(もちろん他のジャンルも好きなのはたくさんありますよ,念のため),前から気になってました。 ゾンビ映画とパニック映画の共通点は「極限の状態に放り込まれた人はどう事態に対処しようとするか」という点です。

この映画,まず気がついたことは出演者が豪華!! カート・ラッセル、ジョシュ・ルーカス、エミー・ロッサムなどが出ていてまず目を引きました。 それに脱出劇早々,自分が助かるために他人を蹴落とすという現実的なシーンもあり,なかなかハリウッド映画らしからぬ展開。 そしてもちろんCGなどを駆使した「上下逆さまになった客船」も見所です。

それに上映時間も90分前後と短く,それゆえにテンポと展開が早く,スピード感があります。 実際に遭難して似たような状況になっても,やっぱりそんなカンジなのだろうと思いました。

ただ,船が転覆する原因となった巨大な並(Rogue waveローグウェイブ)というのは,映画中ではほんの一瞬で,船長がちょこっと説明するだけです。 ただこのローグウェイブというのは,実際にもある現象だそうで,一年に一隻はこの並が原因で沈没するそうです。 原因は分からないそうですが,巨大な波が突如ひとつだけ発生するそうです。 詳しくはこちらのリンクから学者などの最新発見も併せてチェックしてみてください。

意外な掘り出しものの映画です。 もしあまり見る映画がない時には,DVDで見てみてください。

トイストーリー3予告 Toy Story3 Trailer

今年のディズニーピクサーは「トイストーリー」の最新作です。
正直,ピクサーが続編を作るのはあまり好きじゃないんですが,ついにこの予告編を観て興味が出てきました。 ちなみに「カーズ」の続編も予定されています。 続編を作るというのはピクサーの意向ではなくディズニーの方針とのことです。 やっぱりアタる映画の方がビジネスとしてはいいですもんね。

アンディが大学へ行く際に,アンディのおもちゃたちは間違って保育園のようなところへ送られてしまうようです。 そこで新しいおもちゃたちに出会うのですが,そこからアンディのところへ戻ろうと計画する,というストーリーのようです。

ちょっと「おおっ」と思ったのは,下記の予告編のちょうど48秒のところにトトロが!! ピクサーのジョンラサダーと宮崎駿は友人同士。 それもあっていたずらで入れたんでしょうね。

http://www.youtube.com/watch?v=6c3K7LhA9Yc

ダークナイト The Dark Knight

バットマンシリーズの最新作「ダークナイト」です。

ギャングがはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム(ゲイリー・オールドマン)やハービー・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマンは街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。というストーリー。

まずはじめに思った点ですが,この映画長過ぎ!!! 途中ですっかり飽きちゃいました。
次に,アメコミなんだからもっともっと楽しく行こうよ,ということです。 セリフが全開の「ビギンズ」と同じで,敢えて深い意味を持たせるようなものが多く「混沌」という言葉がこれでもかと言わんばかりに出てきます。 アメコミ映画をバカにするわけではありませんが,所詮コスプレヒーローものなんだから,もっとハデに行こうよと思ってしまいます。 それに哲学的なものを求めてるなら,本読むからいいって。 それにもっとちゃんとした哲学的な映画もあるし。

しかし前作と同様俳優陣はいいですね。
クリスチャンベールは全開よりも少し深みが出た気がしますし,ヒースリチャードはなかなかいい味出してます。 脇を固めるギャリーオールドマン,モーガンフリーマン,マイケルケーンはいいですね〜。 ただレイチェル役のマギーなんとかさんはかなりウザったいです。 前作はまだカワイイ感じを残してたのに,今作ではいきなりちょっとおばさんチックです。 (前作と今作のレイチェルの女優は交代していると思います) そのギャップにビックリしました。

この映画,よかったと言っている人も多いようですが,私としては100点中35点くらいかな。
この映画は,観なくてもぜんぜん人生損はしないという位置づけの映画です。

ヴィレッジ The Village

シックスセンスのシャマラン監督の2004年の作品。

ストーリーはこんなカンジです。
深い森に囲まれ、外界から孤立し数十人が自給自足で暮らす素朴で小さな村。そこでは皆が家族のように平和に暮らしていた。村に古くから伝わる決して森に入ってはならないという「掟」があり、村人は森の向こうにいる「怪物」を恐れ、境界線を守って暮らしている。それは「掟」を守る限り、森に住む「彼ら」が村の平和を破ることは無かったからである。そんな「掟」がある村に暮らす、盲目の少女アイヴィーが無口なルシアスという青年に恋をしたころから、村に異変が起こり始める…。

まずこの映画で目を引いたのは,豪華な俳優陣です。 主役の一人で寡黙な青年をジャクイーンフェニックス,ウィリアムハート,シガニーウィーバーなどなどですが,一番演技としてすごかったのは知恵おくれでお姉さんっ子の役を演じるエイドリアンブローディです。 彼がお姉さんに嫉妬し,主役のルシウスに八つ当たりをするところ(実際は八つ当たり以上のことをしますが)の演技は必見です。

映画全体としては,シャマラン節が全開で,見終わった後「面白かったのかつまらなかったのかよくわからない」という印象です。 ただし,そのヘンにある普通の映画とは違うことは間違いなく「奇妙な映画」であることは変わりませんが,雰囲気作りやストーリー作りがしっかりしていることは疑いはありません。

お薦めかと言われると難しいですね…。 時間があれば観てもいいかなと。

万歩計 10周年!

知っている人は知ってると思いますが、万歩計をいつも持ち歩いています。
これを忘れたりすると、外を裸で歩いているような気がするくらい、当たり前のアイテムになってます。

今日でなんとこの万歩計、10周年を迎えました!!

10年間の足跡は下記になります。

トータルの距離: 23,955キロ
(一日あたり 6.56キロ) うーん、あんまりたいしたことない距離ですね、こうしてみると。

トータル歩数: 319,40,000歩
(一日あたり 8750歩) こっちはまずまずですね。 特にLAでは歩くことがかなり難しいので。

この距離(24万キロ)を都市間の距離に換算してみると下記のようになりました。
NY⇔LA間を3往復
東京⇔メキシコシティ間を1往復
東京⇔マイアミ間を1往復
東京⇔シドニー間を1.5往復



ようこそゾンビランドへ Zombieland

邦題は仮のようです。 ゾンビコメディの傑作,「ショーンオブザデッド」のアメリカ版とも言えるコメディです。
ゾンビ映画の設定はいうまでもありませんが,それをばりばりにアメリカっぽくしたギャグ映画です。

主人公はちょっと几帳面なオタク大学生。 彼は自分なりにゾンビの世界(ゾンビランドと名付けている)を生き残るために,彼なりのルールを設け,それを忠実に守りながら自分の故郷をめざしている。 そこに典型的なアメリカ人(銃をガンガン打ちまくる)と自分たち以外は誰も信用しない姉妹が加わり,一緒に行動するようになる。

とにもかくにも一番ウケるのは,主人公が作ったゾンビから生き残るルール。 例えば,「必ずアタマは2度撃て」「ヒーローになろうとするな」「ツルむ相手は選べ」「クルマの後部座席は必ず確認しろ」など,ゾンビ映画の常道をしっかり逆として押さえている点です。 そして映画中でも彼がこれらを実践すると字幕スーパーでそのルールが表示され,それがコミカルで楽しい。

それと途中でビルマーレーが実名で登場するのですが,ここのシーンはかなり笑えます。

それを後半,遊園地のフリーフォールに乗っているところをゾンビに襲われるのですが,ここも思わず声を出して笑っちゃいました。

時間も90分で短いし,ハナシも完結にまとまってるし,かなりお薦めです! これは大勢でぜひ声を出して笑いながら観て欲しいですね〜。

パラノーマルアクティビティ Paranormal Activity

アメリカでも日本でも静かに長期ヒットしたオカルト映画「パラノーマルアクティビティ」。

カップルが暮らしている家。 そこでは夜な夜な怪奇な現象が起きていて,遂に男は高性能カメラをレンタルし,そこで起きている現象をつぶさに記録しようとする。 そこに写ったものは,日に日にエスカレートし,ついに…。 というストーリー。

形式としては「ブレアウィッチプロジェクト」と同じドキュメンタリー形式になっていて,臨場感がありますね。
登場人物も数人と少なく,ほとんどがカップルを中心に進みます。 怪奇現象のほとんどが夜中に起き,男が正体を突き止めようと工夫をしていきます。 そして撮影しだしてから3週間目,ついに決定的なものがカメラに…。

確かに全体的に会話や場面などが自然で,とても臨場感があります。 超常現象も結構研究してるなーという印象です。

一方,ネガティブな面もいくつかあります。
ひとつめは「あんだけ怖いメにあってるのに,寝室のドア,開けっ放しで寝るか?」ということ。
次に,エンディングですが,これだけ丁寧に作ってきて,終わりはこれ??? DVDの「もうひとつのエンディング」の方がはるかに実際にありそうなカンジです。

ですが,ここ最近のつまらないハリウッド映画からみれば,斬新な映画であることは疑いなく,面白い映画だということは間違いないでしょう。 ただちょっと評判が先攻してる気がしますが…。 他に観た人がいたら是非感想を教えてください。

ヒルズハブアイズ The Hills Have Eyes

ホラー映画「ヒルズハブアイズ」です。

家族6人とイヌ2匹でロードトリップをしている家族。 砂漠に迷い込み,そこで正体不明の一団に襲われるというもの。

結論: 面白くねーーーー!!!!

D級ホラーもいいところです。 これは絶対に観てはいけません!!!
襲う一団は,核実験で奇形化した人たちで,理由もなくただひたすら通りかかる人たちを殺し続けます。 ワケ分かんないです。
途中からは逆に主人公たちが逆襲するのですが,奇形の人たちをガンガン殺しまくりです。 これではどっちが殺人鬼か分からないです。

貴重な人生の2時間をムダにしてしまった…。

The 82nd Academy Awards

今年もアカデミー賞の季節が来ました。
毎年,2月頃から映画好きの友人の間では,どの映画,俳優などが賞を取るかと予想が始まります。 ハリウッドのコダックシアターでは,周辺を交通規制し,電車も止め,このエリア一帯はアカデミー一色になります。 とてもウチの目の前の山の向こう側で世界的な出来事が起きているとは想像できません。

昨日は,恒例になっている「オスカーパーティ」にいってきました。 15人くらいの友人で集まり,レッドカーペットから延々夜の9時までギャーギャー騒ぎながらアカデミー賞を観ます。 レッドカーペットでは,女性陣がセレブのドレスやメイクアップを批評しあい,それを横で聞きながら「女性って怖いな〜」と毎年思います。 女性の他人に対する批評は,ストレートで時には辛辣で,その歯に衣着せぬ物言いはいつもヒヤリとします(笑)。

さて肝心のアカデミーですが,今年はよけいな歌やダンスなどのパフォーマンスは以前よりぐっと減っており,特に最後のベストムービーの発表はトムハンクスがスタスタと中央で出て来て,結果を言うのみ。 これはよかったですね〜! だらだらとヘンに雰囲気を盛り上げる演出は,逆に醒めてしまいます。

ベストムービーの「ハートロッカー」たまたま2日前の金曜日に観ましたが,これはかなりいい!! くどくどと説明はしません。 ぜひぜひ観てください。 一応私のコメントはここです。
http://tomyam7jp.blogspot.com/2010/03/hurt-locker.html


次に「カールじいさんの空飛ぶ家」ですが,これもぜひぜひ受賞して欲しい映画でした。 見事に音楽とベストアニメーションで受賞!!!! 他のノミネートと比べたら結果はやる前から一目瞭然だったと言ってもいいでしょう。 これも見逃せない一本でしょうね。
http://tomyam7jp.blogspot.com/2009/05/up.html


とにもかくにも嬉しかったのは,アカデミー賞がまだまだ映画を見る目があることが分かったことです。
というのは,昨年の「スラムドッグ」はいい映画だったので,賞を取るのは当然として,それより前に遡ると「ベストムービー」の定義が「もっともカネを稼いだ映画」または「もっとも人気があった映画」となっていたように思います。 それに賞の選定も政治的なものが影響しているとしか思えないものもあったりと,自分の中でのアカデミーへの評価が最近かなり崩れて来ていました。

「ハートロッカー」は,ここ最近のハリウッドのつまらない映画(必要のないリメイクばかり)の流れの中で,ひときわオリジナリティとクルーの情熱が感じられる作品でした。 「アバター」はまだ観ていませんが,「アバター」に対しての人の評価は「映像はきれい」とか「CGがすごい」などというもので,好きか嫌いの両極しかなかったようです。

