127時間 127 Hours

アカデミー賞候補「127時間」です。

ユタ州のブルージョン・キャニオン。ロッククライミングをしていたアーロン(ジェームズ・フランコ)は落石事故に見舞われ、右腕を岸壁と岩の間に挟まれたまま身動きが取れなくなってしまう。 助けを呼ぶ術もなく5日間が過ぎ、水も章句料も尽き果てたまま打つ手がなくなってしまう…というストーリー。

ジャンル的には,まさに自分向けの映画だッ!と思ってみたのですが,正直がっかりです。 ゾンビシリーズや「ソウ」シリーズをはじめ,究極の場面に接したときに,人はどんな反応をしめし,どんな決断を下すのか,というのがとにかく好きな映画ジャンルです。

シチュエーションは確かにそうなんですが,どこからも見えない岩の間に挟まれている状況ですが,回想や妄想,独り言が多く,そんな砂漠の真ん中でひとりぼっちで取り残されているカンジが全然しないんですね〜。 逆にごちゃごちゃした印象を受けてしまいました。 ホントに127時間経ったのかな?みたいな。 正直,トムハンクスのキャストアウェイの方がよっぽどいい出来です。

スラムドッグミリオネアの監督の作品のようですが,正直残念ですねー。

ただし,自然の描写や非常にきれいでしたね。
それとジェームズフランコの演技はなかなかよく,自然好きなカンジやアウトドア好きな人の演技がとてもよかったです。 スパイダーマンシリーズでのエリート坊ちゃんとはまったく違う演技で,正直関心しました。

見てもいいとは思いますが,正直終わったときには「なーんだ」で終わってしまうと思います。
アカデミー賞の最優秀賞はムリでしょうね〜。

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