ミッション:8ミニッツ Source Code

ジェイク・ギレンホールの最新作。 「月に囚われた男」のダンカンジョーンズ監督作品。
既に起こってしまった電車爆破テロの爆弾と犯人を探すべく,最新のテクノロジーを使ってなんどの爆破までの8分間を繰り返し体験させられる男のドラマです。

シカゴで乗客が全員死亡する列車爆破テロが起こり、事件を解明すべく政府の極秘ミッションが始動。爆破犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、犯人を見つけ出すという任務遂行のため、軍のエリート、スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)が選ばれる。事件の真相に迫るため何度も8分間の任務を繰り返すたび、彼の中である疑惑が膨らんでいくというストーリー。

「月に囚われた男」もかなり最近の映画では気にっているのですが,今回もSFサスペンスにしてはかなりよかったですね〜。 もう一回みたいです。

ミッション前後の記憶がなく,それに対して疑問を抱きつつも,何度も死を体験するミッションを繰り返していく男。 その葛藤や任務遂行に対する決意,迷いみたいなものをすごく上手に描いていると思います。 それぞれの追体験も少しずつ異なっており,スティーブンスもどんどん手際が良くなっていき,謎を少しずつ解いていきます。
そして非人道的ともいえるミッションを繰り返しやらされるスティーブンスが選ばれたのにはワケが…。

既に死んでしまっている人を生き返らせることは出来ないが,その人たちの残留の記憶から手がかりを探すことによって,テロリストを探し出すという少し絶望的なカンジのするミッションです。 スティーブンスもその記憶の中の人たちを救おうと,一度はするのですが技術者からそれは無理だと言われてしまいます。 既に死んでしまっているのですから…。 そんな絶望感の中から次への光明を探そうとする前向きで必死なカンジの雰囲気が好きです。

ほとんど唯一のネガティブな点がラストです。 せっかく前で死んでしまった人が救うことが出来ない,という前提ですすんでいたのに,実は助けられるのでは?(というより実はやってみれば助けられたんですよ的な)というように持っていってしまったのは「おいおい,そこまでハリウッドのバカな観客に媚びなくてもいいんじゃないの?」と思ってしまいました。

でもそれでもかなりいい映画でしたねー。 お薦め!!!

X-MEN:ファースト・ジェネレーション X-Men: First Class

Xメンシリーズの最新作。
旧シリーズの師匠とも言える人物たちの生い立ちを描きます。

普段は「彼らはこうやって今の姿になったんですよ〜」という映画は大嫌いなんですが,飛行機の中でとりあえず見てみました。 なんでこういう映画が嫌いかっていうと,終わりが決まってるじゃないですか。 いくらハラハラドキドキのアクションがあっても主人公は生き残る。 だって次の映画で生きてるしね,という理由でストーリーに面白みが無いからです。

裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。やがて強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。彼らは親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが,というストーリー。

まず結構序盤,よかったですねー。 エリックの能力がどうやって発現したのか,という部分を戦争とナチと絡めてうまく表現しています。 ここのおかげで結構前半がヘビーで重みのあるものとなっています。

逆にチャールズの方は恵まれた家庭ではあるものの友達はなく,ミスティークと初めて会い,友達になるという展開。

気持ち的にはエリックに肩入れしたくなりますね。 後半で二人は袂をわかち,エリックは人間に敵対する方を選ぶわけですが,そりゃーそうですよね…と思います。 チャールズ,君は苦労してないから人間の肩を持ちたがるんだよって。

中盤の仲間集めの部分は,典型的なパターンで特に目新しいものはありません。 ただ全般を通して悪者のケビンベーコン,やっぱりいい演技してますね。 ホントに悪そう!

最後はキューバのミサイル危機に絡めて,Xメンが出動し世界を救うという展開。 これも歴史のウラに彼らの活躍が,というカンジがして面白かったです。

ただ,このあたりから時系列的に次の作品にあたるものへの伏線などが目立ち始めて興ざめです。 エリックはだんだんと人間に対しての怒りを高め,チャールズは流れ弾にあたり「足に感覚がない」とかって言い出すし。 はいはい,もうそろそろ終わりに近づいてきたね,という気持ちになってしまいました。

ただ,このテの映画としてはストーリー作りやキャラクターの描き方(作り込み)はかなりしっかりしてるのではないでしょうか。 特にチャールズ役のジェームズ・マカヴォイは,前からいい演技をするなと思っていましたが,今回もなかなかグッドです。 演技的には他にはこれと言って目立つ役者はいませんでしたが…。 ケビンベーコンは別で,かなりよかったです。

それなりにお薦めです。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 2回目

ハリーポッター,最終作。 2回目見て来ました。
前回のコメントではあまりポジティブなことを書かなかったと思うので,公平を期すためにまたコメントを書いています。

結論からいうと1回目より遥かに楽しめました。 何が違って今回は楽しめたのかは分かりませんが…。
家に帰ってからDVDやテレビで他の映画も少し見ましたが,原作と大きく違うのは他の映画でもあったこと。 今作のように全編後編と分かれてないので,今作よりももっとひどいものもあります。 個人的には3作目の原作がすごく好きなので,映画はがっかりこの上なしですね!!

今回の映画の目玉はずばりスネイプですね〜。 彼が出ているシーンはどれもぐっと雰囲気が締まり,かつ緊張感があります。 前回のコメントでも書きましたが,ハリーの母親を抱きしめて泣いているシーン,これは原作にはありませんが,ものすごくぐっとくるものがあります。 さすが!! それにボート小屋でヘビに殺されるシーン,すっげー怖いです。

それとマクゴナガル先生を演じるマギースミス,いいですね〜。 イギリスのメジャーな俳優が一同に会するこの映画ですが,彼女はやっぱり一段も二段も上ですね!!

