2012 2012

09年のビッグなCGパニック映画。
コマーシャルなどで見たことのある人がほとんどかと思います。

最近,一人でDVDを見る時間が少し増えたので,一人でしか見られないジャンルを観まくってます。 (ゾンビ映画,パニック映画など) でもこう立て続けに観てると「自分の趣味ってヘンなのか?」と少し思ってしまいます。 でもちゃんとドラマやコメディも観てますよ!

さて,ストーリーですが,リムジン運転手で小説家のジャクソン(ジョン・キューザック)は、子どもたちとのキャンプを楽しんでいた。ところが、軍の研究施設を偶然発見し、地球が滅亡に向かっていることを知る。この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、すでに天災は地球上の至るところで起こり始め,というもの。

まずはじめに断っておかないと行けないのは「このテの映画(特にエメリッヒ監督映画)にはマジメなストーリーは期待してはいけない」ということです。 この映画は地球上のありとあらゆるところで起きる災害から,飛行機,クルマ,自分の足などを駆使して,逃げ回るというだけの映画です。 パニック映画のあらゆる要素,飛行機,水害,地震などが全て詰め込まれています。 それにともなうCGはオタクの領域に達するほど,細部まで作り込まれています。 10ドル近く払う価値があるかは別として,大きいスクリーンで観たかったなー。

ただし演技やキャラクターなどはぜんぜんダメです。 それにトップの科学者がヘンに人権派で,逃げる時間が15分もないのに,残っている人を少しでも救出するべきだとか言い出すのは興ざめです。 彼をもっと「大多数の人を助けるための犠牲は仕方ない」としていれば,もっと映画としてはぐっと締まったと思います。 このあたりがハリウッド映画の限界かなと。

わざわざこの映画のためだけにDVDを借りにいかないくてもいいと思いますが,何かのついでであれば観てみてください。

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