北の国から '83冬

「北の国から」をDVDで見ています。 (Rさん、ホントにありがと!!)

離婚をして東京から北海道、富良野へ小さい子供二人を連れて引っ越してきた父親、五郎。 長男の純、長女の蛍、この3人を中心に大ヒットしたドラマの特別編。

「五郎が出稼ぎから帰ってきたその日、純の友達・正吉が家出した。心配する純と螢。一方、開拓時代に成功して東京に出た伝説の老人・沢田松吉が30年ぶりに富良野へ戻ってきた。村はその話題でもちきり。そんなある日、突然五郎に事件が起きる。正吉の母・みどりの借金を代わりに払えと、700万もの借用書を突きつけられた…!(DVDパッケージより)」というストーリー。

正直、ドラマの時はあまりしっかり見た記憶がなく、この特別編あたりからの記憶はかなり残ってる。 特に純と自分は同年代なので、感じ方やその時の流行などはホントにしっくりくるものがあったね~。 当時は、自分も子供だったので、電気や水道などにも不自由する五郎の暮らしをドラマでみて、多少なりとも「北海道にはこんな暮らしをしてる人がまだいるんだ」と半ば信じていました。 北海道の人、本当にすみませんm(_ _)m

全編を通してかなりの頻度で語られる「借金」。 確かに借金はかなりヘビーだし、人間関係を壊すもとにも十分なりうる。 このエピソードでも、五郎が連帯保証人に簡単に同意してしまったばっかりに、にっちもさっちもいかなくなってしまう。 そのとらわれて身動きできなくなっているカンジを実にうまく表現していますよね! その落とし穴に突き落とした当の本人もどうしようもない、でも五郎に申し訳ない、故郷に顔向けもできない、などの表現が実によく出来ていと思います。

富良野の初期の開拓者でもある松吉じいさん(笠智衆)の演技も非常によく、後半でボケながらも昔の仲間を思い出しながら、また豆まきをしようとするところは、本当に切なくなってしまいます。

このエピソードだったか次の84夏だったか、年賀状が居候の正吉のところには当然届かなく、純と蛍のところへは届いているのをうらやましがっているのを知った蛍が、後で正吉に年賀状を出すというところは好きですね! まだこの時点で小学生の中学年のはずの蛍が台所を切り盛りし、他の人への気配りもしっかり出来ているというキャラクター設定がすきです。 後々にちょっと外れた方へ行くときの布石にもなっているかな、と。



おっと間違えた・・・。
ホンモノはこっち。

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