Ratatouille

ディズニー・ピクサーの最新作。 日本のタイトルは「レミーのおいしいレストラン」です。

今日は、ディズニー社内の試写会に、ヨメの同伴で見てきました。 数百人は楽に入りそうな社内の試写会場で、一般公開よりおよそ1週間早めに見られました! しかも社内試写なので無料!

さてストーリーとしては、食の都パリで、料理の才能があるネズミが、レストランの下っ端を助けてレストランで成功していくというかなり変わったストーリー。 その中にラブストーリーあり、親子のドラマあり、もちろん主軸は「食」がテーマで、盛りだくさんなのですが、ストーリー作りに定評があるピクサーなので、ちっともごちゃごちゃした感がありません。 いつもながら終わった後にすっきり、爽快感。

それにさすがディズニー・ピクサーだけあって、定番の「親子の絆」や「友情」というところはしっかり抑えてあります。 さらにいつもうまい!と思うのは、間の取り方。 一瞬の「間」の取り方は、他の映画監督にも是非見習ってほしいくらい。

と、ここまで見てみて分かるかと思いますが、「最高にお薦め」の中に入ります。 ピクサーの作品の中でもかなり、いい評価を上げたいと思います。 あえて言うなら、英語が早く、フランス語なまりも少しあり、料理用語もあるので、英語が分かりにくいということでしょうか。

是非見に行くべし、ですね。

http://disney.go.com/disneypictures/ratatouille/
http://www.disney.co.jp/movies/remy/index.html

Road Trip - Day10

Day-10:

この日はいよいよLAへ戻る日。

また猫に安眠を妨害されながらも起き、カレシにお別れ。 この日は月曜日なので、フツーの人は仕事です。 ただ、義姉は遅めの出勤に調整して、ウチらとブランチへ。

家からクルマで5分のところにある「Rudy's Can't Fail Cafe」(http://www.rudyscantfailcafe.com/)へ。 ここは人気バンドのGreendayのメンバーがオーナーの一人に名を連ねているというお店。

ここは毎日夜中の1時まで開店していて、夜9時以降はビールが$1になるという気前のいいお店です。 ここであっさりした食事を取って、義姉と少し話しをしていたらあっという間に11時。 サンフランシスコからLAまではおよそ6時間くらいはいつもかかるので、すぐに出発。

帰りのフリーウェイの5番は、どこまでもまーっすぐに伸びる道。 道の左右には牧場があって茶色の牛がいたり、ただの牧草地だったりします。 2車線しかないのですが、右側をでっかいトラックが走っているので、乗用車は左車線を走ります。 他のクルマは大体80マイル/時くらい。 ヨメは90マイルから95マイル/時くらいでかっとばします。

途中のHarris Ranch(http://www.harrisranchbeef.com/index_hub.html)というお店で、定番のハンバーガーをさっさと食べて、またすぐに南下。 あっさりこのように書いているものの、実は二人ともこのハリスランチに寄るのをすごーく楽しみにしてました。 「これぞアメリカのハンバーガー!!!」というようなハンバーガーです。 肉も肉汁がじわり出るような、本物のハンバーグ。 パンも上質のパンを使い、フレンチフライもちょっと普通とは違う味付け。

LAへたどり着くちょっと前に、Santa Claritaというエリアがあるんですが、ここを過ぎると丘陵地帯。 クルマやトラックもえっちらおっちらとゆっくり坂を登ります。 そこを超えてLAのエリアやなじみのフリーウェイが出てきたときにはガッカリしましたねー。 「あ~・・・。 休みもこれで終わりか~。 はぁ~・・・」というカンジでした。 でもこのロードトリップの前は出張で2週間半ほど外出してたので、やっと落ち着けるなー、というキモチもありました。

この日の移動距離: 379マイル=約610km

ロードトリップのトータル移動距離: 2965マイル = 約4774km (実に東京⇔バンコク間を少し超えるくらいの距離)


Road Trip - Day9

Day-9:


今日は、サンフランシスコの義理の姉の家に宿泊です。

この日は実は寝起きが悪い一日のスタートでした。 というのも、義理の姉の4匹の猫のうち、1匹が夜中に自分のところへやってきて、ゴロゴロゴロゴロ・・・・・・・とのどをならし、なおかつじーーーーーーーーっとこっちを見つめているからです。 おかげで気になって気になって全然寝られませんでした。


それはさておき、この日はお昼前まで少しノンビリし、その後Sonoma(ソノマ)というワイナリーで有名なエリアへ行きました。 サンフランシスコのエリアではNapa(ナパ)と同じくらい有名で、結構たくさんのワイナリーがあるエリア。 サンフランシスコからクルマでほぼちょうど一時間。 ちょっと丘を登ったら、すぐに田園地方が広がっていました。


まずは一箇所目でストップ。 ここはGloria Ferre Winery (http://www.gloriaferrer.com/)というところで、ここはシャンペンが有名なところ。 ここではテイスティングではなく、普通にシャンパンとワインを注文し、テラスでノンビリいっぱい。 付け合せでピリカラのパウダーをかけたアーモンドを出してくれたのですが、これがシャンペンと合ってウマイ! 天気がよかったので、すごくキモチよかったです。


次にそこから少し離れたShug(シューグと読む)というところで、Pino Noir(ピノノワール)とChardney(シャルドネ)が自慢のところ。 確かにここのChardneyはウマイ! 義理の姉のカレシは即、ボックスでワインを買ってました・・・。 ここは雰囲気といい、ワインといい、この日行ったワイナリーでは一番のお気に入りになりました。


その次は、そこからやはりクルマで5分ちょっとのところのValley of the Moon(http://www.valleyofthemoonwinery.com/main_scaled.html)というところ。 ここはあまり雰囲気が好きじゃなかったですね。 Port Wine(ポートワイン)やRosetta(ロゼ)、Chardneyが自慢らしいですが、Chardneyは特に注目するほどうまいというわけでは無かったです。 ただし、Rosettaはさっぱりしていて、ストロベリーも入っているということで香りも抜群。 即購入でした。


ここまでテイスティングしていれば、さすがにそろそろいいキモチでした。 最後に寄ったのはCline(クライン http://www.clinecellars.com/)でした。 ここはZinfandel(ジンファンデルと読む)やMourvedre(読み方すらよく分かりません)が有名なところです。 ここは赤が自慢らしいので、自分はテイスティングもせず、見学してました。 義理の姉のカレシ、即「ワインクラブ」に入会し、別ルームで特別なテイスティングをさせてもらっていました。


さすがに4箇所っていうのは大変ですね。 自分が後半はテイスティングを抑えていたので、運転手で帰宅しました。 義姉が夕食にタイ風料理を作ってくれて、それにあわせてこの日購入したRosettaを飲みました。 タイのちょっとした辛さと、Rosettaのさっぱり感が絶妙! あっという間に一本飲み干してしまいました。


下記がサンフランシスコとソノマの位置関係です。

Road Trip - Day8

Day-8:

この日はオレゴン州の首都、セーレムで目を覚ましました。

ホテルで目を覚まし、ホテルの朝ゴハンを食べました。 面白かったのは、パンケーキを自分で、備え付けの機械を使って焼くというところ。 普通のホテルの食事は出来ているものを取るだけなので、なかなか面白かったです。

そのまま同じ街の中のWillamette Universityを見るために、5分ほどクルマを流しました。 すぐに見覚えのある街並みを見つけました。 学校の正面玄関にあたるところには、バラ園もあってすごくきれいなキャンパスです。 ちなみにこの学校のMBAプログラムは非常に評判がいいです。

実はその学校のすぐ隣にある、自分の日本の大学の分校を見たかったんですね・・・。 これは大学2年生の時にはじめて一人旅をした目的地のひとつ。 行きと帰りの航空券のチケットだけをもって旅行したのを覚えています。 そのころは英語なんてまーったく話せませんでした。