今年からアカデミーのベストムービーの評価方法が変わったらしく,以前はベストムービーを一本だけ選ぶという方法だったようです。 すると絶対数を獲得した映画が賞を取るわけですが,今年からランキングを1から10まで付けるとしたそうです。 そうすると,得票数の平均をもって結果が出るので,「アバター」のように評価が極端な映画の場合は,平均がぐっと下がりますが,「ハートロッカー」のような全体的にいい評価が得られる作品は平均も高目になるわけです。 これも「ハート…」には幸いしたかも知れませんね。

ま,「アバター」はいずれにしても観る気がしませんが…。

ブラックダリア Black Dahlia

実際にあった猟奇殺人事件「ブラックダリア事件」を扱った同名小説の映画化。
この著者は「LAコンフィデンシャル」を書いた人でもあり、「暗黒のLA」と称される4作品のひとつです。

ハリウッドの映画業界に入っていくことを夢にしている女性が、惨殺したいで発見される。 死体は見るも無残にぼろぼろにされ、一気にトップニュースとして騒がれる。 その事件を担当した二人の元ボクサーの刑事が、その事件にどんどんのめりこんで行くというストーリー。

後で知りましたが、この事件は実は未解決でこの映画の結末はあくまでもフィクションだったのです。 最近、「切り裂きジャック」のドキュメンタリーを見た時も思ったのですが、はっきりとした結論が分からないのであれば、自分としてはあまり興味が持てないな、と。

この二人の刑事は、この殺された女性の8ミリなどを見ているうちに、この事件と女性に取り付かれたように、事件捜査にのめりこんでいくのですが、そのあたりの描写が弱いため、なんで???と思ってしまいました。

映画としては、2人の刑事とその一人のガールフレンド、刑事が出会う女性、などと色々なキャラクターが出てくるのですが、肝心の殺人事件が置き去りになることもあり、興味をずっと惹きつけてくれません。 「殺人事件を追うミステリー」というより「2人の刑事のドラマ」という色合いが多いため、映画としては面白いのかも知れませんが、自分はかなり期待はずれでした。

LAコンフィデンシャルがすきな人は、この映画見てもいいかな???という程度です。

ハイスクールミュージカル3 High School Musical 3 Seniro Year

ハイスクールミュージカルの映画版です。 前作2作はテレビ映画の形式を取っていたので、映画は始めてです。

高校3年になり、部活も終了。 後は卒業と進学先を決めるというやっかいごとが各キャラクターの上に降りかかります。 主役のトロイ(ザックエフロン)はバスケ特待生で地元大学に進学するか、歌で演劇の方面に進むか迷い、ガールフレンドのガブリエラはスタンフォード大学のトップで入学が決定するが、離れ離れになることが怖くて言い出せない、というのが大まかなストーリー。

高校最後の年に誰もが通る悩みなどを描いているわけですが、それがこの映画のテーマではない!と言い切ってもいいでしょう。 とにかくこの映画は歌とダンスが全て!

歌は、正直かなりがっかりでした。 前2作は、終わった後もアタマの中にくどいほどに残る歌が多かったのですが、今作ではあんまり思い出せません。
逆にダンスは、前作よりもかなり派手でかっこいいダンスが全編に渡って繰り広げられます。 それにダンスシーンに入るとセット移動したりと前作にはなかった工夫も随所に見られます。

歌とダンスの両方が楽しめるのは、わがままキャラクターのシャーペイと双子の弟のライアンがメインで歌い、踊るときです。 これは前2作も同様ですが、歌の歌詞も楽しいし、ダンスなども楽しめるものが多いです。

前2作ほどのヒットにはならなかったようですが、なんとなく分かる気がします。 なぜか記憶に残りにくい映画です。

ただ、冒頭のバスケシーンの歌で、ガブリエラが急に立ち上がり「トロ~イ♪」と歌い始めるところは爆笑モノです。 必見!!

アリスインワンダーランド Alice in Wonderland

ティムバートン監督の最新作,アリスインワンダーランドです。
またまたジョニーデップ,ヘレナボナムカーターとのタッグです。

アニメ版の「不思議の国のアリス」から10数年,少女ではなく女性に成長しつつあるアリスの成長を描いた作品です。
社会的に結婚などのプレッシャーがかかり始めたアリス。 ある男性にプロポーズされた直前に,穴に落ちてしまいワンダーランドへ舞い戻ります。 そこでは赤の女王と白の女王が勢力争いをしており,予言にしるされた「アリス」が赤の女王の保つドラゴンを退治してくれると信じられていた。

オリジナルの「アリス」と登場人物は原則同じで,セリフもなぞなぞめいたものも多く,名前も普通でない名前が多いので,全部英語で理解するのはかなり難解でした。 ただLAの評論などで言われている「ストーリーのプロットが弱い」ということは全然なく,アリスの成長を核にしたストーリーはしっかりしてると思います。 はじめは受動的な態度でいるアリスも,マッドハッターや白の女王などとの出会いから,だんだんと成長していきます。

キャラクターや演技はどれもすごくいいですね。 ただジョニーデップは低いマジメな声を出すと,ジャックスパローを思い出してしまうのは自分だけでしょうか? ヘレナカーターはアタマが大きいことにコンプレックスを持つ女王を上手に演じてますね。 逆にその赤の女王の側近の騎士(クリスピングロバー)は演技へたくそですねー。 あまりに他の役者とのギャップが大きいので,逆にそれはわざとで,何かひねりがあるのかなと思ってしまいました。

CGは全般的にいいのですが,特にチェシャネコはすっごくよかったですねー。 ただワンダーランドに入った直後のCGは何か不自然さだけが異様に目立った気がします。 気にし過ぎかもしれませんが,中盤以降はすごくよかったです。 ドラゴンのCGは必見です。

これは好き嫌いがはっきりする作品だと思います。
ティムバートン,ジョニーデップ,ヘレナカーター,アンハサウェイなどが好きな方はぜひぜひ観てください。 彼らの個性が上手に引き出されています。

ハートロッカー The Hurt Locker

今週末のアカデミー賞でベストムービーにもノミネートされているハートロッカーです。
戦争を題材にした映画なのですが,女性の監督で,「アバター」のジェームズキャメロンと元夫婦だそうです。 女性監督は戦争映画を扱えないと言っているわけではなく,この映画のクオリティや視点からとても男性的な印象を受けたので,少し意外でした。

2004年のバグダッドを舞台とし,3人の爆弾処理班に配属された新しい兵隊を中心とした,バグダットの混沌の中でもがく兵隊たちを描いた作品です。 次のチームと交代するまでの1ヶ月半ほどの出来事を,主に彼の視点から描いています。

冒頭のシーンは特に印象的で,爆弾を処理する人たちの緊張や,ただ爆弾を処理するだけでなく,狙撃手がいたりリモートで爆弾を操作するのを阻止するために周囲にも気を配らなくてはならない他の兵隊のチームワークなども細かく描かれています。 新しく配属された男は,爆弾解体に関しては凄腕なのですが,チームワークや人付き合いに関してはまったく不器用です。 それが故に他のチームメートとの摩擦や,基地の近くで親しくなったイラク人の少年との交流も興味深い点です。

いくつかの見所があるのですが,冒頭のシーン,長距離狙撃のシーン,爆弾を体に巻き付けられてしまった男のシーン,最後に主人公がまだ産まれたばかりの息子に語りかけるシーンから最後のシーンへのつなぎは特に注目です。

主人公のジェームズを演じるジェレミーレナーは,先日観た「28日後…」にも出ており,ここでもゾンビから子供を守りつつ逃げる兵隊の役を好演しています。

この主人公の男のように,戦争のような究極の環境でのみ自己の存在意義というか,自分の居所をこういう場所にしか見いだせない人というのはいると思います。 いい,悪いという問題ではなく,ただ単にそういう人がいるという事実があるだけです。 またバグダットの人たちの市民から見れば,確かにアメリカ軍は邪魔に見えるでしょうし,アメリカ軍がいるからテロがなくならないのでは,という見方も成立すると思います。 ただああいう街中などで,周囲のどこから襲われるか分からないという恐怖は,その場にいたものでないと分からないだろうと思います。

これは「観るべき一本」といっていいでしょう。

シザーハンズ Edward Scissorhands

ティムバートン監督、ジョニーデップ主演のシザーハンズです。
なぜか今まで一度も観たことがありませんでした。

ある科学者が作った手がハサミでできている男と、彼が居候する家族の交流のハナシです。

そもそも「手がハサミ」という設定が面白いのですが、これって何かの物語がベースにでもなってるんでしょうか。 お化け屋敷のようなところにひとりでひっそりと暮らしている男。 彼の手はハサミになっており、それを不憫に感じた女性が自分の家で暮らすように連れ帰る。

彼の美術センスで、庭を造ったり、ペットの毛や女性の髪とカットしたりしながら、次第に友達が増えていく。 だが、ふとしたことから人々の彼に対する偏見が現れ始める、というストーリー。

いつものことながら、ティムバートンの映画は色やカラフルで分かりやすいです。 色を利用した雰囲気作りがうまいですね。 それにストーリーも斬新だし、いまどきの映画と比べてみても面白いと感じました。 それぞれのキャラクターも活きていて、全体的に躍動感を感じる映画です。

それにジョニーデップも、世間知らずのエドワードの役を上手にこなしていると思います。 一方、ヒロインのウィノナライダーは、ちょっとまだまだかな、と。 あえて言うなら今作の弱いところは、脚本ではないかと思います。

それにウィノナライダーがエドワードに最後に「愛してるわ」といい、終生彼への愛は変わらない的な終わり方をするのですが、「えぇっ? 何で彼を愛しちゃうの?」と思ってしまいます。 彼を気にかけているという複線はいっぱいあるのですが、彼を愛するというところまではちょっと説得力にかけるかな、と。

でもこれは文句なしでお勧めの一本です。

28週後... 28 Weeks Later

ホラー映画「28日後」の続編です。 登場人物的には前回からとの続きはありません。

人をゾンビと化すウィルスが蔓延して7ヶ月後,ロンドンの中心部はアメリカ軍の介入によって,再び人の住むところとなっていた。 ただ街に入るときには厳しい検疫を受け,街中にはアメリカ軍が武装し,ゾンビに目を光らせている。という設定です。

冒頭の夫婦が田舎の家で襲われるシーンはかなり興味深いです。 夫婦が隠れている家がゾンビに襲われ,妻が窮地に陥ったとき,恐ろしさのあまり夫は踵を返して逃げてしまいます。 窓から大声で助けを呼ぶ妻,それを振り切るように走って逃げる夫。 自分だったらどうするだろうと考えずにはいられません。

その後,夫は隔離されたロンドン市内に戻り,そこで疎開していた子供たち二人を迎えます。 子供たちには,お母さんはゾンビにやられて死ぬところを見たと嘘をついてしまいます。 そんな時,子供たちはゾンビの襲撃を辛くも逃れたお母さんに会います。 アメリカ軍が検疫したところ,ウィルスに感染しているけれども,何らかの理由で発症していないという特異体質だと分かります。

しかし本人は発症していないけれども,懺悔にきた夫に感染してしまい,またロンドン市内にゾンビが走り回り,アメリカ軍はついにゾンビも人間も区別なく,とにかく「駆除」するということに決定し,子供たちはゾンビと人間(アメリカ軍)から逃げることに…。

ストーリーとしては親子や家族関係を中心に描かれているので,かなりグーです。 ただグロいということはなく,親子の葛藤や,置き去りにした妻への罪悪感など上手に表現していると思います。 自分が気に入ったシーンは,アメリカ軍の狙撃手で,子供たちを逃がすために手を貸す男がいるのですが,子供たちの乗っている動かないクルマを押しがけスタートさせるために外に出るのですが,アメリカ軍に火炎放射器で焼かれるのを承知で外に飛び出すところに「男」を見ましたねー。

それに登場人物がそれぞれ死んで行くところで,あまりグジグジ引っ張らないで,サクッとやっていくところが監督の手腕として関心しました。

普段は「走るゾンビ」は邪道だと思っているのですが,(だって死体だから)今作はかなりグーです。 お姉ちゃんを演じているImogen Pootsという女の子(イモーゲンポッツって読むのかな?)は好演です。

ゾンビ系の映画が嫌いじゃなければ(条件付き)お薦めの一本!!

