コララインとボタンの魔女 Coraline

今年のアカデミー賞でアニメーション部門にもノミネートされていた作品です。
主役の女の子,コララインに子役の頃から演技力を発揮していたダコタファニングが適用されてます。

コララインは両親と新しい街に引っ越して来るが、二人とも仕事が忙しくてちっとも自分にかまってくれず不満に思っていた。 一人で外出すると、ワイビーという少年と黒猫など新しい近所の隣人に出会いながら,それと平行して,退屈しのぎに築150年のアパートの探検を始め、その最中にレンガで封印された小さなドアを発見する。 その向こう側には「もう一人のお母さん」と「もうひとりのお父さん」がいるのだが…というストーリー。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック監督だと後から知りましたが,それで納得する部分が多々ありました。 見ている最中も「ナイトメア…」に似てるなー,と思いながら見てました。 ということは,映像的にはあまり目を見張るところはないかも,と言ってもいいかも知れません。 それに盛り上がりが中盤直後にもあるので,何となく間延びしている間が否めません。

ただ主人公のコララインはキャラが立っているし,ダコタファニングもいい声の演技をしてると思います。 ただ近所の隣人たちのデザインはなんとなく「ナイトメア…」を思い出させるモノなので,やっぱり目新しさが感じられない気がします。

ハナシのネタに見てもいいかな,というところでしょうか。 特にチカラを入れてお薦めはしません。

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