Have you smiled today 3 and 4


「今日はもう笑いましたか? 3」


「今日はもう笑いましたか? 4」
カッコの中のタイトルは英語の直訳なので、変かも知れませんが…。

Have you smiled today 2



「今日はもう笑いましたか?2」
カッコの中のタイトルは英語の直訳なので、変かも知れませんが…。

Have you smiled today?



映画にぜんぜん関係ありませんが、何枚か上のような動物の写真プラスコメントを人からもらったので、今日から何回かに分けて載せてみます。 今日のブログのタイトルと写真を併せて見てみてください。

今日のタイトルは「今日はもう笑いましたか?」です。
カッコの中のタイトルは英語の直訳なので、変かも知れませんが…。

No Country for Old Men

表面的なストーリーとしては、割りとありがちな「ドラッグ絡みのカネを持ち逃げした男と、それを追う殺し屋」というようなストーリー。 トミーリージョーンズが保安官で、ストーリーテラー的な役割をします。 ストーリー的には単純明快。

すごくこの映画で印象的だったのは「殺し屋」です。 銃や刃物ではなく、持ち歩くのは「圧縮空気」。 このボンベから空気を発射して、人を殺したりカギを壊したりします。 もちろん空気なので証拠は残らない。 かなり凶悪で不気味な雰囲気をプンプン発してます。 この演技はアカデミーもの!
この殺し屋を見た人間は(ほぼ)例外なく殺されるという意味においては、映画中ではただの「殺し屋」ではなく、「死神」や「死」そのものと象徴されていると言ってもいいかも知れません。

BGMがない淡々としたストーリー運びは、逆に妙なリアリティがありそれが緊迫感に繋がります。 セリフはかなり少なめなのですが、「テキサスなまり+ぼそぼそしゃべる」という意味ではかなり集中しないと厳しいところでした。

間違いなくありきたりの映画ではないでしょうね。 その意味では見る価値はありです。 ただし、アカデミー賞レベルかと言われると、う~んどうかなー。 見た後にメッセージみたいなものが明確でない気がします。 よくある「非暴力」ではないと思うし、「この映画は何が言いたかったんだろう」とふと思ってしまうような映画でした。

この映画、ぜひ見てもらって「これがメッセージでしょ」と教えてください。 コメント、待ってます。

http://www.nocountryforoldmen.com/

Ghost in the shell -Solid State Society

攻殻機動隊のStand Aloneシリーズの最新作です。 どうやらかなりの予算をかけての大プロジェクトだったようです。

内容はかなり満足! 前回書いた2nd Gigよりぜんぜんよかったですね。 今までのようにシリーズではなく、約100分の映画仕立ての作りでした。 それに見合うだけのテンポのよさ! うーん、かなり完成度高いですね。 ハリウッドで映画化をしないように見張っておかないといけないです。 でないとメチャクチャにされてしまうので…。

内容は深く触れませんが、主要キャラクターの人間関係はもちろん、少子高齢化、医療問題などにも触れているので、現代社会とダブる部分もあり、非常に興味深いところです。 主役は、公安(=警察)なのですが、団体捜査の限界、個人捜査の限界などを対比させたりもしていて、多くのポイントに嫌みなく触れています。

一点だけ、注文を付けるとするならば、テンポがいいのですが、少しテンポが早すぎかも…。 終わった時に「もう一回見た方がもっとよくわかるかな」と思いました。 だからと言って、一回で分からない、という意味ではありません。 多くの内容を内包しているので、ひと通りアタマを巡らせて、完全に理解するとなると、2回は見た方がいいのではと思ったところです。
http://www.youtube.com/watch?v=A2q-W-KZS9k

またまた今回もおすすめです!

Terminator vs Ghost in the shell

つい最近、「ターミネーター」のテレビ版がスタートしました。
http://www.fox.com/terminator/

ハリウッドのネタ詰まりは映画だけでなく、テレビにも波及しているようです。 脚本家のストライキも依然、毎朝通勤途中に見かけますし、アカデミー賞までに解決すればいいんですが・・・。

さて、ターミネーターのポスターがバスの側面に貼ってあるのを見てギョっとしました。
なんと、僕が最近ハマっている「攻殻機動隊」の映画版に出てくる「人形遣い」というキャラクターのモロパクリだったからです!!

上がターミネーターから、下が攻殻機動隊からになります。うーん、すごい偶然の一致ですね。 そっくり・・・。




Ghost in the Shell - Stand Alone Complex 2nd GiG

攻殻機動隊のPPVシリーズの第2段をDVDで見ました。 シリーズひとつ目は最高によかったですね。 エヴァンゲリオン以来の驚きでした。 シリーズ2作目は映画版の監督の押井守をスタッフの一人に向かえてのものだったのですが、1作目に比べるとかなり落ちます・・・。

前作と同じように、刑事者、SFものとしてはもちろん楽しめるのですが、犯罪者の人格や生い立ちみたいなものに焦点を当てすぎていて、ハナシが大きくブレている気がします。 (前作では犯罪者は、かなり後半にならないと不明なことが多く、その謎を明らかになっていくところが非常に面白かったんです)

また原作(マンガ)とシーンやセリフを無理やりダブらせようとする意図が見え見えで、マンガのファンに媚びてる印象がどうしても拭えません。 なんであんなことするかなー。 最後のシーンは、無理やりマンガの冒頭部にくっつけようとしていて、新しいモノを見た気がしませんでした。

最後の4,5エピソードは緊張感もあり、政治的駆け引きなどもふんだんにあり、かなりのめりこんだのですが、トータルで見ると、1作目からは大きく引き離されてる気がしてしまいますね・・・。 3作目の「Solid State Society」に期待してます。

Grosse Pointe Blank

ジョンキューザックが殺し屋を演じる、コメディチックなアクション映画!

80年代に卒業した高校の同窓会に仕方なしに行く殺し屋が主人公。 彼はスゴ腕の殺し屋だが、悩みが多く心理カウンセラーにも世話になっているというかなり面白い設定。 会話もテンポよく、殺しのシーンもグロいわけではないので、かなり気楽に見られる映画ですね。

ストーリーもきっちり分かり易いし、アタマ空っぽにして見るにはかなりお薦めの一本! 劇場未公開だそうです。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id84434/

The Color Purple -Musical

改めて、あけましておめでとうございます。 どうぞ今年もよろしくお願い致します。

昨日の大晦日は、LAダウンタウンでミュージカルを見てきました。 「カラーパープル」です。 スピルバーグの監督で映画になっている小説ですが、このミュージカル版です。

トータルで見ると、ものすごく完成度の高いミュージカルですね!! 是非お薦めです。 テーマ自体はかなりヘビーですが、コミカルさやジョークなどがふんだんに入っていて、ものすごく楽しめます。

ただし!! それは英語が普通に分かればのハナシです。 英語のアクセントが強く(黒人のアクセント)、しかも今回は音響に少し問題があったらしく、聞き取りにくい個所も多々ありました。 知り合ったアメリカ人のおばちゃんでさえも分からなかったと言っていました。

ハナシは戻りますが、それでも歌や音楽はすごくよかったです。 特に主役の人は、さすがに主役だけあって、他の人をかなり喰ってしまうくらい上手かったです。 ミュージカルが始めての人は、やはり「ライオンキング」などから入った方が無難ですが、そうでない人はぜひぜひお薦めです。

オフィシャルサイトのURLです。 ビデオなどが見られるので、ぜひチェックしてみてください。
http://www.colorpurple.com/color_purple_sights_and_sounds.php