パニックルーム Panic Room

ジョディフォスター主演のサスペンス映画。 ここ数年「トワイライトサーガ」で主演のクリスティンスチュワートが娘役で出演しています。 それ以外にも結構大物が出てますね。

ダンナを分かれたばかりの親子が新しいペントハウスへ引っ越してきた。 NYのど真ん中のこの家は,女性二人で住むには広すぎたが「パニックルーム」と呼ばれる避難所のような部屋が家の中に設けられている。 ここは分厚い鉄で囲まれていて,家自体は古いもののパニックルームの中は防犯カメラや独立した電話回線などがあるハイテクの部屋だった。 そこへこの家に隠されたある秘密を求めて三人組の強盗が家に忍び込んで来た。 親子はパニックルームに逃げ込み,そこから強盗三人組と親子の頭脳戦が始まる,というストーリー。

この映画で面白いのは,パニックルームの中にいると外に連絡が付けられない(部屋の中の電話が使えなくなっている)。 だが,外にいる強盗団は,部屋の中に何とか入り「秘密」のものを開けたい。 そして,途中からこれが逆転し,強盗団が娘と部屋の中に入るハメになり,母親が強盗の持っていた銃を持って部屋の外に閉め出されてしまう。 ここのやり取りなんかはかなりパズルのようなカンジで楽しめます。

警官が一度登場して,再度登場する最後の数分はちょっとハリウッド的なシメ方ですが,それまでがかなり楽しめるので全く問題ないです。 また防犯カメラやスローモーションの使い方もウマいと思います。

この母親役は当初ニコールキッドマンだったらしく,それに合わせて娘役も決まっていたようですが,何かの事情でジョディフォスターに変わったそうです。 それに合わせてクリスティンスチュワートに変わったようです。 結果としては,かなりよかったです。 ジョディフォスターの出せる独特の緊張感が,この映画とマッチしていたと思います。

この直前に「ブレイブワン」を見たのですが,母親が娘の危機に醸し出す緊張感(この映画)と独身女性が追いつめられて醸し出す緊張感が同じなような気がして,ちょっと違う緊張感だったら面白いのになと思いました。

ただ結構お薦めの一本ですね〜!!

クレイジーズ The Crazies

ゾンビ映画の巨匠,ジョージロメロの映画のリメイクです。 オリジナルは1970年代に制作されました。

細菌兵器を積んだ軍用機が小さな町に墜落、ウイルスが漏れ出し、感染した住人たちが凶暴化し町はパニックに陥る。保安官デヴィッドは同僚らと共に脱出しようとするが、軍は事態を秘密裏に処理すべく町全体を封鎖。元は友人なのに襲ってくる感染者、町ごと焼却しようとする軍隊から、彼らは何とかして逃げようとするが…というストーリー。

この映画では,感染者と普通の人間の区別が着きにくくなっています。 これはワザとなのですが,普通の人間も理性のたがが外れて,同じ人間を理由もなく殺していたりするあたりに凶暴化した感染者と普通の人間の差はほとんどないというこの映画のメッセージがあります。

この感染者たちも,普通の言葉を話すし考えもする。 ただ凶暴性が異常なほどに膨れ上がっているというのが定義です。 それとこういう自体に際して政府がどんな対応をするだろうかというテーマも持っています。

というと哲学的な映画のように聞こえるかも知れませんが,実はそんなことないんですよ〜。
でもタイトルからすると,直訳すると「アタマのおかしい人たち」ですからね。 ちょっと考えると笑えるかも…。 はじめは低予算の28日後やゾンビ映画をコピッただけの映画かと思っていたのですが,実は予算もばりばりあってヘリもがんがん飛ばし,というハデ〜な映画でした。

保安官役のティモシーオリファントはなかなかハマり役でした。 ダイハードでは悪役でしたが,結構役の演じ分けがウマい役者ですね。

トータルでいうと,28日後とかとの区別がほとんどないですね〜。 アメリカかイギリスかという違いしかないかな,と…。

http://crazies.jp/

デトロイトメタルシティ Detroit Metal City

松山ケンイチ主演のコメディ映画です。

田舎から出て来た純朴な青年、根岸崇一は、ポップミュージシャンを目指して上京する。だがひょんなことから人気悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ”のギター&ボーカルとして活動することになる。彼らのデビューシングルは大ヒットを記録し、崇一は自分の意思とは関係なくカリスマ悪魔歌手に祭り上げられていくというストーリー。

