尖閣諸島と漁船問題

尖閣諸島の漁船の問題,色々な側面で興味深い問題ですね。

ざっとネットで調べてみたところだと,正式に日本の国土とはなっていないようですね? (間違っていたら訂正してください)

ですが,今回の件で痛感したのは,中国は資本主義の日本よりよっぽど資本主義国家のようだということです。 スキさえあれば,すかさずカネを絞り取ろうとする(セコ…いや失礼)姿勢は日本もいい人ぶるのは止めて少し見習って欲しいくらいです。 何兆円ものODAをつぎ込んだ挙げ句にさらに搾り取られてどうするんだ??!!っていうところです。

さすがに日本の政治家も賠償要求などはつっぱねたようですが,当たり前だっつーの。
たとえ100歩譲ってこちらに非があったとしても,国際社会で(特に中国や韓国に対しては歴史認識問題などもあるので)一歩譲ったらいくらでも攻め込まれます。

日本の政治家はもっともっとずるくなって欲しいですね。 国内に対しては優しく,国外に対してはひどいヤツというくらいのずるさを持って欲しいものです。 確かに直近では貿易の関係などで損をする方が大きいかもしれませんが,もっと長い目でみたら弱腰の外交をする方がよっぽど損をします。 今の歴史認識問題や教科書問題のようにね。

がんばれニッポン!!

ノウイング Knowing

ニコラスケイジ主演のパニックSF映画です。

50年前の小学生たちが埋めたタイムカプセルから、数字が羅列されたメモを持ち帰った小学生ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)。彼の父親で宇宙物理学の大学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)は、その数列を解析し、激しく動揺する。その数列は実際過去に起きた過去の事故や惨事,さらにこれから先の未来に起こる災難を予知するものだったというストーリー。

前半の数字を解析する下りや,キャラクターの創り込みなどはすごくいいですね。 親子の関係や死んだ妻を想う夫の描き方などいいと想います。 それに男の子は母親を恋しがりながら,父親とうまく折り合いを着けようとする役どころを上手にやっていると想います。 それに飛行機の墜落シーンは,多少CGが粗いような気もしますが「おおっ」と想いました。

一方,残念ながらCGはぱっと見でCGだとすぐ分かってしまいます。
それに後半,宇宙人の存在をちらほらさせ始めたあたりから終わり方が読めてしまいます。 家族の写真の入ったロケットや手話でのメッセージなどの伏線が読めてしまうのは残念ですね。

正直,宇宙人なしでも十分サスペンスチックなヒューマンドラマ映画としていい映画になると思うのですが…。
うーん,評価が難しいですが飛行機で見るような映画,という印象ですね。 見る映画が無ければDVDを借りてもいいかな?というところです。

ルーキーズ Rookies

漫画原作の熱血野球ドラマです。

熱血教師が不良ぞろいの野球部のある学校に転勤してきて,不良を立ち直らせ甲子園を目指すというストーリー。
つまり野球版「スクールウォーズ」です。

ずいぶん流行っていたというので見てよかったとは思いますが,質はどうかなと…。
どんなドラマでもそうなのですが,セリフがすっごーーーーーーーーーーーーーーく不自然。
「オレはおまえらと一緒に甲子園にいきてーんだよ!!」
「おまえ…」とか「○○…(キャラクターの名前)」とか。 実際の生活で一回も人の名前をこんなふうによんだことないですよ…。

それとこのドラマの場合,2つくらいしかない音楽を常にローテーションでまわして使ってるので,後半かなり聞き飽きイヤになってしまいました。 週に1回のペースでみる分には気にならないのかも知れませんが,DVDで続けてみるとかなりキツいものがあります。

最後に全員演技ベタすぎ!!!!!!