でもやっぱり最後の10分は,物語を締めくくる大事なところなので,こここそ原作通りにやって欲しかったですね。
自分の原作からのお気に入りは,ヴォルデモートが死んだ後,ホグワーツの校長室へ戻り,肖像がのダンブルドアに「蘇りの石は森のどこかで落としてしまいました。 探すつもりはありません。 それでいいでしょうか」といい,最強のニワトコの杖で,折れて修復不能だった元々の杖を直す,というところなんですが,これがまったくない!! 不死になることや権力に固執しないというハリーの人柄を示すものすごく大事なシーンだと思うんですがねー。

それに原作のヴォルデモートとハリーの最後の対決のシーン。 ハリーが哀れむようにヴォルデモートに話しかけるシーンも,ハリーの人柄を示すすごくいいシーンなんですがね…。

このあたりはとにかくハデさをハリウッド的映画に妥協してしまったみたいで非常に残念です。

それと何度も繰り返しになりますが,ジニーとハリーの間がギクシャクしすぎ!! 映画の4作目や5作目をちょっと見てみましたが,こっちの方がよっぽど活き活きしていていいです。 映画の7作目と8作目は,いまにも分かれそうなカップルという印象しかありません。

映画1作目が一番原作の良さを踏襲していると思いますが,今作がその次にくると言ってもいいでしょう。
見ておいて損はないと思います。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 Harry Potter and the Deathly Hallows Part-2

ついに最終作,ハリーポッターの8作目です。

前回は,ホグワーツ魔術学校に戻らず,悪の帝王ヴォルデモートを倒せる可能性を秘めている「分霊箱」を探すために度に出た3人。 周囲はヴォルデモートの支配下に続くなか,やっと分霊箱をひとつ破壊。 次を求めて旅は続く,というストーリー。

原作ではやはり前半は色々なところを彷徨うので展開がスローなのですが,今回はホグワーツへ戻ったり銀行へ潜入しドラゴンに乗って逃亡したりとアクションが盛りだくさんです。 今まで通りビジュアルは全く文句有りません。 ダーグな雰囲気もよく出ており,いい出来だと思います。

またスネイプの回想シーンとその前後の彼のシーンは最高の出来でしょう。 彼の演技は最高です。 それにガラス越しにヘビにやられるシーンは,かなり怖い演出が出来てますねー。

それと「必要の部屋」での分霊箱探しとマルフォイとのやり取り,そして火から逃れるところは,かなりテンポもすごくよくかなり手に汗握りました。 全編,あのくらいのテンポだったらよかったんですが…。

逆に原作でよかったシーンが映画に反映されていないところが目立ちましたね。 特に自分が気に入っているシーンが映画に無かったのでかなりがっかりしました。  ここでは長くなるので書きませんけどね…。

それと時間の配分というかテンポの使い方がちょっと???というところがありましたね。 もっとゆっくり感情を盛り上げてもいいのでは?というところが駆け足だったり,その逆だったりなどなど。 それにこの監督は恋愛関係の描写はヘタ!! ハリーとジニーのシーンはカタくって分かれる寸前のカップルみたいです。

正直,かなり残念な出来ですねー。 最終作ということでかなり期待していたのですが「ふーん,この程度か」というところでしょうか。 いつもは2回くらいは見るのですが,今作はどうしようかな,というところです。 多分期待値が高すぎたんでしょう。 ロードオブザリングの王の帰還レベルの出来を期待してしまってました。

カーズ2 Cars 2

今年のディズニーピクサーの最新作。 「カーズ」の続編です。

天才レーサーのマックィーンとレッカー車のメーターが訪れた“トーキョー”で大事件が発生。さらには、フランス、イタリア、そしてイギリスと、ワールド・グランプリで世界を旅するマックィーンたちが行く先々でスパイが暗躍,というストーリー。

毎回毎回,子供向けというだけの映画ではなく,大人も楽しめるメッセージや物語が2重構造で楽しめるピクサー映画。 とてもいい意味で裏切られました。 コマーシャルや事前の広告などから,今回はさすがのピクサーもダメ映画を作ってしまったか?と思っていました。 ディズニーに併合されて依頼,昨年のトイストーリー3と今回のカーズ2,おもちゃの売り上げのために映画を作るというディズニーの戦略に押されてしまったか?と思っていました。
確かに始まりはそうだったかも知れませんが,トイストーリーと同じく,厳しいプロットの条件の中で最高の映画を作っていると思います。

まず子供の視点から言うと,男の子やクルマなどが好きな子はこの映画は気に入ると思います。 スパイアクションがはじめから終わりまで目白押しだし,とにかく派手!! レースのシーンは前作に比べるとかなりボリュームが少ないのですが,クルマのシーンはそれでもやはり細かいところはうなるほど細かいところに気が届いています。 また「自分らしくいることは悪いことではない」というメッセージはしっかりと織り込まれています。

ただしこの映画,子供向けとしては全体が2時間のおもちゃコマーシャルです,完全に。 これほど効果的なおもちゃコマーシャルはないでしょう。 新しいメカが次から次へと出て来て,スパイのクルマは羽が生えて飛んだり,マシンガンが出て来て撃ちまくったり,子供にとってはよだれものです。

大人にとっては,クルマ好きな人にとっては「く〜,たまんねー」というような映画です。 先ほどのクルマやレースの細かい描写,クルマに引っ掛けた数多くのジョークなど,盛りだくさんです。 え?クルマ好きじゃない人はどうなんだって? さあ…。

今回は日本,イタリア,フランス,イギリスと国をまたいで舞台が移動しますが,どこの国もすごくしっかりリサーチしてますね。 東京の銀座,新宿,お台場のあたりはレースの舞台になるので,若干現実的でない街の景色もありますが,裏道なども含めてかなり細かく描写されてますね〜。

残念なのは,いつものピクサー映画のような「物語性」が少ないことです。 というよりまったくないです。 単純なスパイアクションエンターテイメントになっていて,いつものような各キャラクターの作り込みはまったくないのが残念です。 ただしそのあたりのエンターテイメント映画の質は遥かに凌駕しています。
それと今回主役のメーターがとにかくうざったい! キャラクターとしてもいつも無知でばかなことを言っているというもののため,主役に持ってくるとすぐに飽きがくる。 中盤以降はかなりいらつきましたねー。 子供に人気があるキャラクターだから主役にもってきたんでしょうが…。

ということで,続編が作りようもない映画の続編を作らされたピクサーはかわいそうですが,その限られたなかでも最大限以上の仕事をしたピクサーに脱帽です。 さすがの一言ですね。 でも1作目から思っていることですが,このストーリーと世界観,クルマじゃなくてもいいと思います。 たとえばモンスターズインクはあのストーリーが成立するためにはモンスターでなくてはいけないし,トイストーリーはあのストーリーが成立するためにはおもちゃが主役でなくてはならない。 でもこのシリーズはクルマじゃなくても,クルマにフツーの人間が乗っていてもこの物語は成立する。 この一点であんまり好きじゃありませんね…。

でもエンターテイメントを求めているならお薦め!!!!!!

