UP

モンスターズインクやファインディングニモのピクサーの最新作です。 今年期待している映画が数本ありますが,その中の一本です。 日本でのタイトルは「カールじいさんの空飛ぶ家」のようですね。 (そのまんまじゃん)

まず結論からいうと「必見の一本」です。
いつものことながら,若い人から年配の方まで,幅広く楽しめるはずです。 特に年配の方にはぜひぜひ見てもらいたいですねー。

簡単なストーリーは,子供の時から冒険好きな男の子が,同じく冒険好きな幼なじみの女の子と結婚し,末永く幸せに暮らしていたのですが,その妻に先立たれてしまった後に,二人の夢だった南アメリカの秘境を求めて旅に出る,というもの。

その旅には,ボーイスカウトの男の子や,犬,7色の鳥などが加わって,大冒険アクションになっていきます。
ピクサーにいつも驚かせられるのは,アクションの中にもしっかりストーリーが一本しっかり通っていることです。

それに全てのキャラクターにしっかりと背景となるストーリーがそれぞれあり,単なるドタバタアクションとは全く異なっています。

特に今回の映画でものすごく印象的だったのは音楽です。 はじめから終わりまで,音楽がしっかりとまたしんみりと心に染み入っていくカンジを味わいました。 来年のアカデミーでは,ベストアニメーションだけでなく,ぜひ音楽賞も取れるといいですね〜。

ピクサームービーの中でも3本の指に入ると言ってもいいでしょう。 3Dで見ましたが,あまり3D効果が全面にわざとらしく出ていないのもよかったですね。 3D映画っていうと大抵その効果が全面に出るようなカメラのショットとかがわざとらしくバンバン出てくるのが普通ですが。

最近,この3D映画はよく出てきますが,これは○国などの海賊版対策という側面もあるそうです。 ほら,眼鏡をしないで見ると画像がぶれてはっきり見えないでしょ? そうすることで,普通のハンディカムで撮っても見にくいようになるってことのようです。

最後に,いつもピクサーが本編の前に見せるショートアニメーションですが,これもかなりグーです。 コウノトリのハナシですが,想像力が遺憾なく発揮されていて,CGのクオリティと見事にマッチしています。

最後に繰り返しになりますが「必見の一本!」です。

Karate Kid

「ベストキッド」です。
久〜しぶりにDVDで見ました。

「ワックスオン,ワックスオフ」とか「ダニエルさん」とかいいですね〜。
ノリユキパットモリタさん,確か2,3年前に亡くなったていると思いますが,残念です。

今回は,身近の土地の名前がいろいろと出てきて,結構面白かったです。
それに山の手育ちvsそうでない子のギャップとか,高校での勝ち組,負け組の様子とか,実はこの映画は結構現実の高校生活のイメージに近く作られてるんだなーと改めて実感です。

今でこそ,LAでも日系の人も多く,日本食や日本映画がそれなりに広まっているので,日本語や日本文化を多少知っている人も多いのですが,この映画の当時はまだまだだったので,その時代の移り変わりを考えながら見るのもなかなか面白かったですね。

もし時間があればまた是非見てほしい映画ですね。

Angeles and Demons

日本でも同時公開の「天使と悪魔」,見てきました。
前回の「ダビンチコード」は本の方がいいな,という印象で終わりましたが,今回は本は読んでいないので,まっさらな状態で見られました。

まず,全編を通しての印象ですが,宗教に関する英単語やヨーロッパの歴史に関係する英単語が多くて,よくストーリーの細かいところが分かりませんでした…。 全体のストーリーとしては,単純でよく分かりやすいのですが,細かい言い回しの中に,この映画のよさがある(と思ってる)ので,ちょっと完全には楽しめなかった感が残ります。
ハナシの核のひとつは,「キリスト教vs科学」なのですが,ちょっとこれは単純ですでに議論しつくされたカンジがあるテーマですかね…。

トムハンクスは,前回のダビンチコードと同様の役所ですが,今回はユアンマクレガーがいい演技をしています。
それにバチカンの町を存分に映してますが,すっごくきれいなところで,行ってみたくなります。

いくつか「これはちょっとなー」というところがありました。
1,殺し屋が出てくるのですが,この殺し屋は超プロで,あっさりと多くの人をがんがん殺していきますが,なぜかトムハンクスとその相棒だけは殺しません。 「お前は武器をもってないし,俺を追ってこないから,殺さない」というのですが,あれだけがんがん他の人を殺してきてただけに,ちょっと説得力が足りないかな,と。 それに殺さない理由は他にあるのですが,それが語られない。
2,殺し屋が最後に死ぬシーンがちょっと見え見えかな。
といったところです。

宗教関係の単語や表現がもうちょっと分かれば,もう一回見てもいいと思いますが,それほどまでに気合いを入れてみるような映画じゃないかなーと思います。

What British people complain about

ネットですごく面白い記事を見つけました。

それによると,「ヨーロッパで一番不平を言うのは英国人」との調査結果を伝えたとのこと。
不平の矛先は特に「悪天候」とされた。

調査結果によると、ランキングと不平を言う平均時間は下記の通り。
1位: 英国の平均的な大人が不平を言うことに費やしている時間は1週間に計10時間18分(年換算では22日強)
2位: フランス人(週5時間56分)
3位: ドイツ人(同5時間22分)