最終回の御子柴くんのナレーションは結構よかったと思います。 それと「新庄くん」結構不良の役,うまいかも。

レギオン Legion

今年公開のアクションスリラーです。

モハベ砂漠のダイナーに客としてやって来た老女が突然怪物と化し、店は虫の大群に取り囲まれてしまう。すると、武装した怪しい男、ミカエル(ポール・ベタニー)が現れ、人間を見限った神との戦いを宣言。実はミカエルの正体は、神を裏切り、人類のために立ち上がった大天使だったというストーリー。

冒頭に出てくるおばあちゃん以外は見るところなし。 11時間のフライトの暇つぶしに見ましたが,それでも時間のムダだったかも…。 つまり下の予告編の冒頭だけみればこの映画は完了です。

結論。 時間のムダ。

Scott Pilgrim vs. the World (原題)

アメリカで数週間前に封切りされたCGアクション恋愛コメディ映画です。

主役は「ジュノ」にも出ていたマイケルセラ。 今回は今までのヘナチョコ男とは一風違った役どころなのが新鮮です。
バンドのメンバーで高校生と付き合っている主人公スコットピルグリム。 あるとき夢に出てくる赤い髪の女の子を実際に見かけ一目ぼれ。 高校生の彼女を無残に切り捨て、赤い髪の女の子と付き合い始めるが、彼女には7人の元カレがいて、次々とスコットに襲い掛かってくるのだった、という???なすトーリー。

ここでこの映画を理解するために大事なのは、この映画が「ヘン」な映画であることです。 いい意味でヘンなのですが、元カレが襲ってくるごとに、画面はテレビゲームのように切り替わり、CGをばりばりに駆使したドラゴンボールバリのアクション映画に切り替わります。 そしてやっつけるとゴールドがもらえる、というもの。

アクション以外でもスコットと友達のやり取りやなどかなり笑えるものも多く、そのあたりはマイケルセラの持ち前の飄々としたキャラクターのいいところだけをうまく使っています。 確か監督は「ショーンオブザデッド」のエドガーライト。 展開が少し速すぎるところがあったものの、全体のバランスがギャグ、いいツボをついてきますね~、相変わらず!!

ヘンは映画や独特の雰囲気のある映画が好みじゃない人はダメかも知れないけど、お勧めの一本!!!!! 是非是非でかいスクリーンで見て欲しいですね。 (あ、でも日本の公開の予定はない見たい・・・)

The Sting スティング

70年代の名作「スティング」です。 昔何回か見たことがあるのですが、アマゾンでDVDがセールだったので買いました。

1930年代。シカゴの下町で、詐欺師の3人組が通り掛かりの男をヒッカケて金をだまし取る。 しかし彼らが手にしたその金は、いつもとは段違いの思わぬ金額だった。 その金はニューヨークの大物ロネガンの手下が、賭博の上がりをシカゴへ届ける為の金だったのだ。 仲間の一人のルーサーは引退を目前に怒った組織の報復によって命を落としてしまう。 そして主人公フッカーは天才詐欺師に弟子入りし、ロネガン復讐を誓う、というストーリー。

ストーリーだけ見ると、マフィアチックな映画を想像しそうですが、前編を通してもっと軽いカンジです。 ですが、競馬のノミのシーンや電車中のポーカーのシーンなどは手に汗握りますよ~。 最近のサスペンス映画なんかは少なからずこの映画の影響を受けているのではないでしょうか。 ポールニューマンやロバートレットフォードなどの演技もうなるほどいいです。

個人的には前述の電車の中のポーカーのシーンと女の殺し屋のところが「あっ!」と言わせられるカンジでいいです!

音楽も映画のテンポも軽快でムダがなく、ストーリーも簡潔、演技も抜群。 お勧めというよりは、見たことがないなら絶対見た方がいいという映画です。

第9地区 District 9

2010年アカデミー賞にもノミネートされたSF作品。

ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現す。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるが、プロジェクトリーダーがふとしたことからエイリアンの血に触れてしまい・・・というストーリー。

ヨハネルブルグの上空にエイリアンの難民を乗せたUFOが来て、難民として地球に暮らすことになり、そこが南アフリカということもありアパルトヘイトをいやでも彷彿させます。 建前としては差別ない、ということで、別な地区へと移送することになるのだが、ふとしたことで人間のエイリアンたちへの差別感情が出てしまう部分は、ある意味分かりやすい語り口だとは思いますが、それでもその描写がグッドですね!

またテレビなどでもその移送プロジェクトの様子や逃亡者の様子などが放送されるのですが、これも分かりやすい語り口ですが効果てきめん。 分かっていながらも引き込まれます。

アクションのシーンや暴力のシーンは、多少過剰なので少しびっくりしました。 南アフリカのケープタウンに来週から仕事でいく用事がありますが、あれが南アフリカの現状なのか?と多少思ってしまいます。 衛生状態や貧富の差などがかなり劇中でも強調されていたように思います。

アイデアといい設定といいかなり斬新な映画です。 主人公を演じるシャールト・コプリーは初めてみましたが、か・な・りいい演技しています!! お勧めの一本!!