まずこの映画で「おおっ!」と思うのは,松山ケンイチの演技ですね〜。 どっちが先か分かりませんが,デスノートの印象が強かったので,このへなちょことメタルの帝王の演技の切り替えは笑えましたね〜。 それに松雪泰子の演技,なかなかよかったですよ。 「白鳥麗子でございます」を彷彿させるようなはちゃめちゃぶり。 (といっても今回はお嬢様ではなくメタルバンドをプロモートする社長なので,言動などはぜんぜん違いますけど…)

さすがにマンガやアニメを映画にした場合,終わらせ方がいつも難しいと思いますが,案の定なんとなく締まらない終わり方になってましたが,そもそもあまりマジメに見るような映画でもないのでまーいいとしましょう。

松山ケンイチと松雪泰子を見るつもりであれば,この映画もそこそも楽しめるかも知れませんね〜。

僕の彼女はサイボーグ My Girlfriend is Cyborg

韓国映画「猟奇的な彼女」など「彼女シリーズ」の最新作(だそうです)。

2007年11月22日。『僕』こと誰も誕生日を祝ってくれる人などいない、寂しい生活を送るさえない大学生・北村ジローは、20歳の誕生日をひとりで祝っていた。そして自分への誕生プレゼントを買うために訪れたデパートで、ジローはキュートな『彼女』に出会う。『彼女』はその後ジローが食事をしていたレストランにも出現。『彼女』は言う。「私も今日、誕生日なの」ーその勢いに押されたジローは、『彼女』と誕生日を一緒に過ごすこととなる。大胆不敵で予測不能な言動を繰り返す『彼女』に振り回されながらも、人生で未だ経験したことのないエキサイティングな夜を過ごしたジローは、急速に『彼女』に惹かれていく。しかし、数時間後に『彼女』はジローに謎めいた言葉を投げかけ、ジローの前から突然姿を消してしまう。

2008年11月22日。丁度1年前の20歳の誕生日に突然現れた『彼女』が忘れられず、彼女と食事したレストランをまた訪れたジローは、21歳の誕生日をひとりで祝っていた。そんなジローの前に、あの『彼女』そっくりな女性が現れる。その女性は悲惨な運命をたどった未来のジローが、過去の自分を守るために送りこんだ「人造人間」だった。かくしてジローと新しい『彼女』の奇妙な共同生活が始まる。キュートな外見と裏腹に『彼女』の行動は突飛かつ人間離れしていた。が、ジローのピンチを幾度となく救い、また幾つかの外部の事故や事件をも、一人で介入し解決してしまうのだった。ジローは次第に『彼女』を愛しいと思うようになるが、本来感情を持たない『彼女』にジローの思いはうまく伝わらず、苛立ちを募らせていたある日、ジローは『彼女』を乱暴に部屋から追い出してしまう。後悔に苛まれるジロー。だが未来の自分が示唆したとおり、『僕』の運命にはさらなる激動が迫っていた。

と,少し長い説明ですが,なかなか面白い映画でした。 途中,少し展開が読めるところがあります。 彼女のことを好きになって行き,離ればなれになるとことか。 でも最後の「東京大地震」から後は面白かったですね〜。 特に,はじめに出てくる「彼女」と途中から出てくる「彼女」に大きなギャップがあるのですが,それもここで謎が明らかになります。

CGもそこそこの出来だし,日本映画やドラマに特有の「意味も無く名前を呼ぶ(「ジロー…」みたいに)」もないので,すごーく見やすいです。 なかなかお薦めでしたね。 いい意味で驚かされました。

オープンウォーター2 Open Water2: Adrift

少し前にこのブログにも書いたオープンウォーターの続編です。
続編といっても前回のキャラやストーリーが続くわけではなく,海に投げ出された人が何時間もかけて必死に陸地に戻る様を描く,という設定が踏襲されただけです。

1作目では,ちょっとした行き違いからスクーバダイビングをしていたカップルがボートに置き去りにされてしまうというハナシでした。 この「ちょっとした行き違い」も実話を元にしているだけあって結構納得できるような行き違いでした。

今回は,昔の仲間が誕生日パーティを新しく買ったボートですごそうと集まり,その時にハメを外して調子にのって全員海に飛び込んでしまいます。 なんとバカなことにロープやはしごをセッティングせずに,赤ん坊を残して飛び込んでしまうので,ボートは目の前にあるのに,船に戻れなくなってしまうという,これ以上無いバカな設定です。 (実話に基づいたハナシとうたっているけど,ホントにこんな事故あったのかな???)

