プリンセスと魔法のキス (The Princess and the Frog)

ディズニー最新の「プリンセスもの」です。
手書きのアニメーションに立ち返ったとか。

ニューオリンズで自分のレストランを持つために,一所懸命働いている女の子がふとしたことから,魔法でカエルに変えられてしまった王子様にキスをしてしまいます。 フツーなら王子様が人間に戻って結婚,めでたしめでたしで終わると思うんですが,この映画はそうじゃありません! 逆に女の子もカエルになってしまいます。 そこで二人は一緒に人間に戻る方法を探して旅にでる,という内容。

ストーリーとしては面白いと思います。 ミュージカル仕立てなので,音楽や歌もグーですね。

ただし,全体で見たらぜんぜん面白くありません。
1, 「愛」が最上の価値観になってしまっていて説教くさく,キャリアを追求する女性を否定しているように受け取れる。 自分のレストランを持つために一所懸命に働いている主人公ですが,「愛」を優先させられるようなストーリー作りです。 しかも「愛」と「仕事」の両立は出来ないというようなセリフも多々あります。
2, 無理矢理プリンセスを作りたがる。 主人公の女の子はニューオリンズに住む黒人の普通の女の子なんですが,ストーリー上,無理矢理にプリンセスに仕立て上げています。 これはディズニーの「新しいプリンセス」を作ろうというビジネス上の動きの一環です。
3, ストーリーが無難すぎて退屈。 ストーリー的には,トータルで見ると今までのプリンセスもののようなカンジなのですが(王子様がいて,悪い魔法使いがいてetc),あまりに判で押したような典型的な展開なので,中盤飽きてしまいました。 古くさいプリンセスストーリーを作るのではなく,新しい新時代のプリンセスストーリーを作って欲しいものです。 ディズニーには常にエンターテイメントの最先端を行って欲しいと思います。
4, 観客に媚びたストーリー作り。 ピクサーはストーリー作りから数年かけて映画を作成します。 はじめにストーリーありきで,それでもし新しいCG技術が必要なようであれば,そこで開発していくというスタンスです。 ですが,最近のディズニーは観客に媚びていて,昔の成功した映画のストーリーラインなどを踏襲しすぎです。 それにキャラクターとしても「○○とゆかいな仲間たち」チックなものばかりで,ぜんぜん深みがありません。

ただし悪い魔法使いの手先になる「影」がたくさん出てくるのですが,これは雰囲気といいデザインといい,よかったですねー。

Matsui Goes to Anaheim

松井選手、アナハイムエンジェルスに移籍決定みたいですね。
ヤンキースとの交渉などに関して、色々とニュースも飛び交っていたようですが、僕の印象としては「エンジェルスに拾ってもらってラッキーだったね」というところです。

ヤンキースにしてみれば、ひざの故障もあり試合に出たり出なかったり。 守備なんてとんでもない! ケガでもされてDHでさえも使えなくなったらベンチ入りメンバーと給料がムダになる、という考えだったんじゃないの?と思います。

年俸も半分、契約期間もたったの1年と契約内容も大幅にダウン。 守備も確約はしてくれていないようですね。 DHとの併用らしいじゃないですか。
それでも必要としてくれるところでプレイするというのは、妥協しまくりかなと。 後、3年でメジャーリーグの退職金対象になるというので、プライドを捨ててそれを目指しているのかなとイヤでも思ってしまいます。

彼はプレイするチームは一流でないとイヤという信念があると何かで読みました。 スラッガーとして本当の自信があるなら、自分のチカラで優勝に導いてみせるってくらいのガッツが欲しいですね。 今年のワールドシリーズはMVPだったのはよかったですが、ラッキーでしたね。 シーズン中はダメダメでも、周りの人たちのチカラでシリーズまでいき、WSでMVPだってチヤホヤしてくれるんですから。

でもアナハイムは気候もNYよりも温暖だし、生活もラクになるのではないでしょうか。
一時はマリナーズに行くといううわさもありましたが、いかなくてよかったー。 イチローが今までがんばってきたチームだから、いまさら彼に横入りして欲しくないですねー。

というワケで、僕は松井選手にぜんぜん期待していません。

サマーウォーズ (Summer Wars)

先日みた「時をかける少女」と同じスタッフで製作されたオリジナル作品(だと思う)です。

OZと呼ばれるインターネット空間に、人は依存して生きている現代。 このシステムは人の生活の奥深くまで浸透しきっていた。

その中で、ある数学に関しては天才的な高校生の男の子が、憧れの女の子の田舎に一緒にいくことになり、彼女のフィアンセとして超大家族に囲まれて夏を過ごすことに。 しかしメールで舞い込んだひとつの数学の暗号を解いたことから、OZに大混乱が・・・。

彼女の家族のバックアップを受けて、彼はOZの混乱収拾に乗り出す、というストーリー。

オモシロイのは、日本の夏休みや大家族の様子と、サイバースペースでの戦いとのギャップ。 前回の「時を・・・」のときもそうでしたが、夏の様子を描くのがウマイですね、このスタッフは。 田舎の夏の様子がすごーくウマく出てます。 それに大家族の、楽しいワサワサした様子もいいですね。

一家の長である90歳のおばあちゃんがとにかくかっこいい! ある意味主役かなと思います。

サイバースペースでの戦いに関しては、ちょっとオリジナリティがかけるような気もします。 というのは、戦いの流れがドラゴンボールの魔人ブウ編とまったく同じだからです。
主人公がパワーアップして戦いを挑み、優勢に戦いを運ぶのですが、悪者の方が周囲の人(子の映画の場合アバター)をどんどん取り込んでパワーアップをしてしまい、主人公を追い抜きます。 もうダメか?と思って矢先に、世界中からパワーが送られてきます。 (DBの元気玉と同じかなと) そのパワーで悪者はやっつけられる、というもの。

とはいえ、はじめから終わりまでテンポもよく、まったく飽きません。 それにやっぱりキャラクターが活きてるので、見ていて楽しいですねー。

宇宙戦艦ヤマト復活編 (Yamato)

何やら宇宙戦艦ヤマトの映画がやるらしいですね。
予告,見ましたが,アカンはあれは…。

見る前からこんなこと言っちゃいけないと思うけど,こいつはちょっと…。

Black Friday

11月最終の木曜日はサンクスギビングといって,いわゆる「感謝祭」です。
一般に会社や学校は翌日は休みなんですが,ここからクリスマス商戦が始まります。

この金曜日のことを「ブラックフライデー」と呼んでいるわけですが,これがクレイジー!
多くのお店(主にデパートなど)が朝の明け方の4時などから店を空けてセールを始めます。 今年はバカな店が前日の木曜日の夜10時にセールを開始したそうです。 こうなるともうフィライデーじゃないな…。

少しでも安く買い物をしたいという人が,開店前から店に並び,一気になだれ込みます。
その時の模様をYoutubeで見つけました。 かなりクレイジーです。

今年は,顧客単価は8%落ちたようですが,買い物に出かけた人は13%前後のびたようです。 景気が悪いので,顧客単価が落ちたと考えていいと思いますが,これを機会に変に安いだけの中○製品は買うのは止めて,ちゃんと見る目を養ってくれればいいんですけどね…。 アメリカ人はまだまだ安ければいい的な考え方の人もまだまだ多いので。

時をかける少女 (The Girl Who Leapt Through Time)

「時をかける少女」アニメ版です。 (原田知代の映画ではないですよ)
確か色々と賞をもらっていると思いますが、結構面白かった!!

ふとしたことから時を戻る力を得た高校生の女の子が、時を戻ることを繰り返しながら、その過程のなかで友達や恋愛のことを色々大切なことを学んでいくというストーリー。 (うーん、あまり正確に言い表せていない気がする・・・)

この映画でとにかく気に入ったのは、各キャラクターがそれぞれしっかり「活きている」ということ。 主人公のマコトは、とにかく元気いっぱいな女の子。 男の親友2人と野球をするのが好き。 まじめなコウスケ、ちょっとおちゃらけているけどやさしいところもあるチアキ。

マコトが時を戻りながら、他人の恋愛をまとめようとするけれども、経験不足なこともあり、空回りするところなんかも面白いですね。

それと音楽が結構よかったです。 あれ、オリジナルなのかなー?

ただアニメーションが若干雑な気がしました・・・。 ちょっとひいたアングルだとキャラの顔やカラダの線が大雑把になってるかな、と。

でも、原田知代の映画のときは興味もなかったんですが、このアニメ版はけっこうお勧めですね。 高校生の悩みや夏休み前後の学校の雰囲気なんかも上手に捕らえてると思います。

Beaujolais Nouveau 2009

今年もボージョレーヌーボーの季節が来ました。
ここ数年,恒例になってきたボージョレーヌーボーテイスティングをしてきました。

これはワイン好きの友人たちが,色々なところからボージョレーを持ち寄り,ラベルを隠したままそれぞれを試飲して,味のランキングをつけるという,内輪だけの集まりです。

喘息によくない物質が赤ワインには含まれているため,僕は赤は味見になめる程度しかしないんですが,今回はなぜか何も喘息に影響がなく,結構飲んでました。

同じボージョレーとはいえ,それぞれのワイナリーごとに微妙に味が違っており,今年の印象としては,あまり豊作ではなかったかな,と。 「ヌーボー」というくらいなので,新しいワインなのですが,どうも味が未熟すぎるという印象です。 さっぱり飲みやすいといえば,聞こえはいいんですが,味に深みがないというか…。

やっぱり僕は白ワイン(セヴェニョンブロンかシャルドネ)が一番ですね。
ビールならギネスかエール。 ラガービールで最近ヒットだったのは,イギリスで飲んだ「ステラ」です。 (写真) でもLAに帰ってから飲んだら,そうでもなかったので,やっぱりビールはその土地の気候で飲むのが一番ウマいですね!!!

ニュームーン トワイライトサーガ (New Moon -Twilight Saga)

アメリカで大ヒット小説が原作のトワイライトの続編,ニュームーンです。

一作目で,吸血鬼と恋に落ちた女の子の話の続きです。
18歳になったベラ(主人公)が,誕生日にふとした事故があり,それが元で彼氏である吸血鬼とその一家が,ベラから離れて行くというというところから始まります。
彼氏に捨てられたカタチになったベラは,親友であるジェイクとの友情に救いを求めます。 ですが,ある時を境に彼にある秘密があることが分かり,ベラと吸血鬼(エドワード)とジェイクの三角関係に発展します。

その後,舞台はイタリアへ移りベラとエドワードの関係に進展が…?

という典型的な「吸血鬼」映画とは異なり,特に今作は恋愛ものの要素がほとんどを占めます。 もちろん,自分は男なので男の視点から見てしまうので,ジェイクの気持ちの方がよっぽどよくわかります。 もちろん,恋愛ごとなので人のモノの見方によって意見は変わってきますが,僕の率直な感じ方からいうと「ベラ,ジェイクの気持ちを知りながら,都合のいいように利用しただけじゃん」というところですね。 もちろん女性は違う見方になると思いますが…。 (ウチのヨメは真っ向から反対してましたが)

ただし映画としては,どうしても複数あるシリーズの中間にあたる作品にあたるため,中途半端なカンジがします。 制作側もアクションシーンをなるべくたくさん入れようと頑張っているのが分かりますが,あまりアクションシーンはありません。 という理由から,恋愛映画または青春映画として見る分には十分楽しめます。

Fiat



写真は,イギリスにいた時によく見かけたフィアットです。 結構意外だったのは,日本車がそれほど多くないこと,フォードが結構走ってたこと,それとマニュアル車がすごく多いことかな。

でもこのフィアット,すっごいカッコ悪いですよね…。

Stairs

こんな動画をもらいました。
ちょっと試してみたいかも!!

American Football (Huskies vs Bruins)



アメリカンフットボール,初めて見に行ってきました。

試合はローズボウルで行われて,クルマの駐車場として隣のゴルフコースが利用されていました。 少し早めにいき,持って来たサンドイッチセットで,ゴルフコースにてランチ。 天気もよかったし気持ちよかった〜!