バンテージポイント Vantage Point

スペインにおけるアメリカ大統領暗殺の顛末を8人の異なる視点から描くサスペンス映画。

シークレットサービスのトーマス・バーンズ(デニス・クエイド)は、同僚のケント・テイラー(マシュー・フォックス)とともに、スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領(ウィリアム・ハート)の警護にあたっていた。サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、何者かに狙撃される。パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は・・・というストーリー。

アイデアは面白いし、スピーディな感じはとてもよかったですね~。 それに異なる視点を見ていくうちに暗殺事件の裏側などが見えてくるので、謎解き的な要素もあります。 カーチェイスのシーンもかなり手に汗握りますね!

ただ、ネガティブな点としえては演技がみんなベタ。 シガニーウィーバーやフォレストウィッテカーなどの演技はも出演しているのですが、ベッタベタです。 つまり監督の演技指導などがダメってことなんでしょうね。 それと8人の視点を次々に変えていくのは面白いんですが、同じ演説やセリフを何度も聴くことになるので、3回目か4回目には「もういいって・・・」となってしまいます。 これって結構キツイですよね・・・。
それと最後のテロリストの視点では、もうそれぞれ別の人の視点というこの映画オリジナルのコンセプトも忘れさられて、ただひたすらエンディングへ進んでいきます。 製作者側の「あー、もういいや。 面倒くせー」というのが聞こえてきそうなカンジ。

結論ですが、この映画は見なくてもいい! 以上!

ボーン・アルティメイタム THE BOURNE ULTIMATUM

「ボーン」シリーズの3作目。 (多分)最終作です。

自分を暗殺者に仕立てあげたCIAの極秘プロジェクト、“トレッドストーン計画”などに関する取材を進めていた新聞記者ロス(パディ・コンシダイン)とロンドンで接触しようとしたボーン(マット・デイモン)。しかし、CIAの現地要員に監視されていたロスは、若い暗殺者(エドガー・ラミレス)に狙撃されてしまう。自分が暗殺者として育てられた記憶をたどりながら自分のルーツを追っていく、というストーリー。

前作と同じくアクションシーンとカーチェイスのシーンは必見ですね! 特にモロッコの複雑に入り組んだなかを暗殺者とジェイソン、協力者のニッキが歩きながら追いかけていくシーンはどきどきします。 また前2作と同様、テンポのよさはさすがハリウッドともいうべきもので、まさにハリウッド映画の得意分野だと思います。
ウォータールー駅での徒歩で追いかけあうシーンはイギリスの大きな駅の雰囲気もよく出てますし、手に汗握りましたね~。

今回もジェイソンが自分のルーツを追っていくというストーリーと、政府の極秘プロジェクトを暴いていくというダブルストーリーなのですが、2作目と同様ちょっとうまくまとまっていないかなという印象です。 確かにジェイソンにとっては極秘プロジェクトはあくまでもおまけでしかないのですが、映画としてはそこを軸にジェイソン以外の人が動いているので、どうしてもその視点で見てしまいます。 そこで極秘プロジェクトの件が済んだところで、ジェイソンのルーツの話に戻るので「あれっ? まだ終わりじゃないの?」と思ってしまいました・・・。
それと手持ちカメラで撮影するアクションシーンは目が痛い・・・。 最近のハリウッドの流行ですけど、僕は嫌いですね。 目の前で何かが速く動いているのが分かるという程度で、実際何がおきてるのかまでは分からないし・・・。

でも3作目が一番予算と手間をかけてるのがハッキリ分かるし、色々と細かいところまで行き届いているのでよかったですね。

ボーン・スプレマシー THE BOURNE SUPREMACY

マットデイモン主演のアクションサスペンス映画「ボーン」シリーズの2作目。

ジェイソン(マット・デイモン)とマリー(フランカ・ポテンテ)は人目を避け、インドのゴアで暮らしていた。相変わらずジェイソンの記憶は戻っていなかったが、町で見かけた男(カール・アーバン)が暗殺者と気づき、すぐ逃走するが、ジェイソンを狙った弾丸は無情にもマリーを貫いた・・・というストーリー。