男たちの大和/YAMATO

邦画「男たちの大和」です。

鹿児島の枕崎漁港に一人の女性が訪れた。 その女性は、戦艦大和が沈没した地点へ連れて行って欲しいと頼み回るが、漁師達は相手にしてくれない。 そんな漁師の中に、水上特攻時に大和の乗組員として乗艦していた神尾克己がいた。一度は真貴子の頼みを断るが、彼女が自分の恩人であった内田兵曹の養女である事を聞かされる。 彼女の頼みを聞き入れる事にした神尾は、大和の沈没ポイントへと出航した。そして、ずっと閉ざしていた口を開き、過去の事をあまり語らなかった内田兵曹の話を彼女に語り始めるのであった、というストーリー。

なかなか邦画にしてはがんばったかな、という作品です。 戦艦大和のセットは6億円くらいかけて作ったものらしく、確かに「すげー!」と子供のように関心してしまいました。 それに家族たちのいる内地と戦場の対比なかなか良く出来ていたなと思います。 それに単純な反戦映画になっていないところはかなりグッド。 逆に、戦場に赴いた人たちそれぞれの思いがあり、その人たちの犠牲の上に今の日本がある、というメッセージになっているかと思います。

最後の方のシーンで、一人生き残った松山ケンイチに、遺族の母が「のこのこと一人だけ帰ってきて・・・!」とののしるシーンがあり、その翌日、松山ケンイチが土下座をして「一人だけ帰ってきてごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい・・・」というシーンはよかったですね~。 松山ケンイチは最近注目している役者の一人です。 いろんな役をやっていますが、同じような演技だったことは一度もないですねー。 個人的な好みはデトロイトメタルシティですかね。

逆に、CGや特殊効果などはヘナチョコもいいところです。 かなり興ざめです。
もうちょっと金かけてでもいいモノを使わないとせっかくの映画が台無しです。 って、大和のセットにお金使いすぎて、CGに使うお金がなくなっちゃったのか? それと血のり、ぜんぜんリアルに見えません・・・。

北の国から 2002遺言

「北の国から」テレビスペシャル,およびシリーズ最終作です。

聞いたところによると,テレビシリーズのときからのスタッフも年を取り,引退し始めてなかなか難しい状況になってきて終わらせることが決まったとか。

富良野では螢が3歳になる息子の快を育てながら、看護婦の仕事をしている。五郎は体の不調を感じ、螢の勧めで検査を受ける。そして今後の事を考えて、遺言を書き始めるのだった。一方、草太から引き継いだ牧場を潰してしまった純は、多額の借金を残して富良野を去り、今は羅臼で暮らしていた。ある日、結という女性と知り合い、好意を抱く。しかし彼女に弘という夫がいると分かり窮地に立つ純は……。(DVDパッケージより)

まずはじめに言わなければならなことはタイトルの「遺言」にだまされてはいけない,ということです。
ほとんどの人が騙されたのではないかと思いますが,五郎が病気か何かになって死んで後に遺言が残る,というストーリーかなと勘違いしてしまいました。 勝手に勘違いした方がいけないのですが…。

ですが五郎は体調は悪くなるものの死にません。 でも劇中での「遺言」の使い方,なかなかいいと思います。 自分も後で考えてしまいました。 つまり自分が死んだ時のために,いつでも遺言を書くというものです。 それにより自分が死んだ後のこと,家族や友人のことをつねに考えておくというものです。 元学校の校長先生に遺言の書き方のコーチを受けるのですが,その人から「自分がいなくなったあとのことを考えながら買いてみなさい」を言われる。 確かにそうです。 遺言の書き方だけということではなく,そういうものを常に意識しておくということは大事なことかな,と。

遺言を下書き練習をしている時に,五郎はそのことに想いを馳せて一人号泣するわけですが,ここはすごくよかったですね〜。 さすがとしかいいようがありません。 それと最後に富良野を離れて消息が分からなかった正吉を訪ねて螢と息子が富良野から出て行く,というところがありますが,その電車を五郎が泣きながら追っかけるシーン。 ここもよかったです。 (最後のシーンですし) ストーリー的には「またすぐ帰ってくればいいじゃん」とツッコミを入れてしまいますが。

今回螢サイドのストーリーはあんまり展開はないかなと思います。 消息不明の正吉を待ちながら子育てをしている。 そして体調を崩した五郎を心配している,というくらいです。 でも劇中の子供は螢の実生活の子供ということで,子供がいなくなったかもしれないというシーンでは迫真の演技でした。

一方,純は草太から継いだ牧場がつぶれてしまい,羅臼へ引っ越している。 ここまでのところ,かなり劇的なストーリーがあるのですが,あっさりとナレーションだけで済んでしまっている。 ちょっと寂しいかなと思います。 ですが今回は純が羅臼で知り合う人と結婚に至るまでのハナシなので,それも仕方ないかなと思います。 でもそれにしても純は本当にいい加減なヤツですよね…。

今までふらふらと流されるように生きて来た純ですが,今回ついに「これじゃいけない,逃げちゃいけない」と改心します。 が,きっかけは人妻に手を出して(知らなかったとはいえ),そのダンナと仲間にボコにされたから。 おいおい,きっかけはきっかけだけど,もっときっかけは過去にもあったんじゃないの?と思います。 それと内田有紀が純の今回の相手役ですが,やっぱり「純のどこがいいのかな…」と思ってしまいました。 何かこれっていう出来事があれば,普段はそれほど冴えなくてもいいんですがね。

やっぱりシリーズ最後の数作は失速気味なのは否めませんね〜。 でもこれで最後だと思うとやっぱり寂しいです。
長い間お疲れさまでした。

北の国から '98時代

「北の国から」テレビスペシャル。

純は、シュウが突然実家に帰ってしまい、不安な日々を過ごしている。五郎は有機農法に取り組む農家を助け、アドバイスを送るが、草太は、そんな五郎のやり方はおかしいと、科学の力でどんどん自分の農地を拡げて行く。そんな折、落石で暮らしているはずの螢が何故か富良野に現れる。螢が身ごもっていることを知った草太は、正吉を呼び出し、螢に結婚を申し込めという。(DVDパッケージより)

今回のエピソード,とにかく長い!!! 不必要に長い!!
全後半合わせて5時間くらいあったと思います。 最後に正吉と螢の結婚式があるのですが,ここで出席者全員が過去のことに想いを巡らせて,テーマ曲が流れるのですが,10分くらいあったんじゃないでしょうか? 正直,眠くなってしまいました…。

次にこの回から急に五郎の家が完璧に出来上がっていたり,有機農法などを手がけていたり,急に前回までの危うさや大変さなどが消え失せて,しっかりと自立農家として周囲にまでアドバイスしてしまっている。 家を一軒ひとりで立てるのってもっと大変ないじゃない? もっと時間かかるんじゃない? 実質春から夏までしか作業できないわけだし,と思ってしまいました。