The Last Station (原題)

アカデミー賞に主演女優賞でノミネートされているヘレンミレンの出演作。
日本ではまだ公開は決まっていないみたいですね。

私も名前くらいは聞いたことのある「トルストイ」を題材にしたドラマです。
その数々の業績から多くの人から神のごとくあがめられているトルストイ。 そこに秘書として派遣されることになった男。 トルストイを妻として独占しようとする妻。 またトルストイを「公」の人間として多くの人間と共有しようとする男などの思惑が絡む,非常に面白い歴史ドラマです。

トルストイが作る遺書が妻や家族を第一に考えたものではなく,女性のエゴで夫を独り占めしようとする妻をヘレンミレンは好演。 男の身からすると,トルストイの立場や葛藤はよくわかりますね〜。

はじめはよくある歴史映画にあるみたいに,その人物を知っていることが前提で勧めていく形式かなと思ったのですが,あくまでも簡単な背景は途中でも折々差し込まれていて,さらに主人公の秘書の視点で勧められていくので,トルストイ自身を知らなくても十分以上に満足できる作品です。

この映画のいいところは,一にも二にも演技です。
ヘレンミレンはもちろん,トルストイを演ずるクリストファープラマー,「サイドウェイ」でもいい演技をしていたポールジアマッティ,そして秘書のジェームズマッカヴォイ。 どれも一級品の演技です。 特に秘書が,神様のようにあがめるトルストイに初めてあうシーンはものすごい演技で,彼の感激がこちらまで伝わってくるようです。

次に音楽がすごくいいですねー。 あまりドラマチックな音楽は使わず,シンプルなピアノの音を上手に使っています。 切なさなどがよく伝わるいい音楽です。

最後に一点だけ残念な点ですが,カメラワークです。 おそらく最近の映画の流行だろうと思うのですが,カメラが固定ではなく,少し微妙に動いています。 遠いショットであればそれほど気にならないのですが,アップのショットなどでは目がすごく疲れます。

映画館で見る価値ありのお薦めの一本!

カウボーイビバップ Cowboy Bebop

日本のアニメ,カウボーイビバップです。
前から見てみたいなと思ってたところ,図書館で貸し出してたので全部みてみました。

音楽がいいという評判だったのですが,これは評判通り! ジャズ,ポップス,メタル,ブルースなどなど,エピソードに合わせて色々な音楽が出てきました。

近未来の太陽系が舞台のSFで,広がり過ぎて犯罪率が高い世界で,警察は犯罪者に賞金をかけ,それを目的に犯罪者をおいかける賞金稼ぎ「カウボーイ」。 いつも腹を空かせているが腕利きの賞金稼ぎのスパイクとジェット,そして後から仲間に加わるフェイとエドの一話完結の物語です。

一話一話は面白いのですが,30分の枠におさめるために少しあっさりし過ぎているところもあり,さらに全編を通してのストーリーがほとんどないため(スパイクの過去に関してはあるが,はじめと最終話くらいだけ),なんとなく最後まで強烈に引きつけるものが足りません。

ただ,アニメーションの出来,音楽などはかなりのレベルです。 それにそれぞれのキャラクターも立ってていいですね。 フェイという借金まみれの女の賞金稼ぎはルパンの峰藤子を多少思い出させるモノもあり,よかったです。

見てよかったと思いますが,2回は見なくてもいいかな。

オー!マイ・ゴースト Ghost Town

イギリス版「Office」で有名なRicky Gervaisのコメディ。
まず邦題がヘンですよね…。

人付き合いがなにより嫌いという歯医者。 アパートの隣人に挨拶も返さず,エレベーターもさっさとドアを閉めるという変人ぶり。 ただ人付き合いが苦手というだけでなく,周囲の人に気を遣わない失礼な人。
ある時,定期検診を受けた際に,手違いで7分間だけ死んでしまう。 すぐに蘇生してことなきを得たのはいいものの,その時を境に幽霊が見え始めてしまう。 そしてその中の一人の幽霊に,彼の妻の再婚を阻止して欲しいと頼まれるが…。 というストーリー。

ストーリー自体はシックスセンスやゴーストと原則同じだと思ってもいいでしょう。 ただコメディ版というだけです。
全体としてはコミカルでクスクスと笑ってしまいます。 特に主人公の歯医者の切り返しの速さやブリティッシュなユーモアのセンスなどは笑えますね。

ただ,彼が妻と会話をしている時に,ダンナの幽霊や他の幽霊が会話にコメントを挟んだりするのですが,それがごちゃごちゃしていて「うるさい」と感じてしまいました。 それに他の幽霊も彼に頼み事をしたりしますが,あんまり死んだ人の無念さとかがいまひとつ伝わってこないかな,と。

逆に良かった点としては,NYをすごくきれいに撮っていること。 この映画を見た後,NYに行きたいなーと漠然と思いました。

次にこの自分勝手な歯医者は,幽霊が見えるし聞こえるのですが,彼らの無念を晴らすことにはまったく興味がなく,ひたすら無視し続けます。 たしかに幽霊の声が聞こえるというのは特別なチカラですが,だからといって幽霊を助ける義務はないわけです。 その視点が今までの幽霊映画にはないもので新鮮でしたね。

それと幽霊があの世に行けないのは,幽霊自身がやり残したことがあるのではなく,生きてる人たちの中に彼らの思いがこびりついているから,幽霊はあの世に行けないという考え方が,また新鮮で面白かったですね。

でもトータルでいうと,もっと頑張れた映画かなと思います。
DVDで他に何か借りる時に一緒に借りるならお薦め,という程度です。

Apology to Korea (CNN)

どうやら岡田外務大臣が韓国に対して、植民地統治時代のことに対してまた謝罪したそうですね。
CNNで見ました。

はぁ~。 いったいいつまでこの「謝罪」は続くのでしょうか。
植民地に関しては歴史的事実としてあったのでしょうし、それに対してはまったく何もいうつもりもありませんが、私のポイントとしては下記が考えられます。

1、 過去に歴代の国のリーダーが何度となく「謝罪」してるんだから、もういいだろ???ということ
2、 確か何かで読みましたが、賠償金ももう巨額なものを払ってるんだから、もういいだろ???ということ
3、 先日、ある記事で読みましたが、従軍慰安婦に関して韓国側の当事者の娘が、祖母(当人)からかなりいい扱いと給料をもらってたという証言を取ったそうです。 だからもういいだろ???ということ
3、 仮想敵国が欲しいなら北朝鮮がいるから(こっちは仮想じゃなくって本当の敵国だろうけど)もういいだろ???ということ

植民地統治は、日本だけでなく欧米もやっていたことだし、植民地イコール悪という図式はどうも単純だなと思います。 いいことだとも思いませんが・・・。 世界の成り立ちに関して「善と悪」や「加害者と被害者」という単純な観点から断罪するのはどうもね~。

もちろん、そういうことを隠れ蓑に(実際そうだと思いますが)、日本から何かしらの見返りを搾り取ってやろうとしているのであれば、それはそうとうにしたたかですので、日本の政治家は心してこれにしっかり対処して、日本の国益を守って欲しいと思います。

ちなみにCNNの記事はこちらです。
http://edition.cnn.com/2010/WORLD/asiapcf/02/11/japan.korea.apology/

When in Rome (原題)

日本では公開は未定みたいですね。 ローマでの結婚式で出会った男女が繰り広げるラブロマンスです。

妹の結婚式で来たローマ。 新郎の友人の男のひとりといい雰囲気になるのだが,ちょっとしたトラブルによりご破算に。 むしゃくしゃした主人公の女の子は「恋人の泉」で,よっぱらった勢いで泉の中のコインを拾ってそのまま持って帰って来てしまう。 帰ってきたNYでは,知らない変な男が数人彼女を愛しているといって追いかけ始める。
「恋人の泉」でコインを拾ってしまうと,そのコインを投げた人の愛の願いが,拾った人に向かってしまうという。

というラブコメディです。
声を出して笑う部分もちらほらとありますが,「え? なんだそりゃ?」と言ってしまいたくなるような変なセリフや展開も同じくらいあります。 最後の感想は「いいところとダメなところが同じくらいの数ある」というカンジです。 ポジティブとネガティブな印象がごちゃまぜなカンジでした。

キャラクターはそれぞれ個性がたっててよかったですね。 特に追いかけてくる男の中のひとりのナルシストはけっこういい味出してますね! それに主人公の男,なかなか2枚目を上手に演じてますね。 逆に主人公の女の子は,う〜ん…。 いまいちかな。

でもお金払わないでみたのはよかったです。 お金払ってみてたらちょっとハラ立つかも…。

風と共に去りぬ Gone With the Wind

今更ですが、風と共に去りぬを改めてみてみました。
前回見たときはずっと若かったせいか、あまりよさが分からなかったようです。

南北戦争で運命を大きく左右された自由奔放で美しい女性の半生がテーマです。 金持ちの家に生まれて、その美貌のおかげで言い寄る男にも事欠かない毎日。 だが、南北戦争で南軍にいたことから、どんどん生活も苦しくなっていきます。 レットバトラーといういけ好かない男と、利害関係がありながらも惹かれていきます。

以前見たときは、「このスカーレットという女、いけ好かね~!」と思ったのですが、今回は自分が少し年をとったせいか、結構納得する部分がありました。 戦争のせいで、家族全員の面倒を見ることになりますが、ひもじさには絶対泣かない!と誓うシーンが本当によかったです。

レットバトラーも、いけ好かないながらも頼りになる男を上手に演じています。 周りを固める俳優陣もそれぞれの役どころを上手にこなしていますね。

それと特に気がついたのは、風景(特に夕焼け)を上手に撮っています。 特に上の誓いのシーンやラストシーンでは、夕焼けを背に誓っている姿がとにかく力強く見えます。

ちょっと長いのが難点ですが、逆にどこかを削って短くしてしまうとダメになってしまうだろうと思います。
4時間イッキに見るのはキツイですが、半分半分に分けてみればいいでしょうね。 お勧め!!!!!

High School Musical 2 ハイスクールミュージカル2

ハイスクールミュージカル2,1が予想以上によかったので,見てしまいました。 ディズニーマジックにハマってきたかな…。

夏休みに主人公(ザックエフロン)とガールフレンド,学校の仲間たちがリゾート地でバイトをする。 だが金持ちのクラスメイトのシャーペイがザックをモノにすべく,色々と陰謀を巡らす。 大学への奨学金へのチャンスが目の前にちらつきだしたザックは,ガールフレンドやバスケ仲間の反感を買ってしまう。というハナシ。

もちろんティーンエイジャー向けのハナシなので,さわやかな青春モノです。 それが最近のハリウッド映画などと一線を画しているので,逆にそれが新鮮です。

前作もそうですが,歌とダンスはとにかく必見。 今作は1に比べると少し長い気もします。 それに個人的な好みは「学園もの」の前作なのですが,今回は学校のシーンははじめだけです。

冒頭の歌とダンスがよかったです!

Google Nexus One

グーグルが年始に発売を開始した「ネクサスワン」です。
新しいもの好きの友達が早速買って、見せてくれました。

大きさは若干iPhoneよりも小さいかなという程度。 重さもほとんど変わりません。
アプリケーションははじめから結構な数が入っているようです。

感動した機能はボイス機能です。 運転しているときのことを想定して、ダッシュボードに置くてモードを切り替えると、テキストメッセージ(スカイメール?みたいなカンジです)を声で入力できます。 周りが騒がしいと正確に入力できないのですが、それはマイクの性能がいいってことで許してあげます。
さらにボイスメールはGPSに指示を出す際にも使えます。 Google Mapで目的地を探し、声で「そこまでのルートを検索」的なこというと、検索、さらにGPSとしてナビってくれます。 これはすごかったですね~。

カメラとビデオカメラも解像度などがすごくよく、すぐにネクサスから自分のG-mailなどへ送って大画面で見られます。 カメラのフラッシュがLEDなので少し青みがかった色になってしまうのですが、ちゃんとした写真はデジカメで撮ればいいので、これはあまり気になりません。

Googleのサービスが非常に顧客の使い勝手が優先なので、すごく使いやすいという印象でした。
次に買い換えるときには第一候補ですね~!!

Hish School Musical ハイスクールミュージカル

今更ですがディズニーのハイスクールミュージカル(はじめのヤツ)を見てみました。
面白かったですよ~!

