北の国から '98時代

「北の国から」テレビスペシャル。

純は、シュウが突然実家に帰ってしまい、不安な日々を過ごしている。五郎は有機農法に取り組む農家を助け、アドバイスを送るが、草太は、そんな五郎のやり方はおかしいと、科学の力でどんどん自分の農地を拡げて行く。そんな折、落石で暮らしているはずの螢が何故か富良野に現れる。螢が身ごもっていることを知った草太は、正吉を呼び出し、螢に結婚を申し込めという。(DVDパッケージより)

今回のエピソード,とにかく長い!!! 不必要に長い!!
全後半合わせて5時間くらいあったと思います。 最後に正吉と螢の結婚式があるのですが,ここで出席者全員が過去のことに想いを巡らせて,テーマ曲が流れるのですが,10分くらいあったんじゃないでしょうか? 正直,眠くなってしまいました…。

次にこの回から急に五郎の家が完璧に出来上がっていたり,有機農法などを手がけていたり,急に前回までの危うさや大変さなどが消え失せて,しっかりと自立農家として周囲にまでアドバイスしてしまっている。 家を一軒ひとりで立てるのってもっと大変ないじゃない? もっと時間かかるんじゃない? 実質春から夏までしか作業できないわけだし,と思ってしまいました。

今回は草太にいちゃんの割合がかなり高く,科学的なビジネス農法でどんどん手を広げて行き,五郎のやり方とは対照的。 そして妊娠した螢と正吉をくっつけようと,正吉に直接結婚しろという。 確かに草太にいちゃんっぽいキャラクターなのだが,何か行き過ぎなような気がする。 前回まで正吉が螢に対して異性としての興味を示していなかった分,ここで無理矢理,正吉が螢に結婚を申し込む理由を作った気がします。 それに正吉がせっせと花を螢に送ったりしてるシーンはあるのですが,実際に螢がプロポーズに対してOKするシーンは無い…。 やっぱりヘンかなと。

今回のエピソードでよかったのは,草太にいちゃんが事故で死に純が号泣するところ。 ここも異様に長いのが気になりましたが,演技はよかったですねー。 それと正吉と螢が結婚の報告に五郎のところへ行き,五郎ははじめ言葉がなく,徐々に亡き妻れいこの写真の前でうれし泣きをするシーン。 またそこの純のナレーションはすごくよかったです。

きついようですが,それ以外は早送りしてもいいかな,と思うくらい長かったです。
非常に残念…。

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