ただ、この分校、確か目立つような赤がビルに塗ってあったと思ったんですが、これが見当たらない。 分校からWillametteまでの歩道橋はあったのですが・・・。 少しそのあたりをクルマで流しながら様子をみたのですが、赤いビルが見当たらなかったので、そのままサンフランシスコを目指して出発。 実際に自分の海外一人旅デビューの地を直接見られなかったのが残念です・・・。

この日は旅行行程の中で最大の移動距離の日。 かなり気合をいれて運転していました。 オレゴンの街でEugine(ユージーンよ読む)とSpringfieldという街を途中で通りました。 こここそ、自分の海外デビューの地。 高校1年生の時に、ホームステイで3週間滞在したところです。 街自体は小さいものの、自然がたくさんあり、穢れを知らない高校生が海外初体験をするにはもってこいの街です。 誰がこんな小さい田舎町でホームステイしようなんて考えたんだろうなんて思ったものの、自分の人生に大きな影響を与えた小さい街に敬意を払いながら通過しました。
この日の行程のなかで一番印象的だったのは「マウントシャスタ」。 運転しているウチに、てっぺんが雪で覆われている山が見えてきて、それに近づいていくと、ものすごい大きいことが分かりました。 でかさでいったら、悔しいことに富士山の比ではありません。 視界いっぱいに広がる山!!というところです。

写真で見ると、それほどでもなく見えますが、実物を見るととにかくデカイ!! ちなみに高さは14,179フット(約4322m) 富士山が3776mなので500m以上も高いわけです。 どーりででっかく見えるワケだ。

運転してない自分はMt. Shastaをじっくり鑑賞し、運転してるヨメも横目でしっかり鑑賞しながらさらに南下。



このMt. Shastaの手前くらいでオレゴンからカリフォルニアに入るのですが、カリフォルニアがとにかく広い! サンフランシスコが北のはずれ、くらいに思っていたので、異様に遠く感じます。 さらに北カリフォルニアは山岳地帯で、くねくね道がおおく運転もものすごく疲れました。


最終的には、夜8時前に義理の姉の家へ到着。 義理の姉の手作りパスタでおいしく晩御飯を食べました。 その前に彼女のペット全員に挨拶をするという儀式がまっていましたが・・・。 (犬2匹、猫4匹、カレシ一人)

この日の移動距離: 590マイル = 約950km (!!!!)


Road Trip - Day7

Day-7:

さてこの日は、朝友達と別れ、ひたすら南へ南下することに。

最初の運転当番は自分。 ヨメが来る時、入国管理でもめそうだったので、さりげなーく運転を買ってでました。 その甲斐もあって、カナダ側からアメリカへはスムースに。

遅めの出発だったので、シアトルへ着くころにはお昼過ぎの2時。 事前に調べておいたスカンジナビアのショップでお昼を食べることに。 この店はスウェーデンなどの物を売っている雑貨屋なのですが、ランチもやってます。 ただし残念なことに、お昼は1時半で締切・・・。 とほほ・・・。 ですが、キーシュ(パイみたいなもの)があったので、これのでっかいハムものをスウェーデンのジュースと一緒に食べました。 輸入品だから、安くないけどうまかった! 結構自分とスウェーデンの食事は合いますね。

その後、また早速南下。 翌日の夜までにサンフランシスコまでたどり着かないといけないので、ひたすらひたすら南下です。 シアトルを過ぎ、タコマを過ぎ、オリンピアを過ぎ、どんどん進みます。 今度はフリーウェイの5番を進むので、まっすぐどんどん進みます。 自分の運転ではおよそ80から85マイル。 ヨメの時は85から90マイル。

ワシントン州とオレゴン州の境に、ここにもバンクーバーという街があります。 ここにもう一人のヨメのいとこが住んでいるので、晩御飯を簡単に食べました。 街自体がちっぽけな街なので、ロクに外食もできるところが見つからず、そのいとこが指定したところは、一般のレストラン。 街じゅうの人が集まっているんじゃないかというくらいの大繁盛。 他にはお店をあまり見ないので、ホントに街じゅうの人があつまっていたのかも・・・。 ここで記憶に残らないような食事を済ませて、即解散。

この日は自分のリクエストによりオレゴンのSalemという小さい街で宿泊。 こういう小さい街でのメリットは、そこそこのホテルに泊まっても、けっこきれいでいいところに泊まれること。

この日の移動距離: およそ584マイル=940km (!!!)