浮き輪を足場にしてジャンプしてみたり,水着などをつなげてロープを作ったりするけど,ことごとく失敗します。 そうするうちに,ケガ人が出たりして一人また一人と人数が減っていき,最後には水恐怖症の女の子と船の持ち主(そう,この事件を引き起こした無責任キャプテンです)が残り…。

全体の感想でいうと前作の方が遥かによかったな,ということです。 典型的なハリウッド映画で,1作目では予算もなく,全体的にはしょぼいところもあるが,細かいところでの工夫のお陰ですごくいい出来になる。 だが2作目となると予算も倍増,スタッフも倍増,ただし映画会社からの口出しが多くなるため,映画としては駄作になってしまうというパターン。

この「2」でも,丸一日海に投げ出されて,夜になってしまうのだが,前作では真の闇の中で遠くの雷がひかったた時だけ,海の上の2人の様子が見えるのだが,今作では何故かどこからか光が投げかけられていてずっと何が起きているのかが分かります。 おいおい,あの闇の中での会話とかが前作の一番怖〜いところで,映画の一番いいところなのに,それがなしってか?

それと実際にその場面に遭遇してないので,自分がどう対処するかは分かりませんが,登場人物がバカすぎ…。
死んだ人間と一緒にせっかく作ったロープも海に流してしまったり,などとリストを挙げればきりがありません。

でもちょっとくだらない笑いが欲しい夜にはお薦め???かも…。 マジメに見ると絶対後でアタマにくると思います。 あくまでも「なんだよ〜,こいつらバカすぎ!」とかいうのが欲しい夜にみてください。

バックトゥーザフューチャー Back to the Future Trilogy

言わずとしれたBTTFシリーズ。
DVDで3夜連続で久しぶりに見ました! いやーいいですね~この映画。

エリックストルツがマーティマクフライの役で途中まで撮影していたようですが、マイケルJフォックスが参加できるようになったので、交代したというハナシは有名です。 エリックストルツには悪いけどマイケルで大正解です。 それにクリストファーロイドがドクでよかった(彼の家はちょっと前の山火事で燃えたと聞いていますが大丈夫なのかな~)

2015年という今からたったの5年先を描いているのは2作目ですが、2010年の今、どのくらい近づきましたかね。 空を飛ぶホバーボードや空を飛ぶクルマは残念ながらまだですね。 マルチフラットスクリーンのテレビは実現しましたね。 それと劇中でジョーズ19という映画が公開中になっていますが、現在ハリウッドはその道を驀進中です。

この映画はエンターテイメントの王道の映画として子供たちにも見せてあげたいです!!

お疲れ様 万歩計




ご存知の人もいるかと思いますが、私はいつも万歩計をつけています。
少し前にこのブログでも書いたのですが、10年を少し超えました。 ですが、今回引退することになりました・・・(涙)

トータル日数 3872日 (およそ10年と7ヶ月)
距離 25660km (東京⇔ロサンゼルスがおよそ8820kmなので、およそ1往復半)
歩数 34210000歩 (一日あたりおよそ8835歩。 これはまずまずですね)
この万歩計は歩くと、その歩数に応じて日本地図を塗りつぶしていくのですが、日本全国を回ることトータル139回! もちろん、実際の距離ではないのですが、さすがに自分で「おおっ!」と思いましたね、100回を超えるあたりから。

まだまだ実は使おうと思えば使えるのですが、液晶が痛んできてるのと、内部の接触が悪くなってきてるのでこの機会に引退してもらい、新しいのを使い始めることにしました。 最近のは、最大でも数週間分しかデータを記録しないらしく、パソコンとの連動が基本らしいですね。

