Angeles and Demons

日本でも同時公開の「天使と悪魔」,見てきました。
前回の「ダビンチコード」は本の方がいいな,という印象で終わりましたが,今回は本は読んでいないので,まっさらな状態で見られました。

まず,全編を通しての印象ですが,宗教に関する英単語やヨーロッパの歴史に関係する英単語が多くて,よくストーリーの細かいところが分かりませんでした…。 全体のストーリーとしては,単純でよく分かりやすいのですが,細かい言い回しの中に,この映画のよさがある(と思ってる)ので,ちょっと完全には楽しめなかった感が残ります。
ハナシの核のひとつは,「キリスト教vs科学」なのですが,ちょっとこれは単純ですでに議論しつくされたカンジがあるテーマですかね…。

トムハンクスは,前回のダビンチコードと同様の役所ですが,今回はユアンマクレガーがいい演技をしています。
それにバチカンの町を存分に映してますが,すっごくきれいなところで,行ってみたくなります。

いくつか「これはちょっとなー」というところがありました。
1,殺し屋が出てくるのですが,この殺し屋は超プロで,あっさりと多くの人をがんがん殺していきますが,なぜかトムハンクスとその相棒だけは殺しません。 「お前は武器をもってないし,俺を追ってこないから,殺さない」というのですが,あれだけがんがん他の人を殺してきてただけに,ちょっと説得力が足りないかな,と。 それに殺さない理由は他にあるのですが,それが語られない。
2,殺し屋が最後に死ぬシーンがちょっと見え見えかな。
といったところです。

宗教関係の単語や表現がもうちょっと分かれば,もう一回見てもいいと思いますが,それほどまでに気合いを入れてみるような映画じゃないかなーと思います。

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