Tamokami's Essay

今、新聞やニュースで色々といわれている「田母神幕僚長」の論文というかエッセイ、読んでみました。 下記が前文の読めるリンクです。
http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

まず感じたことは、論文とはとてもいえないような稚拙な殴り書きです。 文章力としては言うに及ばず、論調はどこかで見たようなもので、オリジナリティはあまりありませんね。 そもそもこんなお粗末な「論文」がどうしてここまで問題になるのでしょうか? あまりまともに相手にするようなレベルのものではないと思いますが・・・。

とはいえ、ある部分ではかなり同感です。
日本はアメリカとの安保のせいで、自国で自衛すらできないような状態になっています。 それにアメリカ様との関係が必要以上に密接なので、アメリカがいかに傍若無人な振る舞いをしても、日本政府は見て見ぬふりです。 そもそもアメリカにとって日本は、大事な同盟国ではありますが、だからと言って欧米諸国と比べて特に特別視をしていることはまったくありません。

もちろん経済(自動車産業など)の面などでは、日本なしではアメリカも立ち行きませんが、だからといって、日本がアメリカを見るような媚びるような関係ではまったくありません。

せめて自衛くらいは自前の軍隊(自衛隊)でした方がいいと思うんですがね・・・。 それに北朝鮮との関係も、アメリカに代わりにやってもらってるようなものですしね・・・。 海の向こうからでは、北がどんな脅威になっているか分かりませんって。 拉致のことなんか知らない人がほとんどですしね。

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