さすがに10年を超えるとヨメとの付き合いよりも少し長く、感慨深いものがあります。 今は机の上で余生を静かに送っています。 お疲れ様でした。

トイストーリー3 2回目

飛行機の中でしたが,トイストーリー3の2回目を見ました。

なかなかよかったですよ〜。 やっぱり2度目,見てよかった!
やっぱり3Dである必要はないし,おもちゃたちがどこかから逃げ出してアンディのところに戻るっていう部分が同じなのは「同じパターンで3回目はちょっと…」と思うものの,アメリカ人のおもちゃに対する思い入れや,それが次の世代に受け継がれていくその成長過程などは,これ以上ないというくらい上手に描かれています。

最近の「後付けハリウッド続編映画」にしてはかなりマレなくらいによく出来た映画です。 さすがピクサー!!!!
後1,2年後に出来る「カーズ2」は果たしてどうなることやら…。 ピクサーがディズニーの一部になっていなければ,こんな続編映画はやることはなかったと思うんですが…。 カーズはあんまり元が面白くないけど(持論),グッズの販売がとにかくものすごいから続編をやるんですよね…。

アヒルと鴨のコインロッカー

ってこんなタイトルだったっけかな?
久しぶりに書き込みます。

大学進学を機に新しい街に引っ越してきて,そこで出会う新しい人たち。 アパートの隣にはちょっと変わったカワサキという人物,その反対にはブータンから来ているという外国人。 カワサキは本屋に強盗に入ろうと言い出すが…。 というちょっと一風変わったストーリー。 伊坂幸太郎の同名小説が原作の映画です。

アヒルと鴨は早々に出てくるのでぱっと分かるのですが,コインロッカーは最後の方にならないと「あ〜そういうことね」となりません。 結構,後半の謎解き(謎解きというかそれまでのちょっとした疑問に対する答え)は少し長いものの,「なるほどね」と思いました。 なかなかウマく出来てるな〜と。 そして悲しい…。 海外に暮らしている身としては,海外に暮らす孤独みたいなものを想像してしまい,ちょっとグッときました。

伊坂氏の小説は何冊か読んでみましたが,時々シリアスな事柄も扱っていますが,それを軽快な表現や会話などでサラッと書くのであまりヘビーなカンジがありません。 またキャラクターの会話なども例えなどが分かりやすく,でもそれほどありきたりでもないので新鮮です。

映画もそこそこ楽しめましたが,小説の方が全般的にお薦めです。

尖閣諸島と漁船問題

尖閣諸島の漁船の問題,色々な側面で興味深い問題ですね。

ざっとネットで調べてみたところだと,正式に日本の国土とはなっていないようですね? (間違っていたら訂正してください)

ですが,今回の件で痛感したのは,中国は資本主義の日本よりよっぽど資本主義国家のようだということです。 スキさえあれば,すかさずカネを絞り取ろうとする(セコ…いや失礼)姿勢は日本もいい人ぶるのは止めて少し見習って欲しいくらいです。 何兆円ものODAをつぎ込んだ挙げ句にさらに搾り取られてどうするんだ??!!っていうところです。

さすがに日本の政治家も賠償要求などはつっぱねたようですが,当たり前だっつーの。
たとえ100歩譲ってこちらに非があったとしても,国際社会で(特に中国や韓国に対しては歴史認識問題などもあるので)一歩譲ったらいくらでも攻め込まれます。

日本の政治家はもっともっとずるくなって欲しいですね。 国内に対しては優しく,国外に対してはひどいヤツというくらいのずるさを持って欲しいものです。 確かに直近では貿易の関係などで損をする方が大きいかもしれませんが,もっと長い目でみたら弱腰の外交をする方がよっぽど損をします。 今の歴史認識問題や教科書問題のようにね。

がんばれニッポン!!

ノウイング Knowing

ニコラスケイジ主演のパニックSF映画です。

50年前の小学生たちが埋めたタイムカプセルから、数字が羅列されたメモを持ち帰った小学生ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)。彼の父親で宇宙物理学の大学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)は、その数列を解析し、激しく動揺する。その数列は実際過去に起きた過去の事故や惨事,さらにこれから先の未来に起こる災難を予知するものだったというストーリー。

前半の数字を解析する下りや,キャラクターの創り込みなどはすごくいいですね。 親子の関係や死んだ妻を想う夫の描き方などいいと想います。 それに男の子は母親を恋しがりながら,父親とうまく折り合いを着けようとする役どころを上手にやっていると想います。 それに飛行機の墜落シーンは,多少CGが粗いような気もしますが「おおっ」と想いました。

