Water for Elephant (原題)

「トワイライト」シリーズの主役,ロバート・パティンソン主演の最新作。 ベストセラー(らしい)の本が原作です。

大恐慌の影響で,獣医学校卒業直前に家族も家も一度になくした青年ジェイコブ。 あてもなく彷徨っていたところ,サーカスの一行と出会う。 サーカスの動物たちに惹かれたジェイコブはここで働き始める。 普段は人当たりがいいが暴力的な側面もあるオーナーと,サーカスの花形スターでもあるその妻(リーザウィザースプーン)。 ジェイコブと妻は次第に惹かれ始めるが…というストーリー。

前半,かなり引き込まれましたねー。
おとなしめの青年を演じたパティンソン,なかなかよかったです。 動物好きという役も結構上手にこなしていたと思います。 また暴発的な性格をもつサーカスオーナーもなかなか好演です。

逆に中盤からの恋愛モノ(実質これがハナシの中心なんですが)は,どうでもいいかなと思ってしまいました。 オーナー夫婦とジェイコブの食事のシーンやパーティのシーンが多すぎで,ジェイコブと動物たちや他のサーカスメンバーとの絆を深めるシーンを持って入れて欲しかった!
それにリーザウィザースプーンはちょっと弱いな〜。 監督と脚本のせいもありますが,なんでジェイコブに惹かれるのかという動機が弱すぎて説得力に欠けます。

本はかなりの人が薦めているらしいのですが,映画を観る限りではちょっとねーというカンジです。
日本は公開予定はないようですが,恋愛モノを観たい人にはお薦めかな? 人間ドラマ的な映画を期待していたのでちょっと肩すかしです。

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