MLB -Dodgers vs Red Sox


メジャーリーグのオープン戦を見てきました。

レッドソックスは、日本での開幕戦を終えた直後の試合で、なぜか開幕戦が先で、オープン戦が後という変なパターンです。 試合は、前半は投手戦で双方、三振をばんばん取りまくり、という展開でした。 ただ、見ている方としては、あまりヒットが出ない分物足りなかったですね。
普段は投手戦は好きですが、ライブで見に来ているときはもっと打って欲しいですね。

途中からは、オープン戦だからだと思いますが、控えの選手がどんどん出てきて、知らない選手ばっかりになってしまいました。 特にレッドソックスは、日本からの帰りで、通常よりも多くの控え選手を使うことが許されていたため、全員引っ込んでしまいました・・・。

最後は、ドジャースが3対1で勝っていたので、サイトウの出番か?と期待したのですが、そのまま知らない選手がシメて終わりでした。

試合としてはあまり面白くありませんでしたが、レッドソックスを見られたのはよかったです! ちなみに、今日は同カードをテレビで見てましたが、サイトウもオカジマも出てきて投げていました。

Funeral

今日、こちらで初めて葬式に行きました。
葬式は映画で見るくらいだったのですが、かなり映画などのイメージと異なる部分も少しありました。

まず、催事場のようなところで式はあったのですが、シャツや短パンなどで来ている不届き者も数名いました。 女性でも水色の場違いなブラウスを着てきてる人もいましたし・・・。 中にはベースボールキャップをかぶってきているのもいたのですが、なんと!!!帽子を取っていませんでした。

ここ南カリフォルニアは多少、アメリカの他のエリアに比べてリベラルではありますが、今日のこれは自分の中の常識からはかけ離れていましたねー。 やっぱり服装をきちっとすることは、死者への畏怖や尊敬の念を示す行為だと思いますし、死者の家族への敬意を示すことでもあります。

確かに今回亡くなった人はかなりリベラルな人で、普段もけっこうカジュアルな人でしたが、だからといって葬式の場でもそれが通用するのでしょうか????

う~ん・・・。 今日はかなり疑問の残る経験でした。

Tokyo Godfathers

日本のアニメ「東京ゴッドファーザーズ」です。

それぞれの事情を抱えた東京の3人のホームレスが、捨て子の赤ん坊を見つけて、その子を母親のところへ届けようと奮闘するコメディです。

借金から逃げてきたことを隠している男、オカマバーから出て行ったオカマ、警察官の父親を持つ家出少女という組み合わせなんですが、捨て子の母を捜すうちにいろいろな人に出会っていきます。
この人のめぐり合わせが、「そんなバカな!」というくらい見事な偶然が重なりストーリーが進んでいきます。 これは見てのお楽しみ。 (後半は少しやりすぎな気がしてきましたが)

確か何かの賞をもらっていたような気がするんですが、かなりエンターテイメント制が高いです。
あんまりまじめに見ずに、難しいことを考えないで見る分には、かなり楽しめます。

でもやっぱり日本のアニメは完成度が高いですね!!!

Flag of our Fathers

クリントイーストウッド作の「父親たちの星条旗」です。
少し前に「硫黄島からの手紙」を見て、すごくよかったので見てみました。 これもまたすごくいいですね!

日米どちらにとっても激戦となった硫黄島の戦い(アメリカ側は約7千弱、日本側は2万弱の戦死者だったようです)の際に、アメリカ国旗を立てたうちの3人が、戦費を捻出するために国に利用され、たった一枚の写真から人生がどんどん変わって行くという実話です。

「硫黄島」がより戦争そのものに焦点を当てているのに対して、「星条旗」の方はより戦争の外の世界にも焦点を当てているところが大きい違いかなと思います。 どちらも「戦争」というものを両面から捉えていて、3次元的な見方が出来るところが普通の映画とは違うところですね。

国にとっては「戦争の英雄」という宣伝者が欲しく、それに3人は利用されてしまいます。 戦場での実際の話しは脇に追いやられ、自分たちの意思とは関係なく、周囲がどんどんと動いていきます。 3人の中の一人のインディアンが「自分はただ弾にあたらないようにしただけで、誇れるようなことはなにもない」と言いうところが印象的です。

ひとつだけ、少し戸惑ったのは、途中から3人の中の息子が戦争体験者に話しを聞くシーンが入ってくるのですが、その息子が誰の息子か分からなかったというところでしょうか。 今回は日本語字幕で見てたので、英語では分かるようになってたのかも知れません。

「硫黄島」と「星条旗」どちらも見て損はない映画です。 順番はどうでもいいと思いますが、自分としては「星条旗」「硫黄島」の順番かなと思います。 クリントイーストウッド、なかなかやりますね〜。