一方,残念ながらCGはぱっと見でCGだとすぐ分かってしまいます。
それに後半,宇宙人の存在をちらほらさせ始めたあたりから終わり方が読めてしまいます。 家族の写真の入ったロケットや手話でのメッセージなどの伏線が読めてしまうのは残念ですね。

正直,宇宙人なしでも十分サスペンスチックなヒューマンドラマ映画としていい映画になると思うのですが…。
うーん,評価が難しいですが飛行機で見るような映画,という印象ですね。 見る映画が無ければDVDを借りてもいいかな?というところです。

ルーキーズ Rookies

漫画原作の熱血野球ドラマです。

熱血教師が不良ぞろいの野球部のある学校に転勤してきて,不良を立ち直らせ甲子園を目指すというストーリー。
つまり野球版「スクールウォーズ」です。

ずいぶん流行っていたというので見てよかったとは思いますが,質はどうかなと…。
どんなドラマでもそうなのですが,セリフがすっごーーーーーーーーーーーーーーく不自然。
「オレはおまえらと一緒に甲子園にいきてーんだよ!!」
「おまえ…」とか「○○…(キャラクターの名前)」とか。 実際の生活で一回も人の名前をこんなふうによんだことないですよ…。

それとこのドラマの場合,2つくらいしかない音楽を常にローテーションでまわして使ってるので,後半かなり聞き飽きイヤになってしまいました。 週に1回のペースでみる分には気にならないのかも知れませんが,DVDで続けてみるとかなりキツいものがあります。

最後に全員演技ベタすぎ!!!!!!

最終回の御子柴くんのナレーションは結構よかったと思います。 それと「新庄くん」結構不良の役,うまいかも。

レギオン Legion

今年公開のアクションスリラーです。

モハベ砂漠のダイナーに客としてやって来た老女が突然怪物と化し、店は虫の大群に取り囲まれてしまう。すると、武装した怪しい男、ミカエル(ポール・ベタニー)が現れ、人間を見限った神との戦いを宣言。実はミカエルの正体は、神を裏切り、人類のために立ち上がった大天使だったというストーリー。

冒頭に出てくるおばあちゃん以外は見るところなし。 11時間のフライトの暇つぶしに見ましたが,それでも時間のムダだったかも…。 つまり下の予告編の冒頭だけみればこの映画は完了です。

結論。 時間のムダ。

Scott Pilgrim vs. the World (原題)

アメリカで数週間前に封切りされたCGアクション恋愛コメディ映画です。

主役は「ジュノ」にも出ていたマイケルセラ。 今回は今までのヘナチョコ男とは一風違った役どころなのが新鮮です。
バンドのメンバーで高校生と付き合っている主人公スコットピルグリム。 あるとき夢に出てくる赤い髪の女の子を実際に見かけ一目ぼれ。 高校生の彼女を無残に切り捨て、赤い髪の女の子と付き合い始めるが、彼女には7人の元カレがいて、次々とスコットに襲い掛かってくるのだった、という???なすトーリー。

ここでこの映画を理解するために大事なのは、この映画が「ヘン」な映画であることです。 いい意味でヘンなのですが、元カレが襲ってくるごとに、画面はテレビゲームのように切り替わり、CGをばりばりに駆使したドラゴンボールバリのアクション映画に切り替わります。 そしてやっつけるとゴールドがもらえる、というもの。

アクション以外でもスコットと友達のやり取りやなどかなり笑えるものも多く、そのあたりはマイケルセラの持ち前の飄々としたキャラクターのいいところだけをうまく使っています。 確か監督は「ショーンオブザデッド」のエドガーライト。 展開が少し速すぎるところがあったものの、全体のバランスがギャグ、いいツボをついてきますね~、相変わらず!!

