Eastern Promises

今、ちょうど日本で公開しているようですね、「イースタンプロミス」。

ヴィーゴモーテンセンとナオミワッツが競演しているのですが、ナオミワッツとヴィーゴはあまりにも雰囲気が違いすぎて、どう調和するのかな?と思っていましたが、なかなかグーです。 というのは、ヴィーゴはマフィアお抱えの運転手で、マフィアの中に受け入れられたいと考えているクールな人。 ナオミワッツはフツーの看護士。
この一般人と暴力の世界に生きる人の、相反する世界が触れることでストーリーが始まるわけです。 したがって、この二人はぜんぜん違って当然。

ナオミワッツの勤める病院に担ぎ込まれた少女が出産をするんですが、子供は無事生まれるものの、少女は死んでしまい、身元を調べるためにナオミワッツが残された手帳(ロシア語で書かれている)を読もうとして、知らず知らずに暴力の世界に引き込まれていくという内容。

全体には、ハデさはなく、じっくりじっくりと進んでいきますが、決して無駄な要素はなく、コンパクトにきれいにまとめられているカンジの映画です。 はじめから終わりまで、ぴんとした緊張感があり、このあたりは「ヒストリーオブバイオレンス」に相通じるものがあります。

ハデな見所としては、サウナでのアクションシーンですが、やはりヴィーゴの演技は注目ですね。
お勧めの一本!!!!!

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