クローバーフィールド Cloverfield

NYを舞台にした怪獣映画「クローバーフィールド」。 今でこそよく見る演出の手ぶれカメラの実況中継型アクションサスペンスです。 (と言っても2008年作ですが)

舞台はニューヨーク、日本への転属が決まり、赴任することになったロブ(マイケル・スタール=デヴィッド)のために、大勢の仲間たちがサプライズ・パーティーを開く。そのパーティーの最中、突然、とてつもない振動と共に爆音が聞こえ彼らが屋上へ行くと、まるで爆撃を受けたかのようにニューヨークの街がパニックに陥っていた。 そしてそれは巨大な怪獣によるもので,米軍も歯が立たないのだった…というストーリー。

ストーリーは一言でいうと「ゴジラ」です。 それを人間の視点でリアル目線で捉えたのがこの映画。 冒頭の自由の女神のアタマがすっ飛んで転がるところはかなりの迫力で,度肝を抜かれます。 それに街が破壊されていく様子やCGはかなり真に迫るものがあります。

それに子ゴジラのようなものがわさわさを産まれて,人を襲って行くところなんかも「地下に逃げてもダメなのね〜」というところをダメ押しします。 それと子ゴジラに教われた人が内部から爆発して死ぬところもかなかな絶望感を煽っててどこまでもパニックさせようという意気込みを感じます。

一点,中盤あたりから気がついたのですが,このゴジラ,主人公たちが行くところ行くところへ必ず現れます。 NYの地理はよく知りませんが,あれだけ走り回ってて移動してるんだから,いい加減離れててもいいのでは?と思いました。 それにカメラを持って逃げてる友人が最後に襲われるシーンでは「ゴジラ,ストーカー並みにこの3人組を追っかけてるな〜」と思いましたね。

でも怪獣パニック映画としては結構イケる方なのではないでしょうか。

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