さてゲームは,ワシントン大とUCLAの対決で,どちらも強いチームではないのですが,地元UCLAがプレイするということで,スタジアムはチームカラーの青一色でした。 この大学対抗チームの頂点に立つ2チームが正月に行われるローズボウルでプレイします。



UCLAが終止優勢に試合を運んでおり,経験が圧倒的に劣るワシントンは押され気味でした。 結果自体は僅差だったものの,ミスが多く目立つワシントン大は,勝てる試合を逃した形でした。



ちょっと気がついた面白い点としては,普通こういうスポーツの試合を見に行くと,マナーの悪いファンを必ずと言っていいほど見かけるのですが,今回は全然みませんでした。 普通だとクルマの運転のマナーが悪く,他のクルマにクラクションをならしたり,悪態をつくなどは当たり前の光景だし,スタジアム内でも敵チームのサポーターと口論するのも当たり前。 ですが,今回はぜんぜん見かけませんでしたね。



でもスポーツとしてはちょっと中断が多くて,サッカーの方が客としてはもっとのめり込めるかなと思いました。

おくりびと (Departures)

ご存知アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」です。
やっと見ることができました。 こちらで公開したのが今年の8月。 それも劇場や公開時間が少し限定されていたため,見逃してしまってました。

知ってる人は知ってると思いますが,僕は日本映画には普段は否定的です。 というのは,役者がテレビやコマーシャルと重複することが多く,しかも流行の役者が配役されたりするため,演技に幅が出てこないということが一点。 つぎにセリフなどがまったく不自然なことが一点。

ですが,この映画はまったくの例外でした。 ストーリーはじっくりと進んでいき,しかもおさえるべきポイントはしっかりと押さえている。 各キャラクターも上手に描かれていて,とてもすっきり分かりやすい映画になっています。 それにセリフも不自然なところもなく,ホントに見やすい映画でした。

多分,見た人の方が多いだろうと思うので,細かいことは省きますが「必見」の一本!!!!

Europe Trip: Video Clips

9月終盤から10月にかけてヨーロッパに旅行に行ってきました。

これまでヨーロッパといえば,出張でロンドンに5日行ったっきり。 今回は,イギリス,イタリア,フランス(パリのみ)の3カ国に渡る旅行でした。 細かいエピソードなどは後にして,このページではYoutubeにアップしたビデオクリップだけ集めてみました。

Rさん,人の写真少なくてすみません m(_ _)m
でもまたきれいなクリップが出来たらアップします。


オクスフォード: 到着の日なので,あまり写真はありません。 でも冷たいギネスビール最高!!!!


オクスフォードからバースにかけて: この日はいろいろな出来事がありました。 クルマもぶつけちゃったし…。


バースからレイクディストリクトへ: この日は移動日。 途中に中世のお城へ寄りました。


ストーンヘンジとその他: ここに来て初めて「イギリスに来たな〜」と感じました。


パリ: 大学のフランス語の授業がひどかったせいで,あんまりフランスにいい印象がなかったんですが,パリいいですよ〜!!


フィレンチェ: 落ち着いたとてもいい街。 「また行ってみたい街」ですね。 旅行先としてはお薦め。


フィレンチェからベネツィアへ: ベネツィア,正直あまり期待してなかったんですが,けっこういいかも。 ものすごく歩くことは間違いないですが,ロマンティックな街。 電車のホームにオリエント特急が入って来たときは感激しましたね〜! (アガサクリスティのオリエント急行殺人事件,大好きなので)


ローマからフィレンチェへ

ライアーゲーム (Liar Game)

日本のテレビドラマ,「ライアーゲーム」です。

漫画が原作なんですね。 知らなかった。
バカ正直な女の子が,他人からお金を巻き上げる「ライアーゲーム(嘘つきゲーム)」に巻き込まれます。
天才詐欺師の助けを受けて勝ち進むのでだが,というストーリー。 実はDVDで(Rさん,ありがと!)見ていて,途中の5話くらいまでしか見てません。

なかなかストーリーとしては面白いですね。
それにゲーム自体の内容が,なかなかパズルっぽいので。 こういうの結構好きです。

ただドラマとしては,演出過剰かな。
「ババーン!!」みたいな効果音が多く出過ぎてるし,繰り返し続きすぎるので「とっとと先に進んでくれや」と思ってしまいます。
それに詐欺師役の松田なんとかさん(松田優作の息子さんかな?)の演技がちょっと…。

でも結構面白いのでちょっとお薦めかも。

ナイトミュージアム (Night at the Museum: Battle of the Smithsonian)

ナイトミュージアム2です。
これも飛行機の中で見ました。

こちらは前評だとあまり評価は高くなかったのですが,結構楽しめましたねー。 特に僕はワシントンDCのスミソニアン博物館に行くのが夢なので。

今回はNYの博物館からスミソニアン博物館への舞台が写ります。
博物館の展示物に命を吹き込むプレートを巡って,ドタバタ劇が繰り広げられるという部分は前回とまったく同じですが,今回は博物館の規模が大きくなったこともあって,新しいキャラクターが色々と出てきます。

この中で,注目なのはエイミーアダムス扮する女性パイロットで(名前,忘れてしまいましたが,女性パイロットで初めて大西洋を制覇した人だったと思います),エイミーアダムスがすごくいい演技をします。 最近の注目株です。 それに彼女と主人公が,展示物の飛行機で館内を飛び回るシーンがありますが,もちろん映画なので「んなワケないだろ!」と思うのですが,その辺はワキにおいておいて見てみると,結構楽しめます。

エンディングも結構ありきたりなものですが,ありきたりの映画にはありきたりのエンディングでいいんじゃないでしょうか。 ヒマな週末があればぜひDVDで,暇つぶし的に見てみてはどうでしょうか。

トランスフォーマーリベンジ (Transformers: Revenge of the fallen)

トランスフォーマー2です。

ロンドンから帰る飛行機の中で見たので,映像と音の観点で迫力が削がれたことを除外しても,「おおっ!」という映画ではありませんでした…。

僕はこの映画にネガティブな感想を持ってるので,あまりながながと書くのは好みませんが,前作でいい味を出していた主人公のお母さんが,今回はもっと目立ちます。 ただし最近のハリウッド映画で典型的なのですが,この「いい味」をプッシュしすぎて逆にやり過ぎになってます。
前回では天然だからいい味を出していたのに,今回は事故でドラッグまでやってしまいとにかくトバしまくります。 この時点で見るのをやめようかと思ったほどです。

ストーリーもなんだかちゃんと吟味して作ったのかなーと考えてしまいました。 新しい見方のトランスフォーマーもうざったいのが2体もいますしね…。

この映画は見るだけ時間の無駄かも。 (無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!ってところです)

Congratulations, Ichiro!!

イチロー,またまたやってくれましたね!
9年連続200本安打! しかも史上2番目のスピード達成だとのこと。

こちらでも野球好きであれば,イチローの名前を知らないものはいないと言い切ってもいいでしょう。 ただマリナーズは,チームとしてはいまひとつぱっとしないし,ヤンキースなどの歴史のある球団と比べると,若干見劣りはしてしまいます。

ですが,イチローの野球の殿堂入りも確実と見られているというのは,ただただ賞賛のことばしか出てきません。 義理の父が3ヶ月ほど前に東海岸へ行ったさいに,野球の殿堂に見学に行って来たのですが,そこにはイチローのユニフォーム(もちろん55!)が既に展示してあったということです。 本当の展示ではなかったようですが,それくらい殿堂入りは確実視されているようです。

10年連続,頑張れイチロー!!!!!!

Annoying Dog Toy!!



最近、犬用のぬいぐるみを新しく買いました。 が! 後悔してます・・・。

22222km!



僕は万歩計をいつもつけてるんですが、先日トータル22222kmまで行きました! ただ2のゾロ目だっただけなんですけどね・・・。
今はすでに22444kmまで行きました。 トータル日数が3440日なので、もう9年以上この万歩計をつけていることになります。 10年目までもうちょっと!!

トワイライト初恋 (Twilight)

邦題で「トワイライト初恋」だったかな?

ワシントン州の小さい街に引っ越してきた高校生の女の子が,そこで出会った風変わりで排他的な家族に出会ったことから,運命が大きく変わっていくというストーリー。 ベストセラー小説の映画化で,女性層の圧倒的な支持を得ているシリーズです。 本は現在4作目まで出ていて,ウチのヨメも結構ハマってます。

簡単にいうと,その女の子が恋に落ちた男の子は実はバンパイヤで,彼も彼女に恋するようになるのですが,何しろかれはバンパイヤ。 彼女の血がおいしそうでたまらないけど,血を吸っちゃいけないという,ちょっと倒錯したカンジのストーリーです。

完全にターゲットの観客は女性層で,「あなたと離れるくらいなら死ぬ方がまし」みたいなセリフもガンガン出てきます。 男の方からも「ライオンが羊を愛してしまった(訳: 血を吸う肉食種である自分が,食べられる運命にあるかわいそうな羊を愛してしまった」といったセリフも出てきます。 正直,クサいです…。

でも映像はすごくきれいですねー。 ワシントン州を舞台にしてるのですが,雨が多いところでもあるので,緑がすごくきれいで,風景もきれいにとらえてます。

この映画,続編も作っているようです。
男は,この映画あんまりスッキリと「いい!」と言えないんじゃないかな…。 ちょっとセリフ,クサすぎ…。 それにしてもアメリカ人,なんでこんなにバンパイヤとかモンスターが好きなんでしょうねー。

最高の人生の見つけ方 (The Bucket List)

「最高の人生の見つけ方」

病気により人生の残り時間を宣告された二人の男が,「死ぬまでにやりたいこと=Bucket list」のリストを作り,それを実行しながら友情を育てていくというストーリー。

久しぶりに正当派のまともな映画を見たという爽快感が,見た後に残りました。 最近のハリウッド映画は,国内外から権利を買ったリメイクが多く,オリジナリティもまったくなくなってきていますが(え? このハナシはもう100万回したって?),この映画は演技派俳優2人の実力,じっくりと作り込まれたストーリーと,丁寧な映画作りを核に作られています。

モーガンフリーマンがジャックニコルソンに「find a joy in your life」というところがあります。 直訳すると,人生に楽しみを見つけろということですが,仕事一筋で生きて来たり,家族との関係が希薄な二人のキャラクターにしか言えないセリフであり,自分の人生を考えたときにもこれは当てはまります。 人生に楽しみを見つけたいものです。

2人の全く違う男の人生もしっかり描かれていてとても深みがあります。 1時間半という最近の映画としては短めの時間も,無駄なくきっちり使われていますね。

お薦めの一本!

Brush fire -AGAIN....








