Road Trip - Day5

Day-5:


この日は、朝ヨメのいとこのウチで目がさめると、早々に出発の準備をしました。 いとこには10歳くらいの女の子がいて、学校に行く時間の都合もあるので、少し気を利かせたつもりでした。


近くのスタバで、朝のコーヒーを飲むと、早々に北へ向けて出発! 目標はバンクーバーの友達の家です。 この友達はカナダ人なのですが、日本にいる時からの友達で、京都に留学後、そのまま東京で仕事をしていたという女の子。


シアトルのダウンタウンを出ると、いきなり大自然の中へ。 普段はシアトルは雨がシトシト降るのが有名なのですが、自分の自慢は今まで何回もシアトルを尋ねているのですが、一度も雨に降られたことがないことです。 (今にも雨が降りそうっていうのはありましたが)


きれいな針葉樹の緑の中を、北へ北へ進むと、カナダとアメリカの国境にあたります。 そこでは日本の高速道路みたいなゲートがあり、そこでパスポートなどを見せて、カナダへ入国します。

そこであった出来事なのですが、「Stop」サインをうちのヨメが見逃していて、前のクルマの真後ろまでぴったりつけてしまいました。 担当官が「Stop」ってあったろ?というので、素直に「見落としました、すみません」と言い、私たちはパスポートを渡しました。 下記は担当官とヨメのやり取りです。


入国の目的は? ⇒ 友人に会うため
住所はどこだ? ⇒ 持ってるけど、クルマのトランクの中
仕事はなんだ? ⇒ う~ん、ある会社のマネージャーとコーディネイター
どんな仕事してる? ⇒ う~ん、説明すると長いな~
自分の仕事の説明ができないのか? とここまでは、ヨメに任せていたのですが、Stopサインの見落としをちょっときつくとがめられたので、ヨメは少し動転していて、上のような返事をしてしまいました。

「自分の仕事の説明ができないのか?」といわれた瞬間に、しょっちゅう海外出張をしてる自分の中で警報がなりました。 「やばい!!! オレら、かなりうさんくさく見られてる!!!」


つまり入国管理の担当は、時々気さくでフレンドリーなふりをして、怪しい人を炙り出しているのです。 怪しいとにらんだ人間は、オフィスへ連れ込まれて、荷物をひっくり返したり、質問をくさるほどしてくるのです。


そこで、助手席からでかい声で「彼女はxxxに勤めてて、マーケティング部に所属!! 自分は○○に勤めててインターナショナルマーケティングに所属してる!!」と口を出しました。 それで何とか切り抜けられて、後でほっと一息でした。 かなり冷や汗ものの一瞬でした。


その後、バンクーバー市内へ向かいましたが、街が見えてくるに従って、工事がたくさんあるのに気が付きました。 2010のバンクーバーオリンピックの準備や、オリンピック景気もあるのか、かなりの建築ラッシュでした。


その後、友達のところへ到着、ひさびさの再開を喜びました。 久しぶりに会ってハグ(抱き合う挨拶の形態)をするんですが、2年以上アメリカに住んでもどうしても少し構えちゃいますよねー。 もっと自然にハグできればいいんですが・・・。 自分が構えちゃうと、相手にも伝わっちゃいますから。


その後、遅めのランチをヨメと自分とその友達の3人で、キューバレストランへ行きました。 ここは地元のMarket Streetというちょっと芸術家が集まるようなエリアにあります。 チェーン店のレストランやカフェはぜんぜんなく、地元のおじさんおばさんがやっているようなお店ばかりで散歩していても楽しいです。 このキューバレストランでは、かなり珍しいものを食べました。 「マッシュルームバーガー」 普通のハンバーガーの肉の変わりに、でっかいマッシュルーム(ハンバーガーと同じサイズ!!)がはさんであるというもの。 これが実はかなりウマイ! 最近、胃にもたれるようなヘビーな食事は避けるようにしているので、かなりヒットでした。 バンクーバーに来たらぜひトライしてください。


その後、ウォーターフロントや、アートギャラリー街を散策し、小腹を空かせたところでまたMarket Streetへ戻り、今度はベジタリアンインド料理屋さんへ。 普段はベジタリアンと明記してあるところへは行かないのですが、ここもうまかった!! 食事の分量はそこそこでちょうどいいし。


その後、友達のウチへ帰ってワインとビールでのーんびりとくつろぎました。 バンクーバーのPale Aleは結構うまいかも。 コロナビールみたいなカンジでしょうか。 暑い時にはちょうどいいですね。 また写真は撮りませんでした・・・。

この日の移動距離: およそ141マイル = 227km

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