尖閣諸島と漁船問題

尖閣諸島の漁船の問題,色々な側面で興味深い問題ですね。

ざっとネットで調べてみたところだと,正式に日本の国土とはなっていないようですね? (間違っていたら訂正してください)

ですが,今回の件で痛感したのは,中国は資本主義の日本よりよっぽど資本主義国家のようだということです。 スキさえあれば,すかさずカネを絞り取ろうとする(セコ…いや失礼)姿勢は日本もいい人ぶるのは止めて少し見習って欲しいくらいです。 何兆円ものODAをつぎ込んだ挙げ句にさらに搾り取られてどうするんだ??!!っていうところです。

さすがに日本の政治家も賠償要求などはつっぱねたようですが,当たり前だっつーの。
たとえ100歩譲ってこちらに非があったとしても,国際社会で(特に中国や韓国に対しては歴史認識問題などもあるので)一歩譲ったらいくらでも攻め込まれます。

日本の政治家はもっともっとずるくなって欲しいですね。 国内に対しては優しく,国外に対してはひどいヤツというくらいのずるさを持って欲しいものです。 確かに直近では貿易の関係などで損をする方が大きいかもしれませんが,もっと長い目でみたら弱腰の外交をする方がよっぽど損をします。 今の歴史認識問題や教科書問題のようにね。

がんばれニッポン!!

ノウイング Knowing

ニコラスケイジ主演のパニックSF映画です。

50年前の小学生たちが埋めたタイムカプセルから、数字が羅列されたメモを持ち帰った小学生ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)。彼の父親で宇宙物理学の大学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)は、その数列を解析し、激しく動揺する。その数列は実際過去に起きた過去の事故や惨事,さらにこれから先の未来に起こる災難を予知するものだったというストーリー。

前半の数字を解析する下りや,キャラクターの創り込みなどはすごくいいですね。 親子の関係や死んだ妻を想う夫の描き方などいいと想います。 それに男の子は母親を恋しがりながら,父親とうまく折り合いを着けようとする役どころを上手にやっていると想います。 それに飛行機の墜落シーンは,多少CGが粗いような気もしますが「おおっ」と想いました。

一方,残念ながらCGはぱっと見でCGだとすぐ分かってしまいます。
それに後半,宇宙人の存在をちらほらさせ始めたあたりから終わり方が読めてしまいます。 家族の写真の入ったロケットや手話でのメッセージなどの伏線が読めてしまうのは残念ですね。

正直,宇宙人なしでも十分サスペンスチックなヒューマンドラマ映画としていい映画になると思うのですが…。
うーん,評価が難しいですが飛行機で見るような映画,という印象ですね。 見る映画が無ければDVDを借りてもいいかな?というところです。

ルーキーズ Rookies

漫画原作の熱血野球ドラマです。

熱血教師が不良ぞろいの野球部のある学校に転勤してきて,不良を立ち直らせ甲子園を目指すというストーリー。
つまり野球版「スクールウォーズ」です。

ずいぶん流行っていたというので見てよかったとは思いますが,質はどうかなと…。
どんなドラマでもそうなのですが,セリフがすっごーーーーーーーーーーーーーーく不自然。
「オレはおまえらと一緒に甲子園にいきてーんだよ!!」
「おまえ…」とか「○○…(キャラクターの名前)」とか。 実際の生活で一回も人の名前をこんなふうによんだことないですよ…。

それとこのドラマの場合,2つくらいしかない音楽を常にローテーションでまわして使ってるので,後半かなり聞き飽きイヤになってしまいました。 週に1回のペースでみる分には気にならないのかも知れませんが,DVDで続けてみるとかなりキツいものがあります。

最後に全員演技ベタすぎ!!!!!!

最終回の御子柴くんのナレーションは結構よかったと思います。 それと「新庄くん」結構不良の役,うまいかも。

レギオン Legion

今年公開のアクションスリラーです。

モハベ砂漠のダイナーに客としてやって来た老女が突然怪物と化し、店は虫の大群に取り囲まれてしまう。すると、武装した怪しい男、ミカエル(ポール・ベタニー)が現れ、人間を見限った神との戦いを宣言。実はミカエルの正体は、神を裏切り、人類のために立ち上がった大天使だったというストーリー。

冒頭に出てくるおばあちゃん以外は見るところなし。 11時間のフライトの暇つぶしに見ましたが,それでも時間のムダだったかも…。 つまり下の予告編の冒頭だけみればこの映画は完了です。

結論。 時間のムダ。

Scott Pilgrim vs. the World (原題)

アメリカで数週間前に封切りされたCGアクション恋愛コメディ映画です。

主役は「ジュノ」にも出ていたマイケルセラ。 今回は今までのヘナチョコ男とは一風違った役どころなのが新鮮です。
バンドのメンバーで高校生と付き合っている主人公スコットピルグリム。 あるとき夢に出てくる赤い髪の女の子を実際に見かけ一目ぼれ。 高校生の彼女を無残に切り捨て、赤い髪の女の子と付き合い始めるが、彼女には7人の元カレがいて、次々とスコットに襲い掛かってくるのだった、という???なすトーリー。

ここでこの映画を理解するために大事なのは、この映画が「ヘン」な映画であることです。 いい意味でヘンなのですが、元カレが襲ってくるごとに、画面はテレビゲームのように切り替わり、CGをばりばりに駆使したドラゴンボールバリのアクション映画に切り替わります。 そしてやっつけるとゴールドがもらえる、というもの。

アクション以外でもスコットと友達のやり取りやなどかなり笑えるものも多く、そのあたりはマイケルセラの持ち前の飄々としたキャラクターのいいところだけをうまく使っています。 確か監督は「ショーンオブザデッド」のエドガーライト。 展開が少し速すぎるところがあったものの、全体のバランスがギャグ、いいツボをついてきますね~、相変わらず!!

ヘンは映画や独特の雰囲気のある映画が好みじゃない人はダメかも知れないけど、お勧めの一本!!!!! 是非是非でかいスクリーンで見て欲しいですね。 (あ、でも日本の公開の予定はない見たい・・・)