Iris

イギリスの映画で、確か実話だったと思います。
作家として確かな地位を気付いている女性作家。 言葉が命の彼女が、アルツハイマーになってしまい、徐々に言葉が出てこなくなってくる。 最終的には、言葉どころか立ち居振舞いなどにも困るようになってきて、献身的な夫がささえていくというストーリー。

夫婦の若い頃と現在を上手に織り交ぜて、二人の関係を3次元的に見せています。 それに二人の性格の違いなども興味深く、ぐいぐい引き込まれていくカンジの映画です。

日本では「人はどこまで、人を愛せるのか」というラブストーリーとして捕らえているようですが、この映画はもっともっと深いと思います。 ラブストーリーなんて単純なカテゴリーにはまったく収まりません。

僕が見て感じたのは、夫婦のあり方とか、人が老いていくことや、それでもその人の本質はあまり変わらないこと、それに結婚式の決り文句で「病めるときも健やかなるときも」のホントウの意味ということでした。

久しぶりにいい映画でした。 ぜひぜひ見てもらいたい一本ですね!!!
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/tymv/id238865/

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