またまた山火事です。
今度は,数年前と同じくかなり近距離です。 山を挟んで反対側で,直線距離で5キロもないでしょう。 もう風向きが悪いと煙いのなんのって…。 ここ数日は窓をしめっぱなしです。 エアコンのない部屋は40度以上に達し,壁や天井が熱を保ってしまうので,夜中になっても家の中だけサウナのように暑いです。

衛星写真で煙の広がりが見られます。 幸いこの時は風向きが逆なようです。 ウチは地図の中の赤い印の左下あたりです。

バベル (Babel)

今更ですが「バベル」,見ました。
前から見たいと思ってたんですが,やっと見られました。

それぞれバラバラに見える4つのストーリーが,それぞれ国をまたいでつながって行く様に興味を惹かれます。
小さい子供を失った傷心のアメリカ人夫婦。 モロッコを旅行中に事件に巻き込まれます。
モロッコの村に住む家族。 家畜を守るために買ったライフルが元で大変なことに。
住み込みでベビーシッターをしているメキシコ人のおばさん。 メキシコでの自分の息子の結婚式に,面倒をみている子供たちを連れて行かざるをえなくなってしまい…。
日本に住んでいる聾唖の高校生。 人とのふれ合いを求めて…。

一見すると,バラバラなストーリーのように見えるのですが,徐々にお互いのつながりが見えてきます。 つながりがなくても,それぞれのストーリーはとても興味深いのですが,このつながりのお陰で,人と人はつながっているという深みを感じることができます。 日本のストーリーは,多少本筋から離れているようにも見えるのですが,この映画のテーマ(後述)を通してつながっています。

ウチのヨメ曰く,この映画のテーマは「親の下す決断と,それが子供に及ぼす影響」だそうです。 言われるまで,気が付かなかったんですが,そういわれるとそうだなーと。 詳しくはここでは書きませんが,もしこの映画を見ることがあれば,ぜひ感想を聞かせてください。

確かこの映画,アカデミー賞にノミネートされてたと思いますが,それも納得です。 お薦め!
(それにしても日本人高校生,ちょっと高校生っていうのはかなりムリがあるなと思います… ちょっと老けてるかな…)

Great TV comercial



パンテーン(シャンプー)のコマーシャルです。
聾唖の女の子が逆境に耐えながらも大好きなバイオリンをがんばっていくというストーリー。 セリフはひとつもないけど,音楽がその分すごーく効果的です。 涙がちょこっと溢れてしまいそうなコマーシャルです。

Matsuzaka -Red Sox

ネットのニュースで見たんですが、レッドソックスの松坂、復帰したみたいですね。 よかったよかった。

どうやら7kgの減量をしたらしいですね。 WBCのときにも思ったんですが、結構太ってましたからね・・・。 ポチャッていうレベルはかなり超えてたので、減量はかなりいい影響があったんだと思います。

野茂選手もこっちに来てから急激に太っちゃって、トルネードのキレがなくなってたのが心配でした。

やっぱり太っててできるスポーツは、アメフトと相撲くらいかな???

ファイナルデスティネーション (Final Destinations)

「ファイナルデスティネーション」です。
今年,アメリカでは4作目の予定があります。

高校卒業旅行の飛行機発着の際に,主人公のアレックスはその飛行機が爆発事故を起こす白昼夢を見ます。 あまりに真に迫っているので,そのままパニックに陥り,他の数人の友人と共に飛行機をおろされてしまいます。 ですが,その飛行機はテイクオフと同時に爆発炎上。 アレックスの白昼夢が現実になってしまいます。

その後,事故を逃れた7人が一人一人,別々の事故で死んでいき,アレックスは「死の法則(運命)」を逃れた人たちが,改めてその法則をなぞるように死んで行っているということに気がつくのだが…,というストーリー。

変な怪人が出て来て,次々に殺していくというスリラーよりはよっぽど斬新で,面白かったです。
ただし編集があまりうまくないので,時々ストーリーがぶつ切りな印象が拭えません。 でも続編が出来たのも納得の映画ですね。

自分はそれなりに楽しみましたが,あんまり人に勧めるほどの映画でもないかな…。

Nori-P

ここ数日,酒井法子ことのりピーの失踪事件,そこから発展して覚せい剤使用に関してかなり報道が加熱していますね。 

もちろん国内にいないので,いまひとつ感触がしっくりこないのですが,ネットのニュースで見る限りでは,スキャンダラスに報道され過ぎかなという印象が拭えません。 ダンナがエセサーファーだの,父親がやくざだの,弟が山口会系だの,指にや足にタトゥーだの,ダンナに愛人がいるのなどなど…。クスリには関係ないですよねー。

おそらく,清純派とかママドルといった好印象でずっと来ていたので裏切られたという感は否めないのでしょうね。 ですが,その印象イコール本人そのままという印象を勝手に押し付けて,がっかりだというのはどうでしょう。 気持ちとしては分かりますけどね…。

ただ報道のされ方が,外から見てるとハリウッドのゴシップ番組のような印象を受けます。 なんでもかんでもその人の私生活を暴き,少しでもスキャンダラスに仕立てようとするといった印象の記事を多く見かけました。

もちろんクスリはいけないし,いかにパニックに陥ったとはいえ逃亡したのは芸能界でイメージを売っている人間としては最悪の行動でしょう。 ですが,やってしまったことはやってしまったので,潔く罪を償って欲しいですね。 その後で,まだ芸能界に復帰したくて,なおかつ事務所などがつくようであれば,もちろんやってみれば?というところです。 ここで変に繕おうとしたり,逃げようとしたら,逆に「悪女」というようなイメージが定着してしまいます。 200%思いっきり,罪を償った方がいいでしょう。 特に,チカラを入れていいたいのは,子供に対しては取り返しの着かないことをしてしまったと思います。 一生かかっても償いきれないでしょう。 なにせ夫婦そろってクスリですからね…。 ダメなアメリカ人家庭みたい。

のりぴーは学生のころから大好きで,今でも大好きです。 日本の芸能界で3本の指に入るというくらい好きですね。
正直なところ,がっかりしたというのは本当です。 でも女優・歌手である以上は,演技と歌が上手な限りはそれがボトムラインですね。 復帰してくればもちろん自分としては歓迎です。 (でもちゃんと罪を償うっていうのが前提ですが)

図はネットで見つけたものですが,ひとつは抜き打ちの薬物検査を芸能界などで行うべきかというものと,酒井法子のCDやDVDなどを店頭から引き上げるべきか,というものです。
薬物検査はやった方がいいでしょうね。 やっぱり「薬物撲滅キャンペーン」とかよくやってますし。
それに対して,CDなどの撤去ですがもっての他ですね! 過去の作品と現在おかしてしまった罪は別物ですし,そもそもそんな聖人みたいなものを,そこまでどうして芸能人なんか(「なんか」とは失礼な言い方ですけど)に求めるんでしょう?

この件は,何かどうもすっきりしないものがありますねー。 気持ち悪い…。



Skirt for men???

Yahooの記事で見たんですが、なにやら青山などでは男性がスカートをはくのがファッションとして流行っているのだとか・・・。 それに関連して、Yahooが意識調査をしているようなので、結果を見てみると下記のようになっていました。

「スカート男子をおしゃれだと思う?」
思わない: 89%
思う: 7%
その他: 5%

と圧倒的におしゃれだと思わない人が占めました。 アメリカでは近年、東京の渋谷や青山のファッションが先端を行っているという認識が広まってきていますが、この「スカート男子」がこちらでどう受け止められるかはまったくわかりませんねー。

自分としては問題外ですが・・・。 こんなことが流行りというなら、自分は化石と呼ばれて結構!ってなところですかね。

The Smart Car スマートカー

近頃こちらではスマートカーというクルマが流行ってきています。 ガソリン代の高騰が主な理由だと思います。サイズ的にはフツーのクルマの2/3というところでしょうか? 完全な2シーターです。
たぶん燃費はめちゃくちゃいいんじゃないですかねー?


そこで次のヒット車を予想してみました。
「スマウディ Smaudi」 やっぱり小さくなってもカッコ悪いモンはカッコ悪いですね・・・。


「スモルベット Smorvette」 ものすごいパワーありそう・・・。


「スモルシェ Smorsche」これはこれでけっこういいかも。


「スマンボルギーニ Smamborghini」 小さくなってもそれでもチョロQのランボルギーニに見えるから不思議。


「スメラーニ Smerrari」 ポルシェと違って、ちょっと短くなっただけでフェラーリに見えなくなるから面白い。


「スマスタング Smustang」 アメリカの代表的なマッチョカー。 ホントはこの写真、人にもらったときには、この馬動いてた(走ってた)んですよねー。 残念。

ALT (Assistance Language Teacher)

ネットの記事で見かけましたが,小学校におけるALT (Assistance Language Teacher)の質が問題になっているようですね。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000597-yom-soci

どうやら小学校における英語の授業のうち70%近くはALTに頼っている現状と,そのALTの交代の頻度及びプロとしての質に問題は集約されているようです。

ここでは自分の経験や外国人でALTの経験のある友人を元に,自分の意見を記してみます。

まずはじめに僕の持論から述べてしまうと「小学校のうちから英語を勉強する必要があるのか?」と考えています。 「英語を勉強する必要はない」と言っているのでなく,勉強させるのであれば徹底的にやり,習い事感覚でいつでも止められるという考えではやらない方がいい,ということです。 止めれば慣れた耳も当然衰えてきますしね。

確かに小学校のうちから英語に「慣れさせて」おけば耳は慣れるでしょうし,多少外国人慣れは出来るでしょう。 ですが,それでどうするんです? ま,それはともかく…。

話を小学校の英語教育に戻しますと,まず授業自体をALTに完全に任せてしまえばいいんです。 ALTの立場としては,あくまでもアシスタントです。 授業の流れや主導権はいつも日本人教師にあります。 ALTにもいろいろいますが,僕が知っている人たちは少なからずプロ意識を持ってやっていました。 アイデアもいろいろあるし,準備もしっかりしていた人もいます。 そこで英語に関してはずぶの素人の日本人教師が横からあれこれ口出しをしてくるのであれば,それこそやる気はそげますよねー。 僕がオーストラリアで教師をしている時は,担任は教室の後ろでお茶でもすすって見物してましたね…。 教室から完全にいなくなってたことも多々ありましたし。

逆に,日本に来ている英語教師には箸にも棒にもかからないようなのもいます。 JETプログラムは政府のプログラムなので,競争率もハードルもそれなりに高いので比較的安心ですが,民間の英語学校では英語さえ話せればいいというところも少なくありません。 そんな学校に教師の質を管理できるわけもなく,当然彼らの「日本でのバケーション」が終われば当然さっさと帰国します。 ちなみにアメリカの場合では辞職願いは止める2週間前(またはそれ以下)に提出するのが普通。 だから日本人の目には「突然辞めた」と見えるのかも知れません。

* ちなみに私の友人で現在千葉でJETプログラムの教師として働いている人がいますが,彼は一軒家を月1万円(!)で借りています。 特に20代の人だと,大学に行く時に借りた学費を手っ取り早く返すためと,若いうちに海外を経験したいという理由で,日本や韓国で英語教師を1,2年だけやってみる,という人は多いですね。

であれば,カリフォルニアは教師がどんどんレイオフされてるので,そういう人たち(教師としてのプロ)を,1,2年の契約で呼べばいいんですよねー。 英語教師としては素人かもしれませんが,教師としてはプロですよ。 彼らは,教師以外のことは全く知らないので,多少国際志向を持っている人であれば,喜んで来てくれると思いますよ。 彼らにとってみれば,日本で数年教えている間にアメリカの不況も終わってくれるかも知れないし。

One Click Volunteer

LAはここのところ,毎日暑い!!!!!
日中はだいたい35度は軽〜くイってますね。 部屋の中は,壁や天井が熱を吸収してしまうので,40度を超えることもしばしば…。

エアコンの部屋にはメインのパソコンがないので,時々暑いなかで作業をしないと行けないこともあります。
もう暑いのなんのって!