Road Trip - Day6

Day-6:


前の晩からバンクーバーへ来ていたのですが、友達にあうことが大きな目的だったので、あんまり街で何をしたいという目的はありませんでした。 ですが、この日、遅めに起きると、まずその友達のカレシが合流。


ところがこのカレシ、初めて会ったのですが、ずっと機嫌が悪い。 確かに仕事があまりうまく行ってないということもあると思うんですが、運転がめちゃくちゃ粗かったり、お巡りさんにケンカ腰になったりetcでした・・・。 う~ん、友達のカレシ、カノジョっていうのはやっぱり大事ですよね、友達付き合いをする上で。


さて、この日は結局街を色々と見て回るということにしたんですが、そもそも下調べをしてこなかったので、どこになにがあるのかよく分からない。 結局、スタンレーパーク(地図の右上のマル)という地元でも有名な大きい森林公園へ行きました。 シアトルも含め、アメリカ大陸北西側は、最近大きなハリケーンに襲われたそうで、このスタンレーパークも約1万本の木がなぎ倒されていました。 普通なら、木が茂っていて森しか見えないのに、このときは木の間から、海が見えるほど、すかすかになっていました。

なぎ倒された木は住宅建築などのために売りにだされるようです。


ダウンタウン(地図のブルーのマル)では、インドネシア料理でナシゴレンを食べて、近くのビーチでノンビリ散歩。 若い人たちが多いのは、近くのUnversity of British Columbia(地図の左側のマル)の学生さんが来てるのかな、と思ってすむのですが、それなりの年齢の人たち、30代や40代の人たちまで、真昼間にビーチでビール飲んで、海パンいっちょうで寝そべっているのはなんでだろうと訝ってしまいました・・・。 そんなにいい生活してるんだろうか???


その後、ファッションストリートなどでコーヒーを飲んだりした後で、早めの晩御飯を久しぶりの日本食レストランで食べました。 あ~、これまでサンドイッチや洋食ばっかりだったので、久しぶりでどんぶり物がうまかったですねー。 バンクーバーは日本人人口が結構いるので、おいしい日本食が食べられるようです。


この夜のハイライトは、Pirates of the Caribbean -At World's Endです。 2回目を見ました。 友達がまだ見てないというので、というのは単に言い訳で、2回目を見ないと海賊の英語やストーリーが詳しく理解できなかったからです。

Road Trip - Day5

Day-5:


この日は、朝ヨメのいとこのウチで目がさめると、早々に出発の準備をしました。 いとこには10歳くらいの女の子がいて、学校に行く時間の都合もあるので、少し気を利かせたつもりでした。


近くのスタバで、朝のコーヒーを飲むと、早々に北へ向けて出発! 目標はバンクーバーの友達の家です。 この友達はカナダ人なのですが、日本にいる時からの友達で、京都に留学後、そのまま東京で仕事をしていたという女の子。


シアトルのダウンタウンを出ると、いきなり大自然の中へ。 普段はシアトルは雨がシトシト降るのが有名なのですが、自分の自慢は今まで何回もシアトルを尋ねているのですが、一度も雨に降られたことがないことです。 (今にも雨が降りそうっていうのはありましたが)


きれいな針葉樹の緑の中を、北へ北へ進むと、カナダとアメリカの国境にあたります。 そこでは日本の高速道路みたいなゲートがあり、そこでパスポートなどを見せて、カナダへ入国します。

そこであった出来事なのですが、「Stop」サインをうちのヨメが見逃していて、前のクルマの真後ろまでぴったりつけてしまいました。 担当官が「Stop」ってあったろ?というので、素直に「見落としました、すみません」と言い、私たちはパスポートを渡しました。 下記は担当官とヨメのやり取りです。


入国の目的は? ⇒ 友人に会うため
住所はどこだ? ⇒ 持ってるけど、クルマのトランクの中
仕事はなんだ? ⇒ う~ん、ある会社のマネージャーとコーディネイター
どんな仕事してる? ⇒ う~ん、説明すると長いな~
自分の仕事の説明ができないのか? とここまでは、ヨメに任せていたのですが、Stopサインの見落としをちょっときつくとがめられたので、ヨメは少し動転していて、上のような返事をしてしまいました。

「自分の仕事の説明ができないのか?」といわれた瞬間に、しょっちゅう海外出張をしてる自分の中で警報がなりました。 「やばい!!! オレら、かなりうさんくさく見られてる!!!」


つまり入国管理の担当は、時々気さくでフレンドリーなふりをして、怪しい人を炙り出しているのです。 怪しいとにらんだ人間は、オフィスへ連れ込まれて、荷物をひっくり返したり、質問をくさるほどしてくるのです。


そこで、助手席からでかい声で「彼女はxxxに勤めてて、マーケティング部に所属!! 自分は○○に勤めててインターナショナルマーケティングに所属してる!!」と口を出しました。 それで何とか切り抜けられて、後でほっと一息でした。 かなり冷や汗ものの一瞬でした。


その後、バンクーバー市内へ向かいましたが、街が見えてくるに従って、工事がたくさんあるのに気が付きました。 2010のバンクーバーオリンピックの準備や、オリンピック景気もあるのか、かなりの建築ラッシュでした。


その後、友達のところへ到着、ひさびさの再開を喜びました。 久しぶりに会ってハグ(抱き合う挨拶の形態)をするんですが、2年以上アメリカに住んでもどうしても少し構えちゃいますよねー。 もっと自然にハグできればいいんですが・・・。 自分が構えちゃうと、相手にも伝わっちゃいますから。


その後、遅めのランチをヨメと自分とその友達の3人で、キューバレストランへ行きました。 ここは地元のMarket Streetというちょっと芸術家が集まるようなエリアにあります。 チェーン店のレストランやカフェはぜんぜんなく、地元のおじさんおばさんがやっているようなお店ばかりで散歩していても楽しいです。 このキューバレストランでは、かなり珍しいものを食べました。 「マッシュルームバーガー」 普通のハンバーガーの肉の変わりに、でっかいマッシュルーム(ハンバーガーと同じサイズ!!)がはさんであるというもの。 これが実はかなりウマイ! 最近、胃にもたれるようなヘビーな食事は避けるようにしているので、かなりヒットでした。 バンクーバーに来たらぜひトライしてください。


その後、ウォーターフロントや、アートギャラリー街を散策し、小腹を空かせたところでまたMarket Streetへ戻り、今度はベジタリアンインド料理屋さんへ。 普段はベジタリアンと明記してあるところへは行かないのですが、ここもうまかった!! 食事の分量はそこそこでちょうどいいし。


その後、友達のウチへ帰ってワインとビールでのーんびりとくつろぎました。 バンクーバーのPale Aleは結構うまいかも。 コロナビールみたいなカンジでしょうか。 暑い時にはちょうどいいですね。 また写真は撮りませんでした・・・。

この日の移動距離: およそ141マイル = 227km

Road Trip - Day4

Day-4:


この日は昨日のおいし~い食事の余韻もあり、あまりおなかが減っていなかったので、そのまま食事抜きで活動開始。


うちのヨメはスウェーデン系アメリカ人で、このポートランドに祖父母のお墓があるというので、まずはここでお墓参りをすることに。 でもお父さんや伯父さんから聞いた墓地の名前を調べてもヒットせず、探すのにかなり苦労しました。 ただ、見つけた後は結構簡単で、15分くらいで墓地までいくことができました。


やはりアメリカの墓地は、いつみても「ゾンビが出てきたらどうしよう」と考えてしまいます。 (自分だけ?) ですが、その恐怖を乗り切って、お墓の掃除を始めました。 ポートランドにしては異様に暑い陽気で、ふーふー言いながらごしごしやっていました。


その後は、すぐに近くのカフェでランチ。 自分はまたハンバーガー。 (こう書いてみると、結構自分が偏食してるのが分かりますね・・・) ヨメはサラダ(サラダといってもかなりでかいボールに入ってくる) さらに凝りもせずラズベリーパイ。 今度はすっごーーーいウマかったです。 地元のカフェで、ウェイトレスも親切だし、食事はおいしいしいうことなしです。


その後、ヨメのいとこに会いにシアトルへ。 このとき、即座に気が付いたのですが「オレゴンの運転は怖い!」 というのは、ウィンカーなどを出さずに平気で車線変更をしたり、相手のクルマが一時停止だから、その前を通ろうとすると、急に出てきたりetc etcです。 もし皆さんがオレゴンナンバーを見かけたら是非気をつけてください。 (日本で見かけるワケはないんですが)


この日はシアトルのウォーターフロントでいとことその娘(10歳)、息子(1歳)と一緒にフィッシュアンドチップスを食べました。 港につきものの、カモメがギャアギャアないてて、1歳の子は泣きはしませんでしたが、ベビーカーから出ようとはしませんでした。 よっぽど怖かったんでしょう。 ずっと背もたれの影に隠れてました。


その後、近くのビーチへ行って散歩をし、いとこの家に泊めてもらいました。 いとこの家は、リハウス中で全館床暖房に切り替える工事中でした。 この日は写真はあまり撮りませんでした。 なんででしょうね・・・。


この日の移動距離: 約174マイル= 280km

Road Trip - Day3

Day-3:

まず前日から泊まっているCresent Cityのモーテルのすぐ隣にあるファミリーレストランで簡単に朝ゴハン。 「コーヒーっぽいお湯」と油が滴っているソーセージ、それとその土地の名物だというベリーパイを食べたのですが、パイまでは絶対にいらなかった! あまりうまくもなかったので、ちょっと後悔・・・。

往路の最も大変、かつ最もきれいなエリア。

まずオレゴンコーストを北へひた走りに走るのですが、海岸線なのでくねくね曲がりくねっていて、なおかつ1車線ということもあり、ぜんぜんスピードが出せないというかなりストレスが溜まるエリア。 特に前にキャンピングカーが走っていて、上り坂だったりするともう大変。 道の端っこへよってくれればいいんですがね・・・。 きれいな針葉樹林の中を走っていたと思うと街が唐突に現れ、あっと思うっているうちに、その街を過ぎ去ってしまうという街の小ささ。 下の写真は休憩を取ったビーチにあった、高さ15mくらいの岩の上から撮ったもの。 実は風がビュービュー吹いてて結構あぶなかったです。 柵もなかったし。


まずここで、自分にとっての目玉はFlorenceというところにある灯台とそのすぐ隣のセイウチパーク。 「セイウチ?」と思うかも知れませんが、これは自分が高校生の時にホームステイをし、その時のファミリーが週末に遊びに連れてきてくれた思い出の地。 ただのセイウチではないのです。

そこのすぐ隣にあるのが「ヘセタヘッドライトハウス」。 丘の上には灯台が。 すぐ下のビーチでは日光浴をしている人が、というすてーきな場所。 (写真参照) ここで散歩をした後にひたすら北へ。
















次に止まったのはLincoln Cityというところ。 前日のCresent Cityと同じく街は少々ひなびたカンジなのですが、晩御飯に入ったところが実はかなりハイエンドなレストランで(外見からは想像もつかない) なんとワインが6万種もおいてあるというお店!!! お店の名前は「Bay House」。 (ホントにこんなカンジのお店 ⇒ http://www.thebayhouse.org/bayhouse.php?id=6&sid=24&picid=31#top

普段は魚料理がダメなヨメも喜んで魚料理を食べてました。 魚をグリルしたものを、おソバの上に広げてあるという料理。 自分はハマグリをグリルして、ナスに合わせたもの。 ナスは普段きらいなんですがこの時はパクパク食べてました。 すんごいおいしかったです!! でも悔しいのは、食事の後は自分が運転当番だったので、ヨメが一人でワインを飲んでたことです。 味見だけはしましたが、結構いいワインでしたねー。

その後、東へ進路を変えてポートランドへ。 そのまま泊でした。 この日はウチのヨメが寝るまで(翌日も)魚料理のことを言ってました・・・。

この日の移動距離: 約363マイル=584km

Road Trip - Day2

Day-2:

翌日は8時半ごろに起床し、すぐ近くのスターバックスへ。 どこへ行ってもあるスタバはとても便利ですが、せっかく旅行にきてるんだから違うところへ行けばいいのにとも思うのですが、朝は面倒なので、手近ですませます。 ヨメはいつもの「チャイティーラテのお湯なし」で、自分は「トールサイズのカフェアメリカーノ ミルクの分の余裕を持たせて」ですませました。

その後、Santa Rosaの北部にあるワイナリーのエリアでワインテイスティング。
Kendall JacksonとFappianoへ。 Kendall Jacksonは割りと大きいワイナリーでスーパーなどでもみかけるワインを作っています。 (建物の写真) それにワインテイスティングが出来る建物の回りがきれーな庭のようになっていて、とてもいいカンジでした。 ワインにチーズを広げてピクニックできればサイコーです。 ですがワインはどうやらあまり自分のクチに合わずといったところでした。 甘すぎたり、濃すぎたりといった具合。

一方、Fappianoは5代目のFappianoさんがやっている老舗で、もっと規模は小さいもののより自分の好みに合っているワインを造っていました。 ここではKendall Jacksonよりも自分の好みに近いものがありました。 それもあるんですが、何代もやってるワイナリーなので、お店の中に飾ってある写真や小物が古いものが多く、そのヘンがかなり楽しめましたねー。

(自分はChardonnayが好き ちなみに日本では"シャルドネ"と言っていますが、英語だと"シャードネィ"に近い発音) この時点でまたまたお昼過ぎ。

そのまま北上してEurekaという街で早めの晩御飯を食べて、そのままCresent Cityへ。 ここでは自分のリクエストでイタリアン。 (といってもあまり多くのレストランがあるわけでもないが)

自分がシーフードのフィットチーネ。 ヨメがほうれん草のパスタ。 おいしいことはおいしかったのですが、なにせニンニクがばりばりに効いていてパスタのソースの味自体がぼやける始末。 前日のGilroyよりやけにニンニクに縁があるなー、と思いつつ次の街へ。 このEurekaやCresent Cityという辺りから、地図で見て分かるように海岸線を走りはじめます。 ハイウェイの車線も2車線や3車線より、片側1車線になり始めます。

このEurekaやCresent Cityは後で知ったのですが、自然災害がここ数年続けて起こったエリアらしく、街全体が打ちのめされたようなカンジのところで、あんまり活気のないところでした。

この日の移動距離: 約300マイル=483km


Road Trip - Day1

やっと先週帰ってきたロードトリップ(クルマを運転しての旅行)の写真などが整理できました。 ちょっと行程をまとめてみたので、ぜひ読んでみてください。

Day-1:

朝早くの出発のはずが、ウチの犬を義理の両親のところへ預ける都合で大幅にスケジュールから遅れてしまいました。 実際にLAを出たのがお昼の1時過ぎ。 最初の目的地はサンフランシスコだったのですが、普通でも6時間くらいを見ておくべき距離(約530km)なのでかなり遅いスタートでした。
イタリアンデリという地元の地元のおじさんがやってるサンドイッチやさんでノンビリランチを食べてたのが悪かった・・・。 でもここのEgg Saldサンドイッチは絶品です!
実際走り出してみると、サンタバーバラ付近で渋滞にすぐにあたりました。(サンタバーバラはLAから1時間くらいのところでおよそ97km) この時には幸いなことに自分は助手席でぐーぐー昼寝をしていたので、どのくらいひどい渋滞なのかはよく分かりませんでした。

その後は順調に走り、途中でSelinasという小さい町でトイレ休憩とガス補給。 連休の土曜日だったのですが、町はしーんとしていて「ちっぽけな町」というのがぴったりなところでした。 でもガススタンドのお姉ちゃんは愛想がよかったので、気持ちよくトイレを借りられました。

Selinasのすぐ隣にある街Gilroy(地図で赤く囲ってあるところ)は、ニンニクの有名な産地らしく、街の入り口には「ニンニクの街、Gilroyへようこそ!!」というなんとも匂ってきそうな看板がありました。

実際、街に入った瞬間にクルマの空調からはなにやらおいしそーな匂いが・・・。 でも3分もニンニクの匂いだけかげば、いやでも「ご馳走様」という気分になってしまいます。 そのままGilroyは走りさりました。
その後、サンフランシスコに夕方の7時ごろ着いたものの、翌日のことを考えてもうサンフランシスコの北側まで行ってから宿を取ろうということになりました。 サンフランシスコ、霧がすごかったですねー。 (写真参照)




さらにそこから北へ少し行ったところにSanta Rosaという街がありますが、ここで一泊と思ってたのですが、この日は連休の土曜日。 どこの宿で空きを聞いても満室、満室、満室。 やっとのことでぼろっちーモーテルで部屋が取れました。 この時点で夜の10時半。 疲れた~!!

近くのレストランで食事をしたのですが、夜も遅く考えるのも億劫だったので、ただ単にハンバーガーを食べました。 特に可もなく不可もなく、といったハンバーガーだったのですが、地元に数少ないレストランらしく、かなり繁盛してました。





この日のおよその移動距離: 約434マイル=およそ698km



Pirates of the Carribean - At World's End -Second Time

パイレーツオブカリビアン3、2回目を見ました。 (英語が難しかったということもあり、友達と再度見に行きました)

この映画のポイントは「それぞれのキャラクターが何を求めているのか?」ということです。 それをしっかり見極めないと、ストーリー的にこんがらがってしまいます。 下記に主要キャラクターについてまとめてみました。

ジャックスパロウ: 一旦、死の世界で気が狂いそうな思いをしたので、フライングダッチマン(デイビージョーンズの船)のキャプテンになり、不死になりたいと思っている。
ウィルターナー: フライングダッチマンにとらわれている父を解き放ち、エリザベスとも一緒になりたいと思っている。
エリザベススワン: 彼女は2の最後で、ジャックをブラックパールに縛り付けて結果的に殺した罪悪感があるので、ジャックを生き返らせて罪悪感を払拭したい。
キャプテンバルボッサ: カリプソ(黒人の女の人)を自由にするために、生き返らせてもらったので、その目的が達せられるまでは彼女のいうことをある程度聞かなければならない。
カリプソ: 彼女は海の神が人間の形を取っていて、海へ戻りたいが、9人の海賊の王を集めないとそれがかなわない。 その中の一人がジャックなので、彼(とバルボッサ)を冥界から呼び戻さないとならない。
デイビージョーンズ: この映画の中では、長く複雑なストーリーのある人物。 彼は恋人(カリプソ)に永遠に心をささげて、フライングダッチマンに乗っていて10年に一度自由になる日があるのだが、この日にカリプソが待っていてくれなかったため、呪いにかかってしまった。 彼の望みは、誰よりもカリプソが彼を愛してくれること。
ベケット: 東インド会社が海の支配権を握ること。 そのためには海賊が邪魔。

主な登場人物は上にあるくらいかと思います。 これが一度アタマに入ったら、ものすごーーーーく映画がよく分かりました。 やっぱりこの映画はかなりいい出来ですよ!!

特にウィルのキャラクターは、3作を通じてぐっと成長してるところが面白いですね。 エリザベスが海賊の長になったり、演説してるのはあんまり合ってないなーとは思いますが。 この映画、かなりヒットです!!