今回は草太にいちゃんの割合がかなり高く,科学的なビジネス農法でどんどん手を広げて行き,五郎のやり方とは対照的。 そして妊娠した螢と正吉をくっつけようと,正吉に直接結婚しろという。 確かに草太にいちゃんっぽいキャラクターなのだが,何か行き過ぎなような気がする。 前回まで正吉が螢に対して異性としての興味を示していなかった分,ここで無理矢理,正吉が螢に結婚を申し込む理由を作った気がします。 それに正吉がせっせと花を螢に送ったりしてるシーンはあるのですが,実際に螢がプロポーズに対してOKするシーンは無い…。 やっぱりヘンかなと。

今回のエピソードでよかったのは,草太にいちゃんが事故で死に純が号泣するところ。 ここも異様に長いのが気になりましたが,演技はよかったですねー。 それと正吉と螢が結婚の報告に五郎のところへ行き,五郎ははじめ言葉がなく,徐々に亡き妻れいこの写真の前でうれし泣きをするシーン。 またそこの純のナレーションはすごくよかったです。

きついようですが,それ以外は早送りしてもいいかな,と思うくらい長かったです。
非常に残念…。

北の国から '95秘密

「北の国から」テレビスペシャル。

東京から富良野に帰り,ゴミ収集の仕事をする純は札幌のれいと遠距離恋愛を続けているが、二人の間はぎくしゃくしていく。 そんな時シュウに出会い、純は彼女に惹かれていき、五郎も二人を暖かく見守っている。 一方、札幌で看護婦をしている螢は、妻子ある男性と駆け落ちしてしまう。ある日シュウが以前AV女優をしていたことを知った純は…(DVDパッケージより)

このあたりから,アメリカのソープオペラを彷彿させるような演出というかストーリー展開になってきたかな〜と思います。 非常に残念なんですが…。

序盤でれいちゃんにフラれ,彼女は結婚してしまうわけですが,そもそも純のことなんでそんなに長い間好きだったのかな〜と思ってしまいました。 シュウはなんとなく分かります。 シュウ自身も富良野に出て来たばかりで友達が欲しかったし,純と同じく東京に住んでいたということで,ハナシが合うなどなど。

シュウが元AV女優だったいうのが今回の「秘密」のひとつだと思いますが,これにハラを立てる純の器量のせまさにちょっとハラが立ちます。 そもそも純と合う前よりずっと前のハナシだし,過去を変えられるわけでもないし。

でも宮沢りえは色白だし北国っぽい肌だと思うのですが,あの演技がちょっと浮いてますね。 「そーおなんだ〜♡」みたいな。 でも純が何か隠してることがないか(AV女優のこと)という場面で,彼女が「私が何を隠してるっていうの?」というシーンはかなりよかったですね。

一方,螢は同じ病院の医師と不倫をし,駆け落ちをしてしまうのですが,これはさすがにいきなり過ぎるのでは???とクエスチョンマークです。 せめて前作などで前振りをしておいて欲しかった。 あまりに突拍子がなさすぎて…僕にはにわかに信じがたいハナシだと思われ…。

しかも駆け落ち先が,北の果ての地で,日本海の身も凍るような風がびゅうびゅう吹き,波がざざーん,海岸では昆布を干している漁村,あばらやが立っているようなところで演歌がまた似合いそうな…。 よくもこんなところを見つけたものだと思います。

螢の鉄面皮のような演技が全編を通して気になっていたのですが,それはどうやら最後に五郎に駆け寄り「本当は毎日泣いてるの!!」というシーンへの伏線だったようです。 ここはよかったですね。 でも駆け落ち相手の医者が全く出てこないので「じゃあヤメて帰ればいいじゃん」って思ってしまいます。

今回は今までのテレビスペシャルを続けてみてるので,どうしても前作を比較してしまいます。 そうするとやっぱり残念ですがちょっと弱いですね…。

北の国から '92巣立ち

「北の国から」テレビスペシャル。

五郎は富良野で寂しい一人暮らし。旭川の看護学校を螢が卒業して地元の病院に勤める日を心待ちにしている。そんな父の思いを知りながらも将来に悩む螢は、勇次とのデートを重ねていた。東京のガソリンスタンドで働く純は、タマコに出会う。札幌のれいとの遠距離恋愛に疲れた純はタマコと深い関係になっていく。そんなある日タマコの妊娠を知った純は… (DVDパッケージより)

このあたりから,だんだん純と螢もドロドロになっていったかな,と思います。 ドロドロというよりも後ろめたいモノを常に抱えている状態になってきたかな,と思います。

純は,北海道のれいちゃんと電話+ビデオデートのみで,もんもんとする毎日。 仕事は相変わらず肉体労働で,特にこれといった趣味もなし,というつまらない生活をしていて,そんななかでトロ子と出会い,気持ちは一切ないのに深い関係に入って行く,という流れ。
若いときには陥りがちな穴を,またしても泥臭い表現をする倉元マジック。 妊娠・中絶したトロ子の東京での保護者となっている叔父のところへ(菅原文太っていうところが既にコワい)カボチャをいくつも持って誤りにいく五郎。 そんな彼に「誠意って一体何かね?」と問う叔父。 ここが今回のエピソードの山場かなと思います。

一方,螢は父の思いを知りつつ,富良野を通り過ぎてボーイフレンドに会いに行っている始末。 後ろめたい気持ちは富良野を通り過ぎる時だけであとはハッピー,というのはとても分かります。 ここも自分勝手な人間性の暗い部分をさっくりとさらけ出しています。 この当たりでは,螢にも以前より焦点が当たるようになってきていて,新鮮でよかったですね。 螢のナレーションも入ってきてます。

一方,最後の方で五郎が自己に会い,雪の中で半分凍死しかけるのですが,ここで妻のれいこ(いしだあゆみ)の幻影を見ます。 五郎は「あいつら(子供たち)は自分で責任取りたがってる。 オレはもう必要ないのかな…」というとれいこは「まだ飛び立つには早い。 私たちの巣を守って。 帰るところを守って」と言い,消えてしまいます。
正直,ここはクサすぎてかなりサメてしまいました。 死人を持ち出すようになったか???と。
確かに,ここは足を挟まれ回りに何も無いところでも何とか生き延びる生命力の強さを持ってる五郎のすごさを見せつけるシーンなのですが,この死人持ち出しはちょっと………。

でも確かに見終わった後に「誠意って何だろう」と思ってしまうほどのチカラが演技と脚本にはありますね。

北の国から '89帰郷

「北の国から」テレビスペシャル。

中学を卒業し、旭川の看護学校へ通う螢は、通学の電車の中で知り合った勇次と交際を始めた。一方東京で暮らす純は、あこがれの400ccのバイクをを手に入れるが、実は盗難車で警察に事情を聞かれる。 そして純は、とても大切にしていた五郎からもらった泥のついた一万円札を盗まれたことがもとで、傷害事件を起こしてしまう。(DVDパッケージより)