今日はたまたま面白いサイトを見つけました。 「ワンクリックボランティア」というyahoo!のページで,クイズに答えてクリックすると,自分に費用は発生せずに募金ができるというもの。 どうして「無料で募金」ができるのかというと,月ごとにクリック数を集計すると,スポンサー企業が募金額を肩代わりして支払うというシステムのようです。

募金先は,緑化事業などに充てられるようです。 ぜひ一度試してみては?
http://volunteer.yahoo.co.jp/click/index.html

Harry Potter and the Half Blood Prince

ハリーポッター最新作「ハリーポッターと謎のプリンス」,公開初日の夜11時半の回,見てきました。 この映画館では座席指定制を取っていて,この日5スクリーンで上映していたにも関わらず,夜の回(深夜3時の回もあったらしい)を追加したとのこと。

このテの映画のオープニング日にはよくありますが,コスプレで見に来ている人が多くいました。 スネイプや新聞記者のリタースキーターの格好の人を見かけました。 お祭りのような気分なので,見ていて楽しいですよ〜。

ホグワーツ魔術学校の6年生になったハリーと悪の帝王ヴォルデモートとの戦いと,彼の恋愛やスポーツなどの学生生活を描きます。 (他の5作もそうですが) 今作ではヴォルデモートの過去をかいま見るという要素が加わり,さらに主役3人の人間関係も少し変化が加わります。 さらに校長のダンブルドアとハリーの関係も少し変わります。

今作でとにかく印象的だったのは以下の点です。
ストーリー自体はダークに容易になりかねないためかコミカルな面が強調されているという点。 およそ全編を通して,クスクスと笑うセリフなどがたくさんあります。 特に今回ロンはいろいろなシーンで目立ってますねー。
次に各俳優の演技です。 イギリスでもベテランの俳優はいつも通りのいい仕事をしてるとしても,子役(といってももう20歳近くですが)たちもいい仕事をしてますね。
ハリー役のダニエルラドクリフは舞台もかなりやってきているので,演技や間がかなりいいですね。 ハーマイオニーのエマワトソンもいい演技してます。 それにマルフォイ役の彼もいい。
ですが今回のベストはスネイプでしょう! ちょっとした間や目線だけでも,フツーの役者以上に演技が出来る。 脱帽でした。

逆に残念なところは以下の点です。
3つの大事な点があまり強調されていない。 ハリーとジニーの関係,ハリーとダンブルドアとの関係,ヴォルデモートの生い立ちがあまりしっかり作られていない気がします。 特にハリーとジニーの関係は「あれっ? それだけ?」と思ってしまいました。 ハリーはジニーのことものすごく好きだったはずなのに。
ヴォルデモートの生い立ちは,ほんと表面をなでる程度。 確かに彼に純粋な悪役になってほしいのであれば,あれでいいでしょう。 ですが,原作での彼の扱い方とは異なるかなと。

それと最後の時計塔でのシーンは,残念ながら,盛り上がりに欠けると言わざるを得ません。 次の7作目(2つの映画に分割するようです)をよりドラマチックに盛り上げるために,いったん静かなトーンでやりたかったのかも知れませんが,ダンブルドアが死んでハリーがその遺志を継ぐ決意をするところにつながって行きますが,学校に戻らず旅に出る決意という重大な決意をするので,もっと盛り上がらないとあまり説得力ないですね。
あんなにあっさりした終わり方をするなんて…。 まるでフランス映画のような終わり方だ…。

演技面が非情によかったので,映画を見ている時はあまり感じませんでしたが,人間関係面などでは不満が残りますね。 ハリーポッターを見るたびに,いつも思うことですが,やっぱり本と原作は切り離してみるべきですね。 本のボリュームの大きさが,映画の2時間半に収まりきりません。

The Number 23

ジムキャリー主演のサスペンスホラーです。

ティーンエイジャーの男の子を持つ父親が,誕生日プレゼントにもらった一冊の本をきっかけに,本の世界に取り付かれたようになっていくというストーリー。

本の中では,私立探偵が主役になっており,その探偵の子供時代からストーリーが始まります。 すぐにこの本を読んでいる父親は「自分の生い立ちにそっくりだ」と感じ始め,どんどん本にのめり込んでいきますが,妻はただの偶然だと一蹴します。

本の中では,探偵が大人になり探偵業を始めるのですが,自殺をしようとする女性を助けられなかったあたりから様子が変わってきます。 その自殺願望の女性は「23」という数字に取り付かれており,彼女いわく,身の回りの数字や日付は,足したり引いたりすることによって「23」という数字になるものばかりだと言うのです。 その直後,彼女は自殺をするのですが,それから探偵がこの「23」という数字に取り付かれ始めます。

またここで現実世界へと戻ってくるのですが,この父親も「23」にだんだんと取り付かれてきます。 この本の中の内容が,現実世界とダブるところが多いということに気づき,本の中の別の殺人事件が現実世界の殺人事件と関わりがあるらしい,というあたりからストーリーは急展開を見せ始めます。

全体のストーリーはかなりじっくりと作り込んであり,なかなか面白いと思います。
ただ前半の「23」に取り付かれるあたりは,正直「こじつけじゃん」と途中で少し飽きてしまいました。 サスペンス風の後半の方がけっこう面白いかも知れませんね。

ちょっと全体的に大げさすぎるかな,という印象は拭えませんが,まずまずの出来の映画といっていいでしょう。
まじめな役をやるジムキャリーも,普段がコメディなだけに結構怖いですよー。

Hiking

昨日は7月4日で,独立記念日でした。

各地で色々とイベントがあるんですが,最も定番なのは花火です。 カリフォルニアでは一般の人が花火をするのは禁止なんですが,いろんな自治体や団体が有料無料で花火大会を行います。

でも日本の花火には遠く及びませんけど…。
1, 丸く花火が広がらないことが多い
2, 色のバリエーションが少ない
3, 高さが足りない
4, 花火の数が足りない
などの理由で,日本人としてはちょっと消化不良かな…。

それはともかく,独立記念は祝日なので,珍しく近所へハイキングに行ってきました。
クルマで5分くらいいくと,けっこう大きい自然公園のようなものが2つほどあります。 そのうちのひとつへ朝9時半ごろから上り始めました。 ハイキングといえば,のんびりしたカンジがあると思いますが,この時点で気温が25度前後。 直射日光がじりじりと照りつけて,丘(というより山)を上る足もだんだんとけだるくなっていきます。 若干の気圧差と,どんどん上昇する気温で水筒内の空気が膨張して,水筒の水が外へ飛び出す始末。



後半,山を下ってそろそろゴールが見えて来たころ,草むらから「シャラララ」という音が聞こえてきました。 文字で書くとちょっとカンジがつかみにくいと思いますが,瞬間セミの鳴き声に聞こえました。 なんとガラガラヘビのようです。 草むらの中なので,姿までは見えませんがハッキリとその音は聞こえます。

どこにいるのか確認したいので,小石をその方向へ投げます。 すると今度は道を挟んだ左側から同じ音が聞こえてきます。 さらにもう一度投げると,道の右側から聞こえてきます。 つまり2匹いたんです。

とぐろを巻いた状態からジャンプすると2mは軽くジャンプするらしく,噛み付く狙いはまず外さないということなので,ゴールを目の前にして別のルートで行くことに。 ですが,整備されたハイキングルートではないので,もと来た道をそのまま戻ることになりました。 あの急勾配の道をずっと1時間近く戻ると思うとがっくり来ましたが,少し戻って,振り返ってみるとガラガラヘビのいた方向からカップルがきます。 声をかけてみると,ガラガラヘビの音は聞こえなかったとのこと。

その言葉を信じて,そろりそろりとゴールへ向かって再度前進。 今度は小さい物音にも聞き耳を立てて進みました。 今度は問題はなく,通り抜けることが出来ました。 いやー,怖かったなー。 LAっ子は子供の頃から慣れてる人が多いので,多少の知識もあるのでいいかも知れませんが(もちろんかなり怖がってましたが),僕は得体の知れない毒蛇が草むらの中にいて,ジャンプして飛びかかってくるかも知れないと思うといい気分はしませんね。 ただガラガラ(またはシャラララ)という音は,かなり怒っている時の攻撃音だそうで,この音を出さずに襲ってくることはないらしい,ということです。 つまり,襲ってくる時にはこの音が聞こえることが多い,ということです。 多少予測できるかも知れないということですね。

写真は丘の上からの写真です。

Public Enemies

ジョニーデップの最新作,パブリックエネミーです。

大恐慌時代の銀行強盗のハナシです。
FBIの捜査官はクリスチャンベイル。

登場人物が多すぎて,監督が何をしたいのかよくわかりませんでした。 (ヨメ曰く,それぞれの俳優はいい仕事をしてるとのこと)実話に基づいたハナシは,あまり実話に忠実になりすぎても,ハナシとしては間延びしてしまうので,この映画は典型的なこのパターンですね。

ギャング映画は自分の趣味じゃありませんな…。 以上。

Taken

日本では「96時間」というタイトルで8月公開予定のようですね。 原題は「Taken」と,96時間にしてもTakenにしてもストレートなタイトルですね。

元アメリカ政府の工作員(スパイ)で,今は引退してティーンエイジャーの娘が全ての生活をしている中年男が主人公です。 娘が女友達と一緒にフランスに旅行に行きたいと言い出すところから始まります。 元工作員だけあって,危険に対する嗅覚は今でも抜群で,女の子2人での旅行にはあまり賛成ではないのですが,「このままだと娘は離れて行く」という元妻の言葉の後押しもあって,旅行を許してしまいます。

案の定,パリで招待不明の犯罪グループに拉致されてしまうのですが,出発前に渡しておいた携帯で,彼はその場の状況を多少知ることができます。 自分のに対して彼は「彼らはお前をさらっていってしまうだろう。 だが,お父さんの言うことをしっかり聞きなさい。 携帯はベッドの下においていき,連れて行かれる時に奴らの特徴を大声で叫ぶんだ」と指示します。

この辺からぐっと話しに引き込まれていきます。 そして電話の存在に気づいた拉致グループの一人に,電話越しに「オレはお前たちを見つけ出すためのスキルを全て兼ね備えている。 必ず見つけて殺してやる」と宣戦布告します。

そこからパリへひとっ飛びして,さらわれた現場から情報と収集し,ひとつひとつ進めていきます。 電話での発音や会話の内容から,犯罪グループの特定ができるのですが,ドラッグ漬けにして売春させられるまでの平均時間が96時間。 そこから先は消息不明になる可能性が高くなる。

全編を通して,テンポのいい展開にハラハラさせられます。 ちょっと目を離すと大事なピースを見逃してしまうので,しっかり見てくださいねー。 主役のリーアムニーソンが,娘思いだが腕利きの元工作員の役を上手に演じてます。

ちょっと後半(オークションに侵入するあたりから)から,典型的なアクション映画チックになってしまうのが残念ですが,ここまでくれば後は押して押して押しまくるしかないような展開なのでよしとしましょう。

是非見てもらいたい一本ですねー。

Billy Mays Passed Away

今週,LAではマイケルジャクソンを含む,著名人が計3名亡くなったわけですが,今日日曜日,また一人著名人が亡くなったのが発見されたようです。

Billy MaysというTVショッピングの巨人で,ビリーメイズという人が自宅で亡くなっているのが見つかったそうです。 この人はテレビショッピング界では超有名人で,エネルギー溢れるアピールの仕方が大人気の人です。

僕はこの人が大好きで,あまりに楽しそうにしかも自信タップリでグッズを宣伝するので,いつもついつい彼のコマーシャルには引き込まれてしまいます。 また惜しい人を無くしました…。

合掌

下記が彼のコマーシャルへのリンクです。
http://www.youtube.com/watch?v=r_4a4O7kXQo

Michael Jackson

キングオブポップス,マイケルジャクソンが本日午後3時頃亡くなりました。

日本語の名前はまだ分かりませんが,Cardiac Arrestという心臓の発作だったようです。 心臓発作とは異なるもののようですが,僕も初めて知る病名なので,どんなものなのか分かりません。

お昼過ぎには救急車でUCLAの付属病院に運ばれたようですが,そのまま亡くなったとのことです。 残された3人の養子はどうなるのでしょうか? 本当に気の毒です。

享年50歳だったようで,晩年はスキャンダルばかりが取り上げられていましたが,僕にとっては80年代後半から90年代前半のマイケルが好きです。 同年代の人は同意してもらえると思いますが,「Bad」や「Dangerous」のアルバムは今でも時々聞いてるくらいです。

ご冥福をお祈りします。

Wimbledon

招待選手として参加したクルム伊達選手。
非常に残念ですが、初戦で敗退してしまいました。 足の怪我、心配です。

でも今でもトライし続けるその姿勢、見習いたいものです。

お疲れさまでした。

Medicare

オバマ大統領が,アメリカの医療保険の改革の必要性を訴えています。 (前からですが)

アメリカはどうやら世界で一番医療保険の高い国で,2位との開きは50%以上あるようです。 このままでいくと,10年以内には5ドルのうち1ドルを,30年以内には3ドルのうち1ドルを医療保険に使うことになってしまう,という予測があるようです。 つまり収入の1/3が医療保険,ということです。

実際,こちらの医療費はずば抜けて高く,しかも会社で入っているような保険でも,適用可能な医者のネットワークとそうでないネットワークがコロコロ変わっていきます。 自分のかかりつけの医者が,それまで保険適用内だったのに,予告もなく急に適用外になったこともありました。 その辺の管理のずさんさも問題ですね。 安心して病気にもなれません。

それと保険に加入していない人お多いのは問題です。 多くは違法移民の人のはずですが,理由としては違法なので収入がものすごく低く,保険が払えないということです。 救急にいくと,それらしき人が列をなしているのを見かけます。 ぎりぎりまで我慢してから医者にかかるんじゃないかと思います。

オバマ大統領からは具体的な改革案とリーダーシップを期待したいですね。 とにかく医療費が高すぎる!!!

