風と共に去りぬ Gone With the Wind

今更ですが、風と共に去りぬを改めてみてみました。
前回見たときはずっと若かったせいか、あまりよさが分からなかったようです。

南北戦争で運命を大きく左右された自由奔放で美しい女性の半生がテーマです。 金持ちの家に生まれて、その美貌のおかげで言い寄る男にも事欠かない毎日。 だが、南北戦争で南軍にいたことから、どんどん生活も苦しくなっていきます。 レットバトラーといういけ好かない男と、利害関係がありながらも惹かれていきます。

以前見たときは、「このスカーレットという女、いけ好かね~!」と思ったのですが、今回は自分が少し年をとったせいか、結構納得する部分がありました。 戦争のせいで、家族全員の面倒を見ることになりますが、ひもじさには絶対泣かない!と誓うシーンが本当によかったです。

レットバトラーも、いけ好かないながらも頼りになる男を上手に演じています。 周りを固める俳優陣もそれぞれの役どころを上手にこなしていますね。

それと特に気がついたのは、風景(特に夕焼け)を上手に撮っています。 特に上の誓いのシーンやラストシーンでは、夕焼けを背に誓っている姿がとにかく力強く見えます。

ちょっと長いのが難点ですが、逆にどこかを削って短くしてしまうとダメになってしまうだろうと思います。
4時間イッキに見るのはキツイですが、半分半分に分けてみればいいでしょうね。 お勧め!!!!!

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