今回は蛍にも好きな人ができ、だんだんと五郎に隠し事も出来てきて、面白くなってきます。 そのボーイフレンドの勇次も富良野から出て行ってしまうのですが・・・。 でも川岸の木に「H・Y」って彫るのって・・・。 いくら80年代でもやらないのでは?と思ってしまいましたが・・・。 それはよしとしましょう。

純は東京という街や多くの人に揉まれて、精神的に疲れていきます。 そんななか「泥のついた一万円札」が盗まれ、というシーンは気持ちはすごくわかりますね。 今でこそ「おいおい、ちょっと冷静になってそれから人を疑えよ、純」と思いますが、自分があの年頃だったら、多分あーいうふうに突っ走ってしまったんじゃないかなと思います。 そういえば当事はまだ「不良」のシンボルでしたねー、髪を染めたりバイクに乗ったり。

前回、家が夜逃げしてしまったれいちゃんと再開できますが、髪型あんまり似合わないですね。 80年代後半から90年代前半の流行だったと思いますが。 それにしても純とれいちゃんは、中学からの付き合いですが、元から一緒になる運命じゃなかなったのかなと思います。

今回のエピソードの中で好きだったのは、雪子おばさんのだんなさんが純に対して、ケンカの理由も聞かずに頭ごなしに叱るということに対して、五郎は理由だけを聞き「それが人を傷つけてまで守りたいものだったなら、それで仕方ないじゃないか」というところ。 とってもわかりやすい対比ではあり、つい相手の話や理由も聞かず頭ごなしに怒ってしまうのはついつい誰もがしてしまうこと。 気をつけたいものです。

それと五郎が作り始めた丸太小屋を手伝いたいという純に、手伝わせないという五郎。 五郎の気持ちの方により共感できますね。 もちろん純に東京でしっかりがんばれという気持ちもあってのことだと思いますが、自分だけの楽しみだからいくら子供でもそれは奪わせない、というのはすごくわかります。

これは少年から青年へと、少女から女の子へと移り変わっていくエピソードですね。 前後のエピソードが目立つので、地味なカンジがする回ですが、結構重要なステップかなと思います。

北の国から '87初恋

「北の国から」テレビスペシャル3作目。

純はある農家の娘、れいに出会い一目惚れしてしまう。東京の定時制高校に行きたいと言うれいに影響され、純は東京に行く決意をする。五郎の誕生日に風力発電を贈った純と螢。しかし五郎は自分に相談もせず東京行きを決めた純を責める。(DVDパッケージより)

またまた思春期の心理をすごく上手に把握し表現している作品ですね〜!
好きな女の子の言葉に影響され,彼女と一緒に東京へ行こうと決心する純。 自分に何の相談もなく東京行きを決めた純に腹を立てる父,五郎。 その間に挟まれて(いつものように)しまう螢。 それぞれの気持ちが痛いほど分かります。 それにしても中学1年生くらいのはずなのに,螢は家事を全て引き受けて大変ですよねー。 後で富良野から離れて暮らしたいっていう気持ちは分かります。

やっぱりこのエピソードは大里れいちゃんがとにかくかわいい。 野暮ったい田舎と対比するようなルックスの横山めぐみをキャストしたのはグーです! それにこの時流行っていた尾崎豊などを使ったのはよかったですね。 ちょうど純と同い年の世代なので,すごく分かります。 でもいくら通り雨で土砂降りになったからって,中学生くらいの子が納屋みたいなところで下着だけになるかな?と素直に思ってしまいましたが,それはいいとしましょう。

個人的には,草太が純に「男ならいたわられれば傷つく」というところは好きです。 特にお金のことで気を遣われて,相談されないっていうのは男の自尊心が許さないだろうと思います。

それとありきたりだと思いますが「ドロの付いた1万円札」は涙なしでは見られません!! アメリカ人のヨメは当然このシリーズを見た事ないのですが,この「ドロの付いた1万円札」を説明しているそばから,目がうるうるしてしまいました。

か・な・りお気に入りのエピソードです!!

北の国から '84夏

「北の国から」テレビスペシャル2作目です。

純と正吉は、東京から遊びにきた努が自由自在にパソコンを操作するのを見て時代に取り残されていると思いショックを受ける。 しかも努に父・五郎を侮辱された純と正吉は思わずパソコンの本を盗むが、それがきっかけで二人はケンカしてしまう。「やっぱりお前はキッタネエやつだなア!」正吉の捨て台詞にドキッとする純。数ヶ月前の丸太小屋の火事のことが純の脳裏をよぎる…というストーリー。

このエピソード,かなり好きです。 主に純と正吉の関係に焦点が当てられているエピソードです。 このくらいの年頃によくある,友達のちょっとした無神経な一言がずっと後を引いたり,心の中にある罪悪感の葛藤など,すごく赤裸裸に表現しているエピソードです。

やっぱり正吉の「やっぱりお前は汚ねえヤツだな!」というセリフ。 この「やっぱり」の部分にドキッとさせられます。 振り返ってみると,自分も似たような経験があるので…。 それに丸太小屋の火事とそれをかばっていると思われる正吉の発現,パソコンの本の事件,いかだと努の事件など純の罪悪感は否応なしに高まっていき,最後のラーメン屋の告白シーンへとつながります(下記のビデオクリップ)。 この積み木のような組み立て,ストーリーとしてのスムースさ,う〜んいいですね〜。 純の罪悪感がひしひしと伝わって来て,見てるこちらが潰されそうです。

上記はもちろん,ラーメン屋での五郎の告白も実はかなり好きです。 毎日の仕事などで疲れたりするとふと同じようなワナにハマってしまいます。 うーん気をつけないと…。

北の国から '83冬

「北の国から」をDVDで見ています。 (Rさん、ホントにありがと!!)