バスケ部のスターで、バスケ一筋の男の子と、理系バリバリの女の子がふとしたことで出会い、一緒に歌を歌うことになってしまった。 だがそれをきっかけに二人とも歌うことの楽しさを見つけ、それまでの道とは別の道を歩み始める、という青春ストーリー。

まずとにかく印象的なのは歌と、各俳優の初々しさ。
ミュージカル映画はフツー脈絡もなくいきなり歌いだしたりしますが、それはこの映画も同じです。 この映画は大栄ドラマなみのクサさなので、それもぜんぜん気になりません。 もしクサい映画やドラマが苦手な人は、見始める前に「ミュージカルモード」に切り替えてから見てくださいね。

ミュージカルのオーディションも、科学オリンピックも、バスケのゲームもみ~んなうまくいっちゃうところは少ししらけるかも知れませんが、それでもハッピーエンドでよかったねーと思ってしまうのはディズニーマジックでしょうか?

ハイスクールミュージカル、思ったよりもぜんぜん面白かったですよ!
ちなみに下記のビデオクリップのはじめにピアノを弾いてる女の子が一番のヒットかな。

グーグルクローム Google Chrome

グーグルの新しいブラウザ,グーグルクロームを友達から紹介されました。
とにかくページの表示が早い早い!!! 僕はWindowsとMacを持っているんですが,どちらとも即クロームに切り替えました。

Windowsの場合,体感速度でおおっ!!と思わず声に出してしまうほど早かったです。 それに今まで使っていたFire Foxとの大きな違いは,画面のレイアウトでブックマークが右側に来て操作の邪魔にならなくなったということと,ポップアップをストップした時に出る表示が画面の上に出るのではなく,画面右下にちょこっと出るだけだったことです。 たいしたことじゃないかも知れませんが,実はこれは自分にとっては結構でかいんですね。

それとURLバーがそのまま検索バーとして利用できることです。 これは以前からあった機能かも知れませんが,完全に統合されています。 なんていっても検索バー自体がもうないんですから。

スタートページはもちろん特定のページを指定することも出来ますが,デフォルトだと最もよく使うページを9つ選んでサムネイル状に表示してくれることです。 まだ使い始めたばかりなので,なんともいえませんが,かなり便利な機能かなと期待しています。

マックの方での利用ですが,Windowsほどのスピードアップは体感出来ませんでしたが,それでも早いですね!

もちろん好みもありますが,Googleはユーザーフレンドリーな製品,サービスが多いのでだんだん依存度が高まってきてます。

最後にGoogleに対してのエールですが,中国を相手に規制緩和などで交渉してますが,頑張って欲しいですねー。 正直中国のネット検閲自体はどうでもいいんですが,いち企業が一国を相手にケンカを売るっていうところがとにかく痛快です。 頑張れ!!

月に囚われた男 (Moon)

久しぶりに「いい映画を見た」と思いました。 典型的なハリウッド映画ではないので,ドラマチックな展開やハデな音楽とかはありません。 その代わりにじっくりと考えさせられながら観るような映画です。

近い将来,地球は月からエネルギー資源を調達していた。 月の資源基地で勤務する一人の男。 彼はコンピューターのアシスタントと3年間,孤独に仕事をしながら暮らしていた。 後2週間で地球に,愛する妻と産まれたばかりの娘のところに帰れるということだけを希望に頑張っていた。

だが,あまりに長期に渡る孤独のために,彼は幻覚を見始め,そのために彼は事故にあってしまう。 そしてその直後,基地内にもう一人の「誰か」がいることに気がついた。

という少しサスペンスタッチな展開です。 そのもう一人の「誰か」と主人公の男の関係が面白いです。
それに彼は,ある発見をするのですが,それを受け止める際の反応がすっごく興味深いです。 それに極限の孤独の中で「やさしく」してくれるアシスタントのコンピュータ。

か・な・り面白い映画です。 ハデさはぜんぜんありませんが,ぜひぜひ観て欲しい一本です!

ヴィクトリア女王 世紀の愛 (The Young Victoria)

若くして王位を継承したイギリスの女王ビクトリアと,彼女の夫アルバートの物語です。

若いビクトリアは経験も知識もないまま王位を継承しますが,周囲はそれを自分のいいように利用しようとする政治家ばかり。 ドイツ(だったかな?)の国王から同じ目的で派遣されたアルバートは,だんだんビクトリアに惹かれていきます。 ついに二人は結婚して,アルバートはイギリスに移り住むが…。というストーリーです。

イギリス王朝の歴史ものは,自分の経験だと恋愛ドラマに走り過ぎるきらいがあり,ちょっとさめた目で見てしまいます。 「おいおい,もうちょっと政治をしっかりやれよ!」とつい思ってしまいます。 もちろん,ヨーロッパのように各国が距離的にも近く,親戚などがお互いの国に嫁いでいたりすると,恋愛ごとも政治の道具になりかねない,ということも十分分かるのですが,映画「エリザベス」でもうごちそうさま!となったままでした。

後でヨメにいわれたのですが,あれはビクトリアとアルバートの愛の実話だから,この映画に関しては恋愛ものとして見るのが正解だよ,とのこと。 そういわれてみるとそれですんなり納得できました。

この映画で特に際立ってすごいのは出演している俳優陣です。 ちょっとしか出てこないイギリス国王や,ビクトリアの母親など,豪華俳優をどんどん使っています。

それと予告編だとなんだか必要以上にドラマチックな仕立てになっていますが,映画自体はじっくりと見せる手法です。 あまりドラマチックな派手な展開はほとんどありません。 そういう意味では現実味があっていいです。

それとこういうヨーロッパの時代ものだと,衣装がとにかく凝ってて「見てみて!」と言わんばかりになったりしますが,この映画はそれはありませんでした。

でも男性はあんまりこういう映画は好きじゃないかも知れませんね。 ちょっと派手さに欠けるので。

笑えるコマーシャル 4



説明不要ですが、ちょっと画像が粗いです。 男性が始めに手に持っているチョコレートブラウニーに注目です。

笑えるコマーシャル 3



笑えるコマーシャル ③
コンサート会場に娘と友達を送っていく父親が、小遣いを渡そうとするが・・・。

笑えるコマーシャル 2



笑えるコマーシャル ②
目の前をブンブン飛び回るハエを殺そうとして・・・。

笑えるコマーシャル 1



笑えるコマーシャルシリーズ ①です。
説明不要ですね。 タイミングが絶妙!

プリンセスと魔法のキス (The Princess and the Frog)

ディズニー最新の「プリンセスもの」です。
手書きのアニメーションに立ち返ったとか。

ニューオリンズで自分のレストランを持つために,一所懸命働いている女の子がふとしたことから,魔法でカエルに変えられてしまった王子様にキスをしてしまいます。 フツーなら王子様が人間に戻って結婚,めでたしめでたしで終わると思うんですが,この映画はそうじゃありません! 逆に女の子もカエルになってしまいます。 そこで二人は一緒に人間に戻る方法を探して旅にでる,という内容。

ストーリーとしては面白いと思います。 ミュージカル仕立てなので,音楽や歌もグーですね。

ただし,全体で見たらぜんぜん面白くありません。
1, 「愛」が最上の価値観になってしまっていて説教くさく,キャリアを追求する女性を否定しているように受け取れる。 自分のレストランを持つために一所懸命に働いている主人公ですが,「愛」を優先させられるようなストーリー作りです。 しかも「愛」と「仕事」の両立は出来ないというようなセリフも多々あります。
2, 無理矢理プリンセスを作りたがる。 主人公の女の子はニューオリンズに住む黒人の普通の女の子なんですが,ストーリー上,無理矢理にプリンセスに仕立て上げています。 これはディズニーの「新しいプリンセス」を作ろうというビジネス上の動きの一環です。
3, ストーリーが無難すぎて退屈。 ストーリー的には,トータルで見ると今までのプリンセスもののようなカンジなのですが(王子様がいて,悪い魔法使いがいてetc),あまりに判で押したような典型的な展開なので,中盤飽きてしまいました。 古くさいプリンセスストーリーを作るのではなく,新しい新時代のプリンセスストーリーを作って欲しいものです。 ディズニーには常にエンターテイメントの最先端を行って欲しいと思います。
4, 観客に媚びたストーリー作り。 ピクサーはストーリー作りから数年かけて映画を作成します。 はじめにストーリーありきで,それでもし新しいCG技術が必要なようであれば,そこで開発していくというスタンスです。 ですが,最近のディズニーは観客に媚びていて,昔の成功した映画のストーリーラインなどを踏襲しすぎです。 それにキャラクターとしても「○○とゆかいな仲間たち」チックなものばかりで,ぜんぜん深みがありません。

ただし悪い魔法使いの手先になる「影」がたくさん出てくるのですが,これは雰囲気といいデザインといい,よかったですねー。

Matsui Goes to Anaheim

松井選手、アナハイムエンジェルスに移籍決定みたいですね。
ヤンキースとの交渉などに関して、色々とニュースも飛び交っていたようですが、僕の印象としては「エンジェルスに拾ってもらってラッキーだったね」というところです。

ヤンキースにしてみれば、ひざの故障もあり試合に出たり出なかったり。 守備なんてとんでもない! ケガでもされてDHでさえも使えなくなったらベンチ入りメンバーと給料がムダになる、という考えだったんじゃないの?と思います。

年俸も半分、契約期間もたったの1年と契約内容も大幅にダウン。 守備も確約はしてくれていないようですね。 DHとの併用らしいじゃないですか。
それでも必要としてくれるところでプレイするというのは、妥協しまくりかなと。 後、3年でメジャーリーグの退職金対象になるというので、プライドを捨ててそれを目指しているのかなとイヤでも思ってしまいます。

彼はプレイするチームは一流でないとイヤという信念があると何かで読みました。 スラッガーとして本当の自信があるなら、自分のチカラで優勝に導いてみせるってくらいのガッツが欲しいですね。 今年のワールドシリーズはMVPだったのはよかったですが、ラッキーでしたね。 シーズン中はダメダメでも、周りの人たちのチカラでシリーズまでいき、WSでMVPだってチヤホヤしてくれるんですから。

でもアナハイムは気候もNYよりも温暖だし、生活もラクになるのではないでしょうか。
一時はマリナーズに行くといううわさもありましたが、いかなくてよかったー。 イチローが今までがんばってきたチームだから、いまさら彼に横入りして欲しくないですねー。

というワケで、僕は松井選手にぜんぜん期待していません。

サマーウォーズ (Summer Wars)

先日みた「時をかける少女」と同じスタッフで製作されたオリジナル作品(だと思う)です。

OZと呼ばれるインターネット空間に、人は依存して生きている現代。 このシステムは人の生活の奥深くまで浸透しきっていた。

その中で、ある数学に関しては天才的な高校生の男の子が、憧れの女の子の田舎に一緒にいくことになり、彼女のフィアンセとして超大家族に囲まれて夏を過ごすことに。 しかしメールで舞い込んだひとつの数学の暗号を解いたことから、OZに大混乱が・・・。

彼女の家族のバックアップを受けて、彼はOZの混乱収拾に乗り出す、というストーリー。

オモシロイのは、日本の夏休みや大家族の様子と、サイバースペースでの戦いとのギャップ。 前回の「時を・・・」のときもそうでしたが、夏の様子を描くのがウマイですね、このスタッフは。 田舎の夏の様子がすごーくウマく出てます。 それに大家族の、楽しいワサワサした様子もいいですね。

一家の長である90歳のおばあちゃんがとにかくかっこいい! ある意味主役かなと思います。

サイバースペースでの戦いに関しては、ちょっとオリジナリティがかけるような気もします。 というのは、戦いの流れがドラゴンボールの魔人ブウ編とまったく同じだからです。
主人公がパワーアップして戦いを挑み、優勢に戦いを運ぶのですが、悪者の方が周囲の人(子の映画の場合アバター)をどんどん取り込んでパワーアップをしてしまい、主人公を追い抜きます。 もうダメか?と思って矢先に、世界中からパワーが送られてきます。 (DBの元気玉と同じかなと) そのパワーで悪者はやっつけられる、というもの。

とはいえ、はじめから終わりまでテンポもよく、まったく飽きません。 それにやっぱりキャラクターが活きてるので、見ていて楽しいですねー。

宇宙戦艦ヤマト復活編 (Yamato)

何やら宇宙戦艦ヤマトの映画がやるらしいですね。
予告,見ましたが,アカンはあれは…。

見る前からこんなこと言っちゃいけないと思うけど,こいつはちょっと…。

Black Friday

11月最終の木曜日はサンクスギビングといって,いわゆる「感謝祭」です。
一般に会社や学校は翌日は休みなんですが,ここからクリスマス商戦が始まります。

この金曜日のことを「ブラックフライデー」と呼んでいるわけですが,これがクレイジー!
多くのお店(主にデパートなど)が朝の明け方の4時などから店を空けてセールを始めます。 今年はバカな店が前日の木曜日の夜10時にセールを開始したそうです。 こうなるともうフィライデーじゃないな…。

少しでも安く買い物をしたいという人が,開店前から店に並び,一気になだれ込みます。
その時の模様をYoutubeで見つけました。 かなりクレイジーです。

今年は,顧客単価は8%落ちたようですが,買い物に出かけた人は13%前後のびたようです。 景気が悪いので,顧客単価が落ちたと考えていいと思いますが,これを機会に変に安いだけの中○製品は買うのは止めて,ちゃんと見る目を養ってくれればいいんですけどね…。 アメリカ人はまだまだ安ければいい的な考え方の人もまだまだ多いので。

時をかける少女 (The Girl Who Leapt Through Time)

「時をかける少女」アニメ版です。 (原田知代の映画ではないですよ)
確か色々と賞をもらっていると思いますが、結構面白かった!!

