北の国から '87初恋

「北の国から」テレビスペシャル3作目。

純はある農家の娘、れいに出会い一目惚れしてしまう。東京の定時制高校に行きたいと言うれいに影響され、純は東京に行く決意をする。五郎の誕生日に風力発電を贈った純と螢。しかし五郎は自分に相談もせず東京行きを決めた純を責める。(DVDパッケージより)

またまた思春期の心理をすごく上手に把握し表現している作品ですね〜!
好きな女の子の言葉に影響され,彼女と一緒に東京へ行こうと決心する純。 自分に何の相談もなく東京行きを決めた純に腹を立てる父,五郎。 その間に挟まれて(いつものように)しまう螢。 それぞれの気持ちが痛いほど分かります。 それにしても中学1年生くらいのはずなのに,螢は家事を全て引き受けて大変ですよねー。 後で富良野から離れて暮らしたいっていう気持ちは分かります。

やっぱりこのエピソードは大里れいちゃんがとにかくかわいい。 野暮ったい田舎と対比するようなルックスの横山めぐみをキャストしたのはグーです! それにこの時流行っていた尾崎豊などを使ったのはよかったですね。 ちょうど純と同い年の世代なので,すごく分かります。 でもいくら通り雨で土砂降りになったからって,中学生くらいの子が納屋みたいなところで下着だけになるかな?と素直に思ってしまいましたが,それはいいとしましょう。

個人的には,草太が純に「男ならいたわられれば傷つく」というところは好きです。 特にお金のことで気を遣われて,相談されないっていうのは男の自尊心が許さないだろうと思います。

それとありきたりだと思いますが「ドロの付いた1万円札」は涙なしでは見られません!! アメリカ人のヨメは当然このシリーズを見た事ないのですが,この「ドロの付いた1万円札」を説明しているそばから,目がうるうるしてしまいました。

か・な・りお気に入りのエピソードです!!

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