Nausicaä of the Valley of the Wind & Spirited Away

「風の谷のナウシカ」と「千と千尋の神隠し」をDVDで久しぶりに見ました。

「千と千尋」は、いまさらながらですが、なかなか完成度が高いですね。 それに以前はそれほど強く感じなかったのですが、神道がハナシの中心に強くすえられていますね。 (最近、神道についてちょっと調べ物をしたので)
ストーリーとしても、キャラを取ってみても、すごくしっかり創りこまれているというのが分かります。 またこの作品でもっとも注目すべき点は、背景や美術的な効果です。 いやー、すごくキレイな映画ですね。 それにお風呂屋さんの外は、門から川までの風景なんかは、子供のころにはまだまだ周辺によくあったようなもののような気がします。 ということは、ある程度60年代後半や70年代の家並みなどを参考にしているのでしょうか? 最近は生け垣なんてめったに見ませんもんね。
今まで見た時に気がつかなかった点を改めて見ることができてよかったです。

「ナウシカ」ですが、やっぱりこの作品が宮崎作品のベストですね。
音楽が80年代のテクノっぽいところがあるのが、少し気になりましたが、ストーリー、キャラクター、展開、美術、すべてにおいて「う~ん、さすが!!」とうなってしまいます。
後期の宮崎作品のように(特にもののけ姫など)、環境保護の説教くささはまるでなく、あくまでもストーリーの中のひとつの要素として描かれています。

初期であればあるほど、宮崎作品は自分の子供たちにも見せてあげたいと思うようなものばかりです。 そういえば、新しい作品「ポニョ」はどうなんでしょうね? そもそもLAに来るのかな???

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