ふとしたことから時を戻る力を得た高校生の女の子が、時を戻ることを繰り返しながら、その過程のなかで友達や恋愛のことを色々大切なことを学んでいくというストーリー。 (うーん、あまり正確に言い表せていない気がする・・・)

この映画でとにかく気に入ったのは、各キャラクターがそれぞれしっかり「活きている」ということ。 主人公のマコトは、とにかく元気いっぱいな女の子。 男の親友2人と野球をするのが好き。 まじめなコウスケ、ちょっとおちゃらけているけどやさしいところもあるチアキ。

マコトが時を戻りながら、他人の恋愛をまとめようとするけれども、経験不足なこともあり、空回りするところなんかも面白いですね。

それと音楽が結構よかったです。 あれ、オリジナルなのかなー?

ただアニメーションが若干雑な気がしました・・・。 ちょっとひいたアングルだとキャラの顔やカラダの線が大雑把になってるかな、と。

でも、原田知代の映画のときは興味もなかったんですが、このアニメ版はけっこうお勧めですね。 高校生の悩みや夏休み前後の学校の雰囲気なんかも上手に捕らえてると思います。

Beaujolais Nouveau 2009

今年もボージョレーヌーボーの季節が来ました。
ここ数年,恒例になってきたボージョレーヌーボーテイスティングをしてきました。

これはワイン好きの友人たちが,色々なところからボージョレーを持ち寄り,ラベルを隠したままそれぞれを試飲して,味のランキングをつけるという,内輪だけの集まりです。

喘息によくない物質が赤ワインには含まれているため,僕は赤は味見になめる程度しかしないんですが,今回はなぜか何も喘息に影響がなく,結構飲んでました。

同じボージョレーとはいえ,それぞれのワイナリーごとに微妙に味が違っており,今年の印象としては,あまり豊作ではなかったかな,と。 「ヌーボー」というくらいなので,新しいワインなのですが,どうも味が未熟すぎるという印象です。 さっぱり飲みやすいといえば,聞こえはいいんですが,味に深みがないというか…。

やっぱり僕は白ワイン(セヴェニョンブロンかシャルドネ)が一番ですね。
ビールならギネスかエール。 ラガービールで最近ヒットだったのは,イギリスで飲んだ「ステラ」です。 (写真) でもLAに帰ってから飲んだら,そうでもなかったので,やっぱりビールはその土地の気候で飲むのが一番ウマいですね!!!

ニュームーン トワイライトサーガ (New Moon -Twilight Saga)

アメリカで大ヒット小説が原作のトワイライトの続編,ニュームーンです。

一作目で,吸血鬼と恋に落ちた女の子の話の続きです。
18歳になったベラ(主人公)が,誕生日にふとした事故があり,それが元で彼氏である吸血鬼とその一家が,ベラから離れて行くというというところから始まります。
彼氏に捨てられたカタチになったベラは,親友であるジェイクとの友情に救いを求めます。 ですが,ある時を境に彼にある秘密があることが分かり,ベラと吸血鬼(エドワード)とジェイクの三角関係に発展します。

その後,舞台はイタリアへ移りベラとエドワードの関係に進展が…?

という典型的な「吸血鬼」映画とは異なり,特に今作は恋愛ものの要素がほとんどを占めます。 もちろん,自分は男なので男の視点から見てしまうので,ジェイクの気持ちの方がよっぽどよくわかります。 もちろん,恋愛ごとなので人のモノの見方によって意見は変わってきますが,僕の率直な感じ方からいうと「ベラ,ジェイクの気持ちを知りながら,都合のいいように利用しただけじゃん」というところですね。 もちろん女性は違う見方になると思いますが…。 (ウチのヨメは真っ向から反対してましたが)

ただし映画としては,どうしても複数あるシリーズの中間にあたる作品にあたるため,中途半端なカンジがします。 制作側もアクションシーンをなるべくたくさん入れようと頑張っているのが分かりますが,あまりアクションシーンはありません。 という理由から,恋愛映画または青春映画として見る分には十分楽しめます。

Fiat



写真は,イギリスにいた時によく見かけたフィアットです。 結構意外だったのは,日本車がそれほど多くないこと,フォードが結構走ってたこと,それとマニュアル車がすごく多いことかな。

でもこのフィアット,すっごいカッコ悪いですよね…。

Stairs

こんな動画をもらいました。
ちょっと試してみたいかも!!

American Football (Huskies vs Bruins)



アメリカンフットボール,初めて見に行ってきました。

試合はローズボウルで行われて,クルマの駐車場として隣のゴルフコースが利用されていました。 少し早めにいき,持って来たサンドイッチセットで,ゴルフコースにてランチ。 天気もよかったし気持ちよかった〜!

さてゲームは,ワシントン大とUCLAの対決で,どちらも強いチームではないのですが,地元UCLAがプレイするということで,スタジアムはチームカラーの青一色でした。 この大学対抗チームの頂点に立つ2チームが正月に行われるローズボウルでプレイします。



UCLAが終止優勢に試合を運んでおり,経験が圧倒的に劣るワシントンは押され気味でした。 結果自体は僅差だったものの,ミスが多く目立つワシントン大は,勝てる試合を逃した形でした。



ちょっと気がついた面白い点としては,普通こういうスポーツの試合を見に行くと,マナーの悪いファンを必ずと言っていいほど見かけるのですが,今回は全然みませんでした。 普通だとクルマの運転のマナーが悪く,他のクルマにクラクションをならしたり,悪態をつくなどは当たり前の光景だし,スタジアム内でも敵チームのサポーターと口論するのも当たり前。 ですが,今回はぜんぜん見かけませんでしたね。



でもスポーツとしてはちょっと中断が多くて,サッカーの方が客としてはもっとのめり込めるかなと思いました。

おくりびと (Departures)

ご存知アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」です。
やっと見ることができました。 こちらで公開したのが今年の8月。 それも劇場や公開時間が少し限定されていたため,見逃してしまってました。

知ってる人は知ってると思いますが,僕は日本映画には普段は否定的です。 というのは,役者がテレビやコマーシャルと重複することが多く,しかも流行の役者が配役されたりするため,演技に幅が出てこないということが一点。 つぎにセリフなどがまったく不自然なことが一点。

ですが,この映画はまったくの例外でした。 ストーリーはじっくりと進んでいき,しかもおさえるべきポイントはしっかりと押さえている。 各キャラクターも上手に描かれていて,とてもすっきり分かりやすい映画になっています。 それにセリフも不自然なところもなく,ホントに見やすい映画でした。

多分,見た人の方が多いだろうと思うので,細かいことは省きますが「必見」の一本!!!!

Europe Trip: Video Clips

9月終盤から10月にかけてヨーロッパに旅行に行ってきました。

これまでヨーロッパといえば,出張でロンドンに5日行ったっきり。 今回は,イギリス,イタリア,フランス(パリのみ)の3カ国に渡る旅行でした。 細かいエピソードなどは後にして,このページではYoutubeにアップしたビデオクリップだけ集めてみました。

Rさん,人の写真少なくてすみません m(_ _)m
でもまたきれいなクリップが出来たらアップします。


オクスフォード: 到着の日なので,あまり写真はありません。 でも冷たいギネスビール最高!!!!


オクスフォードからバースにかけて: この日はいろいろな出来事がありました。 クルマもぶつけちゃったし…。


バースからレイクディストリクトへ: この日は移動日。 途中に中世のお城へ寄りました。


ストーンヘンジとその他: ここに来て初めて「イギリスに来たな〜」と感じました。


パリ: 大学のフランス語の授業がひどかったせいで,あんまりフランスにいい印象がなかったんですが,パリいいですよ〜!!


フィレンチェ: 落ち着いたとてもいい街。 「また行ってみたい街」ですね。 旅行先としてはお薦め。


フィレンチェからベネツィアへ: ベネツィア,正直あまり期待してなかったんですが,けっこういいかも。 ものすごく歩くことは間違いないですが,ロマンティックな街。 電車のホームにオリエント特急が入って来たときは感激しましたね〜! (アガサクリスティのオリエント急行殺人事件,大好きなので)


ローマからフィレンチェへ

ライアーゲーム (Liar Game)

日本のテレビドラマ,「ライアーゲーム」です。

漫画が原作なんですね。 知らなかった。
バカ正直な女の子が,他人からお金を巻き上げる「ライアーゲーム(嘘つきゲーム)」に巻き込まれます。
天才詐欺師の助けを受けて勝ち進むのでだが,というストーリー。 実はDVDで(Rさん,ありがと!)見ていて,途中の5話くらいまでしか見てません。

なかなかストーリーとしては面白いですね。
それにゲーム自体の内容が,なかなかパズルっぽいので。 こういうの結構好きです。

ただドラマとしては,演出過剰かな。
「ババーン!!」みたいな効果音が多く出過ぎてるし,繰り返し続きすぎるので「とっとと先に進んでくれや」と思ってしまいます。
それに詐欺師役の松田なんとかさん(松田優作の息子さんかな?)の演技がちょっと…。

でも結構面白いのでちょっとお薦めかも。

ナイトミュージアム (Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)

ナイトミュージアム2です。
これも飛行機の中で見ました。

こちらは前評だとあまり評価は高くなかったのですが,結構楽しめましたねー。 特に僕はワシントンDCのスミソニアン博物館に行くのが夢なので。

今回はNYの博物館からスミソニアン博物館への舞台が写ります。
博物館の展示物に命を吹き込むプレートを巡って,ドタバタ劇が繰り広げられるという部分は前回とまったく同じですが,今回は博物館の規模が大きくなったこともあって,新しいキャラクターが色々と出てきます。

この中で,注目なのはエイミーアダムス扮する女性パイロットで(名前,忘れてしまいましたが,女性パイロットで初めて大西洋を制覇した人だったと思います),エイミーアダムスがすごくいい演技をします。 最近の注目株です。 それに彼女と主人公が,展示物の飛行機で館内を飛び回るシーンがありますが,もちろん映画なので「んなワケないだろ!」と思うのですが,その辺はワキにおいておいて見てみると,結構楽しめます。

エンディングも結構ありきたりなものですが,ありきたりの映画にはありきたりのエンディングでいいんじゃないでしょうか。 ヒマな週末があればぜひDVDで,暇つぶし的に見てみてはどうでしょうか。

トランスフォーマーリベンジ (Transformers: Revenge of the fallen)

トランスフォーマー2です。

ロンドンから帰る飛行機の中で見たので,映像と音の観点で迫力が削がれたことを除外しても,「おおっ!」という映画ではありませんでした…。

僕はこの映画にネガティブな感想を持ってるので,あまりながながと書くのは好みませんが,前作でいい味を出していた主人公のお母さんが,今回はもっと目立ちます。 ただし最近のハリウッド映画で典型的なのですが,この「いい味」をプッシュしすぎて逆にやり過ぎになってます。
前回では天然だからいい味を出していたのに,今回は事故でドラッグまでやってしまいとにかくトバしまくります。 この時点で見るのをやめようかと思ったほどです。

ストーリーもなんだかちゃんと吟味して作ったのかなーと考えてしまいました。 新しい見方のトランスフォーマーもうざったいのが2体もいますしね…。

この映画は見るだけ時間の無駄かも。 (無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!ってところです)

Congratulations, Ichiro!!

