Deep Impact

しばらく前の映画ですが、お気に入りの映画なのでDVDで見ました。
すごくいい映画ですね〜。 まず、各キャラクターが直接の関係のないばらばらの存在なのに、上手に各ストーリーが織り込まれていて、それぞれのストーリーがあるところ。 宇宙飛行士、彗星を発見した少年の決断、ニュースレポーターの父親との関係など。

それに最後の瞬間が近づいたときの、それぞれの反応には本当に考えさせられます。 自分はこう平静でいられるだろうか?って。 「極限状態における人の反応」という観点ではゾンビ映画と同じ意味で、すごく好きです。

またティアレオーニやイライジャウッドがまだまだ初々しくていいですね!!
この映画はDVDで持っててよかったと思います。

Beowulf

「ベオウルフ」、この映画、アメリカではかなり高い評価を受けているようです。 新聞のレビューなどでは、4つ星でした。 (満点は4つ星)

アンジェリーナジョリーを始めたくさんの実力派俳優が出ているし、それを受けてかなり期待して見に行ってきました。

ストーリーよし、脚本よし、テンポよし、雰囲気よしでしたが、CGの質がぜんぜん納得いきません。 そもそもなんでこの映画をCGでやる必要があるのかなと思います。 顔のアップなどが綺麗にCGが描けているのですが、動きがぜんぜん自然ではないし、馬の動きも宙を浮いているかのようにギクシャク・・・。 せっかくの映画がCGの質だけで台無しでした。

見た後の感触が、同じロバートゼメキス監督の「ポーラーエクスプレス」と同じ、なんとも気持ち悪いカンジです。 CGで映画作るなら、ホンモノと見まちがうくらい完成度を高くするか、もしくはドタバタアニメのように思いっきりCGアニメにするかにしないと、逆に粗さが目立ってマイナスにしかなりません。

かなり残念です。ハナシのネタに見るというならばいいと思いますが・・・。

Enchanted

最近、忙しくて映画がぜんぜん見られませんでした。 振り返ってみれば、7月のTransformers以来です。
映画の難点は2時間(前後の移動時間なども含めると3時間)は少なくとも裂かないといけない点ですね。 でもこれからは来年のアカデミー賞狙いのドラマ系対策がどんどん出てくるので、しっかり見ておかないといけないです。

今回の映画は聞くところによると、構想から練り始めてトータル足掛け10年くらいかけて製作したものらしいです。

これはディズニーの最新作で、アニメーション(ちなみに今時めずらしく手書きアニメーション)と実写のコンビネーション。 普通は実写とアニメーションの混ざったものはあまり好きじゃないんですが、これは逆にコンビネーションだからこそ面白い。

白馬に乗った王子様と結婚式をあげる直前のお姫様が、悪い魔法使いによって現実世界(NY)に送られてしまうというストーリー。
それぞれのキャラクターが、昔ながらのディズニーアニメ映画の典型的なキャラで、そこを上手に使ったジョークがとにかくウマい! 急にお姫様や王子さまが歌って踊りだすところとかは思わず笑ってしまいます。 個人的にはリスのキャラクターがよかったですね〜。

ただし、事前にディズニーランドのパレードを見たり、昔のお姫様が出てくるディズニー映画を見てから、これを見た方が何倍も楽しめます。 家族でも楽しめると思います。 おすすめの一本。