離婚をして東京から北海道、富良野へ小さい子供二人を連れて引っ越してきた父親、五郎。 長男の純、長女の蛍、この3人を中心に大ヒットしたドラマの特別編。

「五郎が出稼ぎから帰ってきたその日、純の友達・正吉が家出した。心配する純と螢。一方、開拓時代に成功して東京に出た伝説の老人・沢田松吉が30年ぶりに富良野へ戻ってきた。村はその話題でもちきり。そんなある日、突然五郎に事件が起きる。正吉の母・みどりの借金を代わりに払えと、700万もの借用書を突きつけられた…!(DVDパッケージより)」というストーリー。

正直、ドラマの時はあまりしっかり見た記憶がなく、この特別編あたりからの記憶はかなり残ってる。 特に純と自分は同年代なので、感じ方やその時の流行などはホントにしっくりくるものがあったね~。 当時は、自分も子供だったので、電気や水道などにも不自由する五郎の暮らしをドラマでみて、多少なりとも「北海道にはこんな暮らしをしてる人がまだいるんだ」と半ば信じていました。 北海道の人、本当にすみませんm(_ _)m

全編を通してかなりの頻度で語られる「借金」。 確かに借金はかなりヘビーだし、人間関係を壊すもとにも十分なりうる。 このエピソードでも、五郎が連帯保証人に簡単に同意してしまったばっかりに、にっちもさっちもいかなくなってしまう。 そのとらわれて身動きできなくなっているカンジを実にうまく表現していますよね! その落とし穴に突き落とした当の本人もどうしようもない、でも五郎に申し訳ない、故郷に顔向けもできない、などの表現が実によく出来ていと思います。

富良野の初期の開拓者でもある松吉じいさん(笠智衆)の演技も非常によく、後半でボケながらも昔の仲間を思い出しながら、また豆まきをしようとするところは、本当に切なくなってしまいます。

このエピソードだったか次の84夏だったか、年賀状が居候の正吉のところには当然届かなく、純と蛍のところへは届いているのをうらやましがっているのを知った蛍が、後で正吉に年賀状を出すというところは好きですね! まだこの時点で小学生の中学年のはずの蛍が台所を切り盛りし、他の人への気配りもしっかり出来ているというキャラクター設定がすきです。 後々にちょっと外れた方へ行くときの布石にもなっているかな、と。



おっと間違えた・・・。
ホンモノはこっち。

Current Situation in Japan (from my own point of view)

I was traveling in Japan from May 7th until 19th. During the trip, I visited Osaka, Tokyo, Nagoya, Fukuoka and Kumamoto. This is the first trip after the earthquake and the tsunami happened on March 11th. So, it is almost for 2 months since that happened.

I am writing this from my own point of view to share what is really happening in Japan at the moment after the massive disaster. The amount of information that I gathered must seem to be limited since I was working most of the daytime. But looking back, I was much more sensitive than usual to observe people, streets, and of course news and newspaper.

First of all, I arrived at Narita int'l airport. And what I noticed first was that it was very dark at the airport. From customs to the gate, it was almost the same. Their arriving terminal is always hot, so I did not feel anything different. But once I got out of the gate, I noticed that it was much darker than before. Some shops such as ticket counter for long-distance bus or kiosk were the same. But lights on ceiling were half off, that was causing the darkness.

I went down to JR desk to exchange my voucher with JR pass, which allows you to travel using any trains and buses except for Nozomi bullet trains. Once done, I asked them to book a Narita Express to Tokyo. But they immediately told me that I would have to wait until 5pm. It was 3:45pm at the time, and I knew that there was a Narita Express leaving at 4:05 or 4:15-ish. Since I wanted to go to Osaka by the end of the day, I was surprised and asked the staff if they changed the schedule.

They said Narita Express is not running at their normal schedule yet. They have much less trains during the day. I learned that it was the same to travel from the greater Tokyo area to Narita.

So, I took a normal express train to Tokyo. As it was getting dark after 5pm, I started realizing that there were much less illumination and lights on streets. You can see and recognize what towns they were, but it was apparently darker.

Once I arrived at Shinagawa station, again I noticed that it was so much darker than before. It seemed that the station finished their operation for the day. All I could see was lights from small book shop, kiosk, and sign board showing which train leaving and arriving at which platforms.

Osaka, Nagoya, Fukuoka and Kumamoto did not seem to have any energy saving activities at the time. But while I was there, the Japanese government "requested" one of the nuclear plants to stop their operation since there is still a big chance (85% or higher) for another earthquake in Shizuoka area. Then, after 2 days, they decided to shut that down until safety walls and infrastructure are implemented, which may take for about 2 years. So, there is a possibility that the Western Japan may be effected by that.

In Shinjuku (and other areas of Tokyo where I visited), street lights were off and there seem to be some foot lights instead. Or I am sure that I had not noticed those foot lights before. But since other lights are off, those small foot lights stand out. They do help people to see where they are going.

Some shops in Tokyo has turned their outside lights off to save electricity, instead they have a paper on their door saying they are open. And some shops or buildings has turn off their ACs or set higher temperature to save energy.

To be honest, it is a little uncomfortable to be warmer, and I cannot imagine how hot it would be in Summer time. But I saw on TV news or in person that people started adjusting to the new life style, though they are still concerned how it would be like. For example, there are some tools from Showa era, which is until 1989, that help people to be cooler without electricity. Fans, watering streets, blind made of bamboo, and so on. And some cool patches to insert a small bag and put it on your neck must be very nice. Some government offices implemented "Cool Bis", which is business casual attire. This is still not common in Japan yet. And some companies will implement "Summer time operation hours" at their offices and factories. They will work off time to spread usage of electricity.

People are doing their best to adjust to the difficult time as a whole nation. Of course, the Western Japan is much less effected by this, but more or less, people are aware of this difficulties and seem to be willing to corporate.
By having less electricity, I may hope that "heat-island" phenomenon may become much less than last several years, which will help people to get by the intolerable summer heat.

At my parents home, they were naturally switching off and on frequently to avoid any waste of the power. I felt a little strange in the first place, but I also got used to it very quickly. I thought that people had been too dependent on using electricity before the earthquake. And it may be a good opportunity to re-think what their life style should be like. And many news sites tells you what percentage of usage of power they are at at the time. So, it must be helpful to kept aware of it.

So, other than situation of electricity and saving of it, it seemed that they lives are back to normal. Many people told me that there still have been many after shocks quite often, but luckily I did not get any of them myself.

Radiation is the most difficult thing for me to evaluate. I know that Self Defense Force and specialist still have been working on settling down the situation. But instead, they found that melt-down had happened almost right after March 11th. It seems that TEPCO doesn't really know what to do. And it seems nobody knows what to do, since they have not understood what is really happening and what has happened by now.

It seems that people in Tokyo are extremely interested in this topic, of course. But at the same time, it seems that people don't know what to do, how to react to it, or try to ignore until they have solid information. Before I left for the trip, I was wondering if people might be cautious of what they eat or drink. But as far as I saw, nobody seemed to be that cautious, though I guess they are still deeply concerned about it.