ヘンは映画や独特の雰囲気のある映画が好みじゃない人はダメかも知れないけど、お勧めの一本!!!!! 是非是非でかいスクリーンで見て欲しいですね。 (あ、でも日本の公開の予定はない見たい・・・)

The Sting スティング

70年代の名作「スティング」です。 昔何回か見たことがあるのですが、アマゾンでDVDがセールだったので買いました。

1930年代。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。 しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。 その金はニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。 仲間の一人のルーサーは引退を目前に怒った組織の報復によって命を落としてしまう。 そして主人公フッカーは天才詐欺師に弟子入りし、ロネガン復讐を誓う、というストーリー。

ストーリーだけ見ると、マフィアチックな映画を想像しそうですが、前編を通してもっと軽いカンジです。 ですが、競馬のノミのシーンや電車中のポーカーのシーンなどは手に汗握りますよ~。 最近のサスペンス映画なんかは少なからずこの映画の影響を受けているのではないでしょうか。 ポールニューマンやロバートレットフォードなどの演技もうなるほどいいです。

個人的には前述の電車の中のポーカーのシーンと女の殺し屋のところが「あっ!」と言わせられるカンジでいいです!

音楽も映画のテンポも軽快でムダがなく、ストーリーも簡潔、演技も抜群。 お勧めというよりは、見たことがないなら絶対見た方がいいという映画です。

第9地区 District 9

2010年アカデミー賞にもノミネートされたSF作品。

ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現す。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるが、プロジェクトリーダーがふとしたことからエイリアンの血に触れてしまい・・・というストーリー。

ヨハネルブルグの上空にエイリアンの難民を乗せたUFOが来て、難民として地球に暮らすことになり、そこが南アフリカということもありアパルトヘイトをいやでも彷彿させます。 建前としては差別ない、ということで、別な地区へと移送することになるのだが、ふとしたことで人間のエイリアンたちへの差別感情が出てしまう部分は、ある意味分かりやすい語り口だとは思いますが、それでもその描写がグッドですね!

またテレビなどでもその移送プロジェクトの様子や逃亡者の様子などが放送されるのですが、これも分かりやすい語り口ですが効果てきめん。 分かっていながらも引き込まれます。

アクションのシーンや暴力のシーンは、多少過剰なので少しびっくりしました。 南アフリカのケープタウンに来週から仕事でいく用事がありますが、あれが南アフリカの現状なのか?と多少思ってしまいます。 衛生状態や貧富の差などがかなり劇中でも強調されていたように思います。

アイデアといい設定といいかなり斬新な映画です。 主人公を演じるシャールト・コプリーは初めてみましたが、か・な・りいい演技しています!! お勧めの一本!!

バンテージポイント Vantage Point

スペインにおけるアメリカ大統領暗殺の顛末を8人の異なる視点から描くサスペンス映画。

シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は・・・というストーリー。

アイデアは面白いし、スピーディな感じはとてもよかったですね~。 それに異なる視点を見ていくうちに暗殺事件の裏側などが見えてくるので、謎解き的な要素もあります。 カーチェイスのシーンもかなり手に汗握りますね!

ただ、ネガティブな点としえては演技がみんなベタ。 シガニーウィーバーやフォレストウィッテカーなどの演技はも出演しているのですが、ベッタベタです。 つまり監督の演技指導などがダメってことなんでしょうね。 それと8人の視点を次々に変えていくのは面白いんですが、同じ演説やセリフを何度も聴くことになるので、3回目か4回目には「もういいって・・・」となってしまいます。 これって結構キツイですよね・・・。
それと最後のテロリストの視点では、もうそれぞれ別の人の視点というこの映画オリジナルのコンセプトも忘れさられて、ただひたすらエンディングへ進んでいきます。 製作者側の「あー、もういいや。 面倒くせー」というのが聞こえてきそうなカンジ。

結論ですが、この映画は見なくてもいい! 以上!

ボーン・アルティメイタム THE BOURNE ULTIMATUM

「ボーン」シリーズの3作目。 (多分)最終作です。

自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。自分が暗殺者として育てられた記憶をたどりながら自分のルーツを追っていく、というストーリー。

前作と同じくアクションシーンとカーチェイスのシーンは必見ですね! 特にモロッコの複雑に入り組んだなかを暗殺者とジェイソン、協力者のニッキが歩きながら追いかけていくシーンはどきどきします。 また前2作と同様、テンポのよさはさすがハリウッドともいうべきもので、まさにハリウッド映画の得意分野だと思います。
ウォータールー駅での徒歩で追いかけあうシーンはイギリスの大きな駅の雰囲気もよく出てますし、手に汗握りましたね~。