今回は、冒頭で殺されたマリーの復讐を軸に展開し、さらに彼はある石油王の裏の顔に利用され、濡れ衣を着せられるというダブルストーリー。 前作のスッキリさに比べると、このダブルストーリーが足かせになっている気がしました。 濡れ衣の方は中盤を過ぎたあたりで解決されるのですが、復讐を遂げ、さらに彼の最初に殺したターゲットの娘に会いにいく、という流れ。
一通り終わったときに感じたのは、どこがこの映画のクライマックスかよく分からん、という点です。 それぞれの話の流れは分かるのですが、映画としてはまとまりに欠ける気がします。

今回、敵役の暗殺者には「ロードオブザリング」のカールアーバンが出ていますが、彼はいい演技してますね!! 逆にマットデイモンとフランカ・ポテンテ(恋人のマリー)はフツーというか、華がないというか、カリスマがないとうか・・・。 ちょっと弱いですね、残念ですが。

ですが、全体の映画の流れやテンポのよさは、前作同様小気味よく、スカッとさせてくれます。
カーチェイスのシーンも今回は改善され、かなりの迫力で楽しめます。

そこそこ面白いとは思いますが、やっぱり3部作の真ん中かな、という印象はぬぐえませんね・・・。

ボーンアイデンティティ THE BOURNE IDENTITY

「ボーン」シリーズの第一作目。 マットデイモン主役のスパイサスペンス映画です。

ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。助けを求めてアメリカ大使館へ行くが、そこでなぜか捕らわれてしまいそうになるが、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かう、というストーリー。

謎解きの要素もありかなりぐいぐいと引っ張り込む要素もあります。
何故か「彼」の体と頭に染み付いたものが、彼を窮地から救ってくれます。 そして次々に襲ってくる暗殺者を撃退していくうちに、彼の素性が少しずつ明らかになっていきます。 このあたりのテンポやペース配分はいいですね! ストーリー作りやアクション、色々な国を股に掛けての展開は目を見張るものがあります。

残念な点は以下の2点です。
- 最後に彼を抹殺しようとする上司と対峙しますが、そのときまでずっと「彼」が記憶喪失だとは知らずに追っかけてきたにもかかわらず、あっさりとその事実を受け入れ、彼がかかわっていたミッションをぺらぺらと話し出すのは、それまでがじっくりと時間を掛けて積み上げてきていたのに、ものすごい違和感がありました。 「えっ? そんなに簡単に記憶喪失なんて作り話的なこと、信じちゃうワケ?」と。
- カーアクションがしょぼい。 ヨーロッパの街中をカーチェイスするのですが、スピード感もないし、目を見張るようなスピンターンもないし、ちょっとしょぼいかな、と。 このシーンに予算をあまり避けなかったんだろうなと思います。

ですが、全体で見ればお勧めです!

選挙 Election

先日の日本出張中に選挙がありました。
いやー,やっぱり選挙活動っていうのはうるさいですね!

でもあんなに首相がころころ変わってもいいものなんでしょうか。 何か失敗をして責任を取って辞任ならばともかく,あれだけあっさりしかもコロコロと辞任されてしまうと,海外から見れば「日本って国は大丈夫なんだろうか?」という見方は出てくると思います。

それと今回の選挙で気がついたのはタレントやスポーツ選手の候補がやたら多かったことです。 以前もそうだったかも知れませんが,ニュースなどでは特に集中して報道されていたようですね。

柔道の谷選手,当選してよかったですね。 でもまだ柔道は現役で続ける様子。 ここで疑問なんですが,オリンピック選考会と選挙や重要法案の可決日などが重なったら,どちらに行くんでしょうか?

元体操選手の池谷氏,政治家が選挙カーの上で倒立するのは全く理解できません。 いくらやれと言われても「選挙と倒立は関係ありません」とつっぱねるくらいの態度がなければ政治家としては失格なのでは? って落選したんでしたっけ? 失礼。

こんなタレント候補に頼らないと議席が確保できないような既存の政党も,ほとほと呆れます。
今回の久しぶりの日本でしたが,日本は元気がないですね…。 特に若者と30代くらいの人たちが元気ないですね。 景気がよくないなど,理由はよく分かりますが,だからこそガンバって欲しいです。 頑張れニッポン!!

