ソウ6 Saw VI

人気ホラーシリーズの最新作,6作目です。

このシリーズがホラーまたはサスペンスと言われるのは分かるのですが,正直あんまり同意できません。
スプラッターであることは間違いないのですが,13日の金曜日やエルム街などとは違うストーリー性があると思っています。

殺人ゲームを仕掛ける殺人鬼ジグソウと、彼のターゲットにされた人々の攻防を描いた作品です。 今回は、3作目で死んだジグソウの遺品の謎が解かれる中、ジグソウの真の後継者は誰なのか?といった疑問にスポットが当てられていきます。

今回一番面白かったのは,昨年から今年にかけてアメリカでは医療保険が大きな問題になっていますが,ジグソウのターゲットは全てこの医療保険の現場からの人間です。 普段は保険料を毎月支払っていて,いざ深刻な病気になると10年20年前の病気を深刻しなかったと言って保険の適用を拒否するという医療保険業界。 (これはホントです) そこから犠牲者が連れてこられて,死のゲームに無理矢理参加させられて行く,とうのが面白い設定でしたね。

ただ,さすがに6作目ともなると,予算もそれなりに取れるからか,映画創りが大掛かりになりすぎて,少し興ざめかなと思いました。 シナリオも少しお粗末なカンジがします。 犠牲者の演技も少し白々しいのが気になりました。 1作目はすごくよかったので,初心に戻って頑張って欲しいですね〜。

これは特に見なくてもいいかも。 グロいのがやたら目立つので…。

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