今回もジェイソンが自分のルーツを追っていくというストーリーと、政府の極秘プロジェクトを暴いていくというダブルストーリーなのですが、2作目と同様ちょっとうまくまとまっていないかなという印象です。 確かにジェイソンにとっては極秘プロジェクトはあくまでもおまけでしかないのですが、映画としてはそこを軸にジェイソン以外の人が動いているので、どうしてもその視点で見てしまいます。 そこで極秘プロジェクトの件が済んだところで、ジェイソンのルーツの話に戻るので「あれっ? まだ終わりじゃないの?」と思ってしまいました・・・。
それと手持ちカメラで撮影するアクションシーンは目が痛い・・・。 最近のハリウッドの流行ですけど、僕は嫌いですね。 目の前で何かが速く動いているのが分かるという程度で、実際何がおきてるのかまでは分からないし・・・。

でも3作目が一番予算と手間をかけてるのがハッキリ分かるし、色々と細かいところまで行き届いているのでよかったですね。

ボーン・スプレマシー THE BOURNE SUPREMACY

マットデイモン主演のアクションサスペンス映画「ボーン」シリーズの2作目。

ジェイソン(マット・デイモン)とマリー(フランカ・ポテンテ)は人目を避け、インドのゴアで暮らしていた。相変わらずジェイソンの記憶は戻っていなかったが、町で見かけた男(カール・アーバン)が暗殺者と気づき、すぐ逃走するが、ジェイソンを狙った弾丸は無情にもマリーを貫いた・・・というストーリー。

今回は、冒頭で殺されたマリーの復讐を軸に展開し、さらに彼はある石油王の裏の顔に利用され、濡れ衣を着せられるというダブルストーリー。 前作のスッキリさに比べると、このダブルストーリーが足かせになっている気がしました。 濡れ衣の方は中盤を過ぎたあたりで解決されるのですが、復讐を遂げ、さらに彼の最初に殺したターゲットの娘に会いにいく、という流れ。
一通り終わったときに感じたのは、どこがこの映画のクライマックスかよく分からん、という点です。 それぞれの話の流れは分かるのですが、映画としてはまとまりに欠ける気がします。

今回、敵役の暗殺者には「ロードオブザリング」のカールアーバンが出ていますが、彼はいい演技してますね!! 逆にマットデイモンとフランカ・ポテンテ(恋人のマリー)はフツーというか、華がないというか、カリスマがないとうか・・・。 ちょっと弱いですね、残念ですが。

ですが、全体の映画の流れやテンポのよさは、前作同様小気味よく、スカッとさせてくれます。
カーチェイスのシーンも今回は改善され、かなりの迫力で楽しめます。

そこそこ面白いとは思いますが、やっぱり3部作の真ん中かな、という印象はぬぐえませんね・・・。

ボーンアイデンティティ THE BOURNE IDENTITY

「ボーン」シリーズの第一作目。 マットデイモン主役のスパイサスペンス映画です。

ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。助けを求めてアメリカ大使館へ行くが、そこでなぜか捕らわれてしまいそうになるが、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かう、というストーリー。

謎解きの要素もありかなりぐいぐいと引っ張り込む要素もあります。
何故か「彼」の体と頭に染み付いたものが、彼を窮地から救ってくれます。 そして次々に襲ってくる暗殺者を撃退していくうちに、彼の素性が少しずつ明らかになっていきます。 このあたりのテンポやペース配分はいいですね! ストーリー作りやアクション、色々な国を股に掛けての展開は目を見張るものがあります。

残念な点は以下の2点です。
- 最後に彼を抹殺しようとする上司と対峙しますが、そのときまでずっと「彼」が記憶喪失だとは知らずに追っかけてきたにもかかわらず、あっさりとその事実を受け入れ、彼がかかわっていたミッションをぺらぺらと話し出すのは、それまでがじっくりと時間を掛けて積み上げてきていたのに、ものすごい違和感がありました。 「えっ? そんなに簡単に記憶喪失なんて作り話的なこと、信じちゃうワケ?」と。
- カーアクションがしょぼい。 ヨーロッパの街中をカーチェイスするのですが、スピード感もないし、目を見張るようなスピンターンもないし、ちょっとしょぼいかな、と。 このシーンに予算をあまり避けなかったんだろうなと思います。

ですが、全体で見ればお勧めです!