Hancock

日本でも同時公開していたみたいですね「ハンコック」

性格の悪いスーパーヒーローが,ある家族と知り合うことによって,本来のスーパーヒーローのあるべき姿に向けて鍛えられて行く,というストーリー。

面白いところは,ただのドタバタコメディではなく,しっかりと主役のスーパーヒーローの内面を表現しているところでう。 つまりもとから性格が悪いわけではなく,理由があってすねていて,周囲からの認知や賞賛を浴びることへの気持ちの良さなどにもしっかりと触れているということです。

しかし残念なのは,中盤から彼の「同類」がストーリーに入ってきて,ストーリーが後半まったくがらっと変わってしまうことです。 それならそれでいいのかも知れませんが,あまりに偶然が出来すぎていて,ちょっとシラケたかな,というところです。

前半の出来が結構気に入っていただけに,ちょっと残念。

The curious case of Benjamin Button

「ベンジャミンバトン 数奇な運命」です。

生まれた時に肉体的には老人で,年を取って行くにつれてカラダは若返って行くという男と,その彼の人生に関わった人たちのストーリー。

ブラッドピットの映画にしては,かなりよかったですよー。
特に前半はかなりいい仕事しましたね。 カラダは老人,精神的には子供という状態なのですが,声や発声などは老人でありながら,好奇心や言うこと,言い方などは子供という今までにないような設定の役どころを上手にやっていました。

見た目が普通のブラッドピットになってからは,あんまり演技の上手下手が分かりにくくなりましたが,少なくともいつものような「ブラッドピットがブラッドピットの役をやってる」的な薄っぺらな演技は見られませんでした。

ストーリーの流れとしては,臨終の床にあるある女性が,その娘にある人の日記を読んでもらうことで進んで行きます。 それは「ベンジャミンバトン」という人が書いた日記で,彼はその女性を幼い頃から知っている人物でした。 それを読み進めていくにつれて,彼の人生,その女性の人生,その娘の人生,それにそれぞれがどう関わっていたのかが次第に分かっていきます。

近頃ハリウッドではダメになってきている「ストーリー作り」と「キャラクター作り」がしっかりなされています。
これのおかげで映画が何層もあるように重みのある映画になっています。

ぜひぜひ見てください。

Kimiko Date goes to Wimbledon

ネットのニュースで見ましたがテニスの伊達公子さんがウィンブルドンへの参加をするようですね。 登録名をクルム公子と改めたそうです。

この人、僕と同い年ということもありますし、一度直接会って言葉を交わしたこともあるので(もちろん向こうは忘れてるに違いありませんが)、思い入れがけっこうあります。

90年代にはランキング10以内にずっといた、日本女子の草分け的存在。 グラフにも勝利したこともありますし、シングルスでベスト4入りしたこともあるという、文字通りトップクラスの選手です。

結果はともかく、ぜひぜひがんばって欲しいですね~!!

Sequoia National Park -Camping

セコイヤナショナルパークというところにキャンプに行ってきました。
日本では当然キャンプに行ったことはありますが、アメリカでは初めてです。

LAからクルマで約4時間。 一番近い町からでも1時間半はかかるという場所。 標高2000メートルちょっとのところを目指して、くねくねしている断崖絶壁の道路をゆるゆると走るので、時間がかなりかかります。


ここでは熊が出るということで、一通りの対象方法をアタマに入れて出発。 実際に2回、熊を目撃しました。
食べ物や食べ物のにおいのついているものは全て「ベアーロッカー」にしまうように指導されます。 このベアーロッカーは、鉄製でかなりしっかりとしたつくり。 クルマに食べ物を残してしまうと、クルマのガラスはおろか、ドアのフレームがメチャメチャになるくらいの力で、熊はクルマから食べ物を取ろうとするそうです。 ちなみに、このキャンプ中にコヨーテとリス、色とりどりの鳥などが見られました。

コヨーテは一匹だけだったんですが、最近まで他に2匹いたそうです。 マナーの悪い人間がキャンプの残りの食べ物を与え続けていたところ、だんだん凶暴になってきたので、レンジャーがやむなく射殺したそうです。
キャンプや自然の中で動物に無責任にエサを与える行為は、逆にその動物を殺すことになるので絶対にやめましょう!!

入り口でキャンプ場の天候を聞くと、レンジャーの人はあっさりと「雨だよ」と・・・。 入り口ではこの上ないほどいい天気だったので、どーせ天気雨だろうと高をくくっていたところ、レンジャーの人が正しかったと思い知らされるハメに。
着いてみると、雨がシトシトと降っていました。 それに周囲には雪がまだ残っていました。 本当に6月か???と思いつつ、雨の中まずテントを立てました。 その後、あまりに寒いので非常用に持ってきていたカップラーメンを立ったまま啜るという、かなり惨めな体験をしました。 この時点で雨は雪に変わってきました。 日中の気温はよくて10度をちょっと切るくらい。 朝は氷点下です。


あまりに惨めな状況に、即テントをたたんで、もう少し標高が低いエリアにキャンプを移すかどうかを相談していたところ、雨が止みました。 もううれしいのなんのって! すぐにハイキングの準備をして出発。
片道1.7マイルの山道を滝目指していきます。 途中はもちろん残っている雪の中を進みました。 日が照っているので、残っている雪がどんどん蒸気になって蒸発しています。


このハイキングの終点の滝は、規模がでかくてかなり近くまで行けたからよかったです。 ビデオで少しでもその迫力が伝わればいいんですが。


この夜はバーベキューをし、ワインとビールをしこたま飲んで、さっさと寝ました。 久しぶりにハイキングなんてしたもんだから、足が疲れました。

翌日は、朝起きて少しするとまた雨が振り出しました。 寝ている時に降らなかったのは不幸中の幸いです。 結局、「クリスタルケーブ」と「シャーマンツリー」というところに立ち寄りながら、予定を1日切り上げて帰ることになりました。

「シャーマンツリー」は、世界でもトップレベルの大きな木で、幹の直径が11メートル、周囲が31メートルあるというもの。 東京の国分寺に住んでいたアパートよりも遥かに大きかったです(笑)

「クリスタルケーブ」という洞窟は1万年ちょっと前にできたというところで、きれいでしたねー。 ツアーガイドさんが、懐中電灯がない時代の探検家の雰囲気を味わせてくれたのは、面白かったですね。 100%の暗闇で、ハナをつままれても分からないほどの暗闇というのはこのことですね。 コウモリとかの生き物が目が退化するのも分かります。 だって、何も見えないんですから。


最後は、一緒に行った友人の家の庭でバーベキューをして締めくくりました。 雨の量や気温などを考えると、1日切り上げたのはかなりいい判断で、ヘタをするとカゼを引いて終わり、ということになりかねませんでした。

やっぱり自然はいいですねー。 キャンプで、アメリカのバーベキューの定番の焼きマシュマロをクッキーに挟んで食べるというものも体験できました。

False Charge

ネットの記事で見ましたが,「足利事件」の容疑者が冤罪だったとのこと。
(1990年5月、栃木県足利市で女児が行方不明になり、遺体で発見された事件)
ですが,ここまでなんと17年かかっているそうです。

当人にしてみれば,急に身に覚えのない容疑で捕まり,そのまま17年(!!)刑務所に入れられたなんて,怒り心頭でしょう。

警察にしてみれば,最も有力な容疑者を捕まえて,あとは証拠固めと自白だ!!とわくわくしていたに違いありません。 それらの証拠などの検証が甘かった結果にこの人を逮捕したとはいえ,それなりの根拠はあったのでしょう。 仕事内容のお粗末さは指摘されるべきものの,僕が感じたのは別なところにあります。

ひとつの事件の裁判に17年ってかかり過ぎじゃないですか?
控訴や上告をしたにしても17年って…。 今回みたいに冤罪でした,エヘヘ… ごめんなさいで済ますにはちょっと長過ぎるんじゃないでしょうか。

日本も陪審員制度が始まるようですし,もうちょっと裁判のスピードを上げることも考えた方がいいのではないでしょうか。

この容疑者の菅谷氏,本当に長い間ご苦労さまでした。

UP

モンスターズインクやファインディングニモのピクサーの最新作です。 今年期待している映画が数本ありますが,その中の一本です。 日本でのタイトルは「カールじいさんの空飛ぶ家」のようですね。 (そのまんまじゃん)

まず結論からいうと「必見の一本」です。
いつものことながら,若い人から年配の方まで,幅広く楽しめるはずです。 特に年配の方にはぜひぜひ見てもらいたいですねー。

簡単なストーリーは,子供の時から冒険好きな男の子が,同じく冒険好きな幼なじみの女の子と結婚し,末永く幸せに暮らしていたのですが,その妻に先立たれてしまった後に,二人の夢だった南アメリカの秘境を求めて旅に出る,というもの。

その旅には,ボーイスカウトの男の子や,犬,7色の鳥などが加わって,大冒険アクションになっていきます。
ピクサーにいつも驚かせられるのは,アクションの中にもしっかりストーリーが一本しっかり通っていることです。

それに全てのキャラクターにしっかりと背景となるストーリーがそれぞれあり,単なるドタバタアクションとは全く異なっています。

特に今回の映画でものすごく印象的だったのは音楽です。 はじめから終わりまで,音楽がしっかりとまたしんみりと心に染み入っていくカンジを味わいました。 来年のアカデミーでは,ベストアニメーションだけでなく,ぜひ音楽賞も取れるといいですね〜。

ピクサームービーの中でも3本の指に入ると言ってもいいでしょう。 3Dで見ましたが,あまり3D効果が全面にわざとらしく出ていないのもよかったですね。 3D映画っていうと大抵その効果が全面に出るようなカメラのショットとかがわざとらしくバンバン出てくるのが普通ですが。

最近,この3D映画はよく出てきますが,これは○国などの海賊版対策という側面もあるそうです。 ほら,眼鏡をしないで見ると画像がぶれてはっきり見えないでしょ? そうすることで,普通のハンディカムで撮っても見にくいようになるってことのようです。

最後に,いつもピクサーが本編の前に見せるショートアニメーションですが,これもかなりグーです。 コウノトリのハナシですが,想像力が遺憾なく発揮されていて,CGのクオリティと見事にマッチしています。

最後に繰り返しになりますが「必見の一本!」です。

Karate Kid

「ベストキッド」です。
久〜しぶりにDVDで見ました。

「ワックスオン,ワックスオフ」とか「ダニエルさん」とかいいですね〜。
ノリユキパットモリタさん,確か2,3年前に亡くなったていると思いますが,残念です。

今回は,身近の土地の名前がいろいろと出てきて,結構面白かったです。
それに山の手育ちvsそうでない子のギャップとか,高校での勝ち組,負け組の様子とか,実はこの映画は結構現実の高校生活のイメージに近く作られてるんだなーと改めて実感です。

今でこそ,LAでも日系の人も多く,日本食や日本映画がそれなりに広まっているので,日本語や日本文化を多少知っている人も多いのですが,この映画の当時はまだまだだったので,その時代の移り変わりを考えながら見るのもなかなか面白かったですね。

もし時間があればまた是非見てほしい映画ですね。

Angeles and Demons

日本でも同時公開の「天使と悪魔」,見てきました。
前回の「ダビンチコード」は本の方がいいな,という印象で終わりましたが,今回は本は読んでいないので,まっさらな状態で見られました。

