History of Violence

ロードオブザリングスで「アラゴルン」を演じたヴィーゴ・モーテンセンの映画です。

田舎の片田舎で、小さなレストランを営むオーナーが、泥棒を見事に撃退したことから、生活が一変して彼の過去が次第に明らかになっていくというもの。 やっぱり彼はものすごく上手な役者ですねー。 役の演技をその時に会わせてやり分けているので、すごく分かりやすいです。 ただしタイトルの通り、ちょっぴりバイオレントですかね。 全体がしっとりと進んでいくところも多いので、暴力のシーン(あえてアクションとはいいませんが)がくるとヒヤッとします。 そのあたりの緩急の付け方がいいかもしれません。

また息子役の彼はいいですねー。 お父さんの気性を受け継いでいることを上手に見せています。

どうやらロード〜のハワードショアーが音楽をやっているんですが、ちょっとロード〜の雰囲気を思い出させるような音楽です。 うーん、モルドールに来たっていうカンジとか、シャイアに帰ってきたねー、という音楽が多いです。 好きなのでぜんぜんかまいませんが。

なかなか最近では珍しいカンジの映画です。 カンヌ映画祭にもノミネートされてたと思います。

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