イチロー,またまたやってくれましたね!
9年連続200本安打! しかも史上2番目のスピード達成だとのこと。

こちらでも野球好きであれば,イチローの名前を知らないものはいないと言い切ってもいいでしょう。 ただマリナーズは,チームとしてはいまひとつぱっとしないし,ヤンキースなどの歴史のある球団と比べると,若干見劣りはしてしまいます。

ですが,イチローの野球の殿堂入りも確実と見られているというのは,ただただ賞賛のことばしか出てきません。 義理の父が3ヶ月ほど前に東海岸へ行ったさいに,野球の殿堂に見学に行って来たのですが,そこにはイチローのユニフォーム(もちろん55!)が既に展示してあったということです。 本当の展示ではなかったようですが,それくらい殿堂入りは確実視されているようです。

10年連続,頑張れイチロー!!!!!!

Annoying Dog Toy!!



最近、犬用のぬいぐるみを新しく買いました。 が! 後悔してます・・・。

22222km!



僕は万歩計をいつもつけてるんですが、先日トータル22222kmまで行きました! ただ2のゾロ目だっただけなんですけどね・・・。
今はすでに22444kmまで行きました。 トータル日数が3440日なので、もう9年以上この万歩計をつけていることになります。 10年目までもうちょっと!!

トワイライト初恋 (Twilight)

邦題で「トワイライト初恋」だったかな?

ワシントン州の小さい街に引っ越してきた高校生の女の子が,そこで出会った風変わりで排他的な家族に出会ったことから,運命が大きく変わっていくというストーリー。 ベストセラー小説の映画化で,女性層の圧倒的な支持を得ているシリーズです。 本は現在4作目まで出ていて,ウチのヨメも結構ハマってます。

簡単にいうと,その女の子が恋に落ちた男の子は実はバンパイヤで,彼も彼女に恋するようになるのですが,何しろかれはバンパイヤ。 彼女の血がおいしそうでたまらないけど,血を吸っちゃいけないという,ちょっと倒錯したカンジのストーリーです。

完全にターゲットの観客は女性層で,「あなたと離れるくらいなら死ぬ方がまし」みたいなセリフもガンガン出てきます。 男の方からも「ライオンが羊を愛してしまった(訳: 血を吸う肉食種である自分が,食べられる運命にあるかわいそうな羊を愛してしまった」といったセリフも出てきます。 正直,クサいです…。

でも映像はすごくきれいですねー。 ワシントン州を舞台にしてるのですが,雨が多いところでもあるので,緑がすごくきれいで,風景もきれいにとらえてます。

この映画,続編も作っているようです。
男は,この映画あんまりスッキリと「いい!」と言えないんじゃないかな…。 ちょっとセリフ,クサすぎ…。 それにしてもアメリカ人,なんでこんなにバンパイヤとかモンスターが好きなんでしょうねー。

最高の人生の見つけ方 (The Bucket List)

「最高の人生の見つけ方」

病気により人生の残り時間を宣告された二人の男が,「死ぬまでにやりたいこと=Bucket list」のリストを作り,それを実行しながら友情を育てていくというストーリー。

久しぶりに正当派のまともな映画を見たという爽快感が,見た後に残りました。 最近のハリウッド映画は,国内外から権利を買ったリメイクが多く,オリジナリティもまったくなくなってきていますが(え? このハナシはもう100万回したって?),この映画は演技派俳優2人の実力,じっくりと作り込まれたストーリーと,丁寧な映画作りを核に作られています。

モーガンフリーマンがジャックニコルソンに「find a joy in your life」というところがあります。 直訳すると,人生に楽しみを見つけろということですが,仕事一筋で生きて来たり,家族との関係が希薄な二人のキャラクターにしか言えないセリフであり,自分の人生を考えたときにもこれは当てはまります。 人生に楽しみを見つけたいものです。

2人の全く違う男の人生もしっかり描かれていてとても深みがあります。 1時間半という最近の映画としては短めの時間も,無駄なくきっちり使われていますね。

お薦めの一本!

Brush fire -AGAIN....








またまた山火事です。
今度は,数年前と同じくかなり近距離です。 山を挟んで反対側で,直線距離で5キロもないでしょう。 もう風向きが悪いと煙いのなんのって…。 ここ数日は窓をしめっぱなしです。 エアコンのない部屋は40度以上に達し,壁や天井が熱を保ってしまうので,夜中になっても家の中だけサウナのように暑いです。

衛星写真で煙の広がりが見られます。 幸いこの時は風向きが逆なようです。 ウチは地図の中の赤い印の左下あたりです。

バベル (Babel)

今更ですが「バベル」,見ました。
前から見たいと思ってたんですが,やっと見られました。

それぞれバラバラに見える4つのストーリーが,それぞれ国をまたいでつながって行く様に興味を惹かれます。
小さい子供を失った傷心のアメリカ人夫婦。 モロッコを旅行中に事件に巻き込まれます。
モロッコの村に住む家族。 家畜を守るために買ったライフルが元で大変なことに。
住み込みでベビーシッターをしているメキシコ人のおばさん。 メキシコでの自分の息子の結婚式に,面倒をみている子供たちを連れて行かざるをえなくなってしまい…。
日本に住んでいる聾唖の高校生。 人とのふれ合いを求めて…。

一見すると,バラバラなストーリーのように見えるのですが,徐々にお互いのつながりが見えてきます。 つながりがなくても,それぞれのストーリーはとても興味深いのですが,このつながりのお陰で,人と人はつながっているという深みを感じることができます。 日本のストーリーは,多少本筋から離れているようにも見えるのですが,この映画のテーマ(後述)を通してつながっています。

ウチのヨメ曰く,この映画のテーマは「親の下す決断と,それが子供に及ぼす影響」だそうです。 言われるまで,気が付かなかったんですが,そういわれるとそうだなーと。 詳しくはここでは書きませんが,もしこの映画を見ることがあれば,ぜひ感想を聞かせてください。

確かこの映画,アカデミー賞にノミネートされてたと思いますが,それも納得です。 お薦め!
(それにしても日本人高校生,ちょっと高校生っていうのはかなりムリがあるなと思います… ちょっと老けてるかな…)

Great TV comercial



パンテーン(シャンプー)のコマーシャルです。
聾唖の女の子が逆境に耐えながらも大好きなバイオリンをがんばっていくというストーリー。 セリフはひとつもないけど,音楽がその分すごーく効果的です。 涙がちょこっと溢れてしまいそうなコマーシャルです。

Matsuzaka -Red Sox

ネットのニュースで見たんですが、レッドソックスの松坂、復帰したみたいですね。 よかったよかった。

どうやら7kgの減量をしたらしいですね。 WBCのときにも思ったんですが、結構太ってましたからね・・・。 ポチャッていうレベルはかなり超えてたので、減量はかなりいい影響があったんだと思います。

野茂選手もこっちに来てから急激に太っちゃって、トルネードのキレがなくなってたのが心配でした。

やっぱり太っててできるスポーツは、アメフトと相撲くらいかな???

ファイナルデスティネーション (Final Destinations)

「ファイナルデスティネーション」です。
今年,アメリカでは4作目の予定があります。

高校卒業旅行の飛行機発着の際に,主人公のアレックスはその飛行機が爆発事故を起こす白昼夢を見ます。 あまりに真に迫っているので,そのままパニックに陥り,他の数人の友人と共に飛行機をおろされてしまいます。 ですが,その飛行機はテイクオフと同時に爆発炎上。 アレックスの白昼夢が現実になってしまいます。

その後,事故を逃れた7人が一人一人,別々の事故で死んでいき,アレックスは「死の法則(運命)」を逃れた人たちが,改めてその法則をなぞるように死んで行っているということに気がつくのだが…,というストーリー。

変な怪人が出て来て,次々に殺していくというスリラーよりはよっぽど斬新で,面白かったです。
ただし編集があまりうまくないので,時々ストーリーがぶつ切りな印象が拭えません。 でも続編が出来たのも納得の映画ですね。

自分はそれなりに楽しみましたが,あんまり人に勧めるほどの映画でもないかな…。

Nori-P

ここ数日,酒井法子ことのりピーの失踪事件,そこから発展して覚せい剤使用に関してかなり報道が加熱していますね。 

もちろん国内にいないので,いまひとつ感触がしっくりこないのですが,ネットのニュースで見る限りでは,スキャンダラスに報道され過ぎかなという印象が拭えません。 ダンナがエセサーファーだの,父親がやくざだの,弟が山口会系だの,指にや足にタトゥーだの,ダンナに愛人がいるのなどなど…。クスリには関係ないですよねー。

おそらく,清純派とかママドルといった好印象でずっと来ていたので裏切られたという感は否めないのでしょうね。 ですが,その印象イコール本人そのままという印象を勝手に押し付けて,がっかりだというのはどうでしょう。 気持ちとしては分かりますけどね…。

ただ報道のされ方が,外から見てるとハリウッドのゴシップ番組のような印象を受けます。 なんでもかんでもその人の私生活を暴き,少しでもスキャンダラスに仕立てようとするといった印象の記事を多く見かけました。

もちろんクスリはいけないし,いかにパニックに陥ったとはいえ逃亡したのは芸能界でイメージを売っている人間としては最悪の行動でしょう。 ですが,やってしまったことはやってしまったので,潔く罪を償って欲しいですね。 その後で,まだ芸能界に復帰したくて,なおかつ事務所などがつくようであれば,もちろんやってみれば?というところです。 ここで変に繕おうとしたり,逃げようとしたら,逆に「悪女」というようなイメージが定着してしまいます。 200%思いっきり,罪を償った方がいいでしょう。 特に,チカラを入れていいたいのは,子供に対しては取り返しの着かないことをしてしまったと思います。 一生かかっても償いきれないでしょう。 なにせ夫婦そろってクスリですからね…。 ダメなアメリカ人家庭みたい。

のりぴーは学生のころから大好きで,今でも大好きです。 日本の芸能界で3本の指に入るというくらい好きですね。
正直なところ,がっかりしたというのは本当です。 でも女優・歌手である以上は,演技と歌が上手な限りはそれがボトムラインですね。 復帰してくればもちろん自分としては歓迎です。 (でもちゃんと罪を償うっていうのが前提ですが)

図はネットで見つけたものですが,ひとつは抜き打ちの薬物検査を芸能界などで行うべきかというものと,酒井法子のCDやDVDなどを店頭から引き上げるべきか,というものです。
薬物検査はやった方がいいでしょうね。 やっぱり「薬物撲滅キャンペーン」とかよくやってますし。
それに対して,CDなどの撤去ですがもっての他ですね! 過去の作品と現在おかしてしまった罪は別物ですし,そもそもそんな聖人みたいなものを,そこまでどうして芸能人なんか(「なんか」とは失礼な言い方ですけど)に求めるんでしょう?

この件は,何かどうもすっきりしないものがありますねー。 気持ち悪い…。



Skirt for men???

Yahooの記事で見たんですが、なにやら青山などでは男性がスカートをはくのがファッションとして流行っているのだとか・・・。 それに関連して、Yahooが意識調査をしているようなので、結果を見てみると下記のようになっていました。

「スカート男子をおしゃれだと思う?」
思わない: 89%
思う: 7%
その他: 5%

と圧倒的におしゃれだと思わない人が占めました。 アメリカでは近年、東京の渋谷や青山のファッションが先端を行っているという認識が広まってきていますが、この「スカート男子」がこちらでどう受け止められるかはまったくわかりませんねー。

自分としては問題外ですが・・・。 こんなことが流行りというなら、自分は化石と呼ばれて結構!ってなところですかね。

The Smart Car スマートカー

近頃こちらではスマートカーというクルマが流行ってきています。 ガソリン代の高騰が主な理由だと思います。サイズ的にはフツーのクルマの2/3というところでしょうか? 完全な2シーターです。
たぶん燃費はめちゃくちゃいいんじゃないですかねー?