まず,全編を通しての印象ですが,宗教に関する英単語やヨーロッパの歴史に関係する英単語が多くて,よくストーリーの細かいところが分かりませんでした…。 全体のストーリーとしては,単純でよく分かりやすいのですが,細かい言い回しの中に,この映画のよさがある(と思ってる)ので,ちょっと完全には楽しめなかった感が残ります。
ハナシの核のひとつは,「キリスト教vs科学」なのですが,ちょっとこれは単純ですでに議論しつくされたカンジがあるテーマですかね…。

トムハンクスは,前回のダビンチコードと同様の役所ですが,今回はユアンマクレガーがいい演技をしています。
それにバチカンの町を存分に映してますが,すっごくきれいなところで,行ってみたくなります。

いくつか「これはちょっとなー」というところがありました。
1,殺し屋が出てくるのですが,この殺し屋は超プロで,あっさりと多くの人をがんがん殺していきますが,なぜかトムハンクスとその相棒だけは殺しません。 「お前は武器をもってないし,俺を追ってこないから,殺さない」というのですが,あれだけがんがん他の人を殺してきてただけに,ちょっと説得力が足りないかな,と。 それに殺さない理由は他にあるのですが,それが語られない。
2,殺し屋が最後に死ぬシーンがちょっと見え見えかな。
といったところです。

宗教関係の単語や表現がもうちょっと分かれば,もう一回見てもいいと思いますが,それほどまでに気合いを入れてみるような映画じゃないかなーと思います。

What British people complain about

ネットですごく面白い記事を見つけました。

それによると,「ヨーロッパで一番不平を言うのは英国人」との調査結果を伝えたとのこと。
不平の矛先は特に「悪天候」とされた。

調査結果によると、ランキングと不平を言う平均時間は下記の通り。
1位: 英国の平均的な大人が不平を言うことに費やしている時間は1週間に計10時間18分(年換算では22日強)
2位: フランス人(週5時間56分)
3位: ドイツ人(同5時間22分)

英国人の中でもイングランドの人が11時間46分と最も長く、その後にスコットランドの人が10時間24分、ウェールズの人が9時間30分と続く。

以下は英国人の不満の種トップ10です。
1位: 悪天候 (これはイギリスなら文句を言いたくなるようなトピックかも…)
2位: 疲労感
3位: くだらないテレビ番組 (くだらないなら見なければいいのに…)
4位: インターネットの接続の遅さ (イギリスはインターネット事情が日本ほど整ってないんですよね)
5位: 家が片付いていないこと (文句言わずに片付ければいいのに)
6位: 交通渋滞 (これはLAでも共通の話題ですね)
7位: 仕事量
8位: 二日酔い (文句言うなら飲むなって…)
9位: 店員の態度の悪さ
10位: 体調不良

Samurai Drama

ぜんぜん関係ないんですが,時代劇,結構すきなんですよね。
といっても遠山の金さんか必殺シリーズだけで,水戸黄門はイライラするだけなんですが・・・。

遠山の金さんは,やっぱり松方弘樹かあおい輝彦がいいなー。 やっぱりあのべらんめえ調に切り替わる瞬間と桜吹雪の瞬間はたまらないですね〜!! 日常の疲れやストレスも吹っ飛ぶってもんです。 お白州の場面は台詞を見ないでもスラスラ出てくるほど見てましたね。

それと必殺は,法でさばけないようなヤツをばっさりやるのがたまらなくいい! それに日常の中村主水と仕事人の主水とのギャップもたまらないですね!

あ〜・・・。 日本が恋しい・・・。
下記の遠山の金さんの説明記事,ぜひ読んでみてください。 かなり笑いました。 Wikipedia,最高!!

「遠山の金さん」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%87%91%E3%81%95%E3%82%93

「必殺仕事人」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%85%E6%AE%BA%E4%BB%95%E4%BA%8B%E4%BA%BA

Hollywood movies

ついにDVDでデスノート,見終えました。
後半の第二部ともいうべき部分は,やらない方がよかったでしょうね。 少年ジャンプ特有の引き延ばし作戦が見え見えで,ストーリーの作り込みなどがぜんぜん雑で正直面白くないです。 第一部でLをやっつけたところでやめるのが正解でしょうね。

デスノートといえば,どうやらハリウッドのワーナーブラザーズがデスノートの実写版の制作権を獲得したという記事を読みました。 WBは現在映画業界の中でもかなり苦しんでいて,レイオフをがんがん行っています。

ここ数年のハリウッドは,海外からの映画をアメリカ版にリメイクしたり,海外から配給権だけ買って公開したり,とそのかつての勢いをまったくなくしています。 海外からマンガやほかの映画のストーリーを買ってリメイクするのであれば,オリジナルよりも面白くなくてはならず,そうでなければ原作を侮辱していることになる,と言ってもいいでしょう。 現に,ドラゴンボールの実写版は,まったくダメで,周囲では映画のタイトルの名前さえ知らない人ばかりです。
マンガは世界的なヒットを飛ばしているのに,これでは原作者の鳥山明の顔にドロを塗った行為といってもいいでしょう。

ハリウッドは,業界で働いている人が多すぎ,それに大してオリジナリティのあるストーリーなどが完全に欠如している現状があります。 それに反して,その人たちや映画会社は収益をあげなければならず,苦し紛れでクズ映画ばかり作らざるを得ないという状況があるのでしょう。

「ハリウッド映画? じゃその映画は面白くないよ」と言い切る日もそう遠くはないでしょうね・・・。

Tarzan

ディズニー映画の「ターザン」です。
ストーリーはいうまでもありませんね。

ジャングルの描写や,そこを綱渡りしながら移動するターザンのアクションなどは必見! それにジェーンもなかなかコミカルで,ディズニーの典型的なプリンセスとはぜんぜん違います。

最後にターザンとジェーンは別々な道を辿ろうとするのですが,さすがディズニー。 ハッピーエンドに無理矢理もっていきます。 結末を言ってしまうと,ジェーンはターザンのすむジャングルに残る決意をし,ジェーンのお父さんも一緒にジャングルに残ります。 何も考えなければ「よかったね〜,ターザン」ということになるのですが,実際の生活を想像してみるだけで恐ろしい! (ひいい…!!というカンジです)

まずジェーンとお父さんは何を食べるのでしょうか? ターザンはゴリラとして育てられたのでアリンコとか食べるのかなー? それにほかのゴリラとはコミュニケーションは取れないし,ターザンを育てたお母さんは義理の母にあたるわけですよねー。 怖い怖い・・・。 それにターザンは最後に群れのリーダーになるわけですが,ゴリラのリーダーって群れのメス全部と交尾するんじゃなかったでしたっけ? 自分がジェーンだったらいやだな〜。

というわけで,ディズニーはハッピーエンドを目指したわけですが,自分はちょっと寒気が・・・。

SMAP

なんだかスマップのくさなぎつよしさんの事件が大変なことになってますね。

スマップの中でも一番といっていいほど,マジメなイメージの強い人なだけに注目度も高いのでしょう。
ですが,ちっとばかしマスコミも騒ぎ過ぎじゃないでしょうかね??? 酒癖が悪いタレントなんでいくらでもいるでしょう?

逮捕して恥を書くのは本人だし,それ以上に社会的制裁をあれほど浴びせるのはちょっとキツいんじゃないでしょうか。 20年近くアイドル業界のトップを走り続けているスマップのメンバー一人が泥酔して逮捕されるっていうだけでも十分に制裁は受けていると言っていいのでは?

北野誠の問題発言の件でもそうですが,マスコミはあまりネタがないんでしょうか?
つまらないことで騒ぐ,という点では日本のマスコミはハリウッド化してきてる??? もしそうならかなりヤバいですよねー。

Death note

日本のアニメのデスノートです。
DVDを借りて見てみました。

名前を書かれると死ぬというデスノート。 ふとしたきっかけでそれを手に入れた高校生が,犯罪者たちをノートを使って殺していきます。 次第に彼は匿名の「キラ」として知られていきます。 ですがそれを追いかける世界的な探偵の「L」と頭脳戦を繰り広げるというストーリーです。

大きく前半後半に分かれると言っていいと思いますが,前半と後半ではかなりストーリーの作り込みが異なります。 正直,後半はかなり投げやりな印象を受けます。 前半は,積み木のようにLが,事実を積み上げていって,主人公が殺人犯なのではないか,と疑うに至るのですが,後半ではあれよあれよという間に,Lと同じ結論に達してしまいます。 じゃあ前半のLの推理って一体…?と思ってしまいます。

このマンガは少年ジャンプから出てきたものなので,ジャンプ特有の「とにかく引っ張るだけ引っ張って,お金稼いでね♡」というパターンではないかと思いました。 映画やゲームにもなったので,それだけでも商業的な価値はあるでしょう。 合計9枚のDVDで,後一枚を残すのみですが,おおよそ先は読めたというところでしょうか。 前半だけならば見る価値はありありです。

Bicycle

以前,クルマの当て逃げにあったことはこのブログに書いたと思いますが,今週遂に修理に出す機会がありました。
ただし,修理には4,5日欲しいということで,その間,自転車と電車,バスで通勤してみようと試みました。

ですが!
これが大きな間違いでした。 行きは,自転車で駅まで約2.5マイル行き,そこから電車で一駅,さらにそこからバスで約20分。 ここだけ見れば,たいした距離ではないようですが,時間にするとそれぞれ待ち時間が異様に長く,クルマで通常30分のところ,平気で1時間かかりました。

さらにもっと悪いのは帰りで,時間より15分遅れて初めのバスが到着。 乗り継ぎのバスを目の前で逃し,そのバス停で30分待っても次のバスが来ないので,自転車(日本のように駅に置き去りにせず,電車やバスに乗せて持ち歩きます)で家の方向に向けて乗り始めました。

だんだん暗くなるし,帰宅を急ぐ普通のクルマもビュンビュン飛ばしていて,かなり怖いです。
遂に地図の170のハイウェイのあたりから,ヨメに電話をかけて迎えに来てもらいました。

うーん,やっぱりアメリカはあまり自転車フレンドリーではないですねー。



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The Hunchback of Notre Dame

ディズニーの「ノートルダムのせむし男」です。 (って邦題でこんなタイトルでしたっけ?)