英国人の中でもイングランドの人が11時間46分と最も長く、その後にスコットランドの人が10時間24分、ウェールズの人が9時間30分と続く。

以下は英国人の不満の種トップ10です。
1位: 悪天候 (これはイギリスなら文句を言いたくなるようなトピックかも…)
2位: 疲労感
3位: くだらないテレビ番組 (くだらないなら見なければいいのに…)
4位: インターネットの接続の遅さ (イギリスはインターネット事情が日本ほど整ってないんですよね)
5位: 家が片付いていないこと (文句言わずに片付ければいいのに)
6位: 交通渋滞 (これはLAでも共通の話題ですね)
7位: 仕事量
8位: 二日酔い (文句言うなら飲むなって…)
9位: 店員の態度の悪さ
10位: 体調不良

Samurai Drama

ぜんぜん関係ないんですが,時代劇,結構すきなんですよね。
といっても遠山の金さんか必殺シリーズだけで,水戸黄門はイライラするだけなんですが・・・。

遠山の金さんは,やっぱり松方弘樹かあおい輝彦がいいなー。 やっぱりあのべらんめえ調に切り替わる瞬間と桜吹雪の瞬間はたまらないですね〜!! 日常の疲れやストレスも吹っ飛ぶってもんです。 お白州の場面は台詞を見ないでもスラスラ出てくるほど見てましたね。

それと必殺は,法でさばけないようなヤツをばっさりやるのがたまらなくいい! それに日常の中村主水と仕事人の主水とのギャップもたまらないですね!

あ〜・・・。 日本が恋しい・・・。
下記の遠山の金さんの説明記事,ぜひ読んでみてください。 かなり笑いました。 Wikipedia,最高!!

「遠山の金さん」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E5%B1%B1%E3%81%AE%E9%87%91%E3%81%95%E3%82%93

「必殺仕事人」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%85%E6%AE%BA%E4%BB%95%E4%BA%8B%E4%BA%BA

Hollywood movies

ついにDVDでデスノート,見終えました。
後半の第二部ともいうべき部分は,やらない方がよかったでしょうね。 少年ジャンプ特有の引き延ばし作戦が見え見えで,ストーリーの作り込みなどがぜんぜん雑で正直面白くないです。 第一部でLをやっつけたところでやめるのが正解でしょうね。

デスノートといえば,どうやらハリウッドのワーナーブラザーズがデスノートの実写版の制作権を獲得したという記事を読みました。 WBは現在映画業界の中でもかなり苦しんでいて,レイオフをがんがん行っています。

ここ数年のハリウッドは,海外からの映画をアメリカ版にリメイクしたり,海外から配給権だけ買って公開したり,とそのかつての勢いをまったくなくしています。 海外からマンガやほかの映画のストーリーを買ってリメイクするのであれば,オリジナルよりも面白くなくてはならず,そうでなければ原作を侮辱していることになる,と言ってもいいでしょう。 現に,ドラゴンボールの実写版は,まったくダメで,周囲では映画のタイトルの名前さえ知らない人ばかりです。
マンガは世界的なヒットを飛ばしているのに,これでは原作者の鳥山明の顔にドロを塗った行為といってもいいでしょう。

ハリウッドは,業界で働いている人が多すぎ,それに大してオリジナリティのあるストーリーなどが完全に欠如している現状があります。 それに反して,その人たちや映画会社は収益をあげなければならず,苦し紛れでクズ映画ばかり作らざるを得ないという状況があるのでしょう。

「ハリウッド映画? じゃその映画は面白くないよ」と言い切る日もそう遠くはないでしょうね・・・。

Tarzan

ディズニー映画の「ターザン」です。
ストーリーはいうまでもありませんね。

ジャングルの描写や,そこを綱渡りしながら移動するターザンのアクションなどは必見! それにジェーンもなかなかコミカルで,ディズニーの典型的なプリンセスとはぜんぜん違います。

最後にターザンとジェーンは別々な道を辿ろうとするのですが,さすがディズニー。 ハッピーエンドに無理矢理もっていきます。 結末を言ってしまうと,ジェーンはターザンのすむジャングルに残る決意をし,ジェーンのお父さんも一緒にジャングルに残ります。 何も考えなければ「よかったね〜,ターザン」ということになるのですが,実際の生活を想像してみるだけで恐ろしい! (ひいい…!!というカンジです)

まずジェーンとお父さんは何を食べるのでしょうか? ターザンはゴリラとして育てられたのでアリンコとか食べるのかなー? それにほかのゴリラとはコミュニケーションは取れないし,ターザンを育てたお母さんは義理の母にあたるわけですよねー。 怖い怖い・・・。 それにターザンは最後に群れのリーダーになるわけですが,ゴリラのリーダーって群れのメス全部と交尾するんじゃなかったでしたっけ? 自分がジェーンだったらいやだな〜。

というわけで,ディズニーはハッピーエンドを目指したわけですが,自分はちょっと寒気が・・・。