そこで次のヒット車を予想してみました。
「スマウディ Smaudi」 やっぱり小さくなってもカッコ悪いモンはカッコ悪いですね・・・。


「スモルベット Smorvette」 ものすごいパワーありそう・・・。


「スモルシェ Smorsche」これはこれでけっこういいかも。


「スマンボルギーニ Smamborghini」 小さくなってもそれでもチョロQのランボルギーニに見えるから不思議。


「スメラーニ Smerrari」 ポルシェと違って、ちょっと短くなっただけでフェラーリに見えなくなるから面白い。


「スマスタング Smustang」 アメリカの代表的なマッチョカー。 ホントはこの写真、人にもらったときには、この馬動いてた(走ってた)んですよねー。 残念。

ALT (Assistance Language Teacher)

ネットの記事で見かけましたが,小学校におけるALT (Assistance Language Teacher)の質が問題になっているようですね。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000597-yom-soci

どうやら小学校における英語の授業のうち70%近くはALTに頼っている現状と,そのALTの交代の頻度及びプロとしての質に問題は集約されているようです。

ここでは自分の経験や外国人でALTの経験のある友人を元に,自分の意見を記してみます。

まずはじめに僕の持論から述べてしまうと「小学校のうちから英語を勉強する必要があるのか?」と考えています。 「英語を勉強する必要はない」と言っているのでなく,勉強させるのであれば徹底的にやり,習い事感覚でいつでも止められるという考えではやらない方がいい,ということです。 止めれば慣れた耳も当然衰えてきますしね。

確かに小学校のうちから英語に「慣れさせて」おけば耳は慣れるでしょうし,多少外国人慣れは出来るでしょう。 ですが,それでどうするんです? ま,それはともかく…。

話を小学校の英語教育に戻しますと,まず授業自体をALTに完全に任せてしまえばいいんです。 ALTの立場としては,あくまでもアシスタントです。 授業の流れや主導権はいつも日本人教師にあります。 ALTにもいろいろいますが,僕が知っている人たちは少なからずプロ意識を持ってやっていました。 アイデアもいろいろあるし,準備もしっかりしていた人もいます。 そこで英語に関してはずぶの素人の日本人教師が横からあれこれ口出しをしてくるのであれば,それこそやる気はそげますよねー。 僕がオーストラリアで教師をしている時は,担任は教室の後ろでお茶でもすすって見物してましたね…。 教室から完全にいなくなってたことも多々ありましたし。

逆に,日本に来ている英語教師には箸にも棒にもかからないようなのもいます。 JETプログラムは政府のプログラムなので,競争率もハードルもそれなりに高いので比較的安心ですが,民間の英語学校では英語さえ話せればいいというところも少なくありません。 そんな学校に教師の質を管理できるわけもなく,当然彼らの「日本でのバケーション」が終われば当然さっさと帰国します。 ちなみにアメリカの場合では辞職願いは止める2週間前(またはそれ以下)に提出するのが普通。 だから日本人の目には「突然辞めた」と見えるのかも知れません。

* ちなみに私の友人で現在千葉でJETプログラムの教師として働いている人がいますが,彼は一軒家を月1万円(!)で借りています。 特に20代の人だと,大学に行く時に借りた学費を手っ取り早く返すためと,若いうちに海外を経験したいという理由で,日本や韓国で英語教師を1,2年だけやってみる,という人は多いですね。

であれば,カリフォルニアは教師がどんどんレイオフされてるので,そういう人たち(教師としてのプロ)を,1,2年の契約で呼べばいいんですよねー。 英語教師としては素人かもしれませんが,教師としてはプロですよ。 彼らは,教師以外のことは全く知らないので,多少国際志向を持っている人であれば,喜んで来てくれると思いますよ。 彼らにとってみれば,日本で数年教えている間にアメリカの不況も終わってくれるかも知れないし。

One Click Volunteer

LAはここのところ,毎日暑い!!!!!
日中はだいたい35度は軽〜くイってますね。 部屋の中は,壁や天井が熱を吸収してしまうので,40度を超えることもしばしば…。

エアコンの部屋にはメインのパソコンがないので,時々暑いなかで作業をしないと行けないこともあります。
もう暑いのなんのって!

今日はたまたま面白いサイトを見つけました。 「ワンクリックボランティア」というyahoo!のページで,クイズに答えてクリックすると,自分に費用は発生せずに募金ができるというもの。 どうして「無料で募金」ができるのかというと,月ごとにクリック数を集計すると,スポンサー企業が募金額を肩代わりして支払うというシステムのようです。

募金先は,緑化事業などに充てられるようです。 ぜひ一度試してみては?
http://volunteer.yahoo.co.jp/click/index.html

Harry Potter and the Half Blood Prince

ハリーポッター最新作「ハリーポッターと謎のプリンス」,公開初日の夜11時半の回,見てきました。 この映画館では座席指定制を取っていて,この日5スクリーンで上映していたにも関わらず,夜の回(深夜3時の回もあったらしい)を追加したとのこと。

このテの映画のオープニング日にはよくありますが,コスプレで見に来ている人が多くいました。 スネイプや新聞記者のリタースキーターの格好の人を見かけました。 お祭りのような気分なので,見ていて楽しいですよ〜。

ホグワーツ魔術学校の6年生になったハリーと悪の帝王ヴォルデモートとの戦いと,彼の恋愛やスポーツなどの学生生活を描きます。 (他の5作もそうですが) 今作ではヴォルデモートの過去をかいま見るという要素が加わり,さらに主役3人の人間関係も少し変化が加わります。 さらに校長のダンブルドアとハリーの関係も少し変わります。

今作でとにかく印象的だったのは以下の点です。
ストーリー自体はダークに容易になりかねないためかコミカルな面が強調されているという点。 およそ全編を通して,クスクスと笑うセリフなどがたくさんあります。 特に今回ロンはいろいろなシーンで目立ってますねー。
次に各俳優の演技です。 イギリスでもベテランの俳優はいつも通りのいい仕事をしてるとしても,子役(といってももう20歳近くですが)たちもいい仕事をしてますね。
ハリー役のダニエルラドクリフは舞台もかなりやってきているので,演技や間がかなりいいですね。 ハーマイオニーのエマワトソンもいい演技してます。 それにマルフォイ役の彼もいい。
ですが今回のベストはスネイプでしょう! ちょっとした間や目線だけでも,フツーの役者以上に演技が出来る。 脱帽でした。

逆に残念なところは以下の点です。
3つの大事な点があまり強調されていない。 ハリーとジニーの関係,ハリーとダンブルドアとの関係,ヴォルデモートの生い立ちがあまりしっかり作られていない気がします。 特にハリーとジニーの関係は「あれっ? それだけ?」と思ってしまいました。 ハリーはジニーのことものすごく好きだったはずなのに。
ヴォルデモートの生い立ちは,ほんと表面をなでる程度。 確かに彼に純粋な悪役になってほしいのであれば,あれでいいでしょう。 ですが,原作での彼の扱い方とは異なるかなと。

それと最後の時計塔でのシーンは,残念ながら,盛り上がりに欠けると言わざるを得ません。 次の7作目(2つの映画に分割するようです)をよりドラマチックに盛り上げるために,いったん静かなトーンでやりたかったのかも知れませんが,ダンブルドアが死んでハリーがその遺志を継ぐ決意をするところにつながって行きますが,学校に戻らず旅に出る決意という重大な決意をするので,もっと盛り上がらないとあまり説得力ないですね。
あんなにあっさりした終わり方をするなんて…。 まるでフランス映画のような終わり方だ…。

演技面が非情によかったので,映画を見ている時はあまり感じませんでしたが,人間関係面などでは不満が残りますね。 ハリーポッターを見るたびに,いつも思うことですが,やっぱり本と原作は切り離してみるべきですね。 本のボリュームの大きさが,映画の2時間半に収まりきりません。

The Number 23

ジムキャリー主演のサスペンスホラーです。

ティーンエイジャーの男の子を持つ父親が,誕生日プレゼントにもらった一冊の本をきっかけに,本の世界に取り付かれたようになっていくというストーリー。

本の中では,私立探偵が主役になっており,その探偵の子供時代からストーリーが始まります。 すぐにこの本を読んでいる父親は「自分の生い立ちにそっくりだ」と感じ始め,どんどん本にのめり込んでいきますが,妻はただの偶然だと一蹴します。

本の中では,探偵が大人になり探偵業を始めるのですが,自殺をしようとする女性を助けられなかったあたりから様子が変わってきます。 その自殺願望の女性は「23」という数字に取り付かれており,彼女いわく,身の回りの数字や日付は,足したり引いたりすることによって「23」という数字になるものばかりだと言うのです。 その直後,彼女は自殺をするのですが,それから探偵がこの「23」という数字に取り付かれ始めます。

またここで現実世界へと戻ってくるのですが,この父親も「23」にだんだんと取り付かれてきます。 この本の中の内容が,現実世界とダブるところが多いということに気づき,本の中の別の殺人事件が現実世界の殺人事件と関わりがあるらしい,というあたりからストーリーは急展開を見せ始めます。

全体のストーリーはかなりじっくりと作り込んであり,なかなか面白いと思います。
ただ前半の「23」に取り付かれるあたりは,正直「こじつけじゃん」と途中で少し飽きてしまいました。 サスペンス風の後半の方がけっこう面白いかも知れませんね。

ちょっと全体的に大げさすぎるかな,という印象は拭えませんが,まずまずの出来の映画といっていいでしょう。
まじめな役をやるジムキャリーも,普段がコメディなだけに結構怖いですよー。

Hiking

昨日は7月4日で,独立記念日でした。

各地で色々とイベントがあるんですが,最も定番なのは花火です。 カリフォルニアでは一般の人が花火をするのは禁止なんですが,いろんな自治体や団体が有料無料で花火大会を行います。

でも日本の花火には遠く及びませんけど…。
1, 丸く花火が広がらないことが多い
2, 色のバリエーションが少ない
3, 高さが足りない
4, 花火の数が足りない
などの理由で,日本人としてはちょっと消化不良かな…。

それはともかく,独立記念は祝日なので,珍しく近所へハイキングに行ってきました。
クルマで5分くらいいくと,けっこう大きい自然公園のようなものが2つほどあります。 そのうちのひとつへ朝9時半ごろから上り始めました。 ハイキングといえば,のんびりしたカンジがあると思いますが,この時点で気温が25度前後。 直射日光がじりじりと照りつけて,丘(というより山)を上る足もだんだんとけだるくなっていきます。 若干の気圧差と,どんどん上昇する気温で水筒内の空気が膨張して,水筒の水が外へ飛び出す始末。



後半,山を下ってそろそろゴールが見えて来たころ,草むらから「シャラララ」という音が聞こえてきました。 文字で書くとちょっとカンジがつかみにくいと思いますが,瞬間セミの鳴き声に聞こえました。 なんとガラガラヘビのようです。 草むらの中なので,姿までは見えませんがハッキリとその音は聞こえます。

どこにいるのか確認したいので,小石をその方向へ投げます。 すると今度は道を挟んだ左側から同じ音が聞こえてきます。 さらにもう一度投げると,道の右側から聞こえてきます。 つまり2匹いたんです。

とぐろを巻いた状態からジャンプすると2mは軽くジャンプするらしく,噛み付く狙いはまず外さないということなので,ゴールを目の前にして別のルートで行くことに。 ですが,整備されたハイキングルートではないので,もと来た道をそのまま戻ることになりました。 あの急勾配の道をずっと1時間近く戻ると思うとがっくり来ましたが,少し戻って,振り返ってみるとガラガラヘビのいた方向からカップルがきます。 声をかけてみると,ガラガラヘビの音は聞こえなかったとのこと。

その言葉を信じて,そろりそろりとゴールへ向かって再度前進。 今度は小さい物音にも聞き耳を立てて進みました。 今度は問題はなく,通り抜けることが出来ました。 いやー,怖かったなー。 LAっ子は子供の頃から慣れてる人が多いので,多少の知識もあるのでいいかも知れませんが(もちろんかなり怖がってましたが),僕は得体の知れない毒蛇が草むらの中にいて,ジャンプして飛びかかってくるかも知れないと思うといい気分はしませんね。 ただガラガラ(またはシャラララ)という音は,かなり怒っている時の攻撃音だそうで,この音を出さずに襲ってくることはないらしい,ということです。 つまり,襲ってくる時にはこの音が聞こえることが多い,ということです。 多少予測できるかも知れないということですね。

写真は丘の上からの写真です。

Public Enemies

ジョニーデップの最新作,パブリックエネミーです。

大恐慌時代の銀行強盗のハナシです。
FBIの捜査官はクリスチャンベイル。

登場人物が多すぎて,監督が何をしたいのかよくわかりませんでした。 (ヨメ曰く,それぞれの俳優はいい仕事をしてるとのこと)実話に基づいたハナシは,あまり実話に忠実になりすぎても,ハナシとしては間延びしてしまうので,この映画は典型的なこのパターンですね。

ギャング映画は自分の趣味じゃありませんな…。 以上。

Taken

日本では「96時間」というタイトルで8月公開予定のようですね。 原題は「Taken」と,96時間にしてもTakenにしてもストレートなタイトルですね。

元アメリカ政府の工作員(スパイ)で,今は引退してティーンエイジャーの娘が全ての生活をしている中年男が主人公です。 娘が女友達と一緒にフランスに旅行に行きたいと言い出すところから始まります。 元工作員だけあって,危険に対する嗅覚は今でも抜群で,女の子2人での旅行にはあまり賛成ではないのですが,「このままだと娘は離れて行く」という元妻の言葉の後押しもあって,旅行を許してしまいます。