ヒックとドラゴン How to Train Your Dragon

原題「ドラゴンの育て方」です。
ドリームワークスの最新作。

大昔よりバイキングとドラゴンとの戦いが続いているバーク島。 この島ではドラゴンをやっつけることが立派なバイキングの証だった。 ある日平凡な少年、ヒックはケガをしたドラゴンのトゥースと偶然に出会う。本来なら敵同士であるヒックとトゥース。しかし、二人の距離は少しずつ縮まり、やがて誰にも知られないように友情を育んでいく,というストーリー。

思ったより面白かったです!
ドラゴンを犬のように犬種ではなく,ドラゴン種として捉えて,その生態を学んでいくヒック,バイキングとしては頼りないとヒックに厳しくする父など,キャラクターもなかなか興味深いです。 それと空を飛ぶシーンは結構臨場感がありよかったですね〜。

ただ,日本ではあまりヒットしないかな?と思ったのは,バイキングという設定があまり伝わりにくいのではないか?という点です。 バイキングであること自体はさして重要ではないのですが,かといって全然無視していい要素ではありません。 多少なりともバイキングの気風などを知ってからこの映画を見た方が,より楽しめるかなと思います。

子供向けの映画ではありますが,大人でも結構楽しめるかなと思います。 お薦め。

タイタンの戦い Clash of the Titans

神話を元にしたアクション大作(?)です。

神々が世に君臨していたある時代。ペルセウス(サムワシントン)神々の王ゼウス(リーアム・ニーソン)の息子として生まれたが、人間の漁師の子として育てられた。彼は世界を滅亡の危機から救うため、冥界の王ハデス(レイフ・ファインズ)を倒す戦いの旅に出る。そこには、悪魔や獣といった強敵との死闘が待っていた,というストーリー。

結構劇場まで見に行こうかな,というくらい興味があったのですが,結局飛行機の中で見ました。 多分,大きいスクリーンで見ればまた違った感想を持つのかなとも思いましたが,「ふ〜ん,こんなモンか」というのが正直なところです。

CGは確かにすごいと思いますし,特に天上界のデザインなどはひと味違ったカンジできれいでよかったです。
ただし! 主役のサムワシントンはダメですね〜。 演技がベタだしアバターとの同じ演技じゃん!! それに俳優としての個性も感じられずっていうところです。 もちろんリーアムニーソンはそれなりにいいと思いましたが。

それなりにまーまーの映画だとは思いますが,後々思い出して繰り返し見るような映画ではないかなと思います。
ですが,最近ハリウッドではリメイクや続編ものばかりのなか,このような単発モノを創ろうというのはかなり評価しますね! (といっても同名映画が昔ありましたが,この映画のリメイクというよりは神話を題材にした映画を改めて創ったと理解してあげることにします)

エクリプス(原題) exlipse

大ヒット小説の映画版、3作目です。
ティーン向け恋愛バンパイアストーリーで、今のアメリカでの「バンパイアもの」のさきがけです。

バンパイアのエドワードと相思相愛のベラ。 そしてベラを愛する幼馴染のジェイクの三角関係が見ものの映画です。 ジェイクは狼男でバンパイアのエドワードとベラを取り合います。 そこにベラとエドワードにうらみを持つ別のバンパイアが再度現れ、大勢の新しいバンパイアを従えて二人に復讐をしようとします。 ベラは高校卒業したらエドワードにバンパイアに変えてもらうと約束をしているのだが・・・というストーリー。

こうやって文章で見てみると結構変なストーリーですね・・・。 恋愛のシーンはセリフもベタだし結構飛ばしてもいいかなと思いますが、宿敵の狼男の集団とバンパイアが共通の敵に対して手を組むというところや、実際に連合チームが敵のバンパイアたちと戦ったりするところは結構楽しめます。

1作目では映像的にかなりゴシックなところがよかったのですが、2作目と今作ではよりフツーの映像になってしまったのは残念。 男の視点から見てると、ベラがメロドラマの主人公のように「二人のうち一人を選ばせないで!」とか「二人とも、二人が争えば私を傷つけることになるわ!」といったセリフがあり「恋愛マンガの主人公」になりきっとるな~と思ってしまいます。

ですが、それさえクリアされれば結構エンターテイメントとしてはイケてる作品ではないかと思います。
最近のアメリカ女性の流行が知りたい人は是非見てみてください。 男性はちょっと興味もてないかも・・・。

プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂 Prince of Persia

ディズニーが送る新しい冒険アドベンチャー映画です。

シャラマン王に見込まれて養子となった、ペルシャ帝国第3王子のダスタン(ジェイク・ギレンホール)は勇猛果敢な若者だった。 ある日、敵国への武器供給の情報を得た王の腹心の弟ニザムと王子3人は協力し、軍を率いて聖地アラムトの制圧を成し遂げる。 だが、聖地への進軍は王の怒りを買い、王は武器供与の証拠を示せと息子たちに迫るのだった。 そんなとき、義父である王の殺害の疑いをかけられ、ダスタンは逃亡者として追われることに・・・というストーリー。

ストーリーとしては正直アバターと同じくらい読みやすい展開です。
ただ砂漠などの風景はとてもきれいで、口の中がじゃりじゃりするような錯覚さえ覚えます。 砂漠をきれいに撮ってますね~。 それに街中をストリートランのように走りながら逃げる様は一見の価値あり!です。

お姫さまはキレイですが、パイレーツのエリザベススワンほどの華はないのが残念です。 ただし王子を演じているリチャードコイルはいい演技でしたね~。 (ただしイギリスのコメディの「カップリング」の影響が強くてはじめはまじめに見られませんでしたが)

ちまたで言われているほどつまらなくはないですよ! DVDでも出たら見てみてください。 アクションシーンと風景シーンは必見です。

トイストーリー3 Toy story 3

今年のディズニーピクサーの最新作。 ご存知トイストーリーの続編です。
ついにピクサーも続編3作も創るように鳴ってしまったか…。 ディズニーのせいだな…。 と思っていましたが,やっぱりピクサーはやってくれました。

アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。アンディは大学に入学する年齢になり、お気に入りのウッディは一緒に大学へ連れていってもらえることに。 しかし残りのおもちゃたちは屋根裏部屋へしまわれることになったのだが,ちょっとした間違いからおもちゃたちは託児施設に寄付されることになった。しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。ウッディは脱出に成功するものの、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を迫られる,というストーリー。

核になるストーリーは全2作と同じく脱出劇なのですが,今回はさすがに観客が多少大人になっているのを見越してか,多少ダークなところも結構あります。 一応悪者のぬいぐるみが出てきますが,安易なハリウッド映画みたいに「最後はいい人になりました」的な展開もなく,これがまたいいですね〜。

最後に大人になったアンディから,次の世代へと受け継がれるものがあるのですがここは必見です。 ピクサー,やっぱり押さえるところはしっかり押さえてきます。 ここで泣いた人もいるみたいですが,自分はさすがにそこまでは…。

2点だけちょっと気に入らないのは,上記の3作目も脱出劇にほとんどの時間を取られていることと,バズが記憶を無くしている間,スペイン語だけしか話せない記憶喪失になってしまいますが,これが笑いを誘うシーンでメキシコ人に媚びいているようでいやでした。 こんなやり方をしなくても十分「記憶喪失」は演出できると思います。 これはひとえにディズニー内部の「マルチカルチャーマーケティング課」から圧力を受けているだろうなと思いました。

最後に3Dに関して。 3D映画の眼鏡,でかすぎ!! それにストーリーとキャラクターがしっかりしている映画は3Dである必要はない!! 3Dにしたければしてもいいけど,敢えて3Dで創る必要はないと思います。

この映画,2Dでもう一度みてみないとはっきりと感想が言いきれないですが(3D眼鏡のせいで集中できなかった…),結構面白かったですね。 是非見て欲しいです。

ドリアングレイ Drian Gray

アメリカでは公開してなかったんでしょうか? イギリスに行ったときにDVDで買ってきた映画です。

ドリアングレイは小説が原作の物語です。 莫大な遺産を相続した若者。 ロンドンの家に引っ越してきて、その彼の若さと美貌で華麗にロンドン社交界にデビューする。 そこへ変わり者で知られたハリーが、彼に「人生の楽しみ方」を伝授する。 それを境に放蕩、ドラッグ、酒、にはまり始めた彼は加速度的に破滅への道をたどり始める、というストーリー。

原作の小説とは若干異なる部分もあるようですが、全体的にゴシックホラー的な雰囲気が漂っており、何十年たってもその若さと美貌を失わないドリアンを「ナルニア」でプリンスカスピアンを演じたベンバーンズが、またドリアンの師匠兼友人となるハリーにはコリンファースが、それぞれいい演技を見せてくれます。 特にコリンファースはいつ見てもいい演技ですよねー。 安心してみていられる俳優の一人です。

この物語の中で、ドリアンの肖像画が出てきて、これが現実の彼が年を取らない代わりに、絵の中の彼が年をとっていくのですが、これが時々ちょっと動いたり、うめき声を出したりします。 これはちょっとやりすぎかな・・・。 特に最後なんかは引いちゃうかも。

それ以外はかなり全体的に楽しめる映画です。 サスペンス的な要素も多く、ホラーチックな雰囲気もありお勧めです!