It is because, I believe, the government has not been taking any strong leadership and initiative and control of information. At least, I myself did not see anything from the government to guide people about food and drink. They including TEPCO kept repeating that there would be NO IMMEDIATE EFFECT etc etc. Ok, then if it is not immediate, what is it like in 3 months and 3 years? People are scare of what would happen. They really need to stop hiding information or being indirect about this anymore. One thing I though was that, there were nuclear specialists came to Japan from US, France and maybe other countries. But I was wondering what they did. They stayed only for a few days or a week, and they left. What did they do in Fukushima???

Politicians also do need to stop attacking the prime minister and other people who are working on it. And now is the time to work together to make the best out of it. You are not working for your generation, you are working on the future generation. Stop thinking about yourself!! And do what you have to do, and do what you can do.
It was so painful to watch that things are not going well in terms of safety. People in Fukushima are still suffering by not being able to go home. Farmers have to let their cows go because they are radiated. Tea farmers (including my home town) will start suffering very soon, because they also detected radiation from tea trees. Some hotels that have long history had to shut down because of bad reputation of the area as being radiated. And children who moved to other part of Japan and go to schools there are often discriminated from coming from Fukushima area.
These are all unreasonable and upsetting!!

Politicians, I don't like to push everything to you. But there are things they need to take a lead on. Secondary or thirdly level damages have already started. They and we all do need to start taking actions.

I still don't know what I can do from the other side of the ocean. But at least I know that "indifference" is the worst.

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉 Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides

ディズニーの大ヒット海賊映画の続編「パイレーツ4」です。

女海賊アンジェリカ(ペネロペ・クルス)と再会したジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)。しかしジャックは、アンジェリカが不死の泉を見つけ出すために自分に近づいたのではないかと疑いを抱く。アンジェリカと史上最強の敵である黒ひげ(イアン・マクシェーン)と共にリベンジ号で船出したジャックだったが、そこには予想だにしない冒険が待っていた、というストーリー。

よかったのは、人魚が出てくるシーン。 生命の泉を取るためには、人魚の涙が必須。 そのため人魚の群れをおびき出し、捕らえようとします。 人魚のCGや、美しい人魚が一転して襲ってくるところなどはすごかったです!
それと冒頭にロンドンの町をジャックが馬車を飛び移りながら逃げるところも、前作からの「パイレーツ」の楽しさを彷彿させるものがあってよかったですね~!!

ただし!!
それ以外はかなりクソ映画です。
1、 アクションシーンが全っ然面白くない!! アンジェリカと再開するシーンで剣を交えるシーンがあるのですが、天井の梁に上がって戦うところがありますが、これって1でオーランドブルームとすでにやったじゃないか!! それにそれ以外の戦いのシーンでも1や2みたいに工夫されたあとはまったくなしです。 ただ剣を交えるだけだったらフツーの映画でやってます。

2、ストーリーもぜんぜん工夫がない!! 今までの3作のようにナゾかけや駆け引きみたいなものがなく、全然面白くない!! 特にジャックは、前作までは各キャラクターの欲しいものなどを利用して駆け引きし、自分の求めているものに近づいていく、というパターンでしたが、まったくそれがなく、ただ淡々と生命の泉に近づいていくというとてつもなくつまらないキャラクターになってる。

3、キャプテンバルボッサが詰まらん!! 前作までは彼ほどうまく「海賊」っぽさを出してた役者もいなかったのに、今回はイギリスの雇われ船長(?)のようになってしまっていて、全然面白くない!! 最後の最後で、黒ひげの船を奪いまた海賊の船長として航海に出ますが、ここでやっと「野郎ども!!」と檄を飛ばすのですが、「おっ!! やっと海賊っぽいシーンだぞ!!」と思ったらそこでエンドクレジット。 なんだよ~・・・というカンジでした。 がっかりにもほどがあるって・・・。

4、劇中,イケメンの宣教師が出てきて,後半人魚を守ろうとして必死に戦うのですが,ストーリー的にまず見え見え。 かつ演技もヘタクソ,そして人魚は何故か人間のような感情を持ち宣教師と恋に落ちる,となんともお粗末で見え見えな展開!!

そもそもこの映画は「カリビアン」で、カリブの海賊のはずなのに、カリブ海まで行ったのか?というカンジです。 撮影はハワイでなされ、かなり突貫で作られた映画のようですが、まさにその通り! 特にストーリーと脚本、監督はがっかりです。 はぁ・・・。 またやってくれたなディズニーっというのがぴったりかな、と。

前作3作が好きな人はみない方がいいでしょう。 今回は試写会でお金を払わなかったのが救いですね・・・。

グリーンホーネット Green Hornet

テレビドラマを映画としてリメイクした「グリーンホーネット」。

新聞社の若き社長ブリット・リイド(セス・ローゲン)は、夜になれば全身グリーンのスーツとマスクで身を包み、グリーン・ホーネットとして街中の犯罪者と戦うヒーローだった。ハイテク装置満載の愛車を駆って相棒のカトー(ジェイ・チョウ)と共にギャングの支配者、ベンジャミン・コドンフスキー(クリストフ・ヴァルツ)を追い詰めようと、自ら悪役になり彼に接近していく、というストーリー。

ブリットの役どころは、厳格な父親にコンプレックスを持ちながらも、カトーのチカラを狩りながらヒーローになろうとするというもの。 コンプレックスに対する反発からか、正確はちゃらんぽらん。 確かにセスローゲンでよかったと思うのは、役としてはウィルファレルの顔がちらつくほど、ウィルファレルのコメディの役どころに近いからです。 「青年社長」ということで彼を選ばなかったのだろうとは思いますが、ナイス決断でした。

カトーはカンフーの達人、メカを自分で全て作る天才、という面白い役どころ。 演技も多少感情を抑えつつ、でも時々ぱっと感情的になるところがよかったですね。 ジェイチョウ、何かで見たことがあるような気がしますが、なかなかグッドです。 グリーンホーネットの相棒だとみなされているところに反発するところなんか、なかなか面白かったです。

改造したクルマに乗って悪者をやっつけるのですが、このクルマの代わりが何台もあって、映画中でも一台オシャカになるのですが、あんまりありがたみがないですね・・・。 一台しかないから、大事に乗ってやっつけられないようにするんだと思いますが・・・。 やっつけられちゃったからまたもう一台買えばいいや、みたいなノリですよねー。

ただ残念ながらあんまり華がない映画です。 ぱっとしなかったのも納得です。 キャメロンディアスが出てたのもまったく知りませんでした。 頭のいい社長秘書の役だったのですが、なんか浮いてるな~という印象です。