生まれつき醜い男が協会に隔離されて育ち,20歳になったころきれいなジプシーの娘に恋をするというストーリー。
そのころ,フランスではジプシーが迫害されていたらしく,彼女も追われる身となるのですが,せむし男と一緒に逃げたり,戦います。

最後はディズニーらしくハッピーエンドなんですが,実は原作の本とか違うとのことです。
原作では,ジプシーを迫害して彼女を追いかけていた司祭が,彼女を殺すことに成功するのですが,彼女のお墓の周りにはせむし男の骨も埋葬されている,というものです。 彼女の死を嘆いたせむし男が自分が死ぬときに自ら彼女のお墓の隣で死んだ,ということらしいです。 ちょっとダークなカンジですが,僕はこっちのエンディングの方が好きですね。

さ・ら・に,ディズニーはこの作品の続編を作っており,このジプシーのことをふっきったせむし男が別な女の子と恋に落ちるというストーリーのようです。 まったくディズニーってやつは…。

California State Broke

ご存知の通り、アメリカは現在財政難です。

財政難というと、何とかやりくりが出来るのでは、という期待を抱かせるような言い方ですが、もっとストレートな言い方をすると、アメリカのほとんどの州は「破産」してます! たくさんある州の中で、経済的に現在自立しているところは、テキサス州をはじめ3,4州のみです。

カリフォルニアはこの「破産州」の中のひとつで、LA郡だけでこ9億以上の赤字が出ているといわれています。
公立学校では、2万6千人ちかくの教師が、経済難のために解雇(レイオフ)されています。 教師数を減らし、一クラスあたりの人数を1.5倍近くに増やして運営しようと考えているようです。 この解雇された教師たちは、ほかに行き場がないため、ビジネススクールなどに通い、新しいスキルを身に着けようとしています。 ですが、ノウミソがすっかり硬くなってしまっている30後半や40台以上の人が果たしてどれだけ、今からビジネスの世界に適応できるのでしょうか・・・。

それに州立大学でも、入学者を10%近く減らすように、州から命令が出ているそうです。
入学者を減らす? なんで???と思ったんですが、教室数や教師の数を抑えるために、学生の数を減らそうという考えのようです。

ここまで教育をないがしろにするシュワルツネッガーの意図がまったくもって分かりません。
教育は国家百年の計。 仮に経済がすぐに復帰したとしても、教育がこんなにないがしろにされているようじゃ、アメリカの前途は暗いですよ。 とほほ・・・。

Treasure Planet

ディズニーアニメの冒険もの,「トレジャープラネット」です。
ストーリーはトレジャーアイランドと同じようですが,SFになっている点が違います。

メカニックデザインや背景,動きなどはCGを適度に使って,とても見やすくなっています。
正直,あまりにスムースなできなので驚きました。

ただ,キャラクターデザインは,昔っぽいデザインになっていて,主人公もかっこ良くないし,体半分が機械の海賊はあんまりかっこ良くないので,そのへんは少しガッカリですねー。

「ディズニーの冒険アニメにしてはよくやった」という程度の出来なので,見ても見なくてもいいような映画です。
(このあんまりやる気のないコメントを見ても分かると思いますが…)

WBC -Comment from Korea

昨日の優勝の余韻も冷めやらぬ今日ですが,なんと韓国からふざけたコメントがあったようです。

内容は「非紳士的と問題にしたのは、中島遊撃手が六回の守備で二盗を試みた走者の顔にひざが当たったプレーと、七回の攻撃で一塁走者の中島が併殺を避けようと二塁手に体当たりしたプレー。会見場での「高慢な態度」とはイチローを指し、同紙は「イチローは試合後の記者会見場でいすのひじ掛けに片方の腕を乗せ、斜めにもたれかかるように座りながら、質問に答えた。答える途中で一人で笑った。勝者としての喜びや余裕と見るには見苦しい」と報じた。」

ということで,はじめの2点は野球のプレイそのものに対する中傷です。
ひざがあたったプレイは韓国人サポーターもブーイングをすることもなく,ヘッドスライディングをした当の本人だけが勝手にいきり立ってただけです。 コーチもはじめは適当になだめてましたが,途中で飽きれたようにベンチに引き上げたくらいです。

それに,ダブルプレイを阻止するために妨害をするのは当たり前。 田舎モンみたいなこと言って恥ずかしくないんですかね。

最後にイチローのインタビューですが,イチローが肘掛けに腕をのせて話したというのは,アメリカ暮らしが長いイチローにとっては当然のこと。 足をテーブルの上に乗せたらさすがに偉そうかも知れませんが,肘掛けに腕を乗せるのが悪いのか? そんなことも分からないほど韓国人は田舎モンなのか? それともただ単に負けて悔しいから文句言ってるだけなのか?

なんでこの程度のコメントでイラつくのかというと,昨日のスタジアムでの韓国人サポーターのマナーのよさに感動したからであり,また日本人,韓国人に関わらず,いいプレイには拍手を送るという国際試合にふさわしい観客が多くいたからです。
このコメントはそれらをすべてブチ壊す幼稚な内容で,まったくもってガッカリです(怒!)

WBC - Japan vs Korea


燃え尽きました・・・。 真っ白な灰に・・・。
野球でこんなに興奮したことはかつてない! ひとつのアウトやひとつのストライクがこんなに重く感じたこともないです。(自分がプレーしてたワケでもないのに・・・)高校球児ってこんな気持ちなんでしょうか?

決勝戦、韓国対日本。
WBC最後の試合ということで、試合前にセレモニーが行われました。


試合経過は知ってのとおり、1点を争う緊迫した展開が9回まで続きます。 7回8回にはイワクマの球威やコースもバラバラになってきていて、見た目にも危うくなってきていたので、「おいおい原さんよー、そろそろ変えないとマズイんじゃないの?」と思っていました。

9回のダルが追いつかれてしまった場面では、日韓双方ともノドが枯れんばかりに叫びまくりました。 一点を守るのがこれほど難しいことだとは・・・!

今大会不振といわれていたイチローは、第一打席をクリーーーーーンにセンター返し。 その後、3塁線のライン際にぴったりと落とす芸術的なセイフティバントで出塁。 さらにもう一本のヒット。 さ・ら・に・は、延長10回の2点タイムリー!!!!!!!!!!!!!!
声の出しすぎで立ちくらみになるほどでした!! さすが世界のイチロー!!
誰だ? ピークを過ぎたとか勝手なこと言ってるのは!? ったく失礼な・・・。


韓国チームも歴史が浅い割りにはよくまとまったチームで、4番や5番には重量級のホームランバッターもしっかりいて、プレイスタイルは日本によく似ています。 基本に忠実で、足やバントなども戦略的に絡めて戦います。

韓国のサポーターはドジャーススタジアムも大半を占めており、チームカラーの水色がいたるところも見えました。 日本人はおなじみの「ニッポン チャチャチャ」で応援することが多いんですが、韓国は「イーハテング!!(と言っているように聞こえる)」で応援します。 これが球場全体を揺るがすほどの大歓声で、周りの声はほとんど聞こえません。 「ニッポンチャチャチャ」は隣の人でないとよく聞き取れないほどです。
応援では日本、完全に負けてましたねー。 でも必死で日本のハタを振って応援してました。 手もたたきすぎで真っ赤になってます。

その韓国サポーターを、2点タイムリーで黙らせたイチロー! その後ショボボーンとしてたサポーター。 正直痛快でした! (またしても自分がやったわけでもないのに)

9回の表、裏、そして延長10回の表(もう大興奮!!)と裏と、目が離せない展開が続きます。 ダルビッシュも出てきて、同点にされるも、イチローのタイムリーも出てと興奮また興奮という展開。 フツーの野球でもこんなドラマチックな展開はありませんね!

そして優勝!!!
こんな国際スポーツ大会で、しかも決勝、しかも自分の国が優勝する場に立ち会えるなんて、どれだけあることでしょう!! もー目がウルウルでした。

ビデオは優勝の瞬間と最後のビクトリーランです。



選手の方たち、シーズン前にお疲れ様でした。 シーズン、がんばってください。
今回の3試合ですっかり味をしめました。 次回のWBCも見に来ます。
チケットも3試合でたったの$120! 日本から来る人はチケット代わりにとってあげますよー。

WBC - USA vs Japan




遂にきました! 準決勝,日本対アメリカ!
ゲーム開始時は国歌斉唱から始まりますが,はじめに君が代。 その後アメリカ国歌でした。 音楽の曲としては君が代は,あんまりパッとしませんが,やっぱり日本人だなーとしみじみ思いました。 ぐぐっ胸に来るものがあります。 自分が日本人だと実感する瞬間です。

先発松坂で始まったゲームですが,開始後2球目にパッカーーーーンとホームラン! あっという間に先制されました。 その後もなんとなくビリッとしないカンジでしたが,追い上げて,突き放されてというカンジの展開。 その後日本が5点を取ると若干試合は決まったようなカンジでしたが,8回表にアメリカが2点を盛り返します。 ビデオはその時の「USAコール」です。 さすがに回りをこれで囲まれるのは圧巻でした。


8回裏には日本がさらに3点取って突き放し,念願のイチローのヒットも俊足も見られました。 誰がイチローはもうピークをすぎたなんて言ってるんでしょうね? 世界で一番多くのヒットを打っているのに,ちょっと数打席打てないとピークを過ぎたとは…。 彼はもう明日引退したとしても,メジャーリーグの殿堂入りをすると言われてます。 さすが,世界のイチロー!

あー,大満足。 ヒットもそれほど深いヒットではないのに,センターが玉を取る頃にはもう3塁ベースまで,返球するころにはもうベースに戻ってきているという,もう笑うしかないような俊足と思い切りのよさ。 アメリカ人の義理の父も手を叩いて大喜びでした。 この「ニッポン!」コールのビデオはイチローが8回にヒットを打ったところです。


最後のシメはダルビッシュ。 初めてプレイするところを見られました。

城島,松坂,イチロー,岩村,ダルビッシュなど,一通りの選手のいいとこを見られたので大満足です。 もちろん日本が買ったので大大満足でした。 義理の父も,いい試合だったと大満足で,ケンカにならなくってよかったよかった…。

WBC - Korea vs Venezuela

行ってきました、ワールドベースボールクラシック。 準決勝の韓国vsベネズエラ。 ドジャーススタジアムについてから初めて気がついたんですが、こういうスポーツの国際大会に行くのは初めて。 スタジアム中に英語、韓国語、ポルトガル語が飛び交う、国際色豊かな大会です。

韓国の国家はそれなりに威厳のあるメロディ。 オリンピックなどで少しづつなじみが出てきた曲。 それにたいして、ベネズエラの国家はブラスバンドが演奏しそうな元気のある曲で、ちょっといいカンジです。

試合は一方的な展開で韓国がエラー続きのベネズエラを叩きのめしていて、はじめは韓国がんばれ!と思ってたんですが、あまりにも点差が開いてきたので途中からベネズエラがんばれ!とベネズエラ人と一緒に声を上げて声援してました。 (帰りに韓国人に後ろから刺されないかなと心配してました・・・)

スタジアム全体は、韓国人が圧倒的に多くて、LAという土地柄をよく表していたかなと思います。 ドジャーススタジアムは比較的コリアタウンも近いですし、結構LAって韓国人が多いです。

この試合でよかったのは、サッカーの試合でよくでっかい国旗をスタジアム中回すじゃないですか。 それが韓国の国旗が回ってきて、それが自分の上を通っていったことですかねー。 席はレフト外野席のスクリーンのほぼ真下です。 ということは、屋根が張り出しているので、スクリーンに何が映ってるのかが見えない!! イニングの間には、それぞれお国自慢のようなビデオを流してたらしく、たくさんの人がスクリーンに見入ってましたが、自分はぜーんぜん見られませんでした。

明日はつ・い・に日本vsアメリカ。 義理の父(アメリカ人)と一緒に見に行ってきます。 ケンカしなきゃいいんですけど・・・。


Obama in Burbank!!!



地元バーバンクに有名人が来ました!!!!
ハリウッドの映画会社が軒を並べるバーバンクですが,実はハリウッドセレブではなく,オバマ大統領がバーバンクのテレビ番組収録のために来たんです。 このスタジオは家からクルマで10分弱,ヨメの職場(ディズニー)からは歩いても5分かからないようなところです。 周辺の道路は警備封鎖されていたようです。

これはNBCという局の「ジェイレノ・ショー」という番組で,夜にやっている番組なんですが,昨日の日中に収録したそうです。 インタビューの内容はまだ見てないので分かりませんが,番組のリンクを貼っておきますのでよかったら見てみてください。 いやー,バーバンクもえらくなったもんですね・・・。
http://www.nbc.com/The_Tonight_Show_with_Jay_Leno/

WBC -Semi Final

昨日はサムライジャパン、勝ちましたねー。

でも正直言って、負けて欲しかったんです。
というのは、決勝で日米対決を見たかったからなんですね。 どちらにしても準決勝進出は決まってたわけですし。 ここで適当にチカラを温存するっていうのもテだったんじゃないかな、と。 それとも適当に温存して、韓国に勝っちゃったんですかね?

ただ、明日の準決勝からトータル3試合、義理の父と見に行くんですが、日米対決で日本が勝っちゃったら気まずいかも・・・。

いずれにしても明日から3試合、楽しみです! 月曜は仕事、半休を取って行ってきます!

Princess Diaries

今でこそ有名になりましたアンハサウェイのデビュー作(だったと思います)。 ディズニーのコメディで、ディズニーチックなタッチが炸裂!

メガネをかけたちょっと変わった女の子に、ずっと会っていなかった祖母が会いに来て、彼女の人生は大きく変わっていきます。
芸術家の母と二人で暮らしていた女の子には、実は出生の秘密があり、シンデレラストーリーが始まります。

祖母役には、メリーポピンズのジュリーアンドリュースという大物を持ってきたのはよかったですね。 まじめなはずのおばあちゃんが、ふとした瞬間に見せるくだけたところは思わず笑ってしまいます。

ところどころ、ディズニー過ぎるところはありますが、全体を通して笑えるところ満載です。
今までは「プリンセスストーリー」だからと思って敬遠してたんですが、これは結構アマタを使わずに見られる、笑えるいい映画かも・・・。

Raccoon


先日「あらいぐま」を見ました。

出勤途中、路上をネコと同じように横切ろうとしていました。 LAに来てから見た野生動物の新しい種類です。 以前はスカンク、コヨーテ、ふくろうなどを見ましたが、あらいぐまは初めてですねー。

あらいぐまは、イメージ的には写真のようにラスカルですが、実はものすごく獰猛なんだそうです。 僕が出張で家を留守にしているときに、ウチのヨメがあらいぐまをやはりちらっと見かけたすぐ後に、庭に真っ二つに食いちぎられた子猫の死骸が落ちていたそうです。
小動物はターゲットになることが多いらしく、その一例のようですね。

ラスカル、かわいい顔して怖い怖い・・・。

Indian Curry

今、同じオフィスにインドからの移民の人がいます。

その彼が今日、自宅で作ったカレーを持ってきてくれました。
これがウマイ!! インド人もびっくりのカレーでした。 インドの家庭の味ってこんなカンジなんでしょうかね。 軍隊あがりなので、ふだんはムッツリしているのですが、以外な面を見た気がします。

WBC


WBCのチケット、届きました!
ウェブサイトの説明が足りなくて、一枚で$120だと思ってたので「高えなー」と思っていたのですが、実は3枚(3日分)で$120でした。 なんか得した気分です。

準決勝2試合、決勝の計3試合、見に行ってきます!

Toyota Prius

先日、サンフランシスコへの出張でレンタカーを借りましたが、ハイブリッドカーのトヨタプリウスを借りることができました。

起動の仕方からして普通のクルマと若干ことなり、キーを差し込んだ後ブレーキを踏み、「Start」ボタンを押します。 動画のとおりの手順ですが、これがまたものすごい静か!!
スタートしてるのかどうかもわかりません。 レンタカー屋のお兄ちゃんが手順を説明してくれたのですが、「これ、スタートしてるの?」と聞いたところ、「スタートしてると思う・・・」と自信なさげに言っていました。これでクラシックでも音楽がかかった日にゃ、居眠り運転くらいは間違いなくしますね。

走行中は、バッテリー走行とエンジン走行が状況に応じて切り替わったり並行して動いていたりします。 またこれがコンソールのビデオで状況が表示されていたりするもんだから、気になってきになって・・・。

画面を切り替えると、今度はそのときに平均どのくらいの燃費で走っているかなどが表示されます。 最近、燃費が取り付かれた様になっている自分は、運転がおろそかになりそうなくらい、この画面が気になります。

どこかのニュースサイトで、ホンダのインサイトの受注が伸びているという記事を読みましたが、プリウスといい勝負になるのでしょうか? でもやっぱりこれからはハイブリッドか完全電気自動車が必須ですね。 個人的にはミニクーパーの電気自動車版がほしいですねー。

Academy Award

去る日曜日、アカデミー賞の授賞式が行われました。

結論からいいますと「ハリウッドの薄っぺらの飾り立て主義にはうんざり」したというところでしょうか。 授賞式の開始2時間前に、レッドカーペットをきれいなドレスやタキシードを着たセレブたちが入場しますが、テレビ局は整形手術ばりばりの男女を、不彼らのファッションをメタメタにこき下ろすために用意します。

ハナモンタナで有名なマイリーサイラスという16歳の女の子がいますが、この子のドレスに対して「妹のバービー人形に着せるようなドレスを自分が着ちゃってる」と言っていました。 16歳の女の子がそんなゴージャスなドレスを着るだけのセンスもないし、そもそもそんな娘っこに対してムキになってる「ハリウッド業界人」の根性の小ささがうんざりします。

それともうひとつ気になったのが、「スラムドッグミリオネア」が8冠でしたが、その主演の2人に向けてレポーターが「ハリウッドのセレブの仲間入りですね」というような意味のことを言っていました。 これはハリウッドが映画・セレブ界の頂点に立っているという思い上がりに成り立ったコメントであり、ハリウッド映画はもうオリジナリティもなく、リメイクやアメコミの焼き直しばかり創っているという事実は無視されているコメントだと思います。

イギリスやそれ以外の国でもいい映画はバンバン最近作られており、ハリウッドは正直なところ、相当頑張らないと経済だけでなく映画でも後進国になりかねません。

まぁ、それはさておき「おくりびと」と「つみきのいえ」は受賞、おめでとうございます!!!!!!

Gran Torino

日本では4月公開の「グラントリノ」です。
クリントイーストウッド監督、主演です。

クリントイーストウッドが主演をしている理由はよーくわかります。
彼の役どころは、妻をなくしたばかりの、いつも不機嫌なオヤジというもの。 実に上手に演じてます。

隣にすむアジア系の家族とあまり相性がよくないだけでなく、そこの息子が彼の愛車のビンテージものの「グラントリノ」を盗もうとします。 銃で脅かして退散させるのですが、それを母親と侘びに来て、そこからいやいやながら交流が始まり、そして・・・。 というストーリーです。

この映画で大事なポイントは、上記のような環境(多様な民族がひとつのところに住み、ギャングなどが当たり前にうろうろしている)はアメリカでは普通だということ。 そういう意味ではアメリカのごく当たり前の環境や日常を上手に描いています。

彼のところに、教会の牧師がちょくちょく来て、ざんげをしに来るように進めるのですが、朝鮮戦争の経験もある彼はまったく興味を示しません。 ですが、最後の方でやっとざんげに行くのですが、ある意味ここがこの映画のクライマックスではないかと思います。 彼の心のうちがすごくよくわかるシーンです。

とてもいくつもの視点が持てる映画なので、なかなか上手に語れませんが、必見の映画でしょう。 アカデミーでも注目される映画だと思います。
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/

Chicago

金曜日までシカゴに出張で行ってきました。
その直前まで極寒の地だったので、それほど寒くなかったのは幸いでした。 うーん、日中の最高気温が0℃くらいかな・・・。 普段のLAの最低気温が10℃くらいなので、すんごい寒いことは間違いないですね。

でも日本の寒さと質が似てるのであまり寒いカンジはしませんでしたね。 シカゴの街中は風が強かったので、骨身にしみる寒さでしたが・・・。 さすがに「風の街」と言われるだけはありますね。

来週はサンフランシスコへ出張です。 やっぱり少し寒いんですよね・・・。

The Illusionist

邦題は「幻影師アイゼンハイム」で、どうやら偶然今公開しているみたいですね。
イリュージョニスト(魔術師)が初恋の相手の高貴な生まれの女の子と一緒になるために、魔術を使うというストーリー。

全体のストーリーは、女の子が高貴な生まれのため、ロミオとジュリエット的に引き離されるので、悲しいラブストーリーという雰囲気で進んでいきます。 95%は悲惨な雰囲気で進んでいくのですが、最後の最後でどんでん返しが・・・。 まぁあとは見てのお楽しむです。

トータルでみるとあまりハッピーなラブストーリーではないので、そのあたりは心構えをしてみてみて下さい。 でも手品は映画なのでCGを駆使していると思いますが、本当にあんな手品があるなら是非是非見てみたい、と思うでしょう。

エドワードノートンや、警察署長(サイドウェイなどにも出ている名わき役)の演技はいいですねー。

Superbowl

アメリカンフットボールの一年の集大成「スーパーボウル」
今年はマイアミのタンパで行われました。

普段はアメフトはぜんぜん見ないんですが、スーパーボウルはさすがに少し興味がわきます。 というのは、スーパーボウルパーティをする人たちも多く、一年でもっとも人気のあるスポーツイベントで、あんまり興味のない女性の人も、パーティでほかの女性の人たちとおしゃべりするのを楽しみにしていたりします。
つまり国民的行事なワケです。

僕はあまりそういうのに興味がないんですが、ゲームの合間にあるコマーシャルが好きです。 多くの会社がこのときのために製作した、趣向を凝らしたコマーシャルをドーンと打ち出すからです。

ただし、今年は予算が絞られているせいか、あんまり「おおっ!!」というコマーシャルはありませんでしたねー。 コマーシャル枠も直前まで余っていたらしいというハナシも聞きました。 やはり不況はスポーツ業界にも影響を与えているのでしょうか。

Inauguration

「Inauguration」とは英語で「大統領の就任式」のことです。 ほかには開幕、開通などの意味もあるようです。

先日、第44代大統領が誕生しましたが、当然テレビ局はすべてこの中継を流し、巷の話題もほとんどこれでした。
特にアメリカ国内では、経済や景気問題はもちろん、健康保険、移民問題などが山積みです。 それに国外へ派兵されている軍のことなどもあり、前途多難かなという予感です。

オバマっち、がんばって欲しいですね。
就任式当日の写真のリンクです。 面白い写真がいくつかあるのでぜひ見てみてください。
http://www.boston.com/bigpicture/2009/01/the_inauguration_of_president.html#photo48

Lindsay Lohan


LAに住み始めて4年半。 ついにセレブとニアミスしました!

子役からあがってきた「リンジーローハン」! 実はこの女優(?)は結構好きで、特にコメディに出てるときがいいですね!
仕事場の近くにスポーツジムがあるんですが、ここへいく途中だったらしく、おつきの人らしき人と2,3人で歩いていました。

ま、それだけなんですけどね・・・。

Slumdog Millionare

邦題も同じですね。 「スラムドッグ$ミリオネア」です。

インドのスラムに孤児として育った2人の男の子の兄弟。 放浪の途中で一人の女の子と出会い、一緒に行動するようになりますが、ひょんなことから女の子と離れ離れになってしまいます。 弟の方は彼女に恋心を抱いていたので、その後行く先々で彼女の消息を探していきます。

二人が青年になり彼女と再会するのですが、ここから3人の人生がそれぞれ分かれていきます。 また彼女と離れ離れになってしまった弟は、彼女を探し出すためにテレビに出ようと決意。 その番組が「クイズミリオネア」。 どんどん問題を解いていき、それと平行して彼らの生い立ちを回想していく、という物語です。

クイズの問題が、それまでの彼の生い立ちと重なっていき、激しい緊張と戦いながらもどんどん問題を解いていきます。

全編を通してインドの風景が写されますが、いい意味でも悪い意味でもこれが非常に印象的です。 それにインドの貧しい層もあけっぴろげに描写されているので、前半は少しカルチャーショックを受けました。

あらすじは事前に読んで大体知っていたのですが、実際に見てみるとグイグイ引き込まれる力強さがあります。 レイトショーを見たので眠くなるかも・・・と思っていたのですが、とんでもない!! 主演のデヴ・パテルはイギリスの人気ドラマに出演していて、映画は今回始めてだと思います。 彼の演技もすごくよかったですねー。 今後が楽しみな役者です。
それに兄、女の子、クイズ番組の司会者、こじき組織の悪い大人など、他のキャラクターもしっかり役どころが丁寧に作りこまれていますね。

100点満点で85点! ぜひぜひ見てくださいという映画です。

World Baseball Classic

ブログ、久しぶりに書き込みます。

WBCの準決勝戦か決勝戦のチケットを買いました!!!!!!!!
2年前の大会は、途中で波乱万丈もありましたが、日本が優勝でものすごくエキサイトしたのを覚えています。

今回は原ジャパン、かなり不安です・・・。 王監督には個人的な入れ込みもあるので、ぜひ今回も監督して欲しかったなー。

ま、それはともかくでっかい楽しみが3月にできました!!

http://web.worldbaseballclassic.com/ballparks/index.jsp?loc=la