ラーメンガール The Ramen Girl

ブリタニーマーフィー主演の映画です。 ブリタニーマーフィーってぜんぜん知りませんでしたが・・・。

恋人を追って日本に来たのに、体よく振られてしまったアビー(ブリタニー・マーフィー)。 そんなアビーを救ったのは、一杯のラーメンだった。 ボーイフレンドに振られ日本での生活もつらく感じていたアビーはラーメン店で修行をすることを決意。 しかし、店主マエズミ(西田敏行)は酒飲みで短気、アビーに雑用ばかりを命じる。 ある日、ラーメンの達人(山崎努)がアビーの味を認めてくれないと店を辞めるという賭けにマエズミが乗ってしまい…というストーリー。

まず映画としては、つじつまの合わないところがたくさんあり「???」ということが多かったですね~。 たとえば、マエズミの作るラーメンでは人々がニコニコしてしまうという「ショコラ」チックなものがあり、ちょっと微笑ましいと思いながら、見ていたのですが、この「ラーメンマジック」が起きたり起きなかったりなんですね!! 途中で「あれっ?ラーメン食べてるのにニコニコしたりしないなー。 何で?」と思ってしまいます。 そうかと思うとアビーのラーメンを食べて泣いてしまう人がいたりと、戸惑ってしまいました。

それ以外でも「あれっ?つじつま合わなくね?」的なことが多々ありました。 それと勤めてた法律関係の会社もいつの間にか辞めて、ラーメン屋一本で仕事してたみたいですが、ビザはどうしてるんだ? 不法滞在か?と思いました。

ただし!!
外国人が日本の生活や日本人をこう見てるんだな、というところなどはかなり正確だったと思います。
それにアビーが「自分を表現するために」ラーメンを作ったりしますが、マエズミが「おまえはいっつも自分、自分ばっかだな!」というところなどは外国人の自分を中心に考える考え方などを的確にあらわしてると思います。

それと日本人俳優勢、最高の仕事してます!! 西田俊之、サイコーの演技です! まさに機嫌の悪いラーメン職人というカンジです。 特にブリタニーマーフィーの演技が壊滅的なので、特に際立つのかも知れませんね~。 でもアビーが出会う英語の話せる新しいボーイフレンドは韓国人の俳優のようですが、日本人男性俳優、あの程度の英語での演技はこなして欲しいですね!!!
それとマエズミのお母さんにラーメンの味見をしてもらい、アドバイスをもらうのですが、ここはこの映画の最高の見せ場ですね~。 料理の心得の真髄を上手にきっちり見せてくれます。 お母さんの演技も最高!

あまりお勧めするような映画でもありませんが、ちょっとした突っ込み系の笑いが欲しいときにはこの映画、いいかも知れません。

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