もう誰も愛さない

90年代初めに一世を風靡したフジテレビのドラマ「もう誰も愛さない」です。
吉田栄作,田中美奈子,山口智子主演のダークなソープドラマといったところです。

第一話は突然湖で変死体があがるところからスタートします。 ある一等地にある豪邸を手に入れるために暗躍する一組の男女。 同僚の女性の実家の豪邸を手に入れて大金をせしめるための計画が進んでいた,というストーリー。 だが,この計画も3話くらいから大きく脱線し,各キャラクターもどんどん運命に翻弄されていくのですが,ストーリーはあってなきがごとくと言ってもいいでしょう。 というのは,思いつく限りのドラマチックな展開が各エピソードに含まれているからです。

悪巧みをしている男女が実は兄弟だった…と思ったら実は兄弟じゃなかった。 実の父親は別にいた。 半身不随,記憶喪失,放火,殺人などなど。 とにかくアメリカのスキャンダラスなソープオペラにあるようなことがわんさかとてんこもりです。

はじめの数話はかなりプロットがしっかりしてたようですが,途中からプロットはすっかり諦めて数分置きにどんどん変わるストーリー展開をただただ楽しんでました。

でも前に「ルーキーズ」でも書きましたが,ひとつのエピソードで同じ曲を何回も使うの,やめて欲しいんですよねー。

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