全体的なストーリー展開やテーマなどは日本の小説の「人間失格」を思い出しました。 人間失格よりはもう少し軽いかなと思います。

アバター Avatar

ジェームスキャメロン監督のCG映画,今や誰でも知ってる「アバター」です。

下半身不随のジェイク(サム・ワーシントン)は、衛星パンドラにやって来る。彼は人間とナヴィ族のハイブリッドであるアバターに変化を遂げ、不自由な体で単身惑星の奥深くに分け入って行く。 慣れない土地で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女(ゾーイ・サルダナ)に助けられる。 ナヴィ族の一員になるべく努力をする彼だが,彼が属する軍はナヴィ族の土地を狙っていた,というストーリー。

アカデミーの前評でもずいぶん言われていたことですが,ストーリーが見え見え。 もうこれ以上同意できませんというくらい,見え見えでした。 ある程度セリフまで当てられたくらいです。 ですのでここではもう言うのは止めましょう。 それに長過ぎ!! この内容で2時間半は長過ぎ!

映像に関しては大抵の人が絶賛でしたが,私はDVDの2Dで見たせいか,それほど感銘は受けませんでした。 印象としては,PS3のゲームみたいといったところです。 風景などはいい仕事をしてるなと思いましたが,青いナヴィ族などはとてもホンモノには思えなかったし,鳥などはハリーポッター4作目のドラゴンの方がはるかにいいCGだったと思います。

それとアバターとシンクロするところはエヴァから,軍のロボットは攻殻機動隊から,空に浮く島はラピュタから,などパクったようなものが多かったかなと思います。

うーん,こうしてみるといいことぜんぜん書いてないけど…。 でもまあこんなモンでしょう。 アカデミーもこの映画に最優秀作品賞をあげなかったのは,まだまだハリウッドに希望があると思っていいでしょう。

自分にとってこの映画はタイタニックと同じで(たまたま同じ監督ですが),見ないより見た方がいいかな,でもお金出してまで見るのはちょっと…,というレベルです。 あー,映画館行かなくてよかった。

学問のすゝめ

福沢諭吉の有名な著書「学問のすゝめ」です。

これは明治の時代に入ってから約5年ほど立った時に彼が記した実用書と言われています。
時代は名目上,近代へと入ったものの,人の精神や意識は以前として江戸時代のまま。 このままだと西洋諸国に植民地化されてしまう,ということで記したのがこの本だということです。

誰でも一度は疑問に思ったことのある「どうして勉強(学問)をするのか?」という問いかけに実用的な視点から答えています。 学問=教養がなければ精神的自立はない。 精神的自立がなければ自己としての独立も成り立たない。 自己としての独立がなければ国家としても成り立たない。 つまり西洋に侵略されてしまう,だから学問が必要なのだと。

それに彼の有名な言葉である「天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らず」ですが,これは人は全て平等だということを言っているのではなく,実はその後にこそ彼の最も言いたい要点が秘められています。 つまり産まれたときは平等でも,大人になるにつれ貧富の差が出たり,社会的地位に差がでたりします。 色々な要素が他にもありますが大きな要素のひとつは教育にある,というのです。 つまり学問をして経済的にも社会的にも地位を向上させましょうということです。

これはあくまでもはじめの一章の要約ですが,今現在の価値観に照らし合わせても,十分またはそれ以上に頷けるところがたくさんあります。 時々福沢節で,少し極端な意見も飛び出してきますが,それはそれでいいかなと思います。 後半は,はじめの数章が好評だったために書き足されたものだということです。

この本は大人だけでなく,中学校くらいの子供からでも十分読める本です。 子供に「なんで勉強なんてしないといけないんだよ?」と聞かれたら,この本を読めというのもいいかなと思います。

お薦めの一冊!!