ソルト Salt

アンジェリーナジョリーのスパイ映画「ソルト」です。 彼女の2010年の映画の一本。 ちょっとネタばれありです。

CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)は、いきなり現れたロシアからの亡命者の口からイヴリンがスパイであると言われ,スパイの嫌疑をかけられてしまう。 逃走を図ったソルトはCIAの追跡をかわしながら、自らの容疑を晴らすべく、たった独りで真相究明に乗り出すが…というストーリー。

はじめはイヴリンは何かの誤解でスパイ疑惑をかけられているのかと思いきや(と思ったのは自分だけ?),実は本当にロシアのスパイで,子供の頃から課されてきた任務を遂に果たそうとします。 一流のスパイにふさわしい働きをし,易々とターゲットに近づいていきます。 普通の男である夫もロシアに忠誠心を試されるために人質に取られ,あっさりと殺されてしまうのだが,イヴリンは顔色ひとつ変えません。 さらにそこからどんでん返しがあり…とかなり楽しめるアクション映画でした。

アクションは申し分無く,あまりアタマを使わなくても十分楽しめる映画です。 確か音楽も結構盛り上がるいいものだったと思います。 特に冒頭のロシアの亡命者が出てくるところは,突拍子もない出だしを上手に取り込み,観客をぐいぐいと引き込みます。

ただし見ながら感じていたのは「アンジェリーナジョリーは,もうこういうタフな女の役しかできないんじゃないか?」ということです。 実際,この映画の後のツーリストは似たような役どころだったし…。 少し前の「チェンジリング」をまだ見てないので,それに期待です。

でも終わり方を見ると,多分「2」を作る伏線を貼ってるなとはっきり分かる終わり方でした。 まったく最近のハリウッドはもう(溜め息)…。

ヒマな週末などにDVDで見る分にはいいでしょうね!


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