案の定,パリで招待不明の犯罪グループに拉致されてしまうのですが,出発前に渡しておいた携帯で,彼はその場の状況を多少知ることができます。 自分のに対して彼は「彼らはお前をさらっていってしまうだろう。 だが,お父さんの言うことをしっかり聞きなさい。 携帯はベッドの下においていき,連れて行かれる時に奴らの特徴を大声で叫ぶんだ」と指示します。

この辺からぐっと話しに引き込まれていきます。 そして電話の存在に気づいた拉致グループの一人に,電話越しに「オレはお前たちを見つけ出すためのスキルを全て兼ね備えている。 必ず見つけて殺してやる」と宣戦布告します。

そこからパリへひとっ飛びして,さらわれた現場から情報と収集し,ひとつひとつ進めていきます。 電話での発音や会話の内容から,犯罪グループの特定ができるのですが,ドラッグ漬けにして売春させられるまでの平均時間が96時間。 そこから先は消息不明になる可能性が高くなる。

全編を通して,テンポのいい展開にハラハラさせられます。 ちょっと目を離すと大事なピースを見逃してしまうので,しっかり見てくださいねー。 主役のリーアムニーソンが,娘思いだが腕利きの元工作員の役を上手に演じてます。

ちょっと後半(オークションに侵入するあたりから)から,典型的なアクション映画チックになってしまうのが残念ですが,ここまでくれば後は押して押して押しまくるしかないような展開なのでよしとしましょう。

是非見てもらいたい一本ですねー。

Billy Mays Passed Away

今週,LAではマイケルジャクソンを含む,著名人が計3名亡くなったわけですが,今日日曜日,また一人著名人が亡くなったのが発見されたようです。

Billy MaysというTVショッピングの巨人で,ビリーメイズという人が自宅で亡くなっているのが見つかったそうです。 この人はテレビショッピング界では超有名人で,エネルギー溢れるアピールの仕方が大人気の人です。

僕はこの人が大好きで,あまりに楽しそうにしかも自信タップリでグッズを宣伝するので,いつもついつい彼のコマーシャルには引き込まれてしまいます。 また惜しい人を無くしました…。

合掌

下記が彼のコマーシャルへのリンクです。
http://www.youtube.com/watch?v=r_4a4O7kXQo

Michael Jackson

キングオブポップス,マイケルジャクソンが本日午後3時頃亡くなりました。

日本語の名前はまだ分かりませんが,Cardiac Arrestという心臓の発作だったようです。 心臓発作とは異なるもののようですが,僕も初めて知る病名なので,どんなものなのか分かりません。

お昼過ぎには救急車でUCLAの付属病院に運ばれたようですが,そのまま亡くなったとのことです。 残された3人の養子はどうなるのでしょうか? 本当に気の毒です。

享年50歳だったようで,晩年はスキャンダルばかりが取り上げられていましたが,僕にとっては80年代後半から90年代前半のマイケルが好きです。 同年代の人は同意してもらえると思いますが,「Bad」や「Dangerous」のアルバムは今でも時々聞いてるくらいです。

ご冥福をお祈りします。

Wimbledon

招待選手として参加したクルム伊達選手。
非常に残念ですが、初戦で敗退してしまいました。 足の怪我、心配です。

でも今でもトライし続けるその姿勢、見習いたいものです。

お疲れさまでした。

Medicare

オバマ大統領が,アメリカの医療保険の改革の必要性を訴えています。 (前からですが)

アメリカはどうやら世界で一番医療保険の高い国で,2位との開きは50%以上あるようです。 このままでいくと,10年以内には5ドルのうち1ドルを,30年以内には3ドルのうち1ドルを医療保険に使うことになってしまう,という予測があるようです。 つまり収入の1/3が医療保険,ということです。

実際,こちらの医療費はずば抜けて高く,しかも会社で入っているような保険でも,適用可能な医者のネットワークとそうでないネットワークがコロコロ変わっていきます。 自分のかかりつけの医者が,それまで保険適用内だったのに,予告もなく急に適用外になったこともありました。 その辺の管理のずさんさも問題ですね。 安心して病気にもなれません。

それと保険に加入していない人お多いのは問題です。 多くは違法移民の人のはずですが,理由としては違法なので収入がものすごく低く,保険が払えないということです。 救急にいくと,それらしき人が列をなしているのを見かけます。 ぎりぎりまで我慢してから医者にかかるんじゃないかと思います。

オバマ大統領からは具体的な改革案とリーダーシップを期待したいですね。 とにかく医療費が高すぎる!!!

Hancock

日本でも同時公開していたみたいですね「ハンコック」

性格の悪いスーパーヒーローが,ある家族と知り合うことによって,本来のスーパーヒーローのあるべき姿に向けて鍛えられて行く,というストーリー。

面白いところは,ただのドタバタコメディではなく,しっかりと主役のスーパーヒーローの内面を表現しているところでう。 つまりもとから性格が悪いわけではなく,理由があってすねていて,周囲からの認知や賞賛を浴びることへの気持ちの良さなどにもしっかりと触れているということです。

しかし残念なのは,中盤から彼の「同類」がストーリーに入ってきて,ストーリーが後半まったくがらっと変わってしまうことです。 それならそれでいいのかも知れませんが,あまりに偶然が出来すぎていて,ちょっとシラケたかな,というところです。

前半の出来が結構気に入っていただけに,ちょっと残念。

The curious case of Benjamin Button

「ベンジャミンバトン 数奇な運命」です。

生まれた時に肉体的には老人で,年を取って行くにつれてカラダは若返って行くという男と,その彼の人生に関わった人たちのストーリー。

ブラッドピットの映画にしては,かなりよかったですよー。
特に前半はかなりいい仕事しましたね。 カラダは老人,精神的には子供という状態なのですが,声や発声などは老人でありながら,好奇心や言うこと,言い方などは子供という今までにないような設定の役どころを上手にやっていました。

見た目が普通のブラッドピットになってからは,あんまり演技の上手下手が分かりにくくなりましたが,少なくともいつものような「ブラッドピットがブラッドピットの役をやってる」的な薄っぺらな演技は見られませんでした。

ストーリーの流れとしては,臨終の床にあるある女性が,その娘にある人の日記を読んでもらうことで進んで行きます。 それは「ベンジャミンバトン」という人が書いた日記で,彼はその女性を幼い頃から知っている人物でした。 それを読み進めていくにつれて,彼の人生,その女性の人生,その娘の人生,それにそれぞれがどう関わっていたのかが次第に分かっていきます。

近頃ハリウッドではダメになってきている「ストーリー作り」と「キャラクター作り」がしっかりなされています。
これのおかげで映画が何層もあるように重みのある映画になっています。

ぜひぜひ見てください。

Kimiko Date goes to Wimbledon

ネットのニュースで見ましたがテニスの伊達公子さんがウィンブルドンへの参加をするようですね。 登録名をクルム公子と改めたそうです。

この人、僕と同い年ということもありますし、一度直接会って言葉を交わしたこともあるので(もちろん向こうは忘れてるに違いありませんが)、思い入れがけっこうあります。

90年代にはランキング10以内にずっといた、日本女子の草分け的存在。 グラフにも勝利したこともありますし、シングルスでベスト4入りしたこともあるという、文字通りトップクラスの選手です。

結果はともかく、ぜひぜひがんばって欲しいですね~!!

Sequoia National Park -Camping

セコイヤナショナルパークというところにキャンプに行ってきました。
日本では当然キャンプに行ったことはありますが、アメリカでは初めてです。

LAからクルマで約4時間。 一番近い町からでも1時間半はかかるという場所。 標高2000メートルちょっとのところを目指して、くねくねしている断崖絶壁の道路をゆるゆると走るので、時間がかなりかかります。


ここでは熊が出るということで、一通りの対象方法をアタマに入れて出発。 実際に2回、熊を目撃しました。
食べ物や食べ物のにおいのついているものは全て「ベアーロッカー」にしまうように指導されます。 このベアーロッカーは、鉄製でかなりしっかりとしたつくり。 クルマに食べ物を残してしまうと、クルマのガラスはおろか、ドアのフレームがメチャメチャになるくらいの力で、熊はクルマから食べ物を取ろうとするそうです。 ちなみに、このキャンプ中にコヨーテとリス、色とりどりの鳥などが見られました。

コヨーテは一匹だけだったんですが、最近まで他に2匹いたそうです。 マナーの悪い人間がキャンプの残りの食べ物を与え続けていたところ、だんだん凶暴になってきたので、レンジャーがやむなく射殺したそうです。
キャンプや自然の中で動物に無責任にエサを与える行為は、逆にその動物を殺すことになるので絶対にやめましょう!!

入り口でキャンプ場の天候を聞くと、レンジャーの人はあっさりと「雨だよ」と・・・。 入り口ではこの上ないほどいい天気だったので、どーせ天気雨だろうと高をくくっていたところ、レンジャーの人が正しかったと思い知らされるハメに。
着いてみると、雨がシトシトと降っていました。 それに周囲には雪がまだ残っていました。 本当に6月か???と思いつつ、雨の中まずテントを立てました。 その後、あまりに寒いので非常用に持ってきていたカップラーメンを立ったまま啜るという、かなり惨めな体験をしました。 この時点で雨は雪に変わってきました。 日中の気温はよくて10度をちょっと切るくらい。 朝は氷点下です。


あまりに惨めな状況に、即テントをたたんで、もう少し標高が低いエリアにキャンプを移すかどうかを相談していたところ、雨が止みました。 もううれしいのなんのって! すぐにハイキングの準備をして出発。
片道1.7マイルの山道を滝目指していきます。 途中はもちろん残っている雪の中を進みました。 日が照っているので、残っている雪がどんどん蒸気になって蒸発しています。


このハイキングの終点の滝は、規模がでかくてかなり近くまで行けたからよかったです。 ビデオで少しでもその迫力が伝わればいいんですが。


この夜はバーベキューをし、ワインとビールをしこたま飲んで、さっさと寝ました。 久しぶりにハイキングなんてしたもんだから、足が疲れました。

翌日は、朝起きて少しするとまた雨が振り出しました。 寝ている時に降らなかったのは不幸中の幸いです。 結局、「クリスタルケーブ」と「シャーマンツリー」というところに立ち寄りながら、予定を1日切り上げて帰ることになりました。

「シャーマンツリー」は、世界でもトップレベルの大きな木で、幹の直径が11メートル、周囲が31メートルあるというもの。 東京の国分寺に住んでいたアパートよりも遥かに大きかったです(笑)

「クリスタルケーブ」という洞窟は1万年ちょっと前にできたというところで、きれいでしたねー。 ツアーガイドさんが、懐中電灯がない時代の探検家の雰囲気を味わせてくれたのは、面白かったですね。 100%の暗闇で、ハナをつままれても分からないほどの暗闇というのはこのことですね。 コウモリとかの生き物が目が退化するのも分かります。 だって、何も見えないんですから。


最後は、一緒に行った友人の家の庭でバーベキューをして締めくくりました。 雨の量や気温などを考えると、1日切り上げたのはかなりいい判断で、ヘタをするとカゼを引いて終わり、ということになりかねませんでした。

やっぱり自然はいいですねー。 キャンプで、アメリカのバーベキューの定番の焼きマシュマロをクッキーに挟んで食べるというものも体験できました。

False Charge

ネットの記事で見ましたが,「足利事件」の容疑者が冤罪だったとのこと。
(1990年5月、栃木県足利市で女児が行方不明になり、遺体で発見された事件)
ですが,ここまでなんと17年かかっているそうです。

当人にしてみれば,急に身に覚えのない容疑で捕まり,そのまま17年(!!)刑務所に入れられたなんて,怒り心頭でしょう。

警察にしてみれば,最も有力な容疑者を捕まえて,あとは証拠固めと自白だ!!とわくわくしていたに違いありません。 それらの証拠などの検証が甘かった結果にこの人を逮捕したとはいえ,それなりの根拠はあったのでしょう。 仕事内容のお粗末さは指摘されるべきものの,僕が感じたのは別なところにあります。

ひとつの事件の裁判に17年ってかかり過ぎじゃないですか?
控訴や上告をしたにしても17年って…。 今回みたいに冤罪でした,エヘヘ… ごめんなさいで済ますにはちょっと長過ぎるんじゃないでしょうか。

日本も陪審員制度が始まるようですし,もうちょっと裁判のスピードを上げることも考えた方がいいのではないでしょうか。

この容疑者の菅谷氏,本当に長い間ご苦労さまでした。