サマーウォーズ (Summer Wars)

先日みた「時をかける少女」と同じスタッフで製作されたオリジナル作品(だと思う)です。

OZと呼ばれるインターネット空間に、人は依存して生きている現代。 このシステムは人の生活の奥深くまで浸透しきっていた。

その中で、ある数学に関しては天才的な高校生の男の子が、憧れの女の子の田舎に一緒にいくことになり、彼女のフィアンセとして超大家族に囲まれて夏を過ごすことに。 しかしメールで舞い込んだひとつの数学の暗号を解いたことから、OZに大混乱が・・・。

彼女の家族のバックアップを受けて、彼はOZの混乱収拾に乗り出す、というストーリー。

オモシロイのは、日本の夏休みや大家族の様子と、サイバースペースでの戦いとのギャップ。 前回の「時を・・・」のときもそうでしたが、夏の様子を描くのがウマイですね、このスタッフは。 田舎の夏の様子がすごーくウマく出てます。 それに大家族の、楽しいワサワサした様子もいいですね。

一家の長である90歳のおばあちゃんがとにかくかっこいい! ある意味主役かなと思います。

サイバースペースでの戦いに関しては、ちょっとオリジナリティがかけるような気もします。 というのは、戦いの流れがドラゴンボールの魔人ブウ編とまったく同じだからです。
主人公がパワーアップして戦いを挑み、優勢に戦いを運ぶのですが、悪者の方が周囲の人(子の映画の場合アバター)をどんどん取り込んでパワーアップをしてしまい、主人公を追い抜きます。 もうダメか?と思って矢先に、世界中からパワーが送られてきます。 (DBの元気玉と同じかなと) そのパワーで悪者はやっつけられる、というもの。

とはいえ、はじめから終わりまでテンポもよく、まったく飽きません。 それにやっぱりキャラクターが活きてるので、見ていて楽しいですねー。

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