ザファイター The Fighter

今年のアカデミー賞で助演男優賞をとったクリスチャンベイルの演技が話題の実話を基にしたボクシング映画,ザファイターです。

以前は地元の期待を背負う名ボクサーだったが短気でだらしない性格からクスリまみれの破綻した日々を送っている兄ディッキー(クリスチャン・ベイル)と、才能に恵まれていながらもディッキーのだらしなさに足を引っ張られているボクサーの弟ミッキー(マーク・ウォールバーグ)。 ミッキーのマネージャーをしている過保護な母アリス(メリッサ・レオ)や兄に言われるがままに試合を重ねるが、むちゃくちゃな対戦相手を組まれたり,しっかりしたトレーニングを受けられずなかなかうまく前へ進めない。 またミッキーは前妻との間の子の問題や,新しいガールフレンドシャリーンの問題などもあり……というストーリー。

まず特筆すべきは,クリスチャンベイルとシャーリーン役のエイミーアダムズの演技でしょう。 また母親役のメリッサレオもモンスターマザーぶりを遺憾なく発揮しています。 「英国王のスピーチ」並みの演技派の映画です。 クリスチャンベイルは薬物の影響で堕落したボクサーのテレビドキュメンタリー特番に,名ボクサーの特集を作っていると信じて出ている男の役を本当にウマく演じていますね〜。
それにエイミーアダムスは普段はお嬢様というかお姫様チックな役やそのイメージが強いと思うのですが,口汚くボーイフレンドの家族までののしり,暴力まで振るうという強い女性を演じています。 かなり新鮮なイメージでした。
これだけでも見る価値はありますね〜。

逆にこの映画の弱いところですが,やっぱりマークウォールバーグはカリスマが足りないですねー。 一応主役だと思う(この「だと思う」という部分が既に弱い)のですが,役者として吸引力が足りないというところは否めませんね。 完全にクリスチャンベイルとエイミーアダムスに食われてます。 一応,モンスター家族の中では一番まともな部類なので,ある意味弱く見えるのかも知れませんが,マークウォールバーグの場合はそれだけじゃないと思います。 圧倒的に役者としてのカリスマが足りない!! ちなみに自分の中ではマットデイモン,ベンアフレック,グウェネスパウトロウが同じ「カリスマのない役者」に分類されてます。

トータルでいくと「英国王のスピーチ」に張り合うレベルの映画です。 ドラマ性や多数のキャラクターをうまく操っていながらも,ごちゃごちゃしたカンジを与えないというあたりは「英国王」をしのぐかなと思います。 か・な・りお薦めの一本!!!!!!

*それにしてもネットのレビューサイトや下記のビデオクリップで「一度も勝てないボクサー」とミッキーのことを言っていますが,20勝してるんですけどね…。 どっから一度も勝てないって出て来たんでしょうか???

Water for Elephant (原題)

「トワイライト」シリーズの主役,ロバート・パティンソン主演の最新作。 ベストセラー(らしい)の本が原作です。

大恐慌の影響で,獣医学校卒業直前に家族も家も一度になくした青年ジェイコブ。 あてもなく彷徨っていたところ,サーカスの一行と出会う。 サーカスの動物たちに惹かれたジェイコブはここで働き始める。 普段は人当たりがいいが暴力的な側面もあるオーナーと,サーカスの花形スターでもあるその妻(リーザウィザースプーン)。 ジェイコブと妻は次第に惹かれ始めるが…というストーリー。

前半,かなり引き込まれましたねー。
おとなしめの青年を演じたパティンソン,なかなかよかったです。 動物好きという役も結構上手にこなしていたと思います。 また暴発的な性格をもつサーカスオーナーもなかなか好演です。

逆に中盤からの恋愛モノ(実質これがハナシの中心なんですが)は,どうでもいいかなと思ってしまいました。 オーナー夫婦とジェイコブの食事のシーンやパーティのシーンが多すぎで,ジェイコブと動物たちや他のサーカスメンバーとの絆を深めるシーンを持って入れて欲しかった!
それにリーザウィザースプーンはちょっと弱いな〜。 監督と脚本のせいもありますが,なんでジェイコブに惹かれるのかという動機が弱すぎて説得力に欠けます。

本はかなりの人が薦めているらしいのですが,映画を観る限りではちょっとねーというカンジです。
日本は公開予定はないようですが,恋愛モノを観たい人にはお薦めかな? 人間ドラマ的な映画を期待していたのでちょっと肩すかしです。

Arthur (原題)

1980年代に作られた「ミスターアーサー」のリメイク。
今回の見どころは,今イギリスで知らない人はいないコメディアンのラッセルブラントと名女優ヘレンミレンの競演です。

生まれながらにして、何不自由ない豪勢な暮らしをしてきた、バック財閥の御曹子アーサーは、放蕩息子で優雅な独身生活を送っていた。そんな彼がある日、母親からウムを言わさぬ“政略結婚”を命じられる。断れば、莫大な相続財産がフイになってしまう。これが年貢の納め時と覚悟したその矢先、彼の目の前に初めてハートにズシンとくる女性が現れた…というストーリー。

かなり楽しめました!
やっぱり会話で笑わせる系のコメディです。 ちょっとラッセルブラントがゴニョゴニョ話すので(劇中,酔っぱらっていることが多いので当然ですが),かなり聞き取りにくいのですが,それでも彼とヘレンミレン(乳母の役)は絶妙で,はじめから終わりまで楽しめました。

マグネットのベッドに吸い付けられるシーン(これは詳しくは是非観てください)は,それだけじゃなく後でアーサーが乳母のホブスンに「処理しておいてくれ」と頼むところも含めてかなり笑えます。

残念なところが2点(ネタばれあり)。
まずホブスンが病気だと分かるところから,結婚式のところまであっと言う間に読めてしまうところ。
次に,最後に絵本作家のガールフレンドとヨリを戻し,最後に勘当されたはずの親から許され,元通りに富をまた手に入れるところまで,ハリウッド的な典型的な終わり方で「なんだよ〜!! 結局,こいつ何も失ってないじゃんか!!」というところですね…。 ま,コメディなんであんまり深く考えちゃいけませんね。

それにして,最近イギリスの俳優がかなりハリウッドに入ってきてますね。 ハリウッドにしてみれば,出演料などが安いんでしょうか? イギリスの俳優はテレビ,舞台,映画など幅広くやっていることが多いそうで,演技に大きな幅があるのではないかと思います。 日本も同じなのに,演技がみんな同じですよね…。 なんででしょう???

この映画はあまり肩肘をはらずに気軽にみるようなものです。 そこそこお薦めかな。 でも見逃してもそんなに惜しくないかも。