California State Broke

ご存知の通り、アメリカは現在財政難です。

財政難というと、何とかやりくりが出来るのでは、という期待を抱かせるような言い方ですが、もっとストレートな言い方をすると、アメリカのほとんどの州は「破産」してます! たくさんある州の中で、経済的に現在自立しているところは、テキサス州をはじめ3,4州のみです。

カリフォルニアはこの「破産州」の中のひとつで、LA郡だけでこ9億以上の赤字が出ているといわれています。
公立学校では、2万6千人ちかくの教師が、経済難のために解雇(レイオフ)されています。 教師数を減らし、一クラスあたりの人数を1.5倍近くに増やして運営しようと考えているようです。 この解雇された教師たちは、ほかに行き場がないため、ビジネススクールなどに通い、新しいスキルを身に着けようとしています。 ですが、ノウミソがすっかり硬くなってしまっている30後半や40台以上の人が果たしてどれだけ、今からビジネスの世界に適応できるのでしょうか・・・。

それに州立大学でも、入学者を10%近く減らすように、州から命令が出ているそうです。
入学者を減らす? なんで???と思ったんですが、教室数や教師の数を抑えるために、学生の数を減らそうという考えのようです。

ここまで教育をないがしろにするシュワルツネッガーの意図がまったくもって分かりません。
教育は国家百年の計。 仮に経済がすぐに復帰したとしても、教育がこんなにないがしろにされているようじゃ、アメリカの前途は暗いですよ。 とほほ・・・。

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