アベンジャーズ The Avengers

マーベルスタジオ(=ディズニー)のアクション大作映画。 興行成績で確か記録を達成したブロックバスタームービーです。

地球外から来たひそかに進められる地球壊滅の陰謀。それを食い止めるべく、大富豪で天才発明家アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、神々の国から地球ヘと追放された雷神ソー(クリス・ヘムズワース)、感情の爆発によって容姿を激変させる科学者ハルク(マーク・ラファロ)などを集めた部隊アベンジャーズが結成される、というストーリー。

最近のアクション映画にしてはあくまでもアクション一本にしぼった「純正スーパーヒーローアクションムービー」と言っていいでしょう。 最近のアクション映画は、バットマンシリーズなどに見られるように何かを意味付けをしたがったり、理由付けなどをしたりして、ダラダラとセリフをしゃべるシーンが多かったりするのが目立っていたのですが、これはそのような余計な要素は完全に排除し、純粋なアクションムービーに徹しています。

また何人かのスーパーヒーローが出ているのですが、ロバートダウニーのアイアンマンがメインに近い位置だと思うのですが、彼のキャラクターが出ているシーンではウィットやユーモアなどがあり、アクションとの対比によって映画全体が引き締まっていますね。

それと個人的にはスカーレットヨハンソンのキャラクター「ブラックウィドウ」のアクションはいいですね〜。 CGだけに頼りすぎないところはグッドです。 他のスーパーヒーローはみんなCGで作られたキャラクターなので。

CGがない映画は今では皆無と言っていいと思うのですが、そのお陰で派手なアクションに対する評価が下がってしまったのではないでしょうか? どんなに凄いアクションを見ても「どうせワイヤーで吊ってるんでしょ?」とか「へー、すごいCGだな」とか…。 アクション俳優にはつらい時代ですね…。 ジャッキーチェンのようなカラダをはったアクションが恋しいです。

この続編も制作決定していて、さらにここから各スーパーヒーローがスピンオフでもっとシリーズを広げられるわけです。 まったくもって商売がうまいというか、えげつないというか…。 最近はディズニーの動きのひとつひとつが見え見えでちょっと覚め気味です。 次はスターウォーズとスーパーヒーローの夢の競演か???

この映画、一見の価値ありです。

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