History of Violence

ロードオブザリングスで「アラゴルン」を演じたヴィーゴ・モーテンセンの映画です。

田舎の片田舎で、小さなレストランを営むオーナーが、泥棒を見事に撃退したことから、生活が一変して彼の過去が次第に明らかになっていくというもの。 やっぱり彼はものすごく上手な役者ですねー。 役の演技をその時に会わせてやり分けているので、すごく分かりやすいです。 ただしタイトルの通り、ちょっぴりバイオレントですかね。 全体がしっとりと進んでいくところも多いので、暴力のシーン(あえてアクションとはいいませんが)がくるとヒヤッとします。 そのあたりの緩急の付け方がいいかもしれません。

また息子役の彼はいいですねー。 お父さんの気性を受け継いでいることを上手に見せています。

どうやらロード〜のハワードショアーが音楽をやっているんですが、ちょっとロード〜の雰囲気を思い出させるような音楽です。 うーん、モルドールに来たっていうカンジとか、シャイアに帰ってきたねー、という音楽が多いです。 好きなのでぜんぜんかまいませんが。

なかなか最近では珍しいカンジの映画です。 カンヌ映画祭にもノミネートされてたと思います。

The Simpsons

アメリカで一番長いコメディアニメシリーズじゃないでしょうか? 今たぶんシーズン16とか17になってると思います。 最近はこのシリーズのコレクターズエディションのDVDを買って見るのが楽しみです。

時には毒々しいギャグの時もあるし、時にはほのぼののエピソード、また時には他の映画などのパロディなどがあり結構好きです。

コメディで思い出したんですが、こちらのコメディドラマ全般(フレンズなど)は「ラフトラック」と言って、ドリフのおばさんの笑い声のような音響効果があるんですが、これがついているコメディが非常に多いです。
これは僕はすごくいやで、笑うところを指導されているような感覚に陥ります。 それにそれが面白くないときなんかは「それが精一杯のギャグか?」と思ってしまいます。

それはさておき、始めは抵抗のあったシンプソンズ。 ぜひお薦めのアニメです。 英語のスピードは早いけど、出きれば字幕を出して英語で見たほうが面白いかも。

Driving in LA

日本からきた友達なんかでは、アメリカで運転したくないという人がほとんどです。 LAでは公共の交通手段が乏しく、運転をしないとどこへ行くにも倍の時間がかかります。 毎日の通勤で運転をするにも朝っぱらから気が張って非常に疲れます。 ひとつにはこちらの人たちの運転マナーが上げられるでしょう。

1, ウィンカーを出さない
大体時速60マイルから80マイル(約100キロから130キロくらい?)で走っていても、急にパッとこちらの車線に入ってきたり、スススっと入ってきたりします。 ウィンカーなしで。 離れていれば別にいいんですが、近いとスピードがスピードだけにかなり驚きます。

2, 根性がせこい
誰でもそうだと思うんですが、渋滞の時に前に入れてくれないせこい人が多い気がします。 ひとの後ろにぴったりくっつけて、前の人がその前に譲ったりするとクラクションで非難します。

3, 車線変更がむちゃくちゃ
フリーウェイの設計が変なところが多く、合流したとたんにまったく逆の車線へいかないと次のフリーウェイに乗れないという個所が時々あります。 そうすると他のクルマのクラクションをBGMに聞きながら、そちらの方へ動いていきます。

4, クルマが必要以上にでかい
こちらではクルマが大きい=事故っても大丈夫、という変な考え方があります。 大丈夫というと語弊があるのですが、小さいクルマだと押しつぶされるけれども、大きいとこっちが勝つ、みたいなカンジがありますね。 だから四駆(SUV)が流行っている(流行っていた)んですが。 これはマナーとは関係ありませんが、クルマが大きいとそれだけ後ろのクルマにとっては視界が悪くなります。 SUVの中には、ハシゴを使わないと乗れないんじゃないかというクルマもあります。

5, 独り善がりのドライバーが多い
クルマって、周りの環境とは遮断されるので、自分しか見えなくなって独善的になりやすいです。 だからひとりだけ、異常なほどのスピードで回りのクルマにクラクションをならしながら走ったり、ウィンカーもださず周囲の空いているところに入ったり出たり、少しでも前に行こうという人が多いです。 (おもにBMW、ベンツ、レクサスなど) そういう人は別な同様のドライバーからクラクション攻撃を受けたりすると、すぐにカッとなって、その人を追い掛け回したりします。 それに以前、信号で詰まっていて動けない状態なのに、前のクルマにやつあたりで後ろからゴツゴツとぶつけていたのを見たことがあります。 その後どうなったのかは分かりませんが。

挙げればきりがないんですが、LAではこういう点に気をつけて運転する必要があるでしょう。 (こんなのを読んだら怖くて運転できないか)

Wild Animal


以前いたAgoura Hillsというところでは、少し田舎ということもあり、ウサギ、コヨーテ、スカンクなどがいたのですが、今住んでいるところでもついにPossumという小動物がでました。 タヌキのような変な動物です。

裏庭のフェンスの上でじーーーーーーーーっとしていて、ウチの犬が吠え立てるまでぜんぜん気が付きませんでした。 かなり近寄っても身動きもしないで、こっちをじっと観察してました。 後ろの木がアボカドの木なので、食事をとりに来ていたのかも知れません。 これで出没したのは3回目です。

またそのアボカドの木はリスやアライグマなどがきます。 アライグマは、実は凶暴で子猫くらいだと食べちゃうそうです・・・。

Hitch

ウィル・スミスが出ている恋愛コメディ。 DVDで見ました。 日本では別なタイトルがついていた気がします。
ウィル・スミスが恋愛コンサルタントで、真剣に女性を好きな人にしかアドバイスをせず、自分自身もある女性に惹かれていく、というもの。

英語的には、少々スラングも多く、難しいところも若干あるんですが、全体にわたってかなり笑える面白い映画です。 クールははずの恋愛コンサルタントが、後半自分の恋に関しては、生の自分をさらけだしていくところの変化が面白いですね。

彼がコーチしているちょっと太めの男も、かなり笑えるキャラクターです。 確かにはじめのうちは「うわー、この男、結構きついなー」と思うんですが、だんだん男らしくなってくる。

もし余裕があれば、是非一度見てください。

Cold in LA!!!!

先週の猛暑から一転して、昨日からすごく涼しくなりました。
それまでは最低気温が20度ちょっと(華氏68くらい)、最高が40度近く(華氏100度くらい)だったんですが、昨日は最低気温が10度ちょっと(華氏55度くらい)、最高が20度ちょっと(華氏70度きるくらい)で、温度的にはそうでもなくても、温度差がありすぎて異様に寒かったです。

天気は曇りで、小雨が降っていたので、庭の芝生などにわざわざ水を上げなくてもよさそうなのがうれしいです。 やっぱり気温が高いし、乾燥しているので、毎日の日課として水をあげなくてはいけません。
それに住んでいるエリアでは、土壌が砂っぽいので、たくさん水をあげないと、すぐに地面に吸収されていってしまいます。

このまま秋になっていくのかー、と思うと気温の面でちょっとうれしいですね。

Permanent Visa renewal

今度、グリーンカードの更新のための面接があります。
結婚に基づくグリーンカードの場合は、入国してから2年間は「条件付」ということだそうです。 すなはち、偽装結婚でなく、今でも結婚したままかどうか、ということをチェックするようです。

今度の面接の際には「Biometrics」を行う、とレターに書いてありましたので、何か採血やらなんやら行うんじゃないかなーと思います。 不潔な注射針や、変な生態実験などされなければいいんですが・・・。 (X-Fileの見すぎ)

これで問題なくパスできれば、次からは10年ごとの更新となるはずです。
ちなみにグリーンカードは緑色じゃありません。 カードの裏に緑色のラインは入っていますが・・・。 以前はグリーンだったことからグリーンカードと呼ばれているようですね。

HOT in LA!!!!!!!!

ここ数日、多少涼しくなったものの、LAはうだるような暑さでした。 (そういえば「うだるような」に相当する英語ってあるんでしょうかね?) 毎日気温が華氏で100度を超えるような気温でした。 うちは日中、犬をウチの中に入れておくので、日中もエアコンをつけっぱなしでした。 電気代が心配・・・。

ところで、華氏と摂氏の関係って面白いですね。 アメリカくらいだけじゃないでしょうか? 今だにマイル、ガロン、インチ、フィート、華氏を使っているのは。 オーストラリアもメートルとか使ってますしね。

まずカウントの仕方ですが、華氏50度がおよそ摂氏10度だそうです。
そこから約華氏18度上がると、摂氏で10度ほど上がると何かで読みました。
つまり、50度+18度=68度が摂氏20度に相当するということになります。

これを基に、華氏100度とはどのくらいか見てみましょう。
50度+18度+18度+18度=華氏104度となり、ちょうど約摂氏40度ほどとなります。 ウチは、夕方の西日が直射日光で屋根や壁を焼きますので、家の外壁は夕方冷めたとしても、家の中の壁まで熱が伝導してしまいます。
シャワーのタオルを手に取ると、サウナで使うタオルのように熱いタオルになっていたり、歯磨き粉が熱をもっていたりします。 こう改めて書いてみると、かなり暑いですよね・・・。

今日くらいからは涼しい日が続くようです。

Memoirs of Geisha

この映画、絶対見ないだろうなーと思っていたんですが、義理の両親が図書館から無料で借りてきてたんで、一緒にみてしまいました。

トータルでいうと、「へー、結構いいじゃん」というカンジです。 言い換えると、お金出さない限りはいいかも、という程度ですかね。
まず一言でいうと、ビジュアル系の映画です。 アジア系の題材を取り上げている映画にありがちかなと思うんですが、文化や言葉がよくわからないし、「アジアってなんだかエキゾチック?」という観点からアジア系の映画はとにかくビジュアル系に走りがちかなーと思います。 それでも結構きれいな映画ですが。

監督も認めているように、文化などに関しては、細かいところの正確さは求めなかったという、ちょっと言い訳チックなコメントもあるんですが、結構細かいところまで日本を研究している感がありました。

チャン・ツイーとミシェル・ヨーはよかったですね。 それに日本人(渡辺謙、桃井かおり、役所広司)はがんばってました。 役所広司はいったんオーディションに落ちたらしいですね、英語がヘタだったから。 でも結構がんばってたんじゃないでしょうか。
ただし、登場人物がなぜ英語だけで話すんだろうか?という疑問は最後まで残りました。 特に、戦後のシーンでアメリカ軍の兵隊が日本にわんさかいる中で、登場人物が英語だけでぺらぺら話しているのは違和感ありです。

ハナシのネタに見てみてはいかがでしょうか? 損はしないかな、という程度ですが。

Terminal

DVDでトム・ハンクスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズのTerminalを見ました。 前から見たいなーと思っていたんですが、やっと見られました。

やっぱりトム・ハンクスはいい演技しますね。 外国人で英語が話せない人間の役なんですが、結構上手でした。 始めは全く話せないので、周りの人にPlease!って助けを求めるあたりなんかは「分かるなー」というカンジです。

脚本としては、色々と欲張って詰め込みすぎかな、という印象です。 それぞれのキャラクターは上手に作れているので、面白いんだけど、終盤で収集がつかなくなっている感があります。
「ん? 今のってどうなってるの? なんでこうなるの?」という瞬間が少しありますね・・・。

ただしコンセプトが面